連歌の花道『新月ノ歌会』

弥生の歌会

新月ノ歌会工事中

こ、き、くる、くる、くれ、こいこい初恋の青さもぜんぶかき消せよ風 笠原楓奏(ふーか) × 小泉夜雨

平成27年度 弥生の歌会『下弦の部』

 上の句に付ける下の句を出詠ください

詠草リスト

[今回の投票式目]
特選(2点)×1票
並選(1点)×3票
次選(0点)×∞票
互選(2点)×1票

冠春の星座をひとつもらいに

出詠名 藤 かづえ
首席 / 20点 ×5 ×8 ×2 ×1

互選名 いちかわあさひ知己凛吉川みほきつねまう村田一広404notF0816きいみちくさ井田 直miyafi管理人古志野光宮嶋いつく藤 かづえ

選評名 自転車がかけていく夜空の広がりがあっていい。
いちかわあさひ
★0
夜の発想はなかったので、新鮮でドキッとしました。
吉川みほ
★0
すごくきれいだと思うんですけど、最後の「もらいに」のあとに行くとか向かうとかがないせい(だと思う)で、すかっとペダルを踏み外したような違和感があります。うまく言えないんですけど、この違和感が自分だけのものなのかも気になります。
きつね
★0
前の方の評でありましたが、語尾の省略は気になりませんでした。
省略(言いたいことを言い過ぎないこと)は短歌では大事なことだと思います。
夜を視点にした点がよかったです。
404notF0816
★0
いいですね~ 私には夜の風景を連想することができなかったです。暖かな春の夜なら、ひっ飛び。ピーターパンのように空をお散歩するのも楽しいかもしれません。
みちくさ
★0
疾走感のある句が並んだ今歌会の中でも、特別突き抜けた勢いがあって良かったです。上の句からの飛躍もあって陳腐な歌にまとまってないのもgood!
miyafi
★0
ペダルを踏み込むミクロ的な視点から
星空への移行が、美しいと思いました。

“もらいに”で切っているところも
空間が伸びていくようで、好きです。
古志野光
★0

もういらないね補助輪なんて

出詠名 みちくさ
2 / 17 ×5 ×5 ×5 ×1

互選名 知己凛吉川みほロサ・ブラックティーまう村田一広雀來豆404notF0816きい藤 かづえ井田 直古志野光静ジャック宮嶋いつく彩華みちくさ

選評名 小学生くらいの子かな、このままふわっと飛んでゆきそうな感じを補助輪をはずす事で表現してるのがうまいなと思いました。「いらないね」という呼びかけもやさしい。
吉川みほ
★0
自虐的な補助輪の視点で自転車の持ち主のことを詠んだ歌だと捉えて、大切な人の独り立ちを喜びつつも寂しく見送る人を想像しました。
まう
★0
補助輪がいいですねー♪ 一気に桜の下で子供が楽しそうに自転車に乗る情景になりました。踏み込んで、いらないね、なんて、と何気に語尾をまとめてるところも上の句と繋がり優しく響きます。
きい
★0
成長や節目といった、さくらで喚起されるひとつのイメージをうまく使われたうただなと感じました。お子さんの成長の力強さが、踏み込み、という語から伝わってきます。
井田 直
★0
子供の成長は、ほほえましくも、ほんの少し寂しいもの。進んでいく息子の後ろ姿を腰に手を当てて見守る母親の叙情を感じます。
古志野光
★0
公園とかで自転車の練習をしている子どもを見つめる風景でしょうか。子どもの成長と春の情景は親和性が高いようです。子どもの成長をほほえましくも、少し寂しさを感じる親心がにじんでいるように思います。
宮嶋いつく
★0
子どもに限らず、自分の支えを必要としなくなった人を見送る・見守るような寂しさを感じました
彩華
★0
上の句から「補助輪」を取る練習をしている幼い子供の様子につなげたのが独創的だし、かわいらしいな、と思います。
藤 かづえ
★0

千切れる春は底抜けの青

出詠名 まう
3 / 13 ×3 ×5 ×5 ×1

互選名 吉川みほロサ・ブラックティーきつね村田一広雀來豆404notF0816藤 かづえみちくさmiyafi古志野光宮嶋いつく彩華まう

選評名 がむしゃらにペダルを踏むことって青春っぽいですけど、その青春っぽさによって「春」が千切れてしまうっていうのも青春っぽい青臭さがありますね。青春っぽくて好きです。
きつね
★0
二重季語にとれそうなのが気になりましたが、情景が見えて美しかったです。枝の間から切れ切れの空がみえているのでしょうか(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
千切れる春、がいいですね。勢いがあって好きです。
雀來豆
★0
春に沸き起こる特有の新鮮な気持ち。「千切れる」や「底抜けの」という言葉が、その爽快感を感じさせてくれます。

★0
“詠む”ことに意味のある、音の一首だと感じます。深く意味を考えるよりも、言葉から香る色気のブレンドを楽しみたい。そう、感じます。
古志野光
★0
まぶしい春の青空と、風と花びらを巻き上げて自転車で駆け抜けていく情景が浮かび、また、躍動感を感じました。青春の一コマを感じます。
宮嶋いつく
★0

知らない街などこわくはないわ

出詠名 井田直
4 / 10 ×2 ×4 ×3 ×1

互選名 いちかわあさひ知己凛ロサ・ブラックティーまうつんきい藤 かづえmiyafi静ジャック井田直

選評名 引っ越しでもしたのだろうか。
見知らぬ街へ進学した時に、今からの生活に明るさが溢れている様子が見える。
いちかわあさひ
★0
わたくし事というところが、なんかほほえましく感じました。
ロサ・ブラックティー
★0
結句に心情を持って来たのがうまいと思いました!しかも「こわくはないわ」なんてちょっとひねった言い方をしたりして……新しい街に来て主体が緊張してる事がわかり、それまでの景がぐっと引き寄せられて締まる感じがします。
きい
★0
気の強い少女ですね(笑)これから上京する、希望と自信、そして本当は少しビビっているようで、微笑ましいです。
古志野光
★0

ゲートボールの輪に飛び込んだ

出詠名 静ジャック
5 / 9 ×2 ×3 ×3 ×1

互選名 ロサ・ブラックティーきつねまう雀來豆404notF0816きい管理人宮嶋いつく静ジャック

選評名 大惨事に至らなければよいのですが…
吉川みほ
★0
思わず笑ってしまいました。これ意図的に飛び込んでますよね?
きつね
★0
意外性に一票です(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
ジャパニーズ アリス イン ワンダーランド(笑)瞬間的な跳躍もまた、言葉を使った表現に許された面白さですよね。
古志野光
★0
予想外の展開に惹かれました。主体が若者なのか老人なのか、どちらにしても面白いですね。連歌は上句に寄せてまとめようとすると、どこか一昔前のCMフレーズ的になりがちと思う。きれいにこぢんまりしてしまう。それを振り切るような、とにかく異彩を放ったその姿勢を支持したいです。
管理人
★0

登りに行こう一番坂を

出詠名 雀來豆
6 / 9 ×2 ×3 ×2 ×1

互選名 いちかわあさひロサ・ブラックティー404notF0816サリーB藤 かづえmiyafi静ジャック雀來豆

選評名 一番坂と、その地域では呼ばれているのかな?
疾走感があってよかった。
登りに行こうと言っているので2人とか複数の様子が見えてよかった。
いちかわあさひ
★0
一番坂という具体的な名前が出てきたのが魅力的です。
でも上の句の花びらを巻き込むような疾走感が、(坂を)登るでそがれてしまう気がしました。
きつね
★0
風を感じる疾走感のある歌が並んだ中で、登るという動詞を選んだのが上手でした。がむしゃらな力強さが伝わって、かつ春の雰囲気がそれを重くしすぎない効果とポジティブさを醸し出していていい塩梅だったと思います。
miyafi
★0
どこかに向かう道すがらではなく、わざわざ“登りに行く”んですね。合理的でない行動と“一番坂”が、青々しい春を演出していると思います。
古志野光
★0
一番坂といういかにも本当にありそうな、固有名詞とも普通名詞ともとれる、ぎりぎりの名づけに惹かれました。「ペダルを踏み込んで」を受けて「登りに行こう」としているのもいいな、と思います。
藤 かづえ
★0

置き去りにする月並な日日

出詠名 miyafi
7 / 9 ×0 ×7 ×4 ×1

互選名 ロサ・ブラックティーまう村田一広雀來豆サリーB藤 かづえ管理人静ジャック宮嶋いつく彩華miyafi

選評名 懸命にペダルをこぐと、いつもと違う何か特別なことができるような感じがします。素晴らしい日々を招き寄せようとしているのですね。
静ジャック
★0
転職、脱サラ、上京、などなど。自意識がもたらす社会的反抗期を感じます。若い。青い。でも、いつか彼も許される日が来るのでしょう。
古志野光
★0
日常を「置き去り」にしたい、ポーンとしがらみのない世界へ「ペダルを踏み込んで」行ってみたい、そんな気持ちなのでしょうか。「月並な」という言葉がいかにも平凡な日常を表していていいな、と思いました。
藤 かづえ
★0

君の町までぐんぐんぐんと

出詠名 知己凛
8 / 8 ×1 ×4 ×4 ×1

互選名 ロサ・ブラックティー雀來豆404notF0816サリーBきい藤 かづえ井田 直管理人静ジャック知己凛

選評名 巻き込み、踏み込んで、の畳み掛けを「ぐんぐんぐん」でさらに加速していってる感じがいいですね。
静ジャック
★0
ぐんぐんぐん。向かい風の印象がありました。それもまた、新生活やはじまりの雰囲気を表現していると思います。ぐんぐんぐん。青春ですね。
古志野光
★0
上の句の勢いのままに「ぐんぐんぐんと」進んでるペダルと気持ちが想像されて、読む人が元気の出る下の句だと思いました。
藤 かづえ
★0

ドキドキして見たクラス発表

出詠名 404notF0816
9 / 7 ×1 ×3 ×2 ×1

互選名 吉川みほロサ・ブラックティーきつね村田一広管理人静ジャック404notF0816

選評名 クラス替えのドキドキ感で上句の「踏み込み」の動作につなげてるのですね。
吉川みほ
★0
主体がどれだけクラス発表を楽しみにしていたかが伝わってきます。
「巻き込み」「踏み込ん」「ドキドキ」が心地よいです。
きつね
★0
好きな人でもいるのでしょうか。春のときめきが、上の句に答えを出してくれているようです。
古志野光
★0

 このまま風の向こうがわまで

出詠名 吉川みほ
10 / 6 ×0 ×4 ×8 ×1

互選名 知己凛ロサ・ブラックティー村田一広雀來豆きい藤 かづえみちくさ井田 直管理人古志野光静ジャック宮嶋いつく吉川みほ

選評名 素直に詠まれている歌が多くて迷いました。すんなり詠まれている中ではこれが好きです。
ロサ・ブラックティー
★0
その風の向こう側には……「バックトゥザフューチャー」のようでドキドキしました!
きい
★0
上の句の初動を受け継ぎ、一首として綺麗だと思いました。“このまま”っていう、気持ちわかります。
古志野光
★0

駆け抜けて行く青春だった

出詠名 きつね
11 / 6 ×0 ×4 ×3 ×1

互選名 いちかわあさひロサ・ブラックティー村田一広404notF0816古志野光彩華きつね

選評名 だった、が気になったけど、
同じような光景を客観的にみて懐かしむ様子が良かった。
いちかわあさひ
★0
通学路がこんなかんじだったのでしょうか、それとも心象風景なのでしょうか。過去を思い出している所が、哀惜の情感をさらに増している様に感じて良かったです。
ロサ・ブラックティー
★0
卒業でしょうか。青春の日々は、本当にあっという間に過ぎてしまいますよね。でも、上の句と合わせると、それでも前を向いているという、“卒業”の二面性を感じられます。
古志野光
★0

真っ直ぐな恋に信号は無い

出詠名 きい
12 / 6 ×0 ×4 ×2 ×1

互選名 ロサ・ブラックティーつんサリーBmiyafi静ジャック彩華きい

選評名 すごくキャッチーで、幅広い層に共感してもらいやすい歌なんじゃないでしょうか。個人的には、勢いで読ませられたので字余りは気になりませんでした。
miyafi
★0
恋心を詠っているのに、少し怖い印象を得ました。若い頃の恋愛って、時に狂気的に視界を狭めますよね。これは偏見ですが、女の子を思い浮かべました。
古志野光
★0
恋心を詠っているのに、少し怖い印象を得ました。若い頃の恋愛って、時に狂気的に視界を狭めますよね。これは偏見ですが、女の子を思い浮かべました。
古志野光
★0
すみません、同じの投稿しちゃいましたm(__)m
古志野光
★0

はばたいていくぼくの自転車

出詠名 つん
13 / 5 ×0 ×3 ×2 ×1

互選名 ロサ・ブラックティー雀來豆サリーBみちくさ静ジャックつん

選評名 そのまんまといえばそのまんまなんですけど、そのそのまんまさがいいと思いました。
みちくさ
★0
ついに飛んでしまいましたねぇ(笑)“ぼく”は、少年でしょうか。この頃の妄想力は、羨ましいほどの想像力で、常識や物理法則を簡単に飛び越えます。大人としては、クスッとしてしまう可愛らしさがありますね。
古志野光
★0

泣くたびに過呼吸繰り返す

出詠名 いちかわあさひ
13 / 5 ×0 ×3 ×2 ×1

互選名 まう村田一広つんmiyafi管理人いちかわあさひ

選評名 「過呼吸」の句またがりは息のつまりでしょうか。泣きながら走っているのか、四句までが辛い経験の暗喩で彼女は何度も苦しんでいるのかわからないけれど、一度漕ぐのをやめて休んでほしいです。
まう
★0
深刻な様相をまとった歌になりましたね。しかし、それもまた人の叙情。そういう意味では、素直な一首だと、僕は感じました。
古志野光
★0

知らない町をホームにしてく

出詠名 古志野光
14 / 5 ×0 ×3 ×1 ×1

互選名 吉川みほきつねサリーBきい古志野光

選評名 四月は新しい学校、職場、住居とスタートの季節ですね。新しい町の白地図に書きこむように自転車を走らせる様子に意気込みを感じます。
きい
★0

風を吹き込み勝ちを呼び込む

出詠名
15 / 4 ×1 ×0 ×3 ×1

互選名 知己凛村田一広古志野光静ジャック

選評名 「込」むの繰り返しがおもしろいですね。
きつね
★0
あえて動詞を増やして「込」でまとめたからこその疾走感を感じました。
知己凛
★0
いじっていただいてありがとうございます(笑)そこまで“込んで”いただけると、上の句のミスがうかばれます(笑)
古志野光
★0

哀しみの衣(きぬ)散りぢりに脱ぐ

出詠名 ロサ・ブラックティー
16 / 4 ×0 ×2 ×2 ×1

互選名 吉川みほつんmiyafi静ジャックロサ・ブラックティー

選評名 悲しみの十二単衣を着ていたのでしょうか、ひとこぎごとに一枚一枚と脱いでいく。わかる気がします。
静ジャック
★0
色彩豊かなシーンは、まるで音楽PVのようですね。詩的であり、スローモーションのかかった演出を感じます。
古志野光
★0

星のあかるい空を駆けあがる

出詠名 彩華
17 / 3 ×0 ×1 ×5 ×1

互選名 ロサ・ブラックティー村田一広404notF0816サリーB静ジャック宮嶋いつく彩華

選評名 自転車をこぐ場面、というとETを思い出します。自転車は飛べるんだ!
静ジャック
★0
E.T.を思い出させる青春の歌になりましたね。もしかしたら、夢の中かも。動きのなかに静けさがうかがえます。
古志野光
★0

いま一陣の春風になる

出詠名 宮嶋いつく
18 / 2 ×0 ×0 ×6 ×1

互選名 知己凛きつね村田一広404notF0816藤 かづえ古志野光宮嶋いつく

選評名 この感覚すごくわかります。が、自転車から風っていうのはありがちだと思います。でもきれいなのでちょっといいと思います。
きつね
★0
“一陣”とは、また睨みがきいてますねぇ。視点を人ではなく、風にもっていったのは新鮮で意外でした。
古志野光
★0


Tポイントカード月POINTについて sing-for.month.jp/classic/tpoint.html
三ヶ月Data弥生の歌会下弦の部H28.03.20 up
順位筆名首席投句選句特選偏差EX合計

EX内訳

最優+3藤 かづえ

最黄+2藤 かづえ

最緑+2吉川みほ

上下+1古志野光雀來豆藤 かづえきつねきい吉川みほみちくさ井田直管理人まうロサ・ブラックティー彩華miyafi宮嶋いつく404notF0816知己凛いちかわあさひつん静ジャックサリーB村田一広

欠評-1つん

六連+3雀來豆miyafi404notF0816吉川みほ彩華管理人村田一広

のの+1静ジャック

花Season Cup 『春杯』表彰新月ノ歌会春


新春王 は 雀來豆 さんに決定しました

冠 春の表彰会場へ 冠


月開催後記


藤 かづえさんが初の下弦首席でした

古志野光さんから(多分)全句評をいただきました

通算50回出席: miyafi

通算30回出席: 404notF0816

連続30回出席: 404notF0816


ありがとうございました 花

弥生の歌会下弦の部