連歌の花道『新月ノ歌会』

文月の歌会

新月ノ歌会工事中

こ、き、くる、くる、くれ、こいこい初恋の青さもぜんぶかき消せよ風 笠原楓奏(ふーか) × 小泉夜雨

平成30年度 文月の歌会『上弦の部』

今月は8月の季語を詠んだ上の句を提出ください


 季語リストに未掲載でも8月に関連する語であれば構いません

詠草リスト

[今回の投票式目]
特選(2点)×1票
並選(1点)×3票
次選(0点)×∞票
互選(2点)×1票

冠膝小僧あちこち向いて夏座敷

出詠名 外川菊絵
首席 / 15点 ×2 ×9 ×6 ×1

互選名 さち甘酢あんかけもーたろ衣未(みみ)寿々多実果藤 かづえきいロサ・ブラックティー知己凛常盤このは蟻男えさいきつね静ジャック宮嶋いつく外川菊絵

選評名 楽しそうな夏の雰囲気が伝わってきます!
甘酢あんかけ
★0
楽しげで愛らしいです。
衣未(みみ)
★0
お盆に家族が集まって、大人も子供もくつろいでいるようすが目に浮かびました。夏座敷がいかにも日本の夏という感じです。
きい
★0
正座、胡坐、横座り、体育座り……お盆にお座敷に集まったみんなの笑顔まで見えてくるようです。
寿々多実果
★0
とてもいいなと思ったのですが、下の句は必要だろうかと考えてしまいました。里帰りで賑やかな座敷がぱっと浮かんで素敵だと思います。
きつね
★0

蜩の天から地から聞こえきて

出詠名 藤 かづえ
2 / 13 ×4 ×3 ×3 ×1

互選名 さち甘酢あんかけもーたろきいロサ・ブラックティー常盤このはえさい静ジャック宮嶋いつく藤 かづえ

選評名 美しいような怖いような、不思議な気分にさせられました。
さち
★0
夕闇迫る中、蜩の声が周囲の空気を支配している景は圧巻だ。
もーたろ
★0
カナカナカナと四方八方から響くような蜩の声を聞く夏の夕暮れですね。この何とも言えない不思議な感覚を下の句で表せたらなあ。
きい
★0
カナカナと鳴き声の響く中、どこか別世界に連れて行かれるような感覚を上手く表現されていて素敵です。
常盤このは
★0

流れ星握ったままで走り出す

出詠名 きつね
3 / 13 ×2 ×7 ×8 ×1

互選名 さち片手間村田一広衣未(みみ)キール藤 かづえきいロサ・ブラックティー知己凛常盤このはかくとだにえさい静ジャック宮嶋いつくきつね

選評名 想像力の試される一首だと思います。下の句でどんどん世界が広がって行きそう。月の歌会ならではの楽しみ方ができそうです。
きい
★0
絵本の世界に引き込まれるようにこの上の句に惹かれました。自然と下の句を考えたくなる、下の句を引き出してくれる上の句だと思います。
キール
★0

後ろ手に団扇を帯に挟む君

出詠名 常盤このは
4 / 11 ×2 ×5 ×5 ×1

互選名 NATURA甘酢あんかけもーたろ村田一広衣未(みみ)寿々多実果藤 かづえロサ・ブラックティー知己凛外川菊絵静ジャック常盤このは

選評名 夏祭りの浴衣の帯でしょうか? 艶っぽい女性の仕草には、ハッとさせられますね。
NATURA
★0
上評の方のおかげか、帯に団扇を挟むのに、後ろを向いた彼女の、アップにした髪型のせいで、ふと見えるうなじが艶っぽい(^^)という情景が見えるようで思わず入れました。
ロサ・ブラックティー
★0
お祭りデート?で男の子が好きな女の子のしぐさにドキッとさせられている情景が浮かびました。いいなあ青春。

★0

さりげなく胸のすきまに遠花火

出詠名 静ジャック
5 / 9 ×2 ×3 ×8 ×1

互選名 NATURAさち甘酢あんかけ片手間もーたろキールロサ・ブラックティー外川菊絵蟻男古志野光えさい宮嶋いつく静ジャック

選評名 遠くに聞こえる花火の音は、夏の夜に何やら人を哀しく人恋しくしくさせますね。
NATURA
★0
寂しげだけれど、下句でぐっとドラマチックになったらいいです。
外川菊絵
★0
「さりげなく」が「遠花火」を呼び込んでいるようで
言葉の組み合わせ方が素直で綺麗だと思いました。
古志野光
★0

涙とは線香花火のひとしずく

出詠名
6 / 9 ×2 ×3 ×4 ×1

互選名 さち片手間藤 かづえロサ・ブラックティー蟻男古志野光静ジャック宮嶋いつく

選評名 涙といえば水のイメージなところを、逆に火に例えたのが素敵だと思いました
片手間
★0
とっても素敵なのですが、これだけで完結しているようで、下の句を作ると蛇足になりそうです。
完成度が高い句だと思います。
知己凛
★0

見送りのほおずき横丁色づいて

出詠名 ロサ・ブラックティー
7 / 9 ×1 ×5 ×7 ×1

互選名 さち甘酢あんかけ村田一広衣未(みみ)藤 かづえきい外川菊絵常盤このは蟻男かくとだに古志野光静ジャックロサ・ブラックティー

選評名 ほおずき横丁を調べてみましたが、見つけることができませんでした。路地にほおずきがたくさん色づいているのか、あるいはほおずき市が行われているのでしょうか。見送りに紅いほおずきというのがとても似合っていて印象的だと思いました。
きい
★0
どんな見送りなのか、次を期待させて引き付ける鮮やかな色、と時間の経過が見てとれる。わくわくします。
外川菊絵
★0

朝顔の咲くを見ぬまま帰る君

出詠名 キール
8 / 9 ×1 ×5 ×6 ×1

互選名 NATURAさち甘酢あんかけ片手間村田一広寿々多実果ロサ・ブラックティー知己凛古志野光静ジャック宮嶋いつくキール

選評名 逢瀬のあとの朝帰りを見送っているドラマのワンシーンのような情景ですね。
NATURA
★0

イヤホンに夏の終わりを告げられて

出詠名 きい
9 / 8 ×2 ×2 ×7 ×1

互選名 片手間村田一広キールロサ・ブラックティー常盤このは蟻男えさいきつね静ジャックきい

選評名 イヤホンに告げられるのがいいなと思いました。

★0
どんな曲が流れていたのか想像が膨らみました。
きつね
★0

短冊に見覚えある文字ゆらめいて

出詠名 もーたろ
10 / 8 ×1 ×4 ×7 ×1

互選名 NATURA甘酢あんかけ村田一広寿々多実果キール藤 かづえロサ・ブラックティー知己凛外川菊絵常盤このはえさい静ジャックもーたろ

選評名 商店街とかでしょうか。少し開けた場で目にする文字と願い。切なさが込み上げそうです。
外川菊絵
★0

真っ白な雲に追われて靴飛ばす

出詠名 知己凛
11 / 8 ×1 ×4 ×5 ×1

互選名 さち衣未(みみ)藤 かづえきいロサ・ブラックティー外川菊絵常盤このはきつね静ジャック知己凛

選評名 圧倒的な白い入道雲、それに追われるように走る人、そして飛ばされる靴と視点がどんどん絞られてゆくのが楽しいです。夏らしい勢いもあっていいなと思いました。
きい
★0
子どもの夏といった情景が懐かしく、明るい広がりがあると思いました。
外川菊絵
★0
上の句だけを見ると爽快な夏というイメージです。でも下の句次第で豹変するかもしれませんね。動きのある、とても夏らしい上の句だと思います。
静ジャック
★0

この夏にさよならをしよう 火を灯す

出詠名 かくとだに
12 / 8 ×1 ×4 ×3 ×1

互選名 さち片手間村田一広キールロサ・ブラックティー蟻男かくとだに

選評名 シチュエーションはきっと違う・・と思いつつも、深いところで、考える事はもしや同じなのでは、と感じまして。・・・入れてみました。
ロサ・ブラックティー
★0
さあて、下の句で何に火を灯しますか。
実際に灯すもの、概念上のもの、
直喩でも隠喩でも素敵な“さよなら”を描きたいものです。
蟻男
★0

兵児帯が揺れる踊りの輪の中で

出詠名 寿々多実果
13 / 7 ×1 ×3 ×5 ×1

互選名 甘酢あんかけ村田一広衣未(みみ)藤 かづえロサ・ブラックティー常盤このはえさい静ジャック寿々多実果

選評名 金魚の尻尾のようなゆらゆらかわいい後姿が目に浮かびます。
甘酢あんかけ
★0
幼い子の浴衣を着た後ろ姿、兵児帯が盆踊りの輪の中で揺れる様が目に浮かびます。可愛いらしい!
常盤このは
★0
動きが見える上の句、生き生きしていていいな、と思います。
藤 かづえ
★0

忘れたくないな花火の音よりも

出詠名 片手間
14 / 7 ×1 ×3 ×2 ×1

互選名 もーたろ村田一広寿々多実果ロサ・ブラックティーかくとだに片手間

選評名 花火の音は重要だし(花火というイベントに占める割合が)、忘れられないものだと思います。それより忘れたくないものって何だろうと考えると楽しく想像が広がりそうです。
藤 かづえ
★0

朝顔を摘んで色濃く染まる指

出詠名 衣未(みみ)
15 / 6 ×1 ×2 ×13 ×1

互選名 NATURAさち甘酢あんかけ片手間もーたろ村田一広寿々多実果藤 かづえきいロサ・ブラックティー常盤このは古志野光えさい静ジャック衣未(みみ)

選評名 朝顔の花の色に染まる指先は、恋人のものであるようにも、子供のものであるようにも思えます。
NATURA
★0
咲き終わった花がらを摘んだのでしょうか、思いがけず濃い色に染まってしまった指先。。。。そこに心の動きを感じます。
きい
★0

喩えれば入道雲と月のよう

出詠名 蟻男
16 / 6 ×1 ×2 ×4 ×1

互選名 甘酢あんかけ村田一広キール静ジャック宮嶋いつく蟻男

選評名 何と何を入道雲と月に喩えているのか。いろんな切り口から考えられそうで、わくわくします。

★0

十五年振りに花火を買ったのは

出詠名
17 / 5 ×0 ×3 ×6 ×1

互選名 甘酢あんかけ村田一広寿々多実果キールロサ・ブラックティー蟻男かくとだにきつね静ジャック

選評名 「十五年」という月日に何か意味がありそうです。花火にまつわる何かなのでしょう。失恋?それとも・・・
静ジャック
★0
十五年ぶりというと、例えば子どもだった人が成人して、とか、若者が壮年になって、とか、孫が出来た初老の方とか、色々な人生模様が見えるようで楽しい下の句が付きそうです。
藤 かづえ
★0

あさがおの柔らかいひだに触れた手で

出詠名
18 / 5 ×0 ×3 ×4 ×1

互選名 NATURA片手間もーたろ寿々多実果キールロサ・ブラックティー静ジャック

選評名 あさがおの花びらの感触を思い出しました。動物とは違った命の感触。さて下の句はどのように展開していくのでしょうか、楽しみです。
静ジャック
★0

騒がしき木の下闇の伏魔殿

出詠名 さち
19 / 4 ×0 ×2 ×2 ×1

互選名 村田一広キールロサ・ブラックティーえさいさち

選評名 夏の日差しが強いほど、木下の影は濃くなっていくもの。そこが何やら騒がしいとは(^^)どんな答えが出てくるのかと思うと、ちょっと面白かったので、選んでみました。
ロサ・ブラックティー
★0

夏の月照らせよ照らせ向日葵は

出詠名 NATURA
20 / 3 ×0 ×1 ×5 ×1

互選名 さちキール外川菊絵えさいきつね静ジャックNATURA

選評名 向日葵に月を対比させるところが新鮮です。どう見せるのか、神秘的な色彩の浮かびます。
外川菊絵
★0

誰も見ていない所で向日葵の

出詠名 甘酢あんかけ
21 / 3 ×0 ×1 ×4 ×1

互選名 さち片手間ロサ・ブラックティー静ジャック甘酢あんかけ

選評名 「誰も見ていない」という出だしから、下の句でどんなことが起こる(起こす)のか、ドキドキさせられます。

★0
「-- 数多に孕む太陽の胤(たね)」・・いやちょっときわどいか(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0

流れ込む風にこびりつく緑

出詠名 古志野光
22 / 3 ×0 ×1 ×3 ×1

互選名 キールロサ・ブラックティーえさい静ジャック古志野光

選評名 最近こういうひねりがいのあるものも選んでみたくなります。難しそうですが(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
風を「ふう」と使いまして(^^)「-- 垂水の底に住まう平穏」・・などと
ロサ・ブラックティー
★0


Tポイントカード月POINTについて sing-for.month.jp/classic/tpoint.html
三ヶ月Data文月の歌会上弦の部H30.07.10 up
順位筆名首席投句選句特選偏差EX合計

EX内訳

最優+3外川菊絵

最黄+2外川菊絵

最緑+2衣未(みみ)

初回+1片手間

欠評-1かくとだに

のの+1全員(管理人欠席のため)

月開催後記


外川菊絵さんが初の上弦首席でした

衣未(みみ)さんが次選の最多得票新記録(13票)でした

通算90回出席: きつね

通算30回出席: 衣未(みみ)


ありがとうございました 花

文月の歌会上弦の部