連歌の花道『新月ノ歌会』

葉月の歌会

新月ノ歌会工事中

夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智

平成25年度 葉月の歌会『上弦の部』

今月は9月の季語を詠んだ上の句を提出ください


 季語リストに未掲載でも9月に関連する語であれば構いません

詠草リスト

[今回の投票式目]
特選(3点)×1票
並選(1点)×2票
次選(0点)×∞票
互選(2点)×1票

冠気まぐれにとんぼに尋ねる迷い道

出詠名 黒団子
首席 / 25点 ×5 ×8 ×3 ×1

互選名 温かい図鑑はだし硝煙の匂いボバンゆりぐものーりーずん真匿名あかさか遊糸眠いよ群青のファー五月雨と憂鬱管理人鏡が映すものお困りですかmiyafi黒団子

選評名 人生の分岐点に差し掛かっている感じがして、とても好きです。
眠いよ
★0
喋ることの出来ないとんぼがどのような反応を示し、主体はそれをどのように感じ取るのか、下句の色付けで絵のタッチが自由に変化する上句だと思いました。
遊糸
★0
下の句を考えるのが楽しそうだと感じました。迷って迷っていろんな解釈になってつながって、ワクワクします。
鏡が映すもの
★0
迷い道を楽しんでいる人が浮かびました、心に余裕ありそうな大人の。焦らせたい
はだし
★0
初句「気まぐれに」は、ふっと作品をイメージ付ける上手い入り方と思いました。
「女心と~」とも云われる「移ろい」の季節感を漂わせます。
さらに、飛び回るとんぼに道を尋ねる予測不能な状況は「この後」を期待させつつ、
そんなこんなも暢気に過ごす穏やかな風情を好印象に仕上げています。
管理人
★0
下弦上弦の裏連覇で黒団子さんV2でーす ゚*.+ヾ(・∀・。) (わしが育てた)
管理人
★0
よくまとまっている歌だなーと感じました!上弦の部は短い文字数の中で、どれだけ自分の言いたい情報を盛り込むかというところに苦心させられますが、それを追うあまり妙に音頭的というかフレーズめいたものが多くなってくる傾向があるのかなと思います。今回の「迷い道」にも少しそれを感じました。
恋をしている
★0

君の目は月の満ち欠けに似ていて

出詠名 白猫喫茶店
2 / 11 ×2 ×3 ×4 ×1

互選名 ボバンヒトデマン迂回する案遊糸くじらの群青のファー五月雨と憂鬱管理人miyafi白猫喫茶店

選評名 月の満ち欠けっていう身近な不思議現象越しに「君」を覗く様でいて、下の句を考える側の心を露骨に覗きにきてる感じがしてぞくっとしました。
迂回する案
★0
気まぐれなきみなのでしょうか。ドSのきもなのでしょうか。
つかめたと思ってもつかめない様子なのかと拝察します。
ぞくっとしますね。
mai**
★0
なかなか想像をかきたてるナイス上弦です!問題は、月の満ち欠け/に似ていてという切れ方がやや不自然な点でしょうか。「に似ていて」は読んだ時にもあまり気持ちのいい感じではなく、後半のリズムににょろにょろっとした間ができてしまったように思いました。
恋をしている
★0

いわし雲ひとつひとつに名を付けて

出詠名 miyafi
3 / 11 ×2 ×3 ×3 ×1

互選名 温かい図鑑はだしゆりぐものーりーずん迂回する案群青のファー白猫喫茶店お困りですかmiyafi

選評名 ばらばらに散った雲の別れと名前をつけていく、という始まり 秋が持っている2つの要素を兼ね備えていて好きです。 下の句しだいで色々な解釈がうまれそう。
はだし
★0
名前を付けていくという行為に、授業中肘をついて窓の外を眺めているような、心ここに非ず、そんなイメージを抱きます。

解釈出来得る心情の幅が大きいのでとてもいい句だと思いました。
硝煙の匂い
★0
前のお二人も言うように、下の句で様々な解釈をぶっ飛ばせそうで個人的にはいい上の句だと思います。反面、上の句だけだとやや地味な印象があります。雲や星などに名をつけるという発想自体はそれほど珍しくはないので、もうひとつオリジナリティ(リズム、名をつける対象、言葉選び等)が欲しいです。
恋をしている
★0

秋空をまねた幾何学カーディガン

出詠名 あかさか
4 / 10 ×2 ×2 ×2 ×1

互選名 はだし迂回する案白猫喫茶店ナイス害五月雨と憂鬱管理人あかさか

選評名 「秋の空」はWikiで10月の季語でしたが、これは同じ秋なので気になりませんでした。
さらに季語「鱗雲」のような模様を読み取らせるおしゃれな詩文で、
空がデザインされたカーディガンのアイデアもかわいいです。
ただこの独自の雰囲気が、付句のしやすさで意見を分けるかも知れません。
管理人
★0
管理人さんの評を見てなるほどと思いました。秋とカーディガンの相性は確かに良くて、しかもそれだけで終わらせないように「幾何学カーディガン」というユニークな表現も織り交ぜられています。しかし、上の句としてはやはりイメージを限定し過ぎていたのかもしれません。上の句の難しいところです。
恋をしている
★0

無みたいな空に夜食の湯気まいて

出詠名 迂回する案
5 / 9 ×1 ×4 ×3 ×1

互選名 はだし硝煙の匂いボバンゆりぐも群青のファー管理人お困りですかmiyafi迂回する案

選評名 夜空の真っ黒いキャンバスに何かを描くという発想は一瞬自分の中にもあったんですが
さすがに夜食の湯気で描くという発想には至りませんでした
無みたいな空という言い回しには、夜食で説明されている「夜」という意味と重複しない「空虚さ」のようなものが上手く言い含められている気がしました
miyafi
★0
「秋の夜長」「食欲の秋」と秋を広く連想できる季語「夜食」の選択が上手いです。
夜のそこはかとない寂しさと、それも紛らわせる食の喜び。気取りきらず、軽すぎず。
句の中に落差もあって、親近感も持てて、よく練られた作品だと思いました。
管理人
★0
無みたいな空がひっかかりました。無みたいであることは「空虚」とか別の表現があって、それをこのように表現するのは歌の調子を軽くしたいからだと思います(空虚は堅い言葉に見えるので)。しかし、個人的にはこの歌の調子は軽すぎる印象です。
恋をしている
★0
基本的に助詞を抜くと(この場合湯気まいての「を」)、もちろんリズムは整えやすいのですが詩としては軽く見える傾向があると私は感じます。それに更に「無みたいな」(無のような、だとやや硬くなりますが)がくると、歌の部分が強すぎて詩としての力が弱く感じがします。
恋をしている
★0
詠んでいる状況は今回の中でもトップクラスに綺麗だと思います。長々と失礼しました!
恋をしている
★0

聞こえない蝉の話に耳澄ます

出詠名 お困りですか
6 / 8 ×2 ×0 ×3 ×1

互選名 ボバンヒトデマンあかさか黒団子miyafiお困りですか

選評名 すっかり蝉がいなくなった9月
その時期に聞ける筈のないその声を聞こうとするのは
過ぎ去った過去、取り戻せない過去に思いを馳せることの隠喩でしょうか
「澄ます」という語が静けさを演出し、しみじみと深く記憶に潜る主体の画を想像させます
なんとなく悔恨とかそっち系ではない気がしました
miyafi
★0
本来うるさい蝉というものに対して「耳を澄ます」という行為をするのは、作中主体もとい詠者の方の人柄がにじみ出ているようです。これも下の句で面白くなりそうな反面、少し地味な印象です。蝉を扱うのであれば、その激しさと耳を澄ます静けさを同時に表現できていたらよかったかもしれません。
恋をしている
★0

書き出しに恋して深まる秋の夜

出詠名 遊糸
7 / 8 ×1 ×3 ×2 ×1

互選名 のーりーずん真匿名あかさかくじらの眠いよ群青のファー遊糸

選評名 「続きの下の句を見てみたい」と思わされました。
眠いよ
★0
読書の秋ですね!深まるに恋と夜がかかっていて綺麗ですが、これもまとまり過ぎている印象かもしれません。秋の読書フェアのコピーとしてそのまま使えそうなほど整っているけど、コピーに使える≒普遍的過ぎるという風にも言えてしまう気がします。詩にするのであれば、もうひと癖欲しいところです。
恋をしている
★0

おとめ座の男だからと言い訳に

出詠名 鏡が映すもの
8 / 7 ×1 ×2 ×3 ×1

互選名 温かい図鑑ボバンヒトデマンあかさか遊糸ナイス害鏡が映すもの

選評名 「男だから」を「男やから」に脳内変換すると、松本人志の照れ笑いが浮かびます
ナイス害
★0
さて、主体は何に対して言い訳をしたくなったのか、詳しくは下句で!
遊糸
★0
「言い訳に」がいらなかったような気がします。個人的には上の句で自分の言いたいことをすべてを言うために情報を詰め込む必要はないと思います。「おとめ座の男だから」が言い訳だということは言わなくても分かる気がするので、余った文字数で別の要素が盛り込めたのかなと思います!
恋をしている
★0

泣き虫と競ったセミも地に帰る

出詠名 温かい図鑑
9 / 7 ×1 ×2 ×2 ×1

互選名 眠いよ管理人鏡が映すもの握り締めたメモお困りですか温かい図鑑

選評名 真夏に子供と鳴き合ってたセミが、もう短い一生を終える儚さ。
物語性があり人生観がありカタルシスもあって、とても好きな一句です。
難をつけるなら「(7,8月の季語)セミ」の死で9月を詠う変則性をどう取るか。
個人的には、この作品が8月の歌として出てきたら文句なしでした。
管理人
★0
時の流れの速さを感じました、「死」って恐ろしい。
眠いよ
★0
セミが地にかえることで9月を詠っているのはこの上限の部のルールの中で、すごく面白い試みだと思います!
泣き虫とセミのリンクは詩的飛躍としては弱いように感じます。泣き虫→セミ→地にかえるとどれも一本道なので、どこかで曲がって戻ってくる感じの歌だと心に響きやすいと思います。
恋をしている
★0

初めての生姜はピリッとしてたけど

出詠名 ヒトデマン
9 / 7 ×1 ×2 ×2 ×1

互選名 ゆりぐも迂回する案遊糸白猫喫茶店miyafiヒトデマン

選評名 日常の中のふとした気付き、感動を詠む歌は皆がイメージしやすく共感も得られやすいと思います
並びの中で見ると世界が小さく見えがちですが、個人的には収まりがよく良い下の句が集まりそうな気がしました
季が変わる9月に心機一転、何かを始めたくなるような前向きなメッセージが込められていそう
miyafi
★0
「けど」という接続助詞により、上句と下句の間に時間の経過があることを予感させます。付句するなら、主体が成長してどう変化したかが焦点になるでしょう。それは味覚だけの話に収まらず、広がりが期待されます。
遊糸
★0
意図してのことだと思いますが上の句が下の句への架け橋にしかなっていないように思います。上の句だけでも惹きつける魅力が欲しいように感じました。初めてやったり食べたりしたものとして生姜が選ばれているのは意外性があるので、感想がピリッだけではもったいないと思いました。
恋をしている
★0

何気なく 月見バーガー食べている

出詠名 眠いよ
10 / 7 ×1 ×2 ×1 ×1

互選名 遊糸白猫喫茶店黒団子恋をしている眠いよ

選評名 身近な秋ですよね
黒団子
★0
月見バーガーと秋味(ビール)は旬のものですね。
遊糸
★0
無為の意義を歌った一首と思います。作中に出てくるのは(主体と)月見バーガーだけ。
そのシンボルに集約させたのは、「なんとなしな一時」にある価値でしょうか。
ただそれでも、あまりに何気なくて読後の印象はやや軽く感じてしまいました。
管理人
★0
「何気なく」は使いたくなる言葉ですが、個人的には多用は危険な言葉だと思います。そもそも歌を詠む瞬間は「何気ない」場合が多いからです。特に短い文字数でやりくりしなければいけない詩形では、本当に必要な場合だけ使った方がいい気がします。月見バーガーは現代的で面白いモチーフでした。
恋をしている
★0

鈴の音と草が奏でる子守唄

出詠名 五月雨と憂鬱
11 / 6 ×1 ×1 ×3 ×1

互選名 ボバンのーりーずんあかさか遊糸握り締めたメモ五月雨と憂鬱

選評名 詠んでいる状況は綺麗ですが、どこかで見たり聞いたりしたような風景に感じてしまったのが惜しいと思います。どこかに「え?」となる部分や、立ち止まらせる部分があると、美しい情景がさらに美しくなるのが言葉を扱う詩形の面白さなのではと思います。綺麗な言葉で綺麗な風景を詠むのは若干危険です。
恋をしている
★0

モノクロの闇に漂う金木犀

出詠名 ゆりぐも
12 / 5 ×1 ×0 ×2 ×1

互選名 群青のファーお困りですかmiyafiゆりぐも

選評名 白黒の世界に一部色を刺すというのは
対象に特別な意味を持たせるのに効果的な手法だと思います、映画でもありましたね
下の句を付けた場合、その金木犀にどのような意味を持たせるのかで個性が出そう
実際の金木犀はオレンジ色ですが、字の通り金で想像したほうが
綺麗で幻想的な気がしました
miyafi
★0
モノクロの闇というのが実は難しい表現ですね。普通は真っ暗に思う闇に作者は「白」を見出しています。面白いとは思うのですが、この上の句の場合効果があったのかどうかが微妙なところです。
恋をしている
★0
闇に漂う金木犀は実際は匂いですが、色のイメージも喚起させます。白、黒、金木犀で色がありすぎて解釈が難しい句になっている気がします。
モノクロといれたことで、金木犀という色のイメージが一層印象付けられているとみることも可能ですが闇だけで十分だったように私的には思いました。
恋をしている
★0

ふたり指のロケット月へ向かいます

出詠名 はだし
13 / 5 ×1 ×0 ×1 ×1

互選名 恋をしているmiyafiはだし

選評名 句跨り×字余りの破調によって、ロケットが世界を飛び出す突き抜け感を
表現したのかなと思います。でも逆にカクカクした読み心地に感じて…。
破調は「これしかない」形で成立してないと減点にしてます、ごめんなさい。
型破りな表現の模索は応援したいし、歌のストーリーはとても素敵でした。
管理人
★0
初句「ふたり指」と読むのか「ふたり」「指」と読むのかで迷ってしまいました。
そのせいで少しだけ難解に感じてしまったのですが
その分作者独特の表現やリズム、世界観などが強調されていて
かえってそれが魅力にもなっている気がしました
miyafi
★0
ふたりは恋人でしょうか。恋人たちがする遊びはいつも子供じみていて、秘密めいた魅力があります。この上の句で秋の夜長にくだらないけど何かに届きそうな愛のある関係が表現されています。「ふたり指」が解釈とリズムの面で難がありそうです。個人的にはこのままでとても素敵な上の句だと思います。
恋をしている
★0

河原へと集えメランコ芋煮スタ

出詠名 ナイス害
14 / 5 ×0 ×3 ×6 ×1

互選名 温かい図鑑はだしボバンゆりぐも迂回する案白猫喫茶店管理人鏡が映すもの恋をしているナイス害

選評名 プロの芋貴族の憂鬱みたいな。なにをいってるんだ。
迂回する案
★0
言葉の選択に独特の感性を感じます。印象に残り好きな句ですが、下の句を考えた時に私には難しいものでした。出来る事なら、ぜひご本人の完成形を読んでみたいです。作風はとても好きです。
ゆりぐも
★0
田舎の開放感とそこで暮らす人々とみんなで囲む芋煮鍋を思い浮かべました。地元愛に満ちた句だと感じます。
鏡が映すもの
★0
芋煮会は東北の文化ですよね。芋煮会に参加したことのある人とそうでない人の間に温度差があり、知らない人にとっては付句の難易度が高いのではないでしょうか。でも地域色が濃く出ている作品は好きですし、たった17音でここまで躍動感を表現出来るのは巧いと感じました。
遊糸
★0
言葉遊びという点でなかなか面白い歌だと思いました!遊糸さんがおっしゃっていたように、躍動感があるのがこの歌の最大の特徴だと思います。この歌を成立させる下の句が登場すればすごい歌になる可能性を秘めていますが、失敗するとただのダジャレみたいになってしまいそうでスリルのある上の句です。
恋をしている
★0

バスを待つ椅子の傍らコスモスの

出詠名 くじらの
15 / 5 ×0 ×3 ×4 ×1

互選名 はだしゆりぐも遊糸管理人鏡が映すもの握り締めたメモお困りですかくじらの

選評名 秋らしいのどかでやわらかな、PCの壁紙にもなりそうな「良い画」が浮かびます。
ただその素朴さで、並んだ作品から心に引っ掛かる印象は少し弱く感じました。
コスモスから何かシンパシーを得られると、特別な印象に変わりそうです。
上句だけにそこまで求めるのは大変だと理解しつつも。
管理人
★0
田舎のバス停を思い出しました。他の方の評にもありましたが、絵が浮かんでくる句は自分は好きです。「コスモスの」から下の句をつなげるのは難しそうですが、みなさんがどういう句をつくるか気になります。
鏡が映すもの
★0
画が浮かぶというお話がありましたが、短歌にとっても最も重要な要素の一つかと思います。バスを待っている人とコスモスが重なって、寂しくあるいはなんとなくバスを待つ二人(?)の美しい情景が浮かびます。難点はやはり管理人さんが言うように、ここへ惹きつける特別な魅力を付与するかという点かと
恋をしている
★0

休み明け 縮まった距離 少しだけ

出詠名 のーりーずん
16 / 5 ×0 ×3 ×2 ×1

互選名 はだしヒトデマンくじらの白猫喫茶店黒団子のーりーずん

選評名 休みの間二人の間になにがあったんでしょうかね。夏休みが終わることで9月の表現としたのが工夫でしょうか。これもCMかなにかのフレーズめいていて、短歌という「詩」である必要性がやや希薄なのが気になりました。それっぽい言葉の連なりではなく、個性が爆発した歌を個人的にはみたかったです。
恋をしている
★0

秋なすを好きになるほど待ちぼうけ

出詠名 ボバン
17 / 5 ×0 ×3 ×1 ×1

互選名 温かい図鑑硝煙の匂いヒトデマン遊糸ボバン

選評名 秋なすといわれて思いつくのは「嫁に食わすな」ですね。待ちすぎて禁止されてた秋なすを食べて「あらおいしい」なんてパクパクいってしまったんでしょうか。まず解釈が難しいことが難点ですが、下の句で一気に飛躍できそうな感じです。リズムも良いし、もう少し伝わる表現ができていればと思いました。
恋をしている
★0

土手草を雑に分けてく良パンチ

出詠名 握り締めたメモ
18 / 3 ×0 ×1 ×3 ×1

互選名 はだし真匿名迂回する案ナイス害握り締めたメモ

選評名 「良パンチ」はりょうぱんちと読むのでしょうか。見慣れない言葉ですが、意味を解釈させたいのかさせたくないのか分からない中途半端な言葉に見えました。パンチの強さが良なのか、土出草を分けていくという行為が良なのか。いずれにしろこの上の句で何を表現したかったのかが私には不明瞭でした。
恋をしている
★0

座って見た夜空の隅に人ひとり

出詠名 真匿名
19 / 2 ×0 ×0 ×1 ×1

互選名 お困りですか真匿名

選評名 夜空の圧倒的広さとひとりの人間の対比
画としてわかりやすく、その人が何を考えているのか
周りはどうなっているのか
そういったことを下の句に詠み込むことで
ロマンチックにも、メランコリックにも
ペシミスティックにもetc
色々化けそうな句だと思いました
miyafi
★0
夜空の隅というの情景を解釈するのが難しいところです。「座って見た」というのを初句6音に持ってくるのにも、それだけの理由がありそうです。全体的にポツンとした寂しげなイメージはあるので、あとは人にどれだけ解釈させられるかそれでいて個性のある言葉選びなどできれば最良かと思います。
恋をしている
★0



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