月の歌会


連歌の花道

hoshi4

なんたる問4

『ひらがなたんか』
ひらがなのみで一首つくってもらおう、という見た目重視の企画です。テーマは「指」です。ずらっとならぶひらがなの異空間へ是非。

by はだし

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ぽーんってはじいてじゅうえんつくえからおちなかったし ねよっか、ここで

はだしさんの一首

西村湯呑木曜何某迂回中森つん笹谷香菜卯鷺大葉れい加子

10円サッカー、小学生のころよく遊びましたね。
「ねよっか、ここで」の一言で、場所は真夜中の学校なのか、話者は何者なのか、生者なのか死者なのか…と想像が一気に広がるところがすごいと思いました。10円が落ちる落ちないで場の安全を占うという奇妙な論理も、子どもだけの世界の描き方としてうまく、ひらがなの必然性もちゃんとあって見事です。
西村湯呑

表裏でなんか別のこと賭けてたのかな。はだしの言う異世界ぽさのせいか、ちょっとした論理は越えても許せる感じがひらがなにありますね。薄明かりにぼやーっと照らされながらふり向く雰囲気が優しいです。
迂回

選評
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ただの面白いこと書いても平気です


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