平成27年 / 平成26年 / 平成25年
睦月
海つ風 耳に感じてフェブラリーやっぱり髪を切りにいこうか
 すみ&彩華
如月
鉛筆の芯やわらかく春めく日あなたの影を濃くしてしまう
 ちゃむ&きつね
弥生
葉桜に急かされている言葉あり小石が水切り川を渡った
 希和子&椋鳥
卯月
はつなつの両手を風に遊ばせて点字ブロック跨げばもう 海
 しま・しましま&しま・しましま
皐月
湿り気を蓄えている交差点 かっぱの三つ子がスキップしてく
 彩華&彩華
水無月
運命を知らずに夏の大三角なんで壊れていこうとするの
 亜梨&悠
文月
朝顔の色したバスがめざす町たどり着けずに夢から覚める
 サガリ&きつね
葉月
初恋に二百十日の風が吹く雲はくるくる心ぐるぐる
 きつね&宮嶋いつく
長月
夕暮れはブルーミントの冷たさで静かに染める詩集の余白
 404notF0816&miyafi
神無月
バス停に冬を迎えに行く前に渡しておきたい花束がある
 雀來豆&きつね
霜月
つま先がふれてひらいた薄氷ペンギンたちが次々と来る
 彩華&きい
師走
 
  

月は上下優勝