連歌の花道『新月ノ歌会』

聖夜の歌会

新月ノ歌会工事中

夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智

今年イチを決める歌会 Champions Renga『Champions Renga』

新月ノ歌会
平成26年 星 CHAMPIONS RENGA 星

詠草リスト

 

冠裏門をぬけて広がる紅葉坂 黄金比まであと五歩くらい

出詠名 気球 × 管理人
首席 / 14102点 ×4 ×3

互選名 miyafi黒夜行知己凛ちゃむはだしいさごみわ

選評名 きれい。紅葉と黄金っていう言葉が響き合ってるからかな。そこからの五歩ってのもいいですね。裏門から紅葉坂へ、そこからベストの五歩先までへと視点が動いてくので、読んでくとこの色彩のなかを歩いているように感じられてたのしいー。
はだし
★0

みんなにはないしょですする天の川泣きたいときはまたここに来る

出詠名 箔紙 × さとこ
2 / 10072 ×2 ×3

互選名 さとこ黒夜行知己凛野崎アンいさご

選評名 上句の箔紙さんはおそらく「すする」を「泣く」イメージで詠んでないと思う。何かそんな話題が開催当時の選評にもあったような、どんなだったかなって過去ログ開いたらサーバトラブルでぜんぶ消えてた...! ごめんなさい。
最初に上句単品で見た時はどちらかと言えばユーモラスな印象(で票を集めた人気作)だったけど、それを下句でセンチメンタルな切ない一首に化けさせたさとこさんのセンス。連歌の妙を持った一首と思う。
管理人
★0

雨色の浴衣をしぼる高架下 ざあざあ「ごめん」ざあざあ「いいの」

出詠名 迂回 × さとこ
3 / 8058 ×2 ×2

互選名 管理人彩華ちゃむ迂回

選評名 自薦!改めて読むとまた短歌ぽさとは違ったリズムというか展開があってすごく面白い歌になってるなと思いました。
迂回
★0
上句は言葉を挟む隙もない、迂回さんらしからぬ(?)正統派の綺麗な句と思います。
下句は変則的に意表をつきながら、ただ軽い奇抜だけにもならないでストライクゾーンにすとんと収めるような。
合わせてもハマってる。
管理人
★0

呑みごろな地球儀めがけ蛇が飛ぶこれがあさって起こる終末

出詠名 迂回 × 悠
4 / 6044 ×2 ×1

互選名 管理人ガラケー太

選評名 これ「何系」とも言い難い魅力。良くも悪くも(?)短歌っぽくないとも思います。いかにも詩情らしい詩情はないような。けれど文字列を追えば何かカッコイイ、心に刺さるものがある。気にならざるを得ない一首。
管理人
★0

自己紹介するたびワタシがうそになるお弁当には見破られてる

出詠名 詠伝 × 迂回
5 / 4029 ×1 ×1

互選名 野崎アンきつね

選評名

よもぎ摘む造成予定地薄日差し久しきひとは手を振っており

出詠名 白石フランソワ × はだし
5 / 4029 ×1 ×1

互選名 さとこ迂回

選評名 かなりの渋さでいい意味で月の歌会ぽくない。こんなんも出したい。
迂回
★0
柔らかな緑色が目に浮かびます。優しい光に包まれた歌だと思います。
さとこ
★0

舐められて切手のうさぎ飛び出した みっつ跳ねたら君まで届く

出詠名 ちゃむ × さとこ
6 / 4028 ×0 ×2

互選名 miyafiガラケー太

選評名

葉桜を見てマニキュアを取る決意ベビーピンクじゃ闘えないし

出詠名 黒夜行 × みなま
7 / 2015 ×1 ×0

互選名 彩華

選評名

月に棲むうさぎが落としたイヤリング お待ちなさいと天を行くくま

出詠名 ちゃむ × きつね
7 / 2015 ×1 ×0

互選名 きつね

選評名

露草のインクは甘く手紙には書ける漢字がまた増えていく

出詠名 ゆら × さとこ
7 / 2015 ×1 ×0

互選名 みわ

選評名

水瓶で今夜零時に会いましょう『春』の譜面をお持ちください

出詠名 白猫喫茶店 × みなま
8 / 2014 ×0 ×1

互選名

選評名 幻想的でファンタジーな雰囲気が好きです。冬に生まれた短歌ですが、『春
』を水瓶の下で演奏する事で、優しい春が訪れそうに思います。

★0

寒稽古吹き出しのごと息が飛ぶ既読も未読も空へと流れ

出詠名 ちゃむ × ガラケー太
8 / 2014 ×0 ×1

互選名 はだし

選評名


参加者一覧

詠草をいただいた方々
睦月月水瓶で今夜零時に会いましょう『春』の譜面をお持ちください
白猫喫茶店 × みなま
如月月よもぎ摘む造成予定地薄日差し久しきひとは手を振っており
白石フランソワ × はだし
弥生月自己紹介するたびワタシがうそになるお弁当には見破られてる
詠伝 × 迂回
卯月月葉桜を見てマニキュアを取る決意ベビーピンクじゃ闘えないし
黒夜行 × みなま
皐月月呑みごろな地球儀めがけ蛇が飛ぶこれがあさって起こる終末
迂回 × 悠
水無月月雨色の浴衣をしぼる高架下 ざあざあ「ごめん」ざあざあ「いいの」
迂回 × さとこ
文月月みんなにはないしょですする天の川泣きたいときはまたここに来る
箔紙 × さとこ
葉月月露草のインクは甘く手紙には書ける漢字がまた増えていく
ゆら × さとこ
長月月月に棲むうさぎが落としたイヤリング お待ちなさいと天を行くくま
ちゃむ × きつね
神無月月裏門をぬけて広がる紅葉坂 黄金比まであと五歩くらい
気球 × 管理人
霜月月舐められて切手のうさぎ飛び出した みっつ跳ねたら君まで届く
ちゃむ × さとこ
師走月寒稽古吹き出しのごと息が飛ぶ既読も未読も空へと流れ
ちゃむ × ガラケー太

12組 

miyafi[*]さとこ[*]管理人[*]黒夜行[*]ガラケー太[*]彩華[*]知己凛[*]ちゃむ[*]迂回[*]はだし[*][*]野崎アン[*]いさご[*]きつね[*]みわ

15名 


聖夜の歌会Champions Renga