卯月の歌会
夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智
平成31年度 卯月の歌会『上弦の部』
詠草リスト
特選(2点)×1票 |
並選(1点)×4票 |
次選(0点)×∞票 |
互選(2点)×1票 |
はつなつのふたりは時の舟にゆれ
出詠名
榊 康
首席 / 19点 特×4 並×9 次×4 自×1
互選名 NATURAりん2ロサ・ブラックティー芍薬袴田朱夏404notF0816知己凛甘酢あんかけきい水無月水有寿々多実果藤 かづえ常盤このは静ジャック尾渡はちさちえさい自榊 康
選評名
「はつなつ」という言葉から、この二人の初々しさを感じさせられまして(^^)徐々にまぶしさを増していく五月という季節の中で、ゆったりとした空気感が、何か満ち足りたような穏やかさを醸していて良かったです。う~ん、榊さんの句を選んだ気がします(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
時の舟。下の句の展開をいろいろふくらます、いい言葉だと思いました。
袴田朱夏
★0
私も「時の舟」に惹かれました。どんな下の句が来るのか楽しみです。
きい
★0
ロサ様
「どうも 富美沢梅男です。お嬢ちゃん!私の句を当てるとはエライぞ」(プレバトの梅沢節みたいに)すみませんm(_ _)m梅沢さん好きなもので(^_^;)評に票ありがとね(^o^)/結果発表で「え~これ榊さんの歌だったの~」を目指している為、また歌の雰囲気少しずつ変えていきますね。「連歌の花道」の下の句あんな感じでいいのでしょうか?私は楽しめているので毎週出詠できるのですが、他の方々が参加しにくくなるといけないので、様子を見ながら出していきたいと思ってます。シロエビの上の句を含め幾つか出来ているんですよ。ロサさんをビックリさせようとニヤニヤしながら作ってます。では楽しい短歌ライフを!あっ!下の句も参加してね(^o^)/~。
榊 康
★0
袴田朱夏様
また参加して頂けて榊喜んでおります。評に票ありがとうございます<(_ _)>上の句17音しか詠めないので、アイテム(今回は時の舟)の持つイメージの力も借りて、言葉の選出には最近こだわっております(^_^) こだわりを持っていた所に目をとめて頂きありがとうございました。下の句も参加して下さいね。
榊 康
★0
きい様
評に票ありがとうございます<(_ _)>時の舟はこだわっていた所なので、目にとめて頂き嬉しいです。実を申しますと先月のきい様の上の句のやさしい雰囲気を引き継ぐような歌が、5月の歌で歌えたらと歌作りを楽しんでおりました。ありがとうございました(^o^)/。
榊 康
★0
お読み頂きまた票を頂けて嬉しかったです。皆様ありがとうございました<(_ _)>お時間許すようでしたら、下の句もお付き合い頂ければと思っております。感謝しております。ありがとうございました。
榊 康
★0
春の香りは、美味しそう?(^▽^)4月1日元号「令和」発表のニュースと一緒に、シロエビ解禁!のニュースが流れまして(^^)b
ロサ・ブラックティー
★0
きみのためきれいにむいた夏みかん
出詠名
藤 かづえ
2席 / 15点 特×2 並×9 次×7 自×1
互選名 NATURAロサ・ブラックティー芍薬もーたろさかなかな知己凛甘酢あんかけきい寿々多実果衣未(みみ)常盤このは榊 康静ジャック悠尾渡はちさちキールえさい自藤 かづえ
選評名
皮が分厚い夏みかんをきれいに剥いてあげたくなるほどきみのことが好きなのですね。もしかすると母と子の景かもしれませんが、相手への思いやりが感じられてほのぼのしました。
芍薬
★0
夏みかんをきれいにむくのってチカラはいるしめんどくさいし。でもきれいにむけたのをお皿に並べるとなんとも美しいんですよね。きみのためと言うのが思いが込められていて、甘酸っぱくて好きです。
きい
★0
微笑ましい情景が浮かんで、匂いまで感じられます。
衣未(みみ)
★0
ひとになる前のあなたは芍薬で
出詠名
芍薬
3席 / 14点 特×3 並×6 次×7 自×1
互選名 NATURAロサ・ブラックティー袴田朱夏もーたろ404notF0816甘酢あんかけ藤 かづえ鮎常盤このは榊 康静ジャック悠尾渡はちさちキールえさい自芍薬
選評名
「立てば芍薬・・・」の如く、しとやかで艶やかな女性を想像しました。好きですね(^^)こういうの。
ロサ・ブラックティー
★0
前世が芍薬だったと読みました。
とても好きな上の句です。下の句を付けたいです。
404notF0816
★0
芍薬のハッとするほどの美しさと人の顔を思わせる大きね花が目に浮かびました。きっと、作者はこの「あなた」に恋をしているのでしょうね。発想が面白くて美しいと思いました。
常盤このは
★0
「(ひとになる前のあなたは芍薬で) 光の両手(もろて)で愛でていたボク」これ好きですねぇ(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
葉桜の下にまぶたを閉じてみる
出詠名
キール
4席 / 14点 特×2 並×8 次×6 自×1
互選名 NATURAりん2ロサ・ブラックティー芍薬もーたろさかなかなきい藤 かづえ鮎常盤このは榊 康静ジャック悠尾渡はちさちえさい自キール
選評名
雰囲気が好きでした。まだらな木漏れ日の熱をまぶた越しに感じたり、少し前まで溢れんばかりに咲き誇っていた桜の花を懐かしんだり、初夏の風に揺れる葉音、少し汗ばんだ肌を撫でる涼やかな空気を浴びたり。5月にぴったりの歌だと思いました。
りん2
★0
葉桜のすき間からちらちらと洩れる光を感じました。まぶたの皮膚感覚がなんとも心地よいです。
きい
★0
桜の花に負けないくらい葉桜、好きです。花が終わり、みんなの目があまり向かなくなった頃から桜の木の本当の生命力を感じます。生き生きとした緑の下で「まぶたを閉じてみる」というのは、とてもよく解ります。下の句でいろいろな世界が広がりそうです。
藤 かづえ
★0
「まぶたを閉じる」
この季節は亡くしたこととうれしかったことの両方とも思い起こされる複雑な時期です。皆さんはどうなのでしょうか。
ゆりこ
★0
「(葉桜の下にまぶたを閉じてみる) もう近くにはいない彼の人」って考えていたのですよ(^^
ロサ・ブラックティー
★0
葉桜と離婚届はみどり色
出詠名
NATURA
5席 / 13点 特×4 並×3 次×9 自×1
互選名 ロサ・ブラックティー袴田朱夏もーたろさかなかな404notF0816甘酢あんかけきい寿々多実果藤 かづえ榊 康静ジャックきつね悠さちキールえさい自NATURA
選評名
確かにと感じた方はある意味で世間の風を知っているかと。
さかなかな
★0
取り合わせに面白みがあり、さわやかな季節感とギャップのある離婚届というアイテムがインパクトを強めていると思いました。ストーリーも広がりそうです。葉桜というのが、盛りが終わってしまったことの象徴であることも読み取れ印象的でした。
甘酢あんかけ
★0
上のコメント、言葉足らずでした。補足します。終わりつつある桜と、終わりつつある二人の関係が、緑という共通項で括られているのが読み取れる、ということを書きたかったのでした。
甘酢あんかけ
★0
離婚届はインパクトがありますね。最初、葉桜と離婚届は対極にあるように思っていましたが、何度も読むうちに、似ていると思うようになりました。あたらしい季節がはじまるという点で、この二つはよく似ているなと。下句では離婚後、前向きになれるような感じで詠みたいと思いました。
キール
★0
葉桜を見て離婚届を思い浮かべたのか、逆なのか。言われてみれば、ハッとさせられますね。終わりを告げるものであるという共通点もあるように思いました。
さち
★0
せせらぎに耳傾ける鯉のぼり
出詠名
404notF0816
6席 / 13点 特×2 並×7 次×9 自×1
互選名 NATURAロサ・ブラックティー芍薬袴田朱夏もーたろ知己凛きい寿々多実果藤 かづえ衣未(みみ)常盤このは榊 康静ジャックきつね尾渡はちさちキールえさい自404notF0816
選評名
鯉のぼりにとってのせせらぎはそよ風。風の流れを川の水の流れに見立てたところが素敵です。そよ風に耳を傾けつつ、鯉のぼりは五月の空を見上げながら何を想うのでしょうか? 下句への展開が楽しみです。
NATURA
★0
川幅の狭い場所にある鯉のぼりを想像し、映像がパッと浮かびました。
下の句をつけるのが楽しみになる句です。
知己凛
★0
耳傾けるがとてもいいなあと思いました。鯉のぼりが気持ちよさそうにたなびく感じが良く出ていると思います。
衣未(みみ)
★0
袖まくりした中庭に若葉風
出詠名
悠
7席 / 13点 特×2 並×7 次×4 自×1
互選名 りん2ロサ・ブラックティー芍薬袴田朱夏さかなかな寿々多実果藤 かづえ衣未(みみ)榊 康静ジャックきつねさちえさい自悠
選評名
爽やかな清々しさが好きです。
衣未(みみ)
★0
清々しい風に思わず袖まくりしたのか、または何かしらの練習で気合を入れるために袖まくりしたのか。私事で恐縮ですが、松岡茉優さんが好きで(^_^;)最近金曜ロードショーで「ちはやふる」を見たせいか、中庭に面した部活動の練習部屋で競技かるたの稽古に励む光景が飛び込んできました。なので若葉風に青春っぽさを感じてしまい何ともいいなぁ~と思いました。どちらでも楽しめて共感できる上の句ですね!
榊 康
★0
袖まくりからは作中主体のやる気を、若葉風からは爽やかさを感じ、とても心地よい上の句だと思いました。
きつね
★0
マーガレット眩しき朝のバス通り
出詠名
常盤このは
8席 / 12点 特×1 並×8 次×4 自×1
互選名 NATURAロサ・ブラックティー袴田朱夏知己凛きい藤 かづえ衣未(みみ)鮎榊 康静ジャックきつねさちキール自常盤このは
選評名
花は数あれど、なぜマーガレットに心を寄せたのだろう。マーガレットにどのような心象を添えるのか、下の句に詠み人の力量が試されますね。光景は美しく読んでいて気持ち良かったです。
榊 康
★0
マーガレットはよく「好き・キライ」の花占いに使われる花だったと思います(^^)ので、私は、乙女心などを思い浮かべるのですが。さりげない朝の風景ながら、そこはかとない詩情を感じました。
ロサ・ブラックティー
★0
マーガレットの白い色が目に飛び込んでくるような気がしました。出勤、或は通学前の清々しい朝の景ですね。
きい
★0
マーガレットが印象的で楽しいなと思いました。
衣未(みみ)
★0
妹を探して若葉揺れている
出詠名
きつね
9席 / 9点 特×1 並×5 次×9 自×1
互選名 ロサ・ブラックティー袴田朱夏もーたろさかなかな404notF0816知己凛甘酢あんかけきい水無月水有常盤このは榊 康静ジャック悠さちえさい自きつね
選評名
小さい兄弟姉妹たちが、かくれんぼでもしている様な情景を想像して、ほほえましく、穏やかな感じがしました。
ロサ・ブラックティー
★0
五月の風に揺れる若葉に「妹を探している」とみる感性がステキだと思います。「妹」というワードから受ける印象は守るべき存在だということ。ちょっとした胸騒ぎも感じます。
もーたろ
★0
泣き言をアヤメの池に浮かべつつ
出詠名
甘酢あんかけ
10席 / 9点 特×0 並×7 次×7 自×1
互選名 ロサ・ブラックティー袴田朱夏もーたろ404notF0816きい寿々多実果常盤このは榊 康静ジャック悠尾渡はちさちキールえさい自甘酢あんかけ
選評名
泣き言がいいなあと思いました。下の句の展開が楽しそうです。
404notF0816
★0
お読みいただきありがとうございました!お花、そして評がとてもうれしかったです!
甘酢あんかけ
★0
坂道を全力で漕ぐ夏シャツよ
出詠名
りん2
11席 / 8点 特×1 並×4 次×13 自×1
互選名 ロサ・ブラックティー芍薬袴田朱夏もーたろさかなかな甘酢あんかけきい水無月水有寿々多実果藤 かづえ鮎常盤このは榊 康静ジャック尾渡はちさちキールえさい自りん2
選評名
坂道ならば全力で漕いでもスピードはなかなか出ないと思うので、シャツにクローズアップするなら向かい風を受けているのかなと想像します。初夏らしさを感じました。
寿々多実果
★0
下り坂なら放っておいても進むので上り坂を一生懸命漕いでいるのですね。学校へ向かう朝の景が浮かびました。下の句をいかようにもつなげられる素敵な描写です。
芍薬
★0
夏シャツという季語が新鮮で、爽やかで、この情景にぴったりだと思いました。動きが見えるようです。
常盤このは
★0
風薫る森へいざなう槌の音は
出詠名
水無月水有
12席 / 8点 特×0 並×6 次×10 自×1
互選名 NATURAロサ・ブラックティー袴田朱夏もーたろ甘酢あんかけきい藤 かづえ衣未(みみ)常盤このは榊 康静ジャック悠尾渡はちさちキールえさい自水無月水有
選評名
一読した折、思わず<そう来ましたか!!>と唸りました。私も啄木鳥のドラミングを詠もうとしたのですが、字数が収まらず断念しました。あの愉快で軽快な音には、いつ聞いても心寄せられるものがあります。初夏の爽やかな風に乗って森に響き渡る槌の音に清々しさを覚えます。
榊 康
★0
「槌の音」で『天使のハンマー』を思い浮かべてしまいました(^^;)森にこだまする音に、清涼感と澄明な雰囲気を感じました。
ロサ・ブラックティー
★0
楽しい情景です。
衣未(みみ)
★0
新緑のひかりを反すペットボトル
出詠名
きい
13席 / 7点 特×0 並×5 次×7 自×1
互選名 りん2ロサ・ブラックティー芍薬袴田朱夏甘酢あんかけ水無月水有鮎榊 康静ジャックきつね悠尾渡はち自きい
選評名
お水か緑茶のペットボトルでしょうか。さみどり色を反射するペットボトル、想像しただけですがすがしくなります。
芍薬
★0
光を反射するペットボトルは五月にぴったりだなと思いました。
鮎
★0
こいのぼりひろげてかぶってもぐりこみ
出詠名
寿々多実果
14席 / 6点 特×0 並×4 次×6 自×1
互選名 ロサ・ブラックティー袴田朱夏さかなかな甘酢あんかけ常盤このは榊 康静ジャック悠さちえさい自寿々多実果
選評名
面白い歌が出来そうな予感のする上の句です。動詞がいっぱいあって、いっぱいあるところがいいですね。
静ジャック
★0
揚げる前の大きな鯉幟に子供さんが楽しそうにはしゃいでいる姿に、優しいまなざしを向けられている様子が、17音を全部ひらがなでひらかれた所から伝わってきます。微笑ましい光景を楽しませて頂きました。ありがとう。
榊 康
★0
「こどもの日」らしい上の句ですね。かわいくもヤンチャな子のイメージが浮かんできます。
さち
★0
涙する勿忘草の青深く
出詠名
ゆりこ
15席 / 5点 特×1 並×3 次×8 自×0
互選名 ロサ・ブラックティーさかなかな404notF0816甘酢あんかけ水無月水有寿々多実果鮎榊 康静ジャックさちキールえさい
選評名
「勿忘草」とか「青」とかの言葉は、悠さんの句を思い出したりするのですが、今回はどうでしょう(^^)この「深さ」は色としてより、心情の深さと読みましたが、いかに。
ロサ・ブラックティー
★0
「(涙する勿忘草の青深く)憧憬の野を染めて拡がる」でも、この深い青は、ドナウ川の『青』かも。
ロサ・ブラックティー
★0
若葉からこぼれる光を君は受け
出詠名
鮎
16席 / 5点 特×0 並×3 次×7 自×1
互選名 りん2ロサ・ブラックティー甘酢あんかけきい榊 康静ジャック悠尾渡はちキールえさい自鮎
選評名
場面が若葉から入って君へのいざない方が、よどみなく自然で、読んでいて気持ち良かったです。同時に「光を君は受け」とされたからでしょうか、若葉から醸し出される瑞々しさ・希望・可能性みたいなものを君に感じ、歓喜している歌のようにも感じました。
榊 康
★0
五月二十三日付けで出す手紙
出詠名
ロサ・ブラックティー
17席 / 4点 特×1 並×0 次×4 自×1
互選名 さかなかな寿々多実果榊 康静ジャックえさい自ロサ・ブラックティー
選評名
終わったので(^^)おぉ~さかなかなさん♡ありがとうございますm(__)m。五(こい)二(ふ)三(み)で、ラブレターの日と知っている人はなん人(^^
ロサ・ブラックティー
★0
選評の3日間色々調べ考えました。季語である多佳子忌や万太郎忌に、俳句の集いをお誘いする手紙か?いや三社祭?いずれも日が合わない。母の日なら「母の日に」とかするよなぁ~。「今日は何の日」でラブレターの日があるが、ラブレターなら<頻繁に出すもの>だから、この日に贈ったとしてもあまり特別感を感じさせない。この日に特別感を持たすとしたら・・・あっ!そーゆうことか!ん?いや待て!!もしかしたら相手は風に・・・、ふ 触れられない、そっとしておきたい。評を控えさせてもらいました。ロサさんと分かってからも書き込みがあれば、読んで判断しようと思いました。遅れ馳せながら評書かせて頂きますね。結婚してからはラブレターのやり取りをすることのなくなった夫婦にとって、この日は出すきっかけになりそうですね。こう書きたかったのですが、少ない文字数(情報)の中での日にち指定のインパクトに書き込みがはばまれました。もうロサさんらしく動植物入れて明るく詠うかしてぇ~~(^_^)。
榊 康
★0
何と申しますか、日ごろ手紙など出さない人に、ラブレターに見えないような恋文を出すようなのが(考えが古いでしょうか)粋に感じるのですが。ズレてます?(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
平成の戦後を継ぐは令和の世
出詠名
袴田朱夏
18席 / 4点 特×1 並×0 次×3 自×1
互選名 ロサ・ブラックティー甘酢あんかけ榊 康静ジャック自袴田朱夏
選評名
自分の人生に色々と思う所がありましたが、昨日よりも今日・今日よりも明日が少しでも良くなるようにと戦ってこられた人たちがいて、その上で今の社会があるのだと解り、私は私でできることで頑張ってきました。次の時代を担う若い世代に、少しでもいい時代を引き継がせられているのだろうか。そう自分に自問させるように響いて来る歌のように思います。
榊 康
★0
票、また榊様におかれましては特選評と丁寧な評をありがとうございました。うれしいです!お読みくださりありがとうございました。
袴田朱夏
★0
初めての令和に上がる鯉のぼり
出詠名
さち
19席 / 4点 特×0 並×2 次×7 自×1
互選名 NATURAロサ・ブラックティー袴田朱夏甘酢あんかけきい藤 かづえ榊 康静ジャックキール自さち
選評名
五月の晴れた空に泳ぐ鯉のぼりは気持ち良さそうですね。新しい時代も鯉のぼりを見ることのできる平和な世の中であることを願います。
藤 かづえ
★0
「初めての」とあるので初めて鯉のぼりを揚げるのですね。それも令和元年にですね(^_^) 鯉の滝登りと言う故事がありますが、力強くたくましく令和の時代を駆け出していけますようにと、応援する気持ちで読ませて頂きました。五月にいよいよ鯉のぼりが揚がるのですね。爽やかでいて心が和む上の句です。
榊 康
★0
世の中が『令和』にすごく盛り上がっているので(^^)何かこの句を見ていますと「令和元年5月1日に生まれた男児」みたいな感じがして、おめでたい気がします(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
今どうかわかりませんが、名古屋あたりだと、男の子が生まれると親戚中からコイノボリが届くとか(^^;)もしかしてホントに歌意は・・・。
ロサ・ブラックティー
★0
母の日を想いそわそわしてしまう
出詠名
衣未(みみ)
20席 / 4点 特×0 並×2 次×4 自×1
互選名 ロサ・ブラックティー芍薬さかなかなきい榊 康静ジャック自衣未(みみ)
選評名
何を想像してそわそわしてしまうのでしょう。下の句の展開が楽しみです。詠み人の視点も、親としての立場からなのか、はたまた子供の立場からなのかで歌意もガラッと変わってきそうです(^_^)。
榊 康
★0
下の句をいろいろ楽しめそうな句だと思います。「そわそわしてしまう」なんて気持ちが前に出ているところが面白いですね。
きい
★0
あの頃の目に飛び込んだ鯉幟
出詠名
さかなかな
21席 / 2点 特×0 並×0 次×5 自×1
互選名 ロサ・ブラックティー袴田朱夏もーたろ榊 康静ジャック自さかなかな
選評名
「あの頃」を読む人に委ねているため、どの時代・どのような心の状況を鯉幟と結びつけるのか、問いを投げかけられたようで難しいですが、皆さんがどのように詠まれるのか興味が湧き、下の句の展開が楽しみでもあります。
榊 康
★0
元年のゴールデンウィークが終わったら
出詠名
知己凛
22席 / 2点 特×0 並×0 次×4 自×1
互選名 ロサ・ブラックティー甘酢あんかけ榊 康静ジャック自知己凛
選評名
私ならゴールデンウィークの出来事を皆さんに詠んで頂く所ですが、「終わったら」って、その後のことを詠ませるのですね(^_^) 読んでいて思わずニヤリとしてしまい、下の句への創作心を掻き立てられました。
榊 康
★0
終わりました(^^)「(元年のゴールデンウイークが終わったら)なにはともあれ通常運転」でした。
ロサ・ブラックティー
★0
甘やかに香る新茶よ祖母の部屋に
出詠名
静ジャック
23席 / 2点 特×0 並×0 次×3 自×1
互選名 ロサ・ブラックティー榊 康悠自静ジャック
選評名
美味しい新茶が用意され、御婆様の部屋ではどのような話(物語)が巻き起こるのでしょうか。孫には新茶と同じく甘いのかな?御婆様が何を語りだすのか想像したら、下の句が楽しみになってくる上の句ですね(^_^)。
榊 康
★0
青柳にそよ吹く風ははつなつの
出詠名
万間みいや
24席 / 1点 特×0 並×1 次×8 自×0
互選名 NATURA芍薬甘酢あんかけ寿々多実果鮎榊 康静ジャックさちキール
選評名
青柳とそよ風との取り合わせがいいですね。また<そよ吹く>とされたことで、より風に柔らかさを感じ柳と合います。日を追うごとにもえぎ色から青葉へと足早に色を変えてゆく樹木が多い中にあって、柳の優しい色(色見本で柳葉色・裏葉柳・柳染等があるように)は、初夏のこの季節感をいつまでも留めているようで、歌を読んでいて暫く初夏を感じさせてもらいました。
榊 康
★0
もう古い柱の傷が刻むのは
出詠名
蟻男
25席 / 1点 特×0 並×1 次×6 自×0
互選名 ロサ・ブラックティー寿々多実果藤 かづえ榊 康静ジャック尾渡はちキール
選評名
柱の傷はおととしの〜五月五日のせいくらべ〜♫からの発想かと思いました。思わず下の句を付けたくなる句だと感じました。
藤 かづえ
★0
月POINT
順位 | 筆名 | 首席 | 投句 | 選句 | 特選 | 偏差 | EX | 合計 |
---|
EX内訳
最優+3:榊 康
最黄+2:榊 康藤 かづえ
最緑+2:りん2
初回+1:芍薬ゆりこ
欠票-1:ゆりこ万間みいや蟻男
欠評-1:悠水無月水有万間みいや蟻男
六連+3:キールNATURA悠甘酢あんかけロサ・ブラックティーさち知己凛静ジャック蟻男
のの+1:全員(管理人欠席のため)
開催後記
榊 康さんが初の上弦首席でした
通算100回出席: きい
通算60回出席: 蟻男
ありがとうございました