月の歌会


連歌の花道

hoshi3

なんたる問3

『イラストで一首』
このイラストをテーマとして、短歌を一首詠んでください。
 イラスト
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by スコヲプ

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記憶されないままの歌 足跡が化石に残る象もいるのに

宮嶋いつくさんの一首

二藍新妻奏一郎毬井七月きつね湊あかり大葉れい木原ねこスコヲプナイス害きい遊糸のの終栗夢恋をしているひらたてる加子

記憶されない歌やすぐに消えてしまう足跡と、像の化石との対比が秀逸だと思いました。イラストともマッチしています。
湊あかり

歌も雪(?)の上の足跡もかたちが残らない。繊細な感覚がいいなと思います。少しリズムが取りにくい感じはしました。
大葉れい

象のように力強く歌を愛する気持ちはあるのに、歌が無形であるゆえに形として残せないことを悲しむ思いが、非常に絵とマッチしていて良かったです。絵そのものはあまり現実的なシーンではないのですが、そこに現実感のある心情を与えられたようで、深く心に響きました。なにかを表現する人が、誰しも思う共通の思いのような、そんな気もしました。
スコヲプ

良い歌。特に後半部分が素敵。
イラストから導かれて勿論それを見事に活かされた作品と思いますが、良い意味でそのビジュアル的な補強に頼ってもいない、よその場にこの一首単品でそのまま持ち込んでもきっと高い評価を得ると思う。力を持った歌だと思いました。
のの

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