霜月の歌会
夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智
平成30年度 霜月の歌会『上弦の部』
詠草リスト
特選(2点)×1票 |
並選(1点)×3票 |
次選(0点)×∞票 |
互選(2点)×1票 |
くたびれたセーターのまま出る街は
出詠名
さち
首席 / 17点 特×4 並×7 次×4 自×1
互選名 つる寿々多実果NATURA甘酢あんかけ悠ロサ・ブラックティー遠野 かなみもーたろ知己凛鮎斎藤秀雄きい静ジャックきつね蟻男自さち
選評名
賑やかな街、きっと疎外感を感じているでしょう。それでも身だしなみを整えていく気分ではない。そんな主体の心持ちが見えるようです。下の句でそんな気分を晴らせれば・・・そう思わせてくれる素敵な上の句です。
もーたろ
★0
くたびれたセーターとは真逆の世界が広がっているのか、それとも・・・?
ドラマを広げることのできる素敵な句だと思います。
知己凛
★0
人生の節目である雰囲気が感じられて、とても気になった句です。年末に限りませんが、人それぞれの過ごし方があるわけで、何も大騒ぎする人ばかりではありませんよね。
この主体は、何か大きな問題や課題で一段落ついたところなのだと思うのですね。それに、決着がつくまで、形振り構わずにいたせいで、いつしか自分とセーターが同化して、くたびれた疲れきったのだと思います。
下の句の方向性として、この主体に希望や明るさを提示してみたいと感じましたので票を入れました。
遠野 かなみ
★0
さりげない言葉遣いなのに、とても具体的で、過不足ない上句だと思いました。12月の街には、なにか羽織って――外套など――出かけたいものだけれど、この主体は「セーターのまま」だという。しかも「くたびれた」ものだというから、人目を気にしていられないほどの焦燥感があるのかもしれない。やぶれかぶれのような、怒りのような、あるいはぼんやりとして焦点が定まらないような。下句の広がりがとても楽しみになってくる上句だと思う。
斎藤秀雄
★0
感情を表す言葉はないのに様々な心の動きがうかがえるところ、すごいなと思います。下の句でどうなるのかとても楽しみです。
静ジャック
★0
ふくろうの寝言を聞いた午後3時
出詠名
悠
2席 / 16点 特×3 並×8 次×2 自×1
互選名 キール衣未(みみ)榊 康甘酢あんかけ藤 かづえロサ・ブラックティー遠野 かなみもーたろ鮎斎藤秀雄きいさちきつね自悠
選評名
ファンタジーな感じがいいなと思いました。
衣未(みみ)
★0
暑さでもうろうとし目が虚ろだったフクロウが、エアコンをつけてもらったらシャキーン!!としていた画像を見て、いつかフクロウを詠いたいと思っていたので目にとまりました。暑さにはフクロウも不苦労とはいかなかったようです[ヒゲじいみたいですみません(^^)] それでふくろうの寝言という発想、私にはなかったなぁ~。どんな夢を見ているのでしょう。下の句が楽しみな歌です。午後3時もバッチシ。私も午前3時頃寝言で”ののさ~ん”この話はいいですね。失礼しました<(_ _)
榊 康
★0
寝言が聞けるなんて(^^)飼われているフクロウですね。ぬくぬくとした所で寝ているフクロウの可愛さに魅かれました。
ロサ・ブラックティー
★0
唯一の“鳥”を出された点に、まず良いと思いました。(個人的に、ふくろうが好きでカワイイと思っているので、嬉しかったです。)
どこか幻想的で、まるで童話の中へ迷い込んだような気持ちになり、心地良さがあります。「ふくろうの寝言」って、一体、どんなものなのだろう…?としばらく考えましたが、結論が出ませんでした。この結論が出ない部分(謎めいている)も、この句に滞在する時間を良い意味で引き伸ばしてくれる働きがあると思い、面白く楽しみました。人間の世界ですと、午後3時は、何かしらの活動をしている最中ですよね。例えば、仕事や家事。(私は、仕事中でも、おやつタイムにしてしまいますが…(笑))同じ世界に生きている鳥と人間の生活の対比と言うか、組み合わせもポイントだろうと思います。下の句の詠み方は、難しそうな気もしますが、チャレンジしてみたい思いがあり、票を入れました。
遠野 かなみ
★0
ふくろうの寝言と午後3時という時間がとてもいいなと思います。
きつね
★0
目が覚めて父の背で見た冬銀河
出詠名
みさ潮依
3席 / 14点 特×3 並×6 次×5 自×1
互選名 つるキール榊 康NATURA甘酢あんかけ藤 かづえロサ・ブラックティー遠野 かなみ知己凛鮎斎藤秀雄きい静ジャックきつね自みさ潮依
選評名
温かい父の背で目が覚め、ぼんやりしている所で目の当たりにしたものは、寒さの中でどこまでも澄み渡る星空。藤城清治さんの影絵の世界になりそうな素敵な歌ですね(^0^)/
榊 康
★0
寒さと温かさが伝わってきました!
甘酢あんかけ
★0
寒い冬と、お父さんの背中のあったかさがぎゅっと伝わってきました。
それをどのように展開するか、腕がためされますね!
知己凛
★0
冬銀河の広がりが主体の目を通して、壮大で新鮮に美しく映りました。温もりと冬の寒さの対比もすごく素敵で好きです。
鮎
★0
寒い夜に温かさを感じさせる上の句。壮大な物語が待っているのか、素朴な現実が待っているのか。下の句が見てみたいです。
静ジャック
★0
冬の虹病棟の前まっすぐに
出詠名
衣未(みみ)
4席 / 11点 特×2 並×5 次×6 自×1
互選名 榊 康NATURA甘酢あんかけ藤 かづえロサ・ブラックティー遠野 かなみもーたろ斎藤秀雄きいさち静ジャックきつね蟻男自衣未(みみ)
選評名
季節ごとに虹の見え方も、多少の変化はあると思っています。夏の印象がとても強い…それがメインの「虹」ですが、ごく稀に冬に見えると、救いがあると言いますか、今後の自分に良い兆しを感じてしまうものですよね。美しさだけではなく、おそらく、そういう意味で、この季語を使われたのではないでしょうか?ましてや、病棟の前にまっすぐに広がるのであれば、なおさら…ですね。「虹」と「病棟」の取り合わせが効果的で、ステキだと思います。この「病棟」は、異物感や寂寥感を残していて、下の句での展開に対する期待を求めているような気もしました。私は、主体が一人きりで見つめた景を想像しましたが、病棟にいる大勢の方たちと見た…という設定も考えられますね。下の句を詠みたいと思った句の一つでした。
遠野 かなみ
★0
「冬の虹」は空を鮮やかに彩りますが、中々見られる物ではない事を踏まえるとファンタジーの風味も帯びてきます。それが立っているのが、ある意味で究極リアル、人間の生き死ににかかわる事態も多いであろう「病棟」。この対比が素晴らしいですが、下の句でどうまとまるか。詠んでみたいと思いました。
さち
★0
冬の虹は、見られたらラッキーと思うくらいなかなか会うことのできないもののような気がします。そんな虹が病いと戦っている人々の前にまっすぐに現れる、それは、希望そのもの、救いそのものですね。
藤 かづえ
★0
マフラーに隠して好きとつぶやいた
出詠名
鮎
5席 / 10点 特×3 並×2 次×7 自×1
互選名 つる寿々多実果キール榊 康NATURA藤 かづえ悠ロサ・ブラックティー遠野 かなみ斎藤秀雄さち静ジャック自鮎
選評名
歌を読まして頂いた時、30年以上も前の明星食品のポスターだったか赤いマフラーをした斎藤由貴さんを見て、”語りかけてくるような瞳だ”と見ていた時の記憶が蘇り、目に止まりました。「好きとつぶやいた」どんな目をしていたのでしょうか。冬ソナのジウ様がヨン様を見つめている時の目とかいいんですよねぇ~(^^) 自分話して失礼しました<(_ _)>ですが想像や情景が膨らむお歌です。
榊 康
★0
切なくてキュンキュンするお歌ですね。この後の展開が楽しみです。
NATURA
★0
今日こそは告白しようと決めていたものの、正面を向いて思いきって伝えられずに小声でつぶやいた…と読みました。マフラーのあたたかさ、12月の外気の冷たさが頬にあたる感覚もあるでしょうし、主体と相手の距離が近づくような雰囲気も感じますね。恋愛特有のドキドキ感を味わうことの出来た句でした。
遠野 かなみ
★0
恋愛を詠んでいながら、冬ならではの身体感覚が伝わってきます。
さち
★0
相手に伝わってほしいけど伝わらないでほしい。というような一見相反する心情にときめきます。巻いているマフラーで口元を隠し、頬は寒さと気持ちで紅潮している。そんな景が浮かび、愛らしいと思いました。
悠
★0
マスクしてくもったメガネ越しに見る
出詠名
寿々多実果
6席 / 9点 特×3 並×1 次×4 自×1
互選名 つる榊 康甘酢あんかけロサ・ブラックティーもーたろさち静ジャック蟻男自寿々多実果
選評名
雲ったメガネ越しに何を見るのでしょうか(^ ^)下の句の展開によっては面白そうな歌になりそうで期待が膨らみます。
榊 康
★0
このさりげない上の句を、いかに展開されるのかがすごく気になりました。上評の方の様に、皆さんの下の句を見たいと思います。
ロサ・ブラックティー
★0
私が眼鏡なもので(笑)。あるあるな上の句を
どう下の句でひっくり返そうかと考えたら
楽しそうですッ
蟻男
★0
逢いたいと思う心に冬の星
出詠名
NATURA
7席 / 9点 特×2 並×3 次×6 自×1
互選名 つる寿々多実果キール藤 かづえ悠ロサ・ブラックティー遠野 かなみ斎藤秀雄きい静ジャックみさ潮依自NATURA
選評名
作中主体にはなかなか逢えない想い人がいるのですね。この切ない感じには「冬の星」がぴったりだと思いました。美しく切ない冬の恋、下句をつけるのが楽しみです。
キール
★0
真っ直ぐな気持ちが表れていて、良いと思いました。冬の星にも、輝きはさまざま。それが、人それぞれの個性や内包する感情にも類似しているように思いました。春→夏→秋→冬と季節を巡っているところから、「逢いたい」気持ちが一番強く輝くまでには、長い経緯(プロセス)があったのではないでしょうか?寒い季節ならでは…心のあたたかい温度を感じられる句だと思いました。
遠野 かなみ
★0
少年のてのひらにあるクリスマス
出詠名
斎藤秀雄
8席 / 8点 特×0 並×6 次×6 自×1
互選名 つる衣未(みみ)榊 康悠ロサ・ブラックティー遠野 かなみ鮎きいさち静ジャックみさ潮依蟻男自斎藤秀雄
選評名
今回好きなのが多くてかなり迷いました。手のひらにあるものが何なのか、という所に、詩心を掻き立てられます(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
孤独で、とても寂しげな少年が目に浮かびました。12月の寒さとフィットしていて、胸にグッとくるものがあります、力を貸してあげたいと思うほど……。やはり、このままでは悲しいですし、下の句で、少年を“生き生き”させてみたいと思いました。
遠野 かなみ
★0
てのひらにある、しかも少年ときたら小さいものだろうと思ったらクリスマス。決して派手ではないのでしょうが、しかし非常に貴重な一日でもあるのだなと思いました。
さち
★0
「-- 誰のもとへと運ばれるのか」などと(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
うつすらと雪の降り積む湯宿には
出詠名
藤 かづえ
9席 / 7点 特×0 並×5 次×8 自×1
互選名 寿々多実果キール衣未(みみ)榊 康NATURA甘酢あんかけロサ・ブラックティー知己凛斎藤秀雄きい静ジャックみさ潮依蟻男自藤 かづえ
選評名
「うつすらと雪」に季節的には降り始めのまだ浅い12月頃の風景が描写されていて、そこに湯宿とされたことで温かさが歌に加えられたところがいいなぁ~と思いました。
榊 康
★0
湯宿という言葉が音的にも字面的にも好きです。雰囲気があっていいですね。
知己凛
★0
温泉の猿の頭に柚子ひとつ
出詠名
知己凛
10席 / 6点 特×0 並×4 次×4 自×1
互選名 つる寿々多実果衣未(みみ)甘酢あんかけ鮎斎藤秀雄静ジャック蟻男自知己凛
選評名
ドラマでよくあることなんですがシーズン2or3から入って、こんな展開になるのにシーズン1では何が起きていたのだろうと、とても期待を膨らませてシーズン1を鑑賞することがあります。このお歌も下の句の持っていき方で“それで猿の頭には柚子が乗っかっているのか”と下の句を創作する側にはワクワクさせられる歌です。私ですか?私なら猿のお友達のカピバラ君に聞いた話で試し、その話の内容は・・・・。楽しみは取っておきましょう。小さなおとぎ話の様な短歌が作れそうです。歌好きの力量が試される歌になりそうです(^_^)
榊 康
★0
はたから見ていると、温泉につかる猿は可愛らしい。じっさいに一緒に入るとなると、こちらも無防備なので、怖いかもしれませんね(人とは一緒に入ってくれないのかな)。謎の「柚子」というアイテム。これを下句でどう処理するか、まるで大喜利のような上句だと思いました。挑戦されているかのようです(笑)。
斎藤秀雄
★0
人ならば頭に手ぬぐいをのせて肩までお湯につかり目を閉じているおじいさんのような感じでしょうか。冬に温泉につかる猿はよく映像で見ますが、この上の句から浮かぶ光景はとてもユーモラスですね。猿は自身で柚子をのっけたのかなぁ……などと考えて楽しくなりました。
寿々多実果
★0
笑い声に挟まれている熱燗の
出詠名
きつね
11席 / 6点 特×0 並×4 次×3 自×1
互選名 キール榊 康ロサ・ブラックティーもーたろ知己凛斎藤秀雄静ジャック自きつね
選評名
まるで内輪の忘年会のような、アットホームな雰囲気があって、穏やかなぬくもりを感じました。
ロサ・ブラックティー
★0
熱燗の立ち位置をどのようにもってくるか、下の句を考えてみたくなりました。
知己凛
★0
「笑い声」と「熱燗」のとりあわせがとても優し気で好きです。どんな物語が続くのでしょう。
静ジャック
★0
指先をホットレモンに温める
出詠名
キール
12席 / 5点 特×0 並×3 次×5 自×1
互選名 寿々多実果甘酢あんかけロサ・ブラックティー鮎斎藤秀雄さち静ジャック蟻男自キール
選評名
私もホットレモンで温めるのよくやります。詠まれている景はすごく好きなのですが、「に」がちょっとひっかかってしまいました。「で温める」の方が私はしっくりきます。「に温める」という言い方もするのでしょうか…であれば、ごめんなさい、お聞き流しください。
鮎
★0
屋内とも、屋外ともとれる。屋内なら、マグカップでゆったりと過ごしているのかもしれないし、屋外なら缶ジュースなのかもしれない。いずれにしても、珈琲(屋外なら缶コーヒーなど)とは異なる、独特の情緒が籠もっているように思う。
斎藤秀雄
★0
既に評をしている人がいらっしゃいますが、温めるの助詞が「に」か「で」かは難しいところですね。これは作者の意図によって変わってくると思いました。もし「で」なら話し言葉性が強まるとともにホットレモンが強調される感じ。このホットレモン「で」温めたい、という思いが浮かび上がってきます。「に」だとホットレモンは背景的になって、「指先」「温める」がやや前に出る。私はこの「に」が良いと思いました。
さち
★0
12月1日、また来ていますが(^^)ずっと「に」を考えていまして、もしかしたら、指先を温められるものが、ほっとレモンしかなかったのでは、と思いました。もしそうならば、「に」を使うことでホットレモンの温もりを強調されているのでは?(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
静謐な聖夜を包む賛美歌に
出詠名
榊 康
13席 / 5点 特×0 並×3 次×4 自×1
互選名 つるロサ・ブラックティー遠野 かなみ鮎きい静ジャックみさ潮依自榊 康
選評名
この句のイメージは『白』だ、と思った瞬間、吸い込まれそうな美しさを感じました。
ロサ・ブラックティー
★0
一年の終わりに訪れる聖夜にも、いろいろありますよね。にぎやかなもの、聖夜であることが無関係なときも…。この句の場合ですと、主体の心は非常に穏やかで、良い一年の終わりを迎えていて、清々しさがありますね。(この清々しさは、讃美歌にもかかりますが)きっと、ステキな聖夜に違いないと感じました。凛とした美しさと純粋さがある句ですね。
遠野 かなみ
★0
ロサ様
初めまして サカキコウ と申します。宜しくお願い致します<(_ _)>
評ありがとうございました。私の好きな白をイメージして頂き嬉しかったです。白と言えばやっぱり雪、粉雪でしょうか。教会の中から屋外に視線を移し 静謐な聖夜を包む賛美歌に天使のような雪が舞う町 なんて詠ってみました。ありがとうございました(^^)/
榊 康
★0
遠野 かなみ様
お声を掛けるの久しぶりですね。お元気なご様子嬉しく思います(^_^)もったいないほどの評、クリスマスプレゼントを頂けたみたいでサカキカンゲキ!胸いっぱいになりました!!頂いた評の様にお感じになられる遠野様のクリスマスも、毎年素敵なクリスマスであることがうかがえます。頂いた評から 静謐な聖夜を包む賛美歌に祈りにも似た温もりを聞く が降りてきました。ありがとうございました。
榊 康
★0
お読み頂き、票まで頂きありがとうございました<(_ _)
榊 康
★0
「-- 舞い降りる天使のわけまえを」(^☩^)いただきます
ロサ・ブラックティー
★0
平けく有為織り成して年の尽
出詠名
ロサ・ブラックティー
14席 / 5点 特×0 並×3 次×3 自×1
互選名 榊 康NATURA甘酢あんかけ悠斎藤秀雄さち自ロサ・ブラックティー
選評名
確かに有為を織りなし、30年長かったような短かったような平成時代も終わろうとしていますね。この年の尽は例年より少し特別なものになりそうです。下の句もどのように閉じようとなされているのか気になる所です(^ ^)
榊 康
★0
とても抽象的だなあ、と思っていたら、そうか、「平成」が折り込まれているのですね。それにしても、年の尽に「有為」の織りなしを「平らけく」と言えるなんて、うらやましい、とも言えるし、あるいはどんなことがあったとしても、年の尽から(末尾で結ぶ地点から)見たら、なべて「平らか」なのだ、というアフォリズム的な語りなのかもしれない。
斎藤秀雄
★0
票をいただいた方ありがとうございますm(_ _)mそして評をいただいた方もありがとうございます。いろいろ有りましたが年の暮れ、でもたっぷり1か月半残っているのですよね(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
平成に入って昭和がどんな時代か解ってきたように、平成時代も次の時代に入って解ってくるのかもしれませんね。お返事有難うございました。
榊 康
★0
泡立てたホイップクリーム絞りつつ
出詠名
甘酢あんかけ
15席 / 4点 特×1 並×0 次×3 自×1
互選名 つる榊 康ロサ・ブラックティーみさ潮依自甘酢あんかけ
選評名
手作りのクリスマスケーキかな?いいじゃないですか!この上の句、三つの側面があるように思いました。うまく言えないのですが、幼少の思い出に帰っている自分を詠おうとされておられるのか、または母になり親子で作りながら作中主体のお母様の気持ちを実感されておられるのか、一緒に食べる恋人かな、その人のことを想われているのか。私には三つの場面が浮かんだのですが、もしかしたらそれ以外にも・・・。それこそ楽しみです。どんな下の句が来るんだろう。私には想像の膨らむ上の句です(^_^)
榊 康
★0
どんなお菓子を誰に作ろうか?下の句で展開される物語のことを考えるのが楽しそうだなぁと思いました。
みさ潮依
★0
大変ありがとうございました。
甘酢あんかけ
★0
<kana>十<:>とお</kana>までは数えたような…除夜の鐘
出詠名
蟻男
16席 / 4点 特×0 並×2 次×4 自×1
互選名 榊 康藤 かづえロサ・ブラックティーもーたろ斎藤秀雄さち自蟻男
選評名
静寂の中の除夜の鐘の響き、いいですよねぇ~。私は「ゆく年くる年」の年越し番組を見て、その年にあったいい思い出を思い浮かべながら眠りにつくのですが、作者様と同じように十ぐらいまでで眠ってしまってます(^^)除夜の鐘の歌を拝見でき嬉しく思います。
榊 康
★0
除夜の鐘を十まで。大晦日の11時半を回ってから撞き始めますから、まだ新年を迎えるかどうかというころ。まさか新年を前に寝てしまったのか、それとも他に何かがあったのか。除夜の鐘が一年の迷いを除くものだということを考え合わせると、この先の展開が興味深いです。
もーたろ
★0
中々面白く、かつリアリティがありますね。ただ「…」の使用の是非というのを考えてしまいました。あまり使わないほうが良いようにも感じます。しかし、これがないと「数えたような」が「除夜の鐘」を修飾する形となって全く意味が変わってしまう事からこの上の句の根幹となっているとも言え、悩ましく思いました。
さち
★0
冬の星ふりむく君はピンヒール
出詠名
遠野 かなみ
17席 / 3点 特×0 並×1 次×7 自×1
互選名 つる寿々多実果甘酢あんかけ悠ロサ・ブラックティーもーたろ静ジャックみさ潮依自遠野 かなみ
選評名
嬉しそうに微笑む君が目に浮かびます。
つる
★0
綺麗な背中と曇りのない冬空の星が目に浮かびました。
藤 かづえ
★0
ぼっちにはリンリンリンと街が鳴る
出詠名
静ジャック
18席 / 2点 特×0 並×0 次×5 自×1
互選名 寿々多実果榊 康NATURAロサ・ブラックティーさち自静ジャック
選評名
リンは淋しいのリンでしょうか。ひとりで過ごすクリスマスは淋しいです。なにか楽しいことが下の句で起きないかなぁ。
寿々多実果
★0
「-- LA LA LAヴソング そのうち届く」・・カモ(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
12月24日。あんまりTVを見ないので、最近になって知った(たぶんCM?)「シングルベル シングルベル くりぼっち」の『クリぼっち』がどうしてもクリスマスリースに使われている「まつぼっくり」に思えて仕方がない(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
月POINT
順位 | 筆名 | 首席 | 投句 | 選句 | 特選 | 偏差 | EX | 合計 |
---|
EX内訳
最優+3:さち
最黄+2:悠
最緑+2:藤 かづえ
初回+1:みさ潮依榊 康
六連+3:さち
のの+1:全員(管理人欠席のため)
開催後記
さちさんが初の上弦首席でした
出詠者さん全員が欠票欠評なしでした
通算110回出席: 知己凛
連続10回出席: 蟻男
ありがとうございました