月の歌会


連歌の花道

hoshi6

なんたる問6

『連作三首』
自由詠短歌を三首連作として投稿してください。
三首の中でストーリーを持たせたり、ひとつのテーマで三首を共鳴させたり、作法は問いません。

※投稿例(タイトル等は入れないで短歌ごとに空白を一行空けて三首を同時に投稿してください)

短歌1

短歌2

短歌3


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高速道路に突き刺さった星のただ進化形の朝――

by なんたる星

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一斤のほかほかのパン踏んでゆく青いドレスの裾ひらめかせ
一斤のパンごとここへ落ちてきたみんな自分だけが好きでしょ
沼の底で私は時の終わりまであなたを思う 誰も悪くない

秋山生糸さんの一首

恋をしている

一斤のパンが二度も出てきて、しかもそれを踏んだり一緒に沼に落ちたり不思議な世界が非常に魅力的な連作でした。頭に浮かんだのは不思議の国のアリスですね。昔恋人だったほかほかパンと旅をしているのかな、ってそれだとアリス全然関係ないけどともかく「一斤のパン」という微妙に生活臭のする言葉とファンタジームードがごっちゃになっているのが良かったです。「自分だけが好きでしょ」「誰も悪くない」と気持ちがガラッと変わるところも注目です。ハッピーエンドばかりが物語じゃないよなあ、という。とてもとても素敵でした。
恋をしている

選評
名前
 

ただの面白いこと書いても平気です


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