ただいま、お土産、帰ると類想語が並んでしまった。新幹線が好きなお子さんならばぜひ新幹線グッズをお土産に。
村田馨
わざわざ一緒にいないあの子の好きな新幹線に乗って、お土産を持ってあの子のもとへ帰る。あの子とは恋人なのか、それとも親戚の子どもや一緒に住んでいない自身の子どもであるのか。いずれにしてもあの子に対する主体の愛情の深さや歌自体の暖かい雰囲気に読んでいてほっこりしました。
多田なの
ただいまと言える人がいること、お土産、あの子、そしてあの子の好きな物。小さな幸せが積み重なった、読んでいてほっとするような歌だと思いました。ただ、ただいまと言えるような関係性なのにどうして「あの子」というちょっと突き放した言い方をするのだろう、一貫性がないように思われます。
菊池あき
出張帰りの親の視点なのかなと思い強く共感しました。あの子は具体的にお子さんをイメージされているのかと微笑ましく読みました。起きている時間に帰れるといいなと感じました。
太田青磁
あの子、と表現する距離感に実はドラマがあるのではと考えてしまいました。
気球
「あの子」が子供だと読みました。はやぶさのおもちゃを是非。
小早川
非常に分かりやすい表現で書かれている分、かえって歌の真意がとり辛くなっているように思えます。下句からは「あの子」が男の子であるような想像が出来ますが、初句にあえて「ただいまと」とした点や「帰ろうか」は簡単には帰れない旅のような印象を持ちました。複雑な背景を感じます。子供が待っている家に出張からお土産を持って帰ろう、というような歌意には読めませんでした。
泳二
作者と「あの子」に距離を感じます。そういう家庭なのか、そもそも実子ではないのか。確固たる判断ができかねます。
村田馨