月の歌会



連歌の花道

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    新しいブーツで君を見上げれば触れそうなほど近い唇

    知己凛さん&気球さん

    新しいブーツを履いたから君に近づけたのか。ヒールが高かったことを示唆しているのか。「見上げる」という動作と「触れそうなほど近い唇」が矛盾しているように感じられるが。
    村田馨

    いつもよりもヒールの高い新しいブーツを履いて、いつものように見上げたところ「君」の顔の距離がぐっと近づいたことに驚いている主体を想像しました。少女漫画や恋愛ドラマのような素敵なワンシーンですね。
    多田なの

    底の厚いブーツをはいたら唇が近くなった。それが、下句の語順がいいのだろう、すーっとクロースアップされて唇が近くに見える、という風に自然に強調されて見えた。更に、「触れそうなほど」からキスの予兆を見せている。そのキスの一瞬前かも知れない緊張感が、体言止めの余韻とともに示されておもしろい。
    菊池あき

    新しく買ったブーツのヒールの高さが君との距離をぐっと近づけているようで、動きが迫ってくるいい歌だなと感じました。触れそうなほど、がうまく効いています。唇が近づく高さを計算して選んでいるのかもしれませんね。
    太田青磁

    新しくなったのはブーツですが、主体にとっては見上げた視界こそ新しくなった心地がしたのではと感じました。世界が鮮やかに切り替わる感覚がきれいに切り取られている気がしてとても惹かれました。「見上げれば」という一語で、元々身長差のある二人、おそらくはここまで距離が縮んだのは初めてなのではという推測が働き、ここからのドラマを想像したくなる歌でした。
    ルオ

    いつもより高いヒールのブーツ。きっと「触れそうなほど」は大袈裟ですが主体にはそう感じられたのでしょう。
    泳二

    絶妙な距離感が好きです。あと、男目線から主体の子を見ると最高に可愛いなあって、思いました。
    坂本 樹

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