連歌の花道『新月ノ歌会』

霜月の歌会

新月ノ歌会工事中

夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智

平成30年度 霜月の歌会『下弦の部』

 上の句に付ける下の句を出詠ください

詠草リスト

[今回の投票式目]
特選(2点)×1票
並選(1点)×4票
次選(0点)×∞票
互選(2点)×1票

冠一足ごとに人の増えゆく

出詠名 さち
首席 / 15点 ×2 ×9 ×7 ×1

互選名 甘酢あんかけキールさかなかな遠野 かなみ榊 康寿々多実果斎藤秀雄ロサ・ブラックティー蟻男きい知己凛苔井 茅きつね阿友朝月静ジャックさち

選評名 年末、クリスマスにむけて人が増え賑やかになる町を思い浮かべます。日常の生活の中ではそんな町にも普段着のままでちょっと買い物に出かけたりすることもありますよね。
寿々多実果
★0
年末にかけて特に人の出が多くなる街なかで、感じる孤独感。どこにも寂しいとは書いてないのですが、くたびれたセーターでふらりと出かけた主体は雑踏のなかでそう感じたのではないかと思いました。
きい
★0

ほのかに星のにおいがしている

出詠名 藤 かづえ
2 / 15 ×2 ×9 ×4 ×1

互選名 衣未(みみ)さかなかなもーたろNATURA古志野光遠野 かなみ斎藤秀雄ロサ・ブラックティー苔井 茅阿友安達せきる朝月静ジャック藤 かづえ

選評名 「星のにおい」が気に入りました。
説明すればするほどこの歌の美しいにおいが消臭されてしまいそうで
眺めているのがちょうどいい気がしました。
好きです。
古志野光
★0
私には「星のにおい」が「地球の生活感」に感じられて・・街角から漂ってくるおいしそうな匂いとか(^^;)・・・もっと高尚なものだったらスミマセン。
ロサ・ブラックティー
★0
新しい星が近づく。新しい年が近づく。そんなときめきを感じさせる下の句がとてもいいなと思いました。
みさ潮依
★0
あくまでも「ほのか」なのがよいと思いました。星月夜というほどにきらめいてはいない、薄曇りなのか、あるいは街明かりが眩しくて星の輝きが届かないのか、いずれにしても、星のひかりに気づいているのは「くたびれたセーター」の主体だけだという気分。それでも街に星のにおいが染み込むほどに、毎日星は必ず輝いている。結句を字数合わせのために「い抜き」言葉にせずに、丁寧に述べたところにも好感を持ちました。
斎藤秀雄
★0
上の様な評がでてきたのは、昔の『みんなのうた』の歌を思い出してしまいまして(^^;)結構好きだったんです。「札幌の星くずはふんわりと匂うよ ー ー」って(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

昨日よりまた華やかになる

出詠名 寿々多実果
3 / 14 ×3 ×6 ×6 ×1

互選名 藤 かづえ榊 康斎藤秀雄ロサ・ブラックティー蟻男きい知己凛苔井 茅きつね阿友安達せきる朝月静ジャックさち寿々多実果

選評名 この街は発展することが当然の様に約束されてる。しかし作者は今のところ人生に何一つ約束されたものがない。(くたびれたセーターに”代り映えのない自分”を感じさせられた) そう感じさせる対比の歌に仕上がっているように思えました。
榊 康
★0
自分はくたびれたセーターを着たままだけど、街はクリスマスシーズンで日に日に華やかになる。対比がくっきりしながらも、なんというか変な僻みをまったく感じられないのは、冷静に観察しているような言葉が効いているのだと思います。わあキレイとイルミネーションを見上げている主体の素直な憧れのような気持ちを感じました。「昨日より」という言葉から時の幅も広がりますね。
きい
★0
私も上評の方のように、主体の、マイペースで、純粋な喜びを感じました(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
主体が気づいた「華やかさ」はきっと、ちょっとした変化なのでしょう。
少しずつ華やかになっていく街と上の句の主体の対比がいいと思いました。
知己凛
★0
日ごと、クリスマスに向かって、また年越しに向かって、街は華やぎを増していく。この歌が描いているのは今日一日のことだけれど、「昨日よりまた」と言うことによって、年末に向かっての長い時間の幅を捉えているところが見事だと感じました。「くたびれたセーター」と、街の華やぎの対比が、情感を充分に伝えていると思います。
斎藤秀雄
★0
「ただごと歌」というのはこういうお歌の事かな、と思いました。
とくに珍しい事柄や心情を歌ってはいないけれど、鑑賞するうちに味わいがでてくるお歌だと思います。
苔井 茅
★0
終わったので(^^)/ 思うに、「くたびれたセーター」がこの一年の時の流れを感じさせてくれて、日いちにちと暮れに向かって華やかになっていく、その終点に、きっと彼女はセーターを脱いで変身するのではないかと(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

青信号が点滅してる

出詠名 古志野光
4 / 12 ×3 ×4 ×2 ×1

互選名 甘酢あんかけさかなかな榊 康斎藤秀雄ロサ・ブラックティーきい静ジャックさち古志野光

選評名 恋愛・健康等に信号を用いた表現を見かけますが、青信号から夢に邁進する青春、または言動の青臭さ等を連想しました。点滅してるという表現からそうもしてられない年代に入って来たということでしょうか。くたびれたセーターにその人の青春等を見つめてきた時間が刻まれているようにも感じさせる下の句の様に思いました。
榊 康
★0
くたびれたセーターで毎日気楽に過ごしていても、ちょっと待てよと周りを見たり、立ち止まったり、警戒したりしてみる。平凡な生活の中のひとコマですが、目の付けどころにハッとしました。
きい
★0
赤信号でもなく、黄信号でもなく、おそらく歩行者用の信号で、青信号の「点滅」しているわずかな幅の時間(瞬間ではなく、幅、なんですよね)へのクローズアップに、はっとさせられました。まだ渡れるけれどももうじき渡れなくなる、という気分が、上句と響き合って、詩情を強めていると思いました。上句の、強調の副助詞「は」が効いていて、主体の情と街の光景が、呼応しているように感じます。
斎藤秀雄
★0
年の瀬、眩しい街で、急がされている様子がうまく表現されているように思いました。
甘酢あんかけ
★0
青信号が点滅してる時間は一瞬ではないけれど、ごく短い。そんな時間を下の句で切り取るというのが上手いと思いました。文字通りの意味だけでなく、今まで青信号に従うように街の中を前に進んでいたけれど、そろそろ立ち止まらないといけない、「くたびれたセーターのまま」らしい本来の自分に戻らないといけないという気持ちの表れなのかな、とも読みました。
さち
★0

やさしき赤に夕焼けている

出詠名 キール
5 / 11 ×2 ×5 ×3 ×1

互選名 衣未(みみ)古志野光遠野 かなみ榊 康寿々多実果ロサ・ブラックティー阿友朝月さちキール

選評名 街は「やさしき」赤に夕焼けている としている所に作者がこの街に希望を持ち、明日を信じて夕焼けを見ていることがうかがえる歌に仕上がっているように思いました。
榊 康
★0
上の評の方と同じようなことを言ってしまうのですが、疲れたけれど決して悲観するのではない、明日への希望を感じる歌になっているところがいいなと思います。

★0

りんと冷たい夜を湛える

出詠名
6 / 11 ×1 ×7 ×8 ×1

互選名 甘酢あんかけキール藤 かづえNATURA遠野 かなみ榊 康斎藤秀雄ロサ・ブラックティー蟻男きい知己凛きつね阿友安達せきる朝月静ジャック

選評名 この下の句は、上の句を十分に一番活かしていると思い、票をいれました。まるで、糸をピンと張ったかのような寒々とした空気をくたびれたセーターから感じる主体。
セーターが覆っている主体の心には、むなしさ・切なさ・やるせなさ・かなしさなどが溢れてきているのではないでしょうか…。大雪から冬至にかけての時期は、勿論、寒さも深く雪も降る中ですので、夜の描写としても的確な句だと感じます。
上の句と繋げて何度も読みましたが、私個人は違和感を感じず、とてもバランスが良い…元から一つの歌だったのではないかと感じるほど自然な繋がりだと思いました。
遠野 かなみ
★0
「くたびれた」に対して「りん」、「セーター(の温かさ)」にたいして「冷たい夜」、と反転呼応しているような気がして、主体の孤独を感じさせられました。
ロサ・ブラックティー
★0

三日月よりもなにかが尖る

出詠名 斎藤秀雄
7 / 10 ×1 ×6 ×5 ×1

互選名 甘酢あんかけ藤 かづえもーたろNATURA古志野光遠野 かなみロサ・ブラックティー阿友安達せきる静ジャックさち斎藤秀雄

選評名 その「なにか」の正体を、三日月の照る夜の街を見渡しながら探し当ててみたくなりました。そうすることで、くたびれたセーターに象徴される今の暮らしに、何らかの変化を招き寄せることができるような気がするとても興味深いお歌です。
NATURA
★0
街に出た時の群集のよそよそしさ。そこには馴染めないと感じる自分。街から受ける印象は三日月の鋭さに似ているように思います。詠者の感性に感服します。
もーたろ
★0

折り目正しくビルの居並ぶ

出詠名 蟻男
8 / 10 ×0 ×8 ×6 ×1

互選名 衣未(みみ)甘酢あんかけNATURA遠野 かなみ榊 康斎藤秀雄ロサ・ブラックティーきいきつね安達せきる朝月静ジャックさち蟻男

選評名 「折り目正しい」ビルの並ぶところで、自身は「くたびれたセーター」のまま、でも何かこの句からは、そんな自由人の気楽さや、なぜか少し「誇らしさ」まで感じてしまうのは(^^)気のせいでしょうか。
ロサ・ブラックティー
★0
ビルは当然のように、都市計画にしたがって、「折り目正しく」「居並ぶ」。言われてみれば当たり前のことを、そのまま言っているようにも思えるけれど、主体の目には「くたびれたセーター」のじぶんと、折り目正しいビルとの対比が際立っているのではないか、と思える。この対比のなかでこそ安らげるとでも言うかのように。「街」だから、人も大勢いるのだとは思うけれど、(くたびれてもいなければ折り目正しくもない)人々の賑わい・華やぎは、じぶんとは関係のないものだ、と感じられているのだろうか。折り目正しいビルたちの前で、くたびれたセーターの主体は居住まいを正される気分になっているのかもしれない。くたびれてしまったセーターは、くたびれたままではあるけれど。
斎藤秀雄
★0
ビルの居並ぶ様子を「折り目正しく」としたのが、上の句の「くたびれたセーター」を見事に対比させて生かした表現になっています。
さち
★0

素知らぬ顔できよしこの夜

出詠名 静ジャック
9 / 9 ×2 ×3 ×4 ×1

互選名 キール藤 かづえもーたろNATURA榊 康蟻男きい安達せきる朝月静ジャック

選評名 人も街もすっかりクリスマス仕様で着飾っているなか、自分だけが感じる疎外感。「素知らぬ顔で」がさりげなくていいなと思いました。きよしこの夜の澄んだ歌声が身に染みる気がします。
きい
★0
素知らぬ顔でがいいなと思いました。作中主体がクリスマスイブで盛り上がる街から疎外されてるような感じ、寂しさが伝わってきてよかったです。
キール
★0
「素知らぬ顔」が、なんか「他人のフリ」みたいで、ちょっと寂しいですが、ユーモアも感じられて、好感もてます。
ロサ・ブラックティー
★0

ラストシーンを飾る挿絵だ

出詠名 遠野 かなみ
10 / 9 ×1 ×5 ×4 ×1

互選名 衣未(みみ)NATURA榊 康斎藤秀雄ロサ・ブラックティー蟻男きつね安達せきる静ジャック遠野 かなみ

選評名 今年の「ラストシーン」でしょうか。豪華で美しいですが、「挿絵」、という事は、主体は、「街」という画面の外から、きわめて客観的に見ているみたいに感じられます。
ロサ・ブラックティー
★0
主体にとって、いまこの瞬間が、まさにラストシーン。この心情に、「くたびれたセーター」がよく似合う。おそらく年末に華やいでいる街と、この主体の心情の対比が、「ラストシーンを飾る」というフレーズでみごとにコントラストをなしていると思います。華やいだ街はあくまでも「挿絵」にすぎない、という把握も素敵です。
斎藤秀雄
★0
自分は今年のラストシーンということではなく、自分の中のひとつの物語のラストシーンとして読みました。どんな物語だったのか想像してしまいます。
「挿絵」という言葉もいいなと思いました。
きつね
★0
今年の自分のラストシーンを、街もひっくるめて自己客観的に見ていると読みました。挿絵、ということは、主体が自分のこの一年を物語に見立てているのだろうと感じられ、そう見立てる事は素敵な発想だと思いました。

★0

茜に染まる僕の霊苑

出詠名 NATURA
11 / 9 ×1 ×5 ×3 ×1

互選名 甘酢あんかけさかなかな遠野 かなみ榊 康斎藤秀雄ロサ・ブラックティー蟻男安達せきるさちNATURA

選評名 特選にしようか、ずいぶん迷った句です。上の句と繋げたときに少し違和感を感じましたので、並選に入れました。
「茜に染まる」からは、美しくあたたかな街の姿も想像出来るのですが、結句に「霊苑」がきていることから、実は茜そのものではなく、血液(DNA)という思いを込めているのではないか…と考えました。この主体の最期がどのようなものであるのか…をうっすらと予感させるようでした。
続いて、「僕の霊苑」に着目したいと思います。私には、2つの読みが出てきました。一つ目は、街から一度でも出たら、もうそのとき(最期)が来るまで戻らない。2つ目は、人生の途上で自らの過去を捨て去り(葬る)、新しい自分へと脱皮をはかっている。その2つから潔い行動に思え、並々ならぬ決意と大きな覚悟を持って街を出る主体の人生観を提示しており、グッと胸に迫るものを感じました。苦しくなりました…。
結句の「霊苑」があることにより、非常にインパクトが大きく、私には思いつかない句でスゴイ!という一言でした。
遠野 かなみ
★0
素敵な下の句です。「茜」と「霊苑」、この2つの単語が予想外でした。
さち
★0
令和2年。時間をおいて見ると。街へ出るのではなく、街から出るとも取れて、霊苑だった街からどこかへ移っていく、転機の様にも考えられました(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

わたしを拒むようにまぶしい

出詠名 きつね
12 / 8 ×1 ×4 ×9 ×1

互選名 藤 かづえもーたろNATURA遠野 かなみ榊 康斎藤秀雄ロサ・ブラックティーきい知己凛阿友安達せきる朝月さちきつね

選評名 この句以外にも、街の明るさに着眼点を置いたものがありましたが、街を出る主体の心境と明るさの対比がより鮮明で、リアルさを強く感じ、票を入れました。
複雑な心境で賑やかな雰囲気に包まれている街へ背を向けて歩いている主体には、イルミネーションの一つ一つや家の明かり、建ち並ぶお店の煌々とした照明などの全てがまぶしくて、きっと脳裏に焼きついてしまうのだと思います。
拒むようにまぶしい街のことを、主体がどのように思い、関わってゆくのか気になるところです。
遠野 かなみ
★0

ショーウィンドウがいやに明るい

出詠名 きい
13 / 8 ×1 ×4 ×6 ×1

互選名 キール藤 かづえもーたろNATURA古志野光榊 康寿々多実果斎藤秀雄ロサ・ブラックティー阿友安達せきるきい

選評名 上の句の主体の気持ちにしっかり寄り添った下の句だと思いました。くたびれたセーター姿がきらびやかなショーウィンドウに背景のように映っていたのかな、などと考えました。
藤 かづえ
★0

幸せ向けの温度設定

出詠名 苔井 茅
14 / 7 ×1 ×3 ×4 ×1

互選名 遠野 かなみ榊 康斎藤秀雄ロサ・ブラックティー知己凛阿友静ジャック苔井 茅

選評名 この街に順応し幸せになれた人たちがさらに幸せを享受できるよう、そしてそのように発展していけるよう環境設定され街が動いていく。温度設定とされた所に、この街のあり方と作者との間に温度差があることを感じさせられます。味のあるキャッチコピーに出逢ったようでした。勝手解釈間違ってましたらお許し下さいm(_ _)m。
榊 康
★0
こういう風なのが幸せですよ、とショーウインドーはアピールしないといけない(^^)それを少し距離を持ってセーターの方は見ている様に感じられますが、さりとて悲観的過ぎでもない。いろんな傾向の句があるので迷いますが、最後は好みで(^^;)自分の格好をきにせず、マイペースに見えるところが気に入りました。
ロサ・ブラックティー
★0

ツリーの星がぼくにも光り

出詠名 もーたろ
15 / 7 ×1 ×3 ×3 ×1

互選名 衣未(みみ)藤 かづえ榊 康寿々多実果ロサ・ブラックティー阿友朝月もーたろ

選評名 ツリーの光が明るい気持ちにしてくれる様子がとてもいいなと思いました。
衣未(みみ)
★0
主体はいろいろあって疲れているのかもしれませんね。それでもツリーの星が光ってくれる、と、ささやかなぬくもりを感じさせて、心が温まるようでした(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

<kana>LED<:>エルイーディー</kana>でおめかしはじめ

出詠名 阿友
16 / 7 ×0 ×5 ×2 ×1

互選名 キールNATURA榊 康寿々多実果ロサ・ブラックティー静ジャックさち阿友

選評名 何も考えずに出てきて、「街がおめかしはじめている」と感じる気持ちに、「自分もしなくちゃ」と思ったように見えて、セーターの方がかえって可愛らしく思えました(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
「くたびれたセーター」の自分と「おめかしはじめ」の街の対比。前者は小さく、後者は大きく広い存在というのも対照的です。
さち
★0

店の明かりがどこも眩しい

出詠名
17 / 6 ×0 ×4 ×8 ×1

互選名 藤 かづえもーたろNATURA古志野光榊 康斎藤秀雄ロサ・ブラックティーきい苔井 茅阿友朝月さち

選評名 くたびれたセーターを着ている主体の気持ちを考えると、年末の賑やかな街、店は眩しいのだろうな、と思います。上の句からの心情の繋がりが自然でいいな、と感じました。
藤 かづえ
★0

ぼくを魔法でサンタに変えた

出詠名 衣未(みみ)
18 / 5 ×1 ×1 ×3 ×1

互選名 キールNATURA榊 康静ジャックさち衣未(みみ)

選評名 くたびれたセーターの主はサンタになったんですね!素敵な魔法です。夢のある下の句だと感じました。
藤 かづえ
★0
上の句のイメージから見事な転換!クリスマスらしい素敵な歌に。
静ジャック
★0
街が「ぼく」に魔法をかけてくれた、という発想が素敵ですね。
さち
★0

逃亡中のキツネを飼えり

出詠名 えさい
19 / 4 ×1 ×2 ×5 ×0

互選名 甘酢あんかけキールさかなかな遠野 かなみ斎藤秀雄ロサ・ブラックティーさち

選評名 キツネを、どんな所にもいるのでなく、どんなところでも飼える生き物と表したところに惹かれました。それも逃亡中。追われているのにあえて飼われてしまう、キツネらしい?とも感じます。
さかなかな
★0
解釈が難しいと思いましたが。「キツネ」のイメージとして『ズル賢さ』が浮かび、さらに逃亡中!?・・そういうものでも紛れ込ませてしまう都会の混沌を詠ってる??のでしょうか?・・・でもちょっと読みに自信ないです(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0

ネオンと歌でくるんでくれる

出詠名 ロサ・ブラックティー
20 / 4 ×1 ×0 ×2 ×1

互選名 榊 康阿友静ジャックロサ・ブラックティー

選評名 下の句の様に詠める作者、それに共感できる読者にそうした時代があったことは、幸せだったのかもしれません。下の句で詠われてる様な雰囲気の所も時代の移り変わりと共に減ってきてるように思います。お店もどんどんオシャレになり、くたびれたセーターでは少し勇気がいるようになり、どことなく休めない自分がいる。テレサテンさんの曲が流れてくるような空間が少し恋しく感じられる歌に仕上がっていて個人的に好きな歌です。
榊 康
★0
12月7日。・・・そういえば、セーターとGパンで駅前繁華街を歩いていた昼下がり、酔っぱらったオジサンに「ねえちゃんの店につれてって~」と言われた事があった(--;)あわてて「おとうさん、まだ(そんなに飲むの)早いよ~」と言って・・・まてっ、今の返答はまさしく飲み屋のねえちゃんと言わんばかりじゃないか!と愕然とした自分・・・。
ロサ・ブラックティー
★0

下の名前で呼ぶ人の住む

出詠名 さかなかな
21 / 4 ×0 ×2 ×4 ×1

互選名 もーたろ榊 康ロサ・ブラックティー蟻男さちさかなかな

選評名 下の句に温かさ・温もりみたいなのを感じます。私も小学生の頃に住んでいた街が歌意の様な感じで、ふと懐かしさが蘇ってきました。
榊 康
★0

全力笑顔で迎えてくれる

出詠名 知己凛
21 / 4 ×0 ×2 ×4 ×1

互選名 NATURA榊 康ロサ・ブラックティー苔井 茅静ジャック知己凛

選評名 私と同じ?でこれは、希望的観測?ムリヤリにでもハッピーにしたいですよね(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
「全力笑顔」がいいな。素敵なクリスマスになりそうです。
静ジャック
★0

あの日に帰れる ここだけ昭和

出詠名 榊 康
22 / 3 ×0 ×1 ×6 ×1

互選名 甘酢あんかけ寿々多実果ロサ・ブラックティーきい静ジャックさち榊 康

選評名 小さい頃から慣れ親しんだ街は、くたびれたセーターという普段着でも気楽に出てゆけるのでしょう。街にはいろんな思い出が浸み込んいて、いつでも昭和に戻れるんだという主体のノスタルジーに共感します。
きい
★0
きい様
温かい評ありがとうございました!きい様から頂いた評で、うたの日と違って評が票(花)につながること知りました。それに比べ私の評は感じたままに配慮の無い評であったと反省しています。評の書き方勉強になります。本当にありがとうございました!
榊 康
★0
ネットと関わることのなかった昭和。ネットからもたらされる大量の情報処理に少しくたびれてきた平成。どちらの時代も経験したからか、時折時間の流れ方が優しかった昭和が恋しくなることがあります。
皆様の票に感謝します。ありがとうございました(^_^)
榊 康
★0

 よそゆきの顔したキミみたい

出詠名 みさ潮依
23 / 2 ×0 ×2 ×1 ×0

互選名 もーたろ寿々多実果ロサ・ブラックティー

選評名 くたびれたセーターと対をなす「よそゆき」という言葉を使っているのがおもしろいな、と思いました。街がキミのように眩しく見えたのでしょうね。
藤 かづえ
★0

めくるめく光 瀕死の蛍

出詠名 甘酢あんかけ
24 / 2 ×0 ×0 ×4 ×1

互選名 NATURA榊 康ロサ・ブラックティー安達せきる甘酢あんかけ

選評名 街の灯りがきらきらしている様子が浮かびます。その光の中に弱々しい光。それは季節を超えて生きのびた蛍なのでしょうか。主体の心の投影のようにも思えます。
藤 かづえ
★0
歌に込められたメッセージを読み解くのに自信がなく、他の方の評を参考に書かせて頂こうと思ってましたが、恥ずかしながら稚拙な評を書かせて頂きます。「瀕死」とされてるので一匹の蛍に焦点が当てられてます。ただでさえか弱い蛍の光。瀕死となれば一層光は弱いでしょう。よほど注視し目に留めない限り大抵の人達は見過ごしてしまいそうです。対比になっている街のめくるめく光。私は多くの人達の営みを映す都会の夜景が浮かびました。
こんなに多くの人達の中にあっても人はただ目の前を行き交うばかりで、誰か私に気付いて見守っていて欲しい。そんなことを思った時期が私にあったからか、歌からそのように読ませて頂きました。うたの日も誰か一人でも熱いまなざしで自分のことを見ていてくれる人がいることを知れたなら、どんまい続きでも歌い続けられるのでしょうね(^_^) 私ですか?得点に結びつく票が5人にも贈れて、評も他の方々のを参考にじっくり時間をかけられる。なによりも毎日歌う気力が私にはなくて(^^) なのでうたの日から引越してきました。
榊 康
★0
読んでいただきありがとうございました。お花、評を、大変嬉しく思います。
甘酢あんかけ
★0
今だにここをウロウロしています(^^)/ あふれるイルミネーションに圧倒されて、きっと『(明るさもかき消された)瀕死の蛍』状態なんでしょうね(^^;)クリスマスになれば、オシャレして、イルミネーションも自分のスポットライトになる事でしょう(^^9
ロサ・ブラックティー
★0

雪舞いサンタが君連れてくる

出詠名 つる
25 / 0 ×0 ×0 ×2 ×0

互選名 NATURA榊 康

選評名 サンタさんが見つけてきてくれたのですね!わたしもこのサンタ様にお願いしたいです(^_^) 雪舞いですが私もサンタさんに雪は欠かせないと思います。楽しい気分にさせてくれるお歌ありがとね。
榊 康
★0
プレゼントは「君」自身 d(^^)ですね☆雪が降っても君が居ればあったかい💛
ロサ・ブラックティー
★0
票及び評有難う御座いました。あたたかさを感じ取って戴き嬉しく思います。
つる
★0


Tポイントカード月POINTについて sing-for.month.jp/classic/tpoint.html
三ヶ月Data霜月の歌会下弦の部H30.11.20 up
順位筆名首席投句選句特選偏差EX合計

EX内訳

完全+3さち

最優+3さち

最黄+2さち藤 かづえ

最緑+2きつね

上下+1さちみさ潮依衣未(みみ)寿々多実果NATURA斎藤秀雄藤 かづえ知己凛きつねキール榊 康ロサ・ブラックティー甘酢あんかけ蟻男遠野 かなみ静ジャックもーたろつるきい

初回+1阿友さかなかな

欠票-1えさいみさ潮依つる

欠評-1蟻男阿友えさい

のの+1全員(管理人欠席のため)

月開催後記


さちさんが上弦×下弦の完全首席でした

通算20回出席: NATURA

通算10回出席: つる


ありがとうございました 花

霜月の歌会下弦の部