これであっているのですか?何かの暗号でしょうか?わかりません。すみません。
三次則秋
しりとりですね。りか、かかと、とびら。ラッパンツからの語呂のよさが楽しくてつい口に出したくなります。ただ、下句とのつながりがあまりしっくりこなくて、せっかくのアイディアを生かしきれていないかなという気がしました。
大葉れい
りか かかと とびら らっぱ ぱんつ つみき きのう うさぎ でしょうか。「パンツミキノ」は「みきちゃんのパンツ」かと思ってドキッとしました。
なんか、ふたつの情景が浮かんで、どっちを自分の中で採用するか迷います。
まずひとつめは、女子高生のノリ。
呪文みたいな上の句は一読では読みにくいけど、すこし慣れるとコロコロ弾むみたいなリズムで、すこし慣れると面白いというのが若い人の内輪ノリのよう。ラッパンツから音が良くて、加速していくような感じも若いなって思います。
一読したときはシリトリと気づかず「パンツ みきの うさぎ星」だと思って読んでました。すこしバカっぽくて、たわいのない会話、話題がコロコロ変わっていく感じが女子高生っぽい。そんなしょうもない会話をしてるとき、最高に楽しくて、充実してる気がします。全能感というよりは無敵感。気分が高揚するのが楽しい。どんどん楽しくなっていく、それが「いましかできないことのはじまり」なんでしょう。若くて、気分が高揚してて、なんだってできるような気持ちだから、「いましかできない」は「なんでもできる」に近い。全部ひらがなであるところに、茶目っ気というか、悪戯っぽい印象を受けました。それも無敵感によるものかな。しりとりキッカケでこんな風に盛り上がっちゃうのも女子高生っぽい。
ふたつめは、もっとしっとりした大人の雰囲気。
夜道を歩いてて、なんとなくしりとりをすることになって、不意に空を見ると星が出てる。その瞬間、「あ、なんか上手くできてる」って思う。夜道を歩きながら一緒にしりとりするって、わりとそこそこ仲良いと思うんです。そんなひとと歩いてるときに星が出てたら舞台が整えられてるというか、ちょっと背中を押されたような気分になりそう。女子高生のような無敵感はなくても、すごいことをしてるわけでなくても、たしかに、いまやってることはいましかできない。主人公にとって、そう実感できる瞬間だったんだなって感じます。素朴に心からの実感がひらがなになってるのかなーと。
頭はカタカナまみれでラストはひらがな尽くしなのが面白いと思いました。星の漢字で切り替えてるのもいいです。星の前が全部しりとりだとすると、「うさぎ」が他と違ってひらがななのは何故なのか……そこは読み取れませんでした。
ゆら
しりとりで次々いろんなものが現れて、星!と辿り着くかんじが何かのスタートを思わせて、個人的には下句への接続はアリだと思いました。
星がしりとりになってないのはなんだろう。そこまでで「〜星」という星ってことかな。しりとりに現れるものにどの程度の拘りがあるのかは読み取れませんでしたが、一句目付近のリズムはもう少し良くすると気持ちいい歌になったのではないでしょうか。
迂回
うさぎ星の呪文でしょうか?まったく意味はわかりませんが、なにがはじまるのかわくわくとした雰囲気が伝わってきます。(評を読みしりとりだと気が付きました)
太田青磁
声に出して読んでみました。噛みました(笑)目を引く楽しい歌だと思います。
遊糸
しりとりやったのかー。うさぎ星って調べたら、そういううさぎ専門店があるんすね。なのでうえの評にもあるように、ノリってか掛け声的ななんかと読みました。で、「うさぎ星」はオチ的な(ここでみんなで笑う、みたいな)下校途中に歩きながらみんなで言ってそう、わけわからんけど楽しさが伝わってきます。そのわーっ、て雰囲気がうまく下の句に溶け込んで、弾むような一首になってるなあと思いました。
はだし
しりとりだと気付けなくて……。なんだろうとても気になるぞ、とずっと考えていました。記憶に残る歌です。
しりとりを繋げて詠みこんでしまうのが面白いと思います。楽しそうで、言葉の選び方からしても明るく弾けているのが伝わってきました。
不可思転