連歌の花道『新月ノ歌会』

如月の歌会

新月ノ歌会工事中

夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智

平成28年度 如月の歌会『下弦の部』

 上の句に付ける下の句を出詠ください

詠草リスト

[今回の投票式目]
特選(2点)×1票
並選(1点)×4票
次選(0点)×∞票
互選(2点)×1票

冠仔馬につける名前を決めた

出詠名 雪間さとこ
首席 / 24点 ×5 ×12 ×2 ×1

互選名 真坂きみか知己凛衣未(みみ)蝶番えんどうけいこのぅてんき404notF0816雀來豆きつね木蓮藤 かづえ ロサ・ブラックティー常盤このはきい柳原カシス坊斎静ジャック蟻男雪間さとこ

選評名 なぜか「仔馬」という表記に惹かれました。こうまという登場人物(?)にも。
春雷を単純に直訳するとスプリングサンダー?
競馬の馬にいそうwと思って検索したらいました(笑)作者はたぶん意識したわけではないだろうけど…。
蝶番
★0
下の句が違和感なくていいです。春のさわやかさと、これから成長していく生命の力強さを感じました。「スプリングサンダー」、いいかも。
のぅてんき
★0
愉しい歌。「跳びはねる」が仔馬にかかると読むより、跳びはねているのは「私」の方だと読みたいところ。
雀來豆
★0
遠くでBGMのように鳴る雷の音にあわせて跳びはねる仔馬を想像しました。競走馬だと生まれてしばらくは「ウォッカ(母親の名)17(生まれた年)」と言うように呼ばれ、いずれ正式な馬名がたいがい馬主によってつけられます(いつ決めるのかとかのルールは知りません)。この歌のようなエピソードが馬名の由来になることもありそうですね。
静ジャック
★0
馬名は、前評の「スプリングサンダー」では無い方が、より面白いと思いました。春雷は馬の名を閃く切っ掛けに過ぎない、と読むのが好みです。
坊斎
★0
仔馬の景も可愛いですが、
春雷のように訪れたインスピレーションが主題なのも
好きでした。
蟻男
★0
どんな名前になろうと、足の軽やかな子に成長しそう。
知己凛
★0

カレーうどんの染み二つ三つ

出詠名 きい
2 / 23 ×5 ×11 ×1 ×1

互選名 真坂きみか知己凛蝶番のぅてんき村田一広雪間さとこ雀來豆きつね宮嶋いつくロサ・ブラックティー常盤このは柳原カシスいちかわあさひ坊斎静ジャック蟻男きい

選評名 春とは言うものの、まだ少し肌寒い日、営業で食べ損ねた、遅めの昼食を駅構内の、うどん屋さんで暖まりつつ頂きはじめたところで、春雷が、鳴り響き、思わず、おうどんの汁が跳ねてしまったという絵を連想させて楽しいです。カレーの黄色い染みもミモザのお花や菜の花など、春の小さなお花だと思えば、残った仕事も元気にこなせるというものです。
真坂きみか
★0
染み。上の句と下の句の意外な対比がいいです。お花もカレー色にしました。
のぅてんき
★0
この上句からカレーうどんを引き出すなんて。意外性があり、響きも何だか可愛らしくほっとする印象で、詠んだ方の魅力的な人柄を感じさせます。
歌の内容については、最初の評の方が書いておられることと同じような感想を持ちました。
雪間さとこ
★0
すみません、上の評に訂正です。カレーうどんの染みから春のお花は連想できませんでした。
雪間さとこ
★0
ここでカレーうどんが出てきたことへの意外性に驚きましたし、それでいて自然だと思いました。ロックンロールに思わずカレーうどんが反応して踊り出したように捉えられておもしろいです。
きつね
★0
雷に驚いてうどんを取り落としたのでしょうか、親しみと臨場感があって好きです(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
上の句をしっかり帰着させるバランスと自然なユーモアがあって、いいなと思いました。
常盤このは
★0
がっかり感と高揚感との対比がたまらなく好きです。笑
いちかわあさひ
★0
「カレーうどん」美味しいです。好きです。僕もこの意外性に一票入れます。
静ジャック
★0

いっそ銀河に触れてみようか

出詠名 藤 かづえ
3 / 18 ×5 ×6 ×2 ×1

互選名 真坂きみかえんどうけいこ404notF0816雪間さとこ小泉夜雨雀來豆木蓮宮嶋いつくロサ・ブラックティーいちかわあさひ静ジャック蟻男藤 かづえ

選評名 銀河という言葉が入ったことによって色あざやかになった気がします。
404notF0816
★0
上句を受けて、いちばん自然なつながりだったと思います。
雀來豆
★0
春雷の鮮烈さとダイナミズムがさらに大きな「銀河に触れてみようか」という言葉で広がって、春到来の躍動と高揚感を感じさせます。
宮嶋いつく
★0
閃く雷、煌く銀河、そしてロックコンサートと輝かしいものが並んでいて、ドキドキ・ワクワクしました。
ロサ・ブラックティー
★0
飛び跳ねて、夜通しのライブかな?とも思った。
元気の良さ、ロックンロールからの発展がうまいと思った。
いちかわあさひ
★0

 ヘイつくしんぼ イェイすぷりんぐ

出詠名 静ジャック
4 / 12 ×4 ×2 ×4 ×1

互選名 衣未(みみ)蝶番のぅてんきたかたか404notF0816雪間さとこ木蓮宮嶋いつくロサ・ブラックティーきい静ジャック

選評名 とってもノリがよくて楽しい。
のぅてんき
★0
上句を上手に受けてすごく楽しいお歌になったと思います。何より一番に目を引きました。
春を迎えるワクワク感がすごく伝わってきます。
木蓮
★0
ロックも好きですし、実は雷も好きなので(雷を聞くと、なぜか元気が出る人間なんです(^^;))もうこれは私の気分そのものです。
ロサ・ブラックティー
★0
評としてうまく表現できないのですがなんとも楽しい春のうたになっていると思います。思わず一緒に声を上げてしまいそう。
きい
★0
勢いがあって気持ちいい、一方で「すぷりんぐ」というひらがな表記がまだ駆け出しなのかなとか、かわいらしいなとか感じてしまいました。
たかたか
★0

カエルバンドのライブ始まる

出詠名 知己凛
5 / 8 ×1 ×4 ×6 ×1

互選名 衣未(みみ)404notF0816雪間さとこきつね木蓮藤 かづえ ロサ・ブラックティー常盤このはきい柳原カシス静ジャック知己凛

選評名 花曇りの午後などに遠くから春雷が聞こえ、それを合図に出番だとばかりに演奏を始める蛙たちなのでしょうね。ロックンロール、バンド、ライブと、カタカナを多く使っているにもかかわらず、日本の原風景を連想させます。虫たちが出てきて、花が咲いて、小鳥がさえずる賑やかな春をずっと残したいと思います。未来の春を『沈黙の春』としないよう・・・
真坂きみか
★0
春雷にあわせて跳びはねるカエル数匹が目に浮かぶようで、楽しい気分になりました。観客はカエルか、他の生き物もいるのかもしれませんね。
雪間さとこ
★0
嬉しそうなカエルの姿が浮かびます。ひとつめの評にもあるようにカタカナばかりなのに上の句の春雷という季語も、ロックンロールというフレーズも生きていてとてもいいと思いました。
きつね
★0
「ロックンロールに跳びはねる」からの連想で「カエルバンド」、とても可愛らしいです。
藤 かづえ
★0

 運命ならば始まっていた

出詠名 きつね
6 / 8 ×1 ×4 ×2 ×1

互選名 村田一広404notF0816藤 かづえ ロサ・ブラックティー常盤このは柳原カシス静ジャックきつね

選評名 春の雷はどこか不穏な、気持ちをかき乱すような音がして、不気味さと何かが始まりそうなエネルギーとを感じます。(個人的見解です。)上句の力強さを受けて、そのような春雷の持つドラマチックな面をうまく展開した下句だと思います。
藤 かづえ
★0
ベートーベン交響曲第五番の冒頭部分は運命が扉を叩く音として知られていますが、雷鳴のようにも聞こえます。ロック調の「運命」が聞こえてくるような前の方の評にもあるように劇的な下の句だと思います。
静ジャック
★0

ポップコーンと逃げる家猫

出詠名 蟻男
7 / 8 ×0 ×6 ×7 ×1

互選名 知己凛えんどうけいこ村田一広たかたか404notF0816雪間さとこ小泉夜雨ロサ・ブラックティー常盤このはきいいちかわあさひ静ジャック蟻男

選評名 電子レンジの中のポップコーンも、ただの調理過程ではなく春雷に打たれてはねているのだと想像すると詩的でいいですね。逃げる猫も可愛いです。
ただ、「家猫」だと少し説明的に感じてしまいました。
雪間さとこ
★0
春雷のロックンロール、跳びはねるポップコーン、逃げる家猫。大騒ぎがなんだかアニメを見ているようで楽しいです。身近な題材でいかにも起こりそうな所もいいなと思いました。
きい
★0
最初にイメージしていた景からうまく裏切られたので、一票。
いちかわあさひ
★0

ふたつの傘とはみ出たしっぽ

出詠名 えんどうけいこ
8 / 8 ×0 ×6 ×4 ×1

互選名 衣未(みみ)蝶番村田一広たかたか小泉夜雨きつねロサ・ブラックティー常盤このは柳原カシス静ジャックえんどうけいこ

選評名 狸?
か狐?
蝶番
★0
雷に驚いて思わずしっぽが出ちゃった?
ロサ・ブラックティー
★0
都市伝説化しそう。翌日小学校とかでこの話題で持ちきりになるでしょう。微笑ましい。
たかたか
★0

君よ そのまま僕へダイブで

出詠名 ロサ・ブラックティー
9 / 7 ×1 ×3 ×5 ×1

互選名 真坂きみか村田一広404notF0816雪間さとこ小泉夜雨藤 かづえ きい静ジャックロサ・ブラックティー

選評名 春雷に「きゃーー」と黄色い声を上げて跳びはねている君を眩しく見ている主体を感じます。「そのまま僕に飛び込んで」と言いたいけど言えない、こころの声のような気がしました(笑)
きい
★0
令和2年。コロナのせいで静かなライブ(--;)ロックコンサートなどは、熱狂したら皆肩組んでウェーブしたりもあるんですが、それにダイブする人も数多。・・・・なんて世の中になってしまったのか(沈)
ロサ・ブラックティー
★0

脳内うさぎが恋を告げだす

出詠名 木蓮
10 / 7 ×1 ×3 ×3 ×1

互選名 村田一広小泉夜雨雀來豆ロサ・ブラックティーきい坊斎木蓮

選評名 うさぎのお告げと言うのが可愛いなあと思いました。春雷の激しい音に耳をすませていると、自分の中で揺さぶられる感情に気が付く、それが恋だったんですね!
きい
★0

僕を横目に動かない猫

出詠名 小泉夜雨
11 / 7 ×0 ×5 ×7 ×1

互選名 知己凛衣未(みみ)えんどうけいこのぅてんき村田一広木蓮宮嶋いつく藤 かづえ ロサ・ブラックティー常盤このはきいいちかわあさひ小泉夜雨

選評名 僕と対照的な猫の冷静さが面白い。
知己凛
★0
普通は猫の方が跳びはねそうなのに、ここでは反対に人間の僕が騒いでいるんですね。どっしり落ち着いた猫の表情を考えるとなんだか可笑しいです。
きい
★0
猫は静かに恋に夢中なのだろう。
作者との対比がいい。
いちかわあさひ
★0

子雀たちの発表会は

出詠名 真坂きみか
12 / 7 ×0 ×5 ×6 ×1

互選名 衣未(みみ)えんどうけいこ村田一広たかたか404notF0816雪間さとこ小泉夜雨木蓮藤 かづえ ロサ・ブラックティー静ジャック真坂きみか

選評名 想像すると、ひたすら可愛いです。
衣未(みみ)
★0
ロックンロールに跳びはねてるのが子雀とは意外でした。
(余談ですがすずめというと「おかあさんといっしょ」でやってた「すーずめーがサンバ♪サンバ!」ってサビの曲を思い出します。)
蝶番
★0
発表会は前もって予定されていることだと思うのですが、春雷は(予測はできても)突発的で、それが発表会のプログラムに組み込まれていることにおかしさを感じました。
きつね
★0
小さな雀がギターやドラムを演奏している様子を想像しました。童話の世界のようで楽しいです。
藤 かづえ
★0
集団で高くジャンプして求愛する鳥がいますが、それを真似するかのように一生懸命飛び跳ねている小さな雀たちを想像しました。もちろん求愛目的ではないですが。一人前になって立派に飛び立つためにぴょんぴょん跳ねる姿は応援したくなります。

★0

汗と熱気で霞んだ空だ

出詠名 宮嶋いつく
13 / 7 ×0 ×5 ×2 ×1

互選名 蝶番村田一広小泉夜雨ロサ・ブラックティーきいいちかわあさひ蟻男宮嶋いつく

選評名 春の空気の霞んでいる様子が表現されているようで、いいなと思いました
「汗と熱気」というのもフェスみたいで楽しいです
小泉夜雨
★0
雷のインパクトが強いので発想がそちらに傾きがちなのに、あえて霞んだ空に注目しているところがいいなあと思いました。それでいて汗と熱気と言うロックフェスを思わせる表現も上手ですよね。まるで空の上でフェスが開催されていて大観衆が騒いでいるような気がしました!
きい
★0
霞んだ空にある高揚感と、達成感がいいなと思う。
いちかわあさひ
★0

 視線集めるような指先

出詠名 いちかわあさひ
14 / 7 ×0 ×5 ×1 ×1

互選名 えんどうけいこ小泉夜雨宮嶋いつくロサ・ブラックティー柳原カシス静ジャックいちかわあさひ

選評名 わたしにとって(ここでは指先や手が)美しいと思うロックンローラーが一人いるので目にとまりました。
誰が跳びはねてるのか、「視線集めるような指先」はその跳びはねてる人(?)のだと思うけれどその人物がどんな人か等そこらへん具体的にほしかったです。あとできればその先?
蝶番
★0
春雷のロックンロールにあわせてリズムをとる指、それを数人の人が見つめている。主体もその中の一人、というような景を思い浮かべました。明るくにぎやかな上の句に対して、静けさを感じる下の句。春雷から始まって指先に終わる歌の作りがかっこいい。
静ジャック
★0

八分音符の尾で柴犬が

出詠名 常盤このは
15 / 6 ×1 ×2 ×4 ×1

互選名 えんどうけいこ404notF0816小泉夜雨木蓮宮嶋いつくロサ・ブラックティー蟻男常盤このは

選評名 かわいいですねぇ。語順が逆のほうがすっきりしたかも。
のぅてんき
★0
ロックンロールと音符の呼応が巧みです。しっぽが八分音符みたいというのは面白い比喩ですが、言われてみると確かにそう見えてきますね。はねまわっている犬がかわいらしくて微笑ましい一首になりました。
えんどうけいこ
★0
ロックから音楽つながりで、柴犬の巻き尻尾を「八分音符」にたとえたのが意外性で良かったです。
ロサ・ブラックティー
★0

 今年のツアーも始まったばかり

出詠名 たかたか
16 / 6 ×0 ×4 ×2 ×1

互選名 蝶番のぅてんき404notF0816藤 かづえ ロサ・ブラックティー静ジャックたかたか

選評名 雷のロックコンサートツアーがこの春雷から始まったのですね。これから全国各地を暴れまわるのでしょう。
静ジャック
★0
上評の方のように、私も、雷のロックコンサートかと思ったら、何か楽しくなってきまして(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

命未満のスギの花粉ら

出詠名 須磨蛍
17 / 5 ×1 ×3 ×3 ×0

互選名 村田一広たかたか雪間さとこ小泉夜雨宮嶋いつくロサ・ブラックティー静ジャック

選評名 まだ命とは呼べないスギの花粉が雷の音とともに・・・ギャー!花粉は新しい命となるために飛ぶのであって、それを迷惑に思うのは人間の身勝手にほかならないのですが、辛いです、花粉症。雨が洗い流してくれることを祈ります。
静ジャック
★0
杉花粉アレルギーの身には辛いけど……これもまた春の訪れを描くものとしていいと思います。飛んでくる花粉の、風と雷鳴に飛び跳ねる景。命未満というフレーズもありだと思いました。でも、飛んできてほしくない。
宮嶋いつく
★0
花粉症持ちにとっては命未満とぶった切るのが気持ちいい。冷静に考えるとこの歌ってスギ花粉を命未満と表現する人間のおごりと花粉へのアレルギー症状が現れやすくなった都会生活への皮肉なのでは?考えすぎですかね・・・。コミカルでおもしろいです。
たかたか
★0

桜の花弁とおてんば娘

出詠名 蝶番
18 / 5 ×0 ×3 ×5 ×1

互選名 知己凛えんどうけいこ村田一広小泉夜雨雀來豆きい坊斎静ジャック蝶番

選評名 早咲きの桜にはしゃいでるのかなあと思いましたが、突然の雨に慌てて家に帰る途中かもしれません。おてんば娘のエネルギーがまさに春雷のようですね。
きい
★0

カエルの親子はあかつき覚える

出詠名 404notF0816
19 / 5 ×0 ×3 ×0 ×1

互選名 真坂きみか坊斎静ジャック404notF0816

選評名 道具立ての面白い歌。「春雷」「ロックンロール」「カエルの親子」「あかつき」、関係なさそうで、ちょっとずつ接点もありそうな、そんな感じをうまく捉えているのではないでしょうか。関西人なのでついツッコみたくなる要素が満載です(ここは短歌の場所なのでやめておきます)。
静ジャック
★0
実は私もツッコミたい(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0

僕もカエルも猫もケビンも

出詠名
20 / 4 ×0 ×2 ×4 ×1

互選名 衣未(みみ)えんどうけいこ村田一広たかたかロサ・ブラックティー静ジャック

選評名 「ケビン」って「ピコ太郎」みたいな有名人なのかもしれませんが僕は知らないので一般人として読みました。みんなで跳びはねればとても楽しそうです。ロックしてますね。
静ジャック
★0
ケビンってもしかしてケビン・コスナー?
ロサ・ブラックティー
★0

。<風神/水神/虫や花の芽> 

出詠名 のぅてんき
21 / 4 ×0 ×2 ×1 ×1

互選名 衣未(みみ)村田一広静ジャックのぅてんき

選評名 雷(雷神)のロックンロールに跳びはねている仲間の風神、水神、そこに虫や花の芽を混ぜたところがいいですね。ライブハウスでの演奏をロック仲間以外の可愛い女の子たちが聞きに来ているかのようです。表記の仕方が成功しているのかどうかはわかりませんが、挑戦的な姿勢は素晴らしいと思います。
静ジャック
★0

目覚めた栗鼠もしちゃうヘドバン

出詠名 衣未(みみ)
21 / 4 ×0 ×2 ×1 ×1

互選名 のぅてんきたかたかロサ・ブラックティー衣未(みみ)

選評名 思わずヘドバンした栗鼠がディズニーアニメ風に見えちゃいました(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
急に春雷が聞こえてきて、これは自分の出番だと思ってヘドバンをし出したのでしょうか。一所懸命小さな体を動かしている様子が目に浮かびます。筋肉痛にだけ気を付けてほしいです(笑)
たかたか
★0

お前のギターを今かき鳴らせ

出詠名 柳原カシス
22 / 3 ×0 ×1 ×5 ×1

互選名 蝶番404notF0816きつね藤 かづえ ロサ・ブラックティーきい柳原カシス

選評名 ロックンロールというフレーズにギターが出てきてやや安直な感じはするのですが、「今度はお前の番だ!」っていう感じが伝わってきて好きでした。
きつね
★0
なんと言いますか、雷の音に負けないように、ギターをかき鳴らしている情景が浮かびまして、これもすごく好きなんですが、泣く泣く次選に(T-T)
ロサ・ブラックティー
★0
春雷と競い合うようなギターの音が聞こえてきそうです。「今」のひとことと結句の命令形が臨場感を盛り上げていると思いました。
きい
★0

<kana>心<:>おれ</kana>よも少し<kana>身<:>おれ</kana>と歩こう

出詠名 坊斎
23 / 3 ×0 ×1 ×0 ×1

互選名 ロサ・ブラックティー坊斎

選評名 よく、びっくりした時、「心臓が飛び出しそう」と言うのを思いおこしまして。洒落た感じで決めているのが素敵だと思いました。
ロサ・ブラックティー
★0

 あぶない!でも、綺麗な雹だ

出詠名 雀來豆
24 / 2 ×0 ×0 ×2 ×1

互選名 村田一広静ジャック雀來豆

選評名 春雷はよく雹を伴うそうで、きちんと「春雷」を調べてくれてそれが生きていることに好感を覚えました。
きつね
★0

神様死んだ自分は生き生き

出詠名 えさい
25 / 0 ×0 ×0 ×2 ×0

互選名 たかたかロサ・ブラックティー

選評名 「神様死んだ」はニーチェの「神は死んだ」を思い出すのですが関係ないですよね。ついでにいうとこの短歌でそう出てきたのはなぜなのか、その関連性がよくわからなかったです…(-_-;)
春雷→天空とか自然現象→神 という連想?
ここでの四句は春雷で「神様死んだ」ということでしょうか。
仮にそうだとしたら,捉え方によっては万物を作った/司る神が自分で作った/管理下にある春雷で命を落とし(たが)(神が作った)人間であるであろう作中主体が「生き生き」という皮肉?をおもしろいと捉える読み手もいるかもしれないとは思いました。(※考えた結果。)

わたしは信仰してる特定の宗教があるわけではありませんが読み心地はよくなかったです。神という概念を安直に扱っている感じが。(そう考えるとある意味「神様死んだ」が実際作者にとってそうともとれますが。たぶんニーチェが言った内容とも多少リンクする感じで。でもまぁニーチェ関係ないのかな?ここでは)
短歌が字数的に手軽なのもわかるけれど。
「表現の自由」掲げたりとか規制する/しないの規模の場所ではないけれども…んー、あまり考えてないのか。考えてないのかなという印象でした。
「自分は生き生き」は上の句の感じとか春の生命力とかを汲んだのだろうなと思いました。
蝶番
★0
今ふと、ロックの神といわれる人が死んだことを言ってるのかな?思いました。
ロサ・ブラックティー
★0

天のギターだダンスを踊れ

出詠名 信りさこ
25 / 0 ×0 ×0 ×2 ×0

互選名 藤 かづえ ロサ・ブラックティー

選評名 ああホントに雷バックバンドに踊れたら。ロックも、ヘビメタも、デスメタも好きなんですよ。
ロサ・ブラックティー
★0


Tポイントカード月POINTについて sing-for.month.jp/classic/tpoint.html
三ヶ月Data如月の歌会下弦の部H29.02.20 up
順位筆名首席投句選句特選偏差EX合計

EX内訳

最優+3雪間さとこ

最黄+2雪間さとこ

最緑+2蟻男小泉夜雨

上下+1きつね藤 かづえきい常盤このはいちかわあさひ知己凛静ジャック宮嶋いつくたかたか404notF0816小泉夜雨えんどうけいこのぅてんき坊斎木蓮雀來豆蟻男ロサ・ブラックティーえさい村田一広柳原カシス

初回+1衣未(みみ)柳原カシス信りさこ

欠票-1須磨蛍えさい信りさこ

欠評-1須磨蛍柳原カシスえさい信りさこ

六連+3きつねロサ・ブラックティー坊斎

のの+1全員(管理人欠席のため)

月開催後記


雪間さとこさんが通算5回目の下弦首席でした

さとこさんが雪間さとこさんに改名しました

通算60回出席: きつね

通算50回出席: 404notF0816

連続60回出席: きつね


ありがとうございました 花

如月の歌会下弦の部