睦月の歌会
夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智
平成30年度 睦月の歌会『下弦の部』
上の句に付ける下の句を出詠ください
詠草リスト
特選(2点)×1票 |
並選(1点)×1票 |
次選(0点)×∞票 |
互選(2点)×1票 |
君の言葉を電車が消した
出詠名
蟻男
首席 / 16点 特×5 並×4 次×2 自×1
互選名 キール知己凛NATURA榊 康さちつるロサ・ブラックティー悠甘酢あんかけ静ジャック藤 かづえ自蟻男
選評名
音だけ聞こえるところに、想像を掻き立てるものがありました。そして画面は降り積もっている雪だけを映している・・・そんな感じがします(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
君は乗って行ったのか、主体が乗っていったのか、駅で名残惜しんでいる二人なのだろうと思え、切なく思いました。
つる
★0
*のあとに続くのに一番しっくり来ました。
知己凛
★0
上の句の内容を消しながらもドラマティックな終わり方の短歌が出来るかな、と思いました。
藤 かづえ
★0
いまを命と咲く椿へと
出詠名
NATURA
2席 / 11点 特×4 並×1 次×4 自×1
互選名 キール榊 康さちつるロサ・ブラックティー悠甘酢あんかけ静ジャック藤 かづえ自NATURA
選評名
寒風吹きすさぶ中、庭で花を咲かせる椿や水仙に、懸命な命の営みを感じて元気を貰ったことを思い出します。上の句をどのように詠われるのだろうと気になり、また”いまを命と”に"瞬間”を詠われていて、集約された力強さを感じ心に残る下の句です!
榊 康
★0
言葉に無駄がなく、なだらかに流れていますね。椿の儚さと強さの両方が見えてきます。
さち
★0
おもわず、白の中に、鮮明に、赤い椿が見えました(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
生きることの厳しさ、命の尊さ、ひしひしと伝わってきます。短歌だとしたらどんな上の句がついていたのか、とても気になります。
静ジャック
★0
「サラサラと白き祝福降りかかる(いまを命と咲く椿へと)」(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
ロサ様との合作のこのお歌、素敵すぎる(*_*)
榊 康
★0
改元の年明けもまた上の句のないまま始まる月の歌会
出詠名
知己凛
3席 / 7点 特×2 並×1 次×5 自×1
互選名 キールNATURA榊 康つるロサ・ブラックティー悠甘酢あんかけ静ジャック自知己凛
選評名
下の句の投稿なのに、1首まるごと詠む大胆さに感心しました。お歌の内容もバッチリですね!
NATURA
★0
もちろん、これを支持します(・▽・)v
ロサ・ブラックティー
★0
忘れてしまいたいチョコがある
出詠名
静ジャック
4席 / 5点 特×0 並×3 次×4 自×1
互選名 知己凛榊 康さちロサ・ブラックティー甘酢あんかけ蟻男藤 かづえ自静ジャック
選評名
受け取ってもらえなかった女の子でしょうか、
変に ぶっきらぼうな対応をした男の子でしょうか、
空白の上の句は「詳細は秘密だけど」という事かと詠ませて頂きました。
どちらにせよ振り返る歳になれば思い出ですね。
蟻男
★0
どんな上の句が来ても受け止めるフラットな下の句、とはいかないかもしれませんが、意外に色々な上の句を面白く展開するかもしれないな、と思いました。
藤 かづえ
★0
評と票をありがとうございました。下の句だけでも案外楽しいものですね。今年もみんなで盛り上げていきましょう!
静ジャック
★0
前の時は、皆さん『白紙』のイメージをうまく使っていましたが、今回は「・・・・」をうまく使った所が良かったです(^^)主体の、言葉にできない思いが、うまく表現されていますよね(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
しあと)(足跡) (スノーエンジェル)
出詠名
悠
5席 / 4点 特×1 並×0 次×4 自×1
互選名 榊 康ロサ・ブラックティー甘酢あんかけ静ジャック蟻男自悠
選評名
音が吸い込まれそうなほどの何もない雪原に、続く足跡とその先のスノーエンジェル。静謐な時間の流れに加え、不思議と光景が鮮明に浮かび上がってきました。「(あ」が省略されているのは、消えかかっている足跡を表現しようとした作者の遊び心でしょうか?何かカラクリがありそうで気になります。
榊 康
★0
雪面にダイブして付ける人型にお洒落な名前がある事を
はじめて知りました(笑)
はしゃぐ子供たちまで思い浮かぶリズミカルさが好きですッ
蟻男
★0
思うに、あしあとの「あ」の部分は、雪のない地面に残されているのですね(^^)ホップ ステップ (ジャ~ンプ) 『天使の痕跡』ナノカナ
ロサ・ブラックティー
★0
なるほど!!ロサ様の解釈の方が私より自然♪詠い始めが雪のない所から始まってたとは!作者様の発想凄い。
榊 康
★0
握りつぶしたサラダ煎餅
出詠名
甘酢あんかけ
6席 / 4点 特×0 並×2 次×4 自×1
互選名 知己凛NATURA榊 康さちロサ・ブラックティー静ジャック自甘酢あんかけ
選評名
う~ん 上の句が欲しい(*_*) サラダ煎餅とあるので炬燵でちょっとした意見の食い違いによる恋人との喧嘩の場面なのか。はたまた寒い中観戦していた応援チームのなっさけない腹立つプレーに、気が付いたら手に持っていたサラダ煎餅が握りつぶされていたとか、餌の少ない冬の時期に池や湖で白鳥や鴨などにたまたま持っていたサラダ煎餅を握りつぶしてあげようとしたのか・・・。色々想像してしまいます。気になるなぁ~上の句(^_^)。
榊 康
★0
皆様お読みいただきありがとうございました。
榊さま 丁寧な評を心より嬉しく思います。ぜひぜひ上の句がもし思い浮かぶようでしたら、こちらにお書きくださいませ!ぜひ読ませていただきたいです!お待ちしております!
甘酢あんかけ
★0
甘酢あんかけ様
いいんですか?サラダで原田さんということで。では榊いきまーす(^o^)/
期待した原田失速ジャンプ観て握りつぶしたサラダ煎餅
長野五輪を観戦していて、原田さん一本目のジャンプを終えた直後の日本中のお茶の間を描いてみました(^_^)観戦で手に力が入っていて、ジャンプ直後に会場の風雪に腹が立ち握りつぶしたみたいな 。ですが2本目の異次元ジャンプは日本中を感動の渦に巻き込みましたね。今思えば一本目のジャンプがあったからこそ、あの名場面が心に焼き付いたように思います。平成の思い出(^_^)
今年も宜しくお願いいたします<(_ _)>。
榊 康
★0
榊さま
わ~~~!ありがとうございます!!!
あの原田の歴史的なジャンプですね!確かにあの名シーンには、サラダせんべいを握りつぶすに値する視聴者の慟哭がありました!
緊張と絶望とそこからの飛躍(そのドラマを知っているから)が感じられる、躍動的かつ茶の間目線で共感できる上の句!!!
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願い致します!(^^)♪
甘酢あんかけ
★0
う~んTVは見ていなかった(^^;)
「ぽとぽとぽん ポツポツと撒く鳥さんコチラ (握りつぶしたサラダ餅)」などと(^▽^) ほれっ ^。)ノシ 豆
ロサ・ブラックティー
★0
書いてて・・・鳥にサラダ煎餅というより鳩に豆でっぽうみたいになっちゃった(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
ロサさま
おおお!ありがとうございます!わわー!鳥への餌やりの光景だとほのぼのしますね~(^^)袋の上から細かく割って、ぽぽいと投げてわらわらと鳥たちが集まってくるあの賑やかさが伝わってきます!
私は、何か強い思いの行き場がなくて、サラダせんべいを握りつぶしてしまったイメージでしたので、こんなにハッピーな仕上がりでうれしいです♪
甘酢あんかけ
★0
あっ!今気づきました「サラダ煎餅」ならぬ「さらだ餅」って書いてる!
昔、人がいっぱい待ってるプラットホームで、階段の陰でしゃがんで「柿の種」食べてる私の前に、大胆にも、痩せたハトが下りて来たので(^^)「柿の種」砕いてやった事がありまして(^^)そのハト・・・だんだんピーナツだけ選んで食べてったムム
ロサ・ブラックティー
★0
甘酢あんかけ様
温かいお返事心に沁みました!上の句に季語を織り込みたく、2月ということで冬季五輪で詠ってみました。当初初句を長野五輪としてたのですが、下の句の強い表現とのバランスでこのように落ち着きました。あのシーンをご存知の方はこの歌で、ののさんも含め“あんたもか“とクスッとして頂けたかな?季語抜きなら歌丸師匠のお好きな甘酢あんかけ様に、笑点のように返してました。例えばドラマで見かけるシーンから「出向で飛ばしたあいつがまた戻り握りつぶしたサラダ煎餅」サラダ煎餅握りつぶした常務役に吉田鋼太郎さん、必ず本店に引き戻されるデキる男に唐沢寿明さんを妄想して一首。他にも煎餅からどん兵衛に発想を飛ばし「どん兵衛がしつこい電話で伸びたので握りつぶしたサラダ煎餅」(間の悪い電話に、一緒に用意されていたサラダ煎餅も犠牲になった編)など。すみません創作意欲湧かない歌ばかりで(^_^;) それではまた(^o^)/~。
榊 康
★0
鳩って抜かりないよね。この前頭部だけ綺麗にはげ上がった鳩が、トボトボと歩いているのを目で追ってしまった。なぜだろう?
榊 康
★0
お二人ともありがとうございました~(^o^)/
楽しかったです~~~!
甘酢あんかけ
★0
人様の所でお返事のお返事とか・・・・すみません(--;)気になってしまって
その鳩、カラスの仕業かも知れません。弱ったハトをつつくのを目撃しました(@@)
最近、ヒタキ系渡り鳥と巣の取り合いで、留鳥シジュウカラが、相手の頭突いてかち割るそうで(@@;)シジュウカラ小さいのにコワッ!と思いました。
ロサ・ブラックティー
★0
閉じてゆく白?塗り変える白?
出詠名
ロサ・ブラックティー
7席 / 3点 特×0 並×1 次×5 自×1
互選名 榊 康さち悠甘酢あんかけ静ジャック蟻男自ロサ・ブラックティー
選評名
雪は積もるのだろうか? ?に外の様子をうかがい気にかけている感じが私には伝わってきました。”閉じてゆく白”に雪で少しずつ埋もれゆく鉄筋もしくは白壁の街並み、結句でその境界を曖昧にしてゆく雪化粧が浮かんできました。雪の日の静かな一日を詠われているように思いました。
榊 康
★0
「~雪は」に続く下の句と読みました。「塗り変える」は「塗り替える」が普通かと思いましたが、敢えて表記を変えているのだとしたら成功していると思います。
さち
★0
いやもう・・・この白紙は(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
ロサ様
情報ありがとうございます。人だけでなく鳩も頭をカラスに攻撃されていたとは!もしやロサさん野鳥お詳しい?僕は「池中玄太80キロ」というドラマの影響でバードウオッチングするようになりました。よろしければまた別の機会に野鳥の話聞かせて(^o^)/
榊 康
★0
窓には<kana>*<:>アスタリスク</kana>でかでか
出詠名
さち
8席 / 2点 特×0 並×0 次×6 自×1
互選名 榊 康つるロサ・ブラックティー甘酢あんかけ静ジャック蟻男自さち
選評名
凍った窓に大きく描かれた結晶の世界。”でかでか”とされたところに共感します!朝日に輝いていたのが印象的だったなぁ~(^_^) 冬の織りなす芸術を愉しむ。このようなところにも冬の楽しみ方がありますね。
榊 康
★0
「うす墨の空見上げれば北向きの(窓には*(アスタリスク)でかでか)」情景が見える様です(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
マツケンサンバでチョコと下校
出詠名
榊 康
9席 / 2点 特×0 並×0 次×3 自×1
互選名 ロサ・ブラックティー甘酢あんかけ静ジャック自榊 康
選評名
一世を風靡したあの・・・歌は忘れてしまいましたが(^^; 小躍りしてかえるんですね(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
ロサ様
評ありがとうございます!小躍りして途中で道に迷いました。バレンタインに全く縁のなかった榊(当時15才)が、チョコを貰った驚きと溢れる思いを何に乗せて表現すれば?あっ!全く関係ないちょんまげ姿でサンバを踊り明かし、ご本人も世間も驚いたあの曲しかない!Apple-Penみたいに自然に結句にくっついちゃいました<(^_^)> 「まさかオーレィ♪オーレィ♪オレッイ!とお礼言ったんじゃないでしょうね」とロサ様突っ込まないでね(^_^)今年も宜しくお願い致します<(_ _)>。
榊 康
★0
花ありがとうございました!今年も宜しくお願い致します<(_ _)>。
榊 康
★0
オーレィ♪ オレーオレー♪ユアザチャンプ♪ユアザチャンプ♪ ヴェルディとかけまして緑花で(^^9
ロサ・ブラックティー
★0
ロサ様
お返事ありがとうございます!「何とかとかけまして!」とか「整いました!」とか好き♡ いやぁ~そう来ましたか!想定外の返しに、うなりました!山田く~ん座布団一枚さしあげて♪と言いたいです。謎めいた花をお贈り頂きありがとうございました(^_^)/
榊 康
★0
令和1年12月21日 年暮れとなってふたたびここに(^^;)
謎の花と言われたので(^^)ヴェルディはポルトガル語のヴェルド「緑」から来ていると思ってましたので(^^)・・・でも調べなおしたら造語でした。
ロサ・ブラックティー
★0
月POINT
順位 | 筆名 | 首席 | 投句 | 選句 | 特選 | 偏差 | EX | 合計 |
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EX内訳
最優+3:蟻男
最黄+2:蟻男
最緑+2:さち
欠評-1:悠
のの+1:全員(管理人欠席のため)
開催後記
蟻男さんが通算2回目の下弦首席でした
ロサ・ブラックティーさんから(多分)全句評をいただきました
榊 康さんから(多分)全句評をいただきました
ありがとうございました