連歌の花道『新月ノ歌会』

長月の歌会

新月ノ歌会工事中

変身後のレッドがふんわり優しくて俺も明日からソフランにする ひの夕雅 × 淡海わこ

平成28年度 長月の歌会『下弦の部』

 上の句に付ける下の句を出詠ください

詠草リスト

[今回の投票式目]
特選(2点)×1票
並選(1点)×3票
次選(0点)×∞票
互選(2点)×1票

冠フィルムケースに閉じこめてみる

出詠名 蟻男
首席 / 18点 ×3 ×10 ×0 ×1

互選名 えんどうけいこ404notF0816いちかわあさひ木蓮吉川みほ雀來豆サリーBきい藤 かづえ桜望子古志野光静ジャック蟻男

選評名 木の実ではないですがわたしも(も?かわからないけれど)小さい頃セミの脱け殻をフィルムケースに入れてました。
蝶番
★0
何か大事なことを忘れないようにしたいという思いが「フィルムケースに閉じこめてみる」と表現されているのだろうと思います。でもきっとケースごと忘れてしまいそうで、それを予想して半分あきらめているような気がしました。
えんどうけいこ
★0
子供のころ、自分自身がやったことを思い出した。結局忘れてしまうんだろうなぁ……って特選。
いちかわあさひ
★0
まずフィルムケースを選択されたのが好きです。「フィルム」という言葉に記憶を留めておくというイメージが繋がること。あと、よく小さなものをフィルムケースに保管する、ということのノスタルジーにも惹かれました。
吉川みほ
★0
もうこれまでの評に書き尽くされていますが、「フィルムケース」という選択がうまいです。「木の実」よりも「忘れてしまう」ものの方を取っておきたい、という思いの表れなのでしょう。「閉じ込める」もあまり表面には出てきてほしくない感じをうまく表していると思います。言葉の選択がとてもうまい歌。
静ジャック
★0
フィルムケースという懐かしい、でも身近な(だった?)ものを使った下の句に好感を持ちました。木の実を閉じ込めるのにぴったりの入れ物ですよね。
藤 かづえ
★0

芽吹く春まで眠る思い出

出詠名 坊斎
2 / 11 ×2 ×7 ×7 ×0

互選名 知己凛蝶番404notF0816いちかわあさひ木蓮きつね吉川みほ雀來豆きい藤 かづえロサ・ブラックティー桜望子古志野光蟻男静ジャックえさい

選評名 なるほど。
蝶番
★0
ちょっと説明的だが、景のきれいさに並選
いちかわあさひ
★0
完璧に忘れた!と思ったことを、あとでふと思い出すことがあります。春になればまた思い出すよって言われているようでほのかな明るさがあっていいと思いました。
きつね
★0
上の句から続けて読むと、忘れる落ちる芽吹く眠るといろんな動きが入り過ぎて忙しくなってしまったかなあと思いました。木の実が落ちて春まで眠るとなれば芽が出ることは思いつくので、「芽吹く」は省いて春までのゆったりとした時間を仄めかしても良かったかもと、私的には思ったりはしました。
とは言うものの私はこのお歌が好きです。記憶を冬眠させるような発想がとても素敵で、上の句ともうまく調和していると思いました。
きい
★0
忘れてしまったけれど、完全なる忘却ではない、というところが柔らかな表現で好きです。方向性が自分と似ているので、共感してしまいました。
ロサ・ブラックティー
★0
上の句の寂しさを上手く使って、
期待や希望を醸すことに成功している
とても好感の持てる下の句です。
全体としても矛盾なくグラデーションしているようで
綺麗な歌になったと思います。
強いて言うなら、「芽吹く」という言葉に
「思い出」が呼応しきらないかなと思いました。
古志野光
★0

君が差し出す手のひらに雨

出詠名 きつね
3 / 11 ×1 ×7 ×5 ×1

互選名 蝶番えんどうけいこ404notF0816村田一広木蓮吉川みほきいロサ・ブラックティー古志野光蟻男静ジャックえさいきつね

選評名 季節的にいいですね。
蝶番
★0
木の実を差し出した手の平に雨がポツリと一粒落ちる。「君」の差し出す所作がきれいで、忘れたものを拾いあげてもらったような、そんな繊細さを感じました。
吉川みほ
★0
暖かくてやさしい雰囲気が素敵でした。
ロサ・ブラックティー
★0
木の実を起点に発想し着想を得ようとしていた私には
他の物が音もなく ぽつ と落ちてくる情景は
思いつきませんでしたぁ。
主体に嬉しそうに駆け寄ってくる様や
二人で空を見上げる様子がありありと思い浮かびます。
蟻男
★0
上の句の寂しさを上手く引き継いでいると思います。
傘を差している様子が浮かんできて、素敵です。
古志野光
★0

君が転校生になる明日

出詠名 いちかわあさひ
4 / 10 ×3 ×2 ×5 ×1

互選名 えんどうけいこ村田一広木蓮きつね雀來豆つん藤 かづえ蟻男管理人いちかわあさひ

選評名 淡々とした表現の中に、転校してしまう「君」への思いがつまっているようで、味わい深い歌だと思います。
えんどうけいこ
★0
整った句。これはこれで良いとして瑕とまで思いませんが、ただ一首を見ると、大人の哀愁ある上句に対して学生のいたいけさある下句がやや雰囲気にギャップあるかなと。
管理人
★0
転校する前日、公園のベンチで「君」がベンチに座って缶ジュースを飲んでいて、少し離れた隣で主体がその様子を眺め、淡い哀愁に浸っている。いつ話を切り出そうか・・・・・・。
そんな場面を想像しました。「君」と主体の距離感が感じられた気がします。

★0

 ころころこころ転がってゆく

出詠名 吉川みほ
5 / 9 ×3 ×1 ×5 ×1

互選名 404notF0816木蓮きつねきい藤 かづえロサ・ブラックティー桜望子蟻男静ジャック吉川みほ

選評名 見た瞬間脳内で♪なったでなったでナタデココ~♪ここになったでナタデココ~♪っていう一昔前のCMが流れました。(あれ何のCMだっけ…ヨーグルト?)「ころころこころ」部分いいですね。
蝶番
★0
リズミカルで秋らしい可愛い下の句だと思いました。
404notF0816
★0
上の句の少しもの哀しいイメージから「ころころこころ」のリズムへの流れが違和感なくまとまっていてよいと思いました。
木蓮
★0
上の句と下の句のアンバランスさが気になりました。ですが、忘れることと木の実が落ちることのイメージの重なりと、それが転がっていくことと心が転がっていくことのイメージの重なり、これがなんて言っていいのかよくわからないんですけど、うまく移動していると思いました。
きつね
★0
「ころころこころ」が、リズミカルで好きです。また、上の句の「忘れてしまう木の実」をころころとこころとできちんと受けているのも考えて作られていていいなと感じました。
藤 かづえ
★0

演習林は秋のにおいで

出詠名 藤 かづえ
6 / 9 ×2 ×3 ×7 ×1

互選名 えんどうけいこ404notF0816村田一広いちかわあさひきつね雀來豆サリーBきいロサ・ブラックティー桜望子古志野光静ジャック藤 かづえ

選評名 狩猟とか射撃の演習が想像されました。あるいは…鷹狩り?他にもありそうですね
蝶番
★0
上の句からの覆し方が、一番だったので並選

秋の匂いの後、で、どうなんだろうって考えさせるのがいい。
いちかわあさひ
★0
「演習林」が絶妙でした。結句の言いさしは、いろいろ推敲の余地がありそうですが。
雀來豆
★0
演習林というと、自衛隊の演習林を連想してしまうのですが、・・とすると、これはすごく緊張した状況なのでは?と思うのに、作者はふっと瞬間、季節を感じている。そこに、すごく芸術性を感じました。
ロサ・ブラックティー
★0

それでも芽生え続ける蕾

出詠名 古志野光
7 / 8 ×2 ×2 ×5 ×1

互選名 知己凛村田一広いちかわあさひ木蓮雀來豆サリーBつんロサ・ブラックティー静ジャック古志野光

選評名 忘れられてしまう、それでもけなげな様子がいいなと思った。
いちかわあさひ
★0
前向きなところがイイ。
サリーB
★0
忘れてしまっても、春にはまた出会える。そんな情景がきれいだと思いました。
つん
★0
一つ落ちてもまた新しい蕾が芽生え続ける。生命の力強さを感じさせてくれる歌です。
静ジャック
★0

水のよどみに浮かぶうたかた

出詠名 サリーB
8 / 8 ×1 ×4 ×4 ×1

互選名 えんどうけいこ404notF0816きつね吉川みほ雀來豆藤 かづえロサ・ブラックティー桜望子サリーB

選評名 木の実ときいて上の句決定してからずっとどんぐりのイメージだったのですがこの歌を詠んで初めて松ぼっくりがイメージされました。「水のよどみ」がわたしには意外なところからきて新鮮な感じで(ずっとどんぐりのつるつるのイメージだったので),一方「うたかた」が、木の実落ちただけで泡できるだろうか?と,想像ができず個人的には疑問でちぐはぐな気分です。一応「うたかた」を検索したら最上部に「よどみに浮かぶうたかたは」と出てきてよくある慣用句なのかなという印象を抱き更に検索したら方丈記の一節だったのですね。そう考えるとこの歌は意図されていたら教訓めいた感じを受けますがそれをいうと祇園精舎~とかも類(うつりかわるというような内容部分に関して)として連想され、ではやはりよくある感じなのか、とも思われてオマージュのようには思われずパロディ?という感じでこの歌自体のパンチ力は梱包材のプチプチの何個分かのように感じました(あるのとないのとでも違いますが。)が或いは自分の勉強不足によるものかもしれません。知らない文学がまだまだあるのだと思った一首でした。寝起きに見たので偏ってたらすみません。あと伝わりにくい文章でしたらすみません。評かくのってむずかしいな
蝶番
★0
最初に評かいた者ですがすみません変換ミスのままでした。最初の一文のなかの「詠」は「読」です。
蝶番
★0
文学的な言葉としては好きなのですが、「よどみ」も「うたかた」も、相乗作用でさらに、凄まじく不安をかきたてる言葉でした。主観的にインパクトがありました。これは木の実ですが・・・自分にとっては、忘却とは「沼に沈めた死体」のようなものなので(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0

森にぐりとぐらがいたことも

出詠名 木蓮
9 / 8 ×1 ×4 ×3 ×1

互選名 蝶番村田一広きつね吉川みほつんきい桜望子静ジャック木蓮

選評名 福音館書店
(実はたぶん読んだ記憶がありません……ってこれ?(ちがう))大きくなってから一冊読んだかも。オムレツかオムライス作った……?場面を思い出しました。
蝶番
★0
大人は子供の頃の記憶をどうして忘れてしまうのだろう、という思いに読みました。毎年木の実は落ちますし子供は成長してゆきます。絵本の中の森でぐりとぐらと一緒に遊んだ記憶も、いつかそのうち消えてしまうねというお母さん目線の少し寂しい思いかもしれません。
きい
★0
私も、忘れていたことを思い出しました。
可愛らしくて切ないお歌になったなぁと思います。
桜望子
★0

ポッケにこっそりあけた抜け道

出詠名 桜望子
10 / 7 ×1 ×3 ×6 ×1

互選名 知己凛蝶番404notF0816村田一広木蓮吉川みほきい藤 かづえロサ・ブラックティー静ジャック桜望子

選評名 「あけた」が。
蝶番
★0
ポッケに明けた抜け道からこぼれ落ちた木の実がてんてんと落ちて、ポッケという言葉の選択からも、上句のウエットさから離した可愛らしい仕上がりに持って行く所が良いと思いました。
吉川みほ
★0
異空間に行ってしまうような不思議なポッケ。違和感なく可愛いうたになったと思います。
知己凛
★0
「忘れることもまた必要」なのでしょうね(^^)でも、表現がとても可愛いです。
ロサ・ブラックティー
★0

慌てたリスが追いかけてゆく

出詠名 きい
10 / 7 ×1 ×3 ×6 ×1

互選名 知己凛蝶番村田一広みなサリーB藤 かづえロサ・ブラックティー桜望子静ジャックえさいきい

選評名 「木の実」といえばリスですね。絵本の一場面のような可愛らしさを感じます。
静ジャック
★0
リスを飼ったことがあります。だから、今回作歌の時にこの句と同じ情景を連想しました。(結局違う内容で詠みましたが。)リス、かわいいです。
藤 かづえ
★0

ちりりと鳥の啄みを受け

出詠名 つん
11 / 6 ×1 ×2 ×4 ×1

互選名 404notF0816みなサリーBきい藤 かづえロサ・ブラックティー管理人つん

選評名 鳥が啄んで木の実を落とすように記憶がぽろぽろ落ちていってしまう、というのは、綺麗な表現だと思いました。
ロサ・ブラックティー
★0

子どもとあそぶ暮らしのなかに

出詠名 雀來豆
12 / 6 ×0 ×4 ×3 ×1

互選名 蝶番404notF0816みな桜望子古志野光静ジャック管理人雀來豆

選評名 母(あるいは父)となって子供と遊びながら暮らすうちにまた一つ、また一つ忘れていくことがある。そんなことにある日気づいた。と、読んでみました。綺麗な歌。
静ジャック
★0
親の視点なのでしょうか?その優しい眼差しにぐっときました。
あそぶ、を開いたところに子どもらしさと柔らかさが生まれて暖かい感じがして良いなと思いました。
桜望子
★0
「子供と遊ぶ」という明るい状況と対比させて、
上の句の寂しさを際立たせている、とても上手い下の句だと思います。
好きです。
古志野光
★0

たそがれ時の此の身悲しく

出詠名 静ジャック
13 / 6 ×0 ×4 ×2 ×1

互選名 蝶番えんどうけいこロサ・ブラックティー蟻男えさい管理人静ジャック

選評名 「木の実」と「此の身」の音が合わせてある。音読の楽しさのある句だと思います。
吉川みほ
★0

ここは君と仲直りした道

出詠名 蝶番
14 / 5 ×1 ×1 ×5 ×1

互選名 村田一広みなきい藤 かづえロサ・ブラックティー蟻男管理人蝶番

選評名 思い出の場所に立った主体。懐かしさに浸りながらも、きっと記憶の詳細は少しずつ剥がれて薄まっている。そんなしんみりした情景を読みました。「木の実落つ」と「道」の組み合わせも良いと思います。
管理人
★0

 拾った「トキ」は引き出しの奥

出詠名 ロサ・ブラックティー
15 / 5 ×1 ×1 ×3 ×1

互選名 知己凛蝶番村田一広雀來豆蟻男ロサ・ブラックティー

選評名

「今日は7つも拾った」と君

出詠名
16 / 5 ×0 ×3 ×5 ×1

互選名 知己凛村田一広きつねつんロサ・ブラックティー桜望子蟻男静ジャック

選評名 木の実が記憶(というよりは思い出か)の象徴のようになっていると思うのですが、主体が忘れて行くことを悲しく思う中で、(おそらく主体の子だとおもうのですが)君は新しい思い出をたくさん作っていて、それがとてもまぶしく見えました。
好きなのですが、上の句と下の句のコントラストがきつく感じました。
きつね
★0

 我だけ歳を重ねてゆきぬ

出詠名 えんどうけいこ
17 / 4 ×0 ×2 ×5 ×1

互選名 知己凛404notF0816木蓮雀來豆みな静ジャック管理人えんどうけいこ

選評名 生きているもの同士なら「我だけ」歳を重ねるということにはならないはず。「忘れてしまう」のは亡くなった人の思い出なのでしょうか。上の句と下の句のバランスもよく、読み心地もいいです。
静ジャック
★0

二十年後に会いましょうねと

出詠名 知己凛
18 / 4 ×0 ×2 ×4 ×1

互選名 蝶番404notF0816村田一広きい桜望子静ジャック知己凛

選評名 何の木の実でしょう。
蝶番
★0
木の実の落ちる一瞬と二十年後という長い年月の対比がいいなと思いました。木の実が芽を出して二十年経ったとしたらどれくらい伸びているのでしょうね。人の二十年を考えるといろんな変化がありそうです。
きい
★0

箸間違えられ牛丼虚し

出詠名 えさい
19 / 4 ×0 ×2 ×1 ×1

互選名 蝶番吉川みほみなえさい

選評名

芽吹かぬ種に報いはありや

出詠名 宮嶋いつく
20 / 2 ×0 ×2 ×3 ×0

互選名 えんどうけいこ404notF0816みな藤 かづえ管理人

選評名

 思い出せずにひしゃげてしまった

出詠名 404notF0816
21 / 2 ×0 ×0 ×2 ×1

互選名 村田一広みな404notF0816

選評名


Tポイントカード月POINTについて sing-for.month.jp/classic/tpoint.html
三ヶ月Data長月の歌会下弦の部H28.09.20 up
順位筆名首席投句選句特選偏差EX合計

EX内訳

最優+3蟻男

最黄+2蟻男

最緑+2坊斎藤 かづえ

上下+1吉川みほきい桜望子つん静ジャックきつね藤 かづえ知己凛蟻男えんどうけいこ宮嶋いつくえさい雀來豆404notF0816坊斎蝶番いちかわあさひロサ・ブラックティーサリーB古志野光管理人村田一広

初回+1木蓮

欠票-1坊斎宮嶋いつく

欠評-1坊斎えさい宮嶋いつく

六連+3吉川みほ雀來豆村田一広

のの+1つん

花Season Cup 『秋杯』表彰新月ノ歌会秋


新秋王 は 吉川みほ さんと きい さんに決定しました

冠 秋の表彰会場へ 冠


月開催後記


蟻男さんが初の下弦首席でした

通算50回出席: きつね

通算40回出席: 404notF0816

通算30回出席: 古志野光

連続50回出席: きつね


ありがとうございました 花

長月の歌会下弦の部