月の歌会



連歌の花道

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    湿り気を蓄えている交差点ぽつりでふたり離れてしまう

    彩華さん&羽島かよ子さん

    雨が降り出したことで、二人の距離が更に離れてしまったのでしょうか。二つ傘をさす、切なさ、肌寒さがあり、上の句をうまく受けながらしっかりと独自の絵を描けているように思います。
    成瀬山水

    傘を差したら普通は手を繋げないですもんね(相々傘なら相手の側の手で傘を持てば手を繋げないですし、それぞれが傘を差しているのならばいわずもがな)。ぽつりでふたり、のリズム感が好きです。
    塾カレー

    「ぽつり」が、雨のことのようにも涙のことのようにも、または何かこぼした一言という意味でも読めると思います。これも掛詞(とは厳密に違うとしても)的な面白味を持ちながら、ただ上手いだけで終わらない、切ない余韻が漂う良い句だと思いました。「ぽつり」の前か後か、字空けなり読点なりあっても映えそう。
    管理人

    雨が降る前に十分不穏な下地があり、たった一言で関係が変わってしまう臨界点に達しているように読めました。
    もも

    ぽつりでふたり、が一読で分からなかったんですが雨が降って傘をさすと距離ができるということが分かると、巧い表現だと思います。
    何か、離れてしまうときも無言のふたりのような気がする、寂しさの漂う句です。
    彩華

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