冬至の歌会
夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智
年末(恒例)の男女対抗歌会 『紅白連歌合戦』
vs
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対戦結果
得票
38 Points
柊木えいかなかな双葉屋ほいる恋をしている小早川泥ロボはだし九条はじめナイス害永乃ゆちかりやどばん悠なかやまななさくらもち遊糸河嶌レイナイルこはぎ中牧正太ヒトデマンひさ弥雨鼠土筆みを管理人悠クニコ鏡が映すものなかの真実五月雨と憂鬱おちゃめ専門学校maiPS迂回する案泳二miyafi月々紛真匿名ボバンちゃんこフォンデュ
選評
こわごわと触って少しずつ相手のことを理解していく恋愛の様を表しているのでしょうか。「桃」という果物自体に性愛の匂いがあるので、ここを「少しずつ」や「そろそろ」といった初々しい言葉が緩和していて作者の真っ直ぐさが伝わってきます。特に結句7音の「そろそろ好きです」の素直な恋への気持ちが、力強くて素晴らしいと感じました。
恋をしている
全体からとてもやわらかな印象を受けました
「桃のように」から「少しづつ」の連なりには
無駄な力がなく、すごく自然に繋がっているように見えました
あとこれはテキスト短歌・連歌ならではの見方だと思うのですが
全体の字面も良かったと思います(漢字かな単語のバランス)
miyafi
得票
12 Points
坦庵愛紗美たける卯鷺ゆりぐもスコヲプ文麿海山本まとものーりーずん温かい図鑑ゆかり
選評
迷いましたがこちらにしました。しちゃいけないのにべたべた触られて、謂わば商品価値が下がっちゃった(笑)所が、「再会」というシニアの哀愁を感じさせました(笑)。紅組さんの歌評を借りると、7句目の漢字5文字や「記念日」が濃くて重たかったかな、と感じました。下の句の受け方はウマイ!!!
文麿