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お題への直球さはこの歌が一番だと思いました。手は繋ぐことのできる関係で、でもさらに一歩踏み込みたい。心拍の合間に(今だ、)(いや、でも)と心の声が聞こえる感じ、よくわかります。 「濃い影」のとらえ方は迷いました。真夏の昼間かもしれないし、煮え切らない自分を表しているのかもしれない。 大葉れい
もう一人の自分の声ですね。今だと押す強気の自分と、何度手をつないでも何もできない自分。「心拍の間から」が効いてる。 小早川
「今」という題であることを考えたときにこの歌が一番題に誠実だなあと思いました。シンプルゆえに難しい題でしたがここまでまっすぐ向き合った詠草はなかったので評価される点だと思います。 なおかつ歌自体もとてもいいですね。(今だ、)の「( )」も「、」もきちんと意味を成していると思います。「心拍の合間」という表現もおもしろいですし、濃い影がそこから見え隠れしているのも想像しやすくて良いです。強いて言えばこの影はどういう意味での影なのか取りにくい部分はありますが、決して悪い含みでもないような気がします(し、そこは重要でない気がします)。 黒猫。
手を繋ぐことでどきどきしている様子が伝わってきますね。 「(今だ、)」とは何を言おう、しようとしているのか、いろいろ想像しました。何度も手を繋いでいる関係性ですから、たぶん告白ではない、キスか?それとも別れの言葉か?などと。「濃い影」も、心の中にあるどこか暗い感情を表しているように思えてしまって…素直に青春だな〜という以外の読み方もさせてくれるお歌だと思います。 亜梨
自分の中の影が「今だ」と伝えてくれるのでしょうね。( )と句点の使い方がユニークです。濃いは恋を想起させていいですね。心拍の合間は緊張したイメージがあるのですが、手を繋ぐと心拍の合間はちょっと飛躍がある印象です。 太田青磁
とても緊張感の伝わるお歌でした。「(今だ、)」の表現も意味のあるもので、しっかりと情景や空気感、覚悟のようなものが伝わってきました。「心拍の合間」の表現も素敵です。ひとつだけ「濃い影」が惜しいなと思いました。もう少し他の表現を突き詰められたらもっともっと良い歌になったと思います。 千原こはぎ
カッコの使い方が巧みに思いました。 紫苑
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