月の歌会



連歌の花道

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    初恋に二百十日の風が吹く洗濯物を寄せる母親

    きつねさん&きつねさん

    おそらく、子どもの初恋のことなんて知らない母親の、日常の風景が見えてそのギャップが面白いなって思いました。
    一番現実味のある句だなと思いました。
    知己凛

    こういう転換の仕方は思いつきませんでした。
    意表を突きながらもきちんと筋が通っていて、上の句の印象を補強しつつ、新たに独自の色も付けくわえられていて上手いなーと思いました。
    miyafi

    な、な、なんですか初恋に急に母親が登場したりして。視点が変わって面白いです。ドラマでシーンがぱん!と変わった感じ。「あら、風が強くなってきたわ。洗濯物取り入れようかしらー」なんて声も聞こえてきそう。で、初恋は?と却って気になります(笑)
    きい

    「お母さんにもかつて初恋があったんだよね」という、子どもの心の声が聞こえてくるような気がして、素敵だなあと感じる付句でした。
    加瀬ナカレ

    心情風景のようで実は写実的な歌のように感じます。
    なんでもない一幕が「二百十日」の影響を受けて
    見事に叙情的になっていると思います。
    古志野光

    上の句からの変化で読者を引きつけ、一首を通して読後にその作中舞台が浮かんでくる。巧いです。
    管理人

    初恋に浮かれている我が子を、何やってるんだか…と冷静に見守る母でしょうか。私には絶対できない発想で、おもしろいなぁと思いました。
    もも

    初恋に全然関係のないと思われる「洗濯物を寄せる母親」。でも、「二百十日の風」の前には絶対に欠かすことのできない安心、安全のための行為。なんだかちぐはぐでありながら筋の通った展開に妙に惹かれました。
    藤 かづえ

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