連歌の花道『新月ノ歌会』

長月の歌会

新月ノ歌会工事中

夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智

平成31年度 長月の歌会『下弦の部』

 上の句に付ける下の句を出詠ください

詠草リスト

[今回の投票式目]
特選(2点)×1票
並選(1点)×5票
次選(0点)×∞票
互選(2点)×1票

冠まだこれからと月が微笑む

出詠名 静ジャック
首席 / 18点 ×4 ×8 ×4 ×1

互選名 NATURAさかなかな甘酢あんかけほのふわりゆりこ藤 かづえ衣未(みみ)きい芍薬さち文月ロサ・ブラックティー西鎮蟻男榊 康えさい静ジャック

選評名 月が見守り寄り添っているのですね(^_^) まだこれからと微笑む所に、月も満ちてゆく感じが伝わります。
榊 康
★0
私が上の句を読んだ印象として、この主体はかなり苦しんでいるな、というものがあったので、この下の句がぴったりであるように思えました。平易な言葉で表現されており、月光の柔らかさが際立っています。月が主体を無条件に肯定してくれているように思えて、あたたかい気持ちになりました。
ほのふわり
★0
月に見守られていると感じることで、とてもやさしい気持ちになります。この月もまだ欠けていそうです。「まだこれから」と余裕のある言葉がとてもいいと思いました。月と青蜜柑が丸いことでリンクしているところも好きです。
きい
★0
上の句のネガティブさからのポジティブな着地が素敵です。それも幸せ一杯な感じで無理に持っていくのではなく優しく中和する感じで綺麗に纏まっています。一首で作中主体、青蜜柑、月と登場人物(ヒト、モノ)がそれぞれ役割を果たしていて、生き生きしています。
さち
★0
皆さんの評の様に、上の句のやるせなさを中和して、やさしく受け止めている所は好きです。ただ自分としては、ちょっと不完全燃焼しそうです(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
たくさんの温かな評と票をありがとうございました。
静ジャック
★0

バスタブの栓は抜かれたまんま

出詠名
2 / 18 ×3 ×10 ×3 ×1

互選名 袴田朱夏さかなかなりん2ほのふわり藤 かづえ万間みいやきい遠野 かなみさち文月ロサ・ブラックティー西鎮蟻男榊 康えさい静ジャック

選評名 違ったら申し訳ないのですが、湯を張った浴槽に青蜜柑を垂らすような景、それが今は栓が抜けていて実行できない、あるいは意味がない、というような景を想像しました。空虚さをよく表していると思います。
袴田朱夏
★0
バスタブまで発想を広げたことで、「満ち足りぬ」が、心とバスタブの両方に掛かっているように感じられます。まだ酸っぱく、青々とした蜜柑の汁と水場のたぷたぷと揺らめくイメージが互いを引き立てているように思いました。
りん2
★0
詠み人にとって湯船に青蜜柑等柑橘系を薫らすことは満足のいかない夜の癒しになっていたのでしょう。千葉県の断水地域の人達に思いを寄せると下の句のようになると思います。居間等で青蜜柑の香りだけで癒そうとなさったのだと思います。詠み人の住居地の早期復旧に感謝しつつも全体を見渡せば満足と言えない現状に。自然災害で被災経験のある者としてこの歌に触れさせて頂き、そのように読ませて頂きました。響いたのは被災者が歌われているように思えたからかなぁ。
榊 康
★0
バスタブにお湯をためる。ゆったりした気分になれるのに、なかなかお湯もはれない止まった時を感じられます。青みかんからバスタブ…綺麗な上サラッと虚しさを歌った所が凄く好きです。
文月
★0
結句が「まんま」で終わっているところも満ち足りなさを上手く表現しているな、と感じました。下の句で悲壮感を少し和らげているところもうまいなと思いました。
静ジャック
★0
“満ち足りぬ”と“まんま”、“絞った”と“抜かれる”、“夜”と“バスタブ”…これらが青蜜柑を中心にブックエンド的に配置されているように思えます。とても美しいと思いました。
西鎮
★0
たくさんの評をありがとうございました。
皆さまそれぞれに景を想像してくださり、下の句をつけた当人以上にこの歌に意味を与えていただいたように思います。ありがとうございます!

★0

私が少し間違っただけ

出詠名 遠野 かなみ
3 / 14 ×2 ×8 ×6 ×1

互選名 袴田朱夏NATURA舟来里己ゆりこ衣未(みみ)きい芍薬さちロサ・ブラックティー西鎮蟻男榊 康えさい静ジャック遠野 かなみ

選評名 <少し>がいいですね!応援歌のように響いて来ます。救われます。
榊 康
★0
間違ったのはあなたではなくわたし。あの時を後悔しているように感じました。
ゆりこ
★0
「自分が悪い」と言いながらも、表に出ない後悔や悔恨が、「絞る」という行為に強く出ているのでは、と想像しました。
ロサ・ブラックティー
★0

ちいさな罰はささくれに沁む

出詠名 芍薬
4 / 13 ×1 ×9 ×7 ×1

互選名 袴田朱夏NATURAさかなかなりん2甘酢あんかけキールほのふわりゆりこ藤 かづえ小澤ほのか遠野 かなみロサ・ブラックティー西鎮蟻男榊 康静ジャック芍薬

選評名 ちいさな罰、がいいですね。小さい傷ほど気になるものです。
袴田朱夏
★0
絞ったことで果汁が指のささくれに沁みたのか。それとも青蜜柑の香りもしくは酸味が鼻や舌からささくれだった心に沁みたのか。前者を発展させて、果汁が指のささくれからささくれだった心に沁みたのかも……など。読む人によって少しずつ違う情景が想像できそうで、良いなと思いました。

★0

いつかの流星みたいに香る

出詠名
5 / 12 ×2 ×6 ×5 ×1

互選名 袴田朱夏NATURAほのふわり小澤ほのか万間みいやきい芍薬さち文月西鎮榊 康えさい

選評名 この「いつかの流星」は、まだお付き合いが順調だった頃に作者が恋人と二人で見た流星と捉えました。その時の流星のような甘酸っぱい香りが、満ち足りない夜に絞った目の前の青蜜柑から香ったような気がした。きっと、この「満ち足りぬ夜」は、その恋人とのお付き合いが、何となく上手く行かなくなってきたように感じた日の夜ということなのでしょう。また元通りの仲のいい状態に戻ることを期待してる気持ちがこもっているように思えて、切ない恋の歌に仕上がっていると感じました。
NATURA
★0
雲に覆われ肉眼で確認できなくても、雲上には星空が広がっていることを表現する時に<星が香る>とされることを見かけるのですが、その解釈で読ませて頂くと、詠み人には何らかの事象に関し、実感としてはっきりと掴めてるものではなく、判然としないものとして捉えているように推察します。その事が満ち足りなさに繋がっているのではないでしょうか。いつか見た流星もそこにあるのだろうぐらいに見ていたものと推察しました。
榊 康
★0
絞ったときの果汁が流星のようにキラキラして見えたのかなと思いました。前に流星を見た時のことを思い出して胸がキュッとする。その感覚に青蜜柑の香りを重ねたのでしょうか。
きい
★0

入りのコーヒー 泣いて出てゆけ

出詠名 水無月水有
6 / 10 ×2 ×6 ×3 ×0

互選名 袴田朱夏さかなかな甘酢あんかけ芍薬さちロサ・ブラックティー西鎮榊 康静ジャック

選評名 えっ青蜜柑入りのコーヒーってあるんですか…いや、ないから面白いんでしょう、少なくとも私はそう取りました。うまく淹れられなかったコーヒーのもつ酸味というだけでだいたい嫌われますから、よほどうまくやらないとおいしいとは思えない取り合わせ。お前に出すコーヒーはこれだよ、帰りな、とマスターに言われてしまったかのよう。コーヒーに詳しい方の評・感想が聞きたいです。
袴田朱夏
★0
コーヒーにほろ苦さ、青蜜柑に甘酸っぱさを感じ、青春像を思い描きます。<泣いて出てゆけ>から、社会人では青春期の様な感傷的な自分ではやっていけない、もっと強くなれと鼓舞しているように響いて来ました。そのように鑑賞させて頂きましたが、感傷的でない強さがどれほどのものか、ふと考える時間を持たせて頂きました。
榊 康
★0
満ち足りない夜に苦味と酸味入り混じる青蜜柑入りコーヒー(コーヒーは詳しくありませんが美味しくなさそうな…)、そして泣いて出てゆけ。どこまでもブルー。でも不思議といやな後味はしなくて、魅力的です。

★0
満ち足りない夜、酸味の強い青蜜柑と苦いコーヒーを混ぜるという暴挙、そこに泣いて出てゆけの命令形…。ううう…(T-T)これでもかー!これでもかー!と、精神的にやっつけられてしまうすごいお歌!好きです!
甘酢あんかけ
★0
「青蜜柑入り」と句跨りにしての展開が、悲しくはあってもどこかユーモラスに感じられました。
さち
★0
情景を想像して見ました。青蜜柑入りの酸っぱいコーヒーを誰かに出して「さっさと出ていけ」と言っているのだろうか?それとも、コーヒーの中に青蜜柑を絞り入れるという暴挙をして、自分の心の中の何らかの感情に「出ていけ!」と言っているのだろうか?私は後者の様に思われるのですが、どうでしょう。
ロサ・ブラックティー
★0

苦い明日に怯まぬように

出詠名 ほのふわり
7 / 10 ×1 ×6 ×6 ×1

互選名 舟来里己さかなかな小澤ほのか万間みいやきい遠野 かなみさちロサ・ブラックティー西鎮蟻男榊 康えさい静ジャックほのふわり

選評名 歳を取るとひるむ事に二の足を踏んでしまいますが、若者の立ち向かう姿勢にエールを贈りたくなります。苦い日々を無事乗り越え、満ち足りた人生を楽しめる日が訪れますよう!
榊 康
★0
青蜜柑の果汁には酸味のなかにほのかな苦みを感じられますね。そこに関連付けて自分を奮い立たせるようなお歌になったと思います。
きい
★0
青蜜柑の酸味に呼応するように「苦い」が使われているのでしょうね。上評の方の様に、自身を奮い立たせるためにという所が好きです。その苦さを酸っぱさで、ガツンと打ち消して、目を覚まさせているように感じます。
ロサ・ブラックティー
★0
吞み下すしかない苦い現実、大人なら少なからず覚えがあるはず。
明日 ソレが待っているとしても、
充実しているとは言い難い現状だとしても、
(せめて)怯まないぞ と行動をする主体が素敵です。
蟻男
★0
榊 康さん、きいさん、ロサ・ブラックティーさん、蟻男さん、素敵な評をありがとうございます!
私は、みかんの100%ジュースも苦いと感じるので、きっと青蜜柑はさらに苦いのではないかと思って詠みました。主体の、弱いけど強い気持ちが伝わったようで、嬉しいです。
ほのふわり
★0

かすかな風が吹き抜けてゆく

出詠名 きい
7 / 10 ×1 ×6 ×6 ×1

互選名 佐倉 唯キールほのふわり藤 かづえ芍薬遠野 かなみ文月ロサ・ブラックティー西鎮榊 康えさい静ジャックきい

選評名 かすかな風…上の句の行為で詠み人の心境にほんのわずかだが変化の風が吹いたようです。この風 良い風と受け取っていいですか。
榊 康
★0
何でもなさそうに思える景が、上の句をやさしく支えていると思います。次選にしましたが、並選と変わりのないぐらい好きな下の句でした。
遠野 かなみ
★0
評もお花もありがとうございました☆
きい
★0
評もお花もありがとうございました☆
きい
★0

しぶきよせめて流星となれ

出詠名 袴田朱夏
8 / 10 ×1 ×6 ×5 ×1

互選名 NATURAりん2キールほのふわりゆりこ衣未(みみ)芍薬遠野 かなみさち西鎮榊 康袴田朱夏

選評名 絞った青蜜柑からほとばしる飛沫に流星を見るところが素敵だなと思いました。流れ星は願いをかけるもの。何かが足りない夜に救いを求めるような切実さが沁みます。

★0
上の句と下の句の流れが自然で一番しっくりきました。青蜜柑のはじける果汁と流れ星の組み合わせも絶妙ですね。「流星となれ」から満ちることへの願いを感じることができました。素敵です。
キール
★0
票、また、鮎様・キール様におかれましては評をくださりありがとうございました。満ち足りぬ、に注意して詠んだつもりでしたので、評で汲んでいただけてうれしいです。
袴田朱夏
★0

 香り広がる長袖のシャツ

出詠名 文月
9 / 10 ×1 ×6 ×4 ×1

互選名 舟来里己佐倉 唯甘酢あんかけキール小澤ほのか衣未(みみ)西鎮蟻男榊 康静ジャック文月

選評名 長袖のシャツに秋めいて肌寒くなってきた夜を想像します。秋の夜長、満ち足りないと益々長く感じそうですね。
佐倉 唯
★0
なんとなく心が満たされない秋の夜長を感じました。
衣未(みみ)
★0

ラヴェルの水の戯れに溺る

出詠名 甘酢あんかけ
10 / 9 ×2 ×3 ×3 ×1

互選名 舟来里己遠野 かなみ文月ロサ・ブラックティー西鎮蟻男榊 康えさい甘酢あんかけ

選評名 ラヴェルの水の戯れ…私には、パワーワードで特選以外考えられませんでした。
あの旋律に、絞った青蜜柑の雫と作中主体が良い意味で溺れる(弄ばれるよう)です。青蜜柑の爽やかな香りが空間に広がり、夜を深く演出していますね。とてもロマンチックでセンチメンタルな景が、ステキでした。
遠野 かなみ
★0
水の戯れ>に<溺る>を持って来た所が目を引きます。曲のタイトルをアイテムとして短歌に歌い込むことは、こうも歌に広がりを持たせ想像を誘うものなのかと関心を持たせて頂きました。満ち足りぬ秋の夜長に芸術が寄り添い癒してくれる。私はこの短歌の鑑賞で秋の一夜を楽しませてもらいました。
榊 康
★0
お読みいただきありがとうございました。お花も大感謝です。

そして何よりも、遠野さまと榊さまの評が、めちゃくちゃに嬉しく、、、たまらないです(T=T)誰にもわかっていただけないのかな…と、しばらく票が入らなかったのでしょんぼりしていました。でも、丁寧に深く汲み取ってくださって、この上の句をこの音楽で味わっていただけたことが、すっごくうれしいです!!!!!読み手に負担がかかるので、申し訳ない気持ちもありながら、どうしてもこの音楽を上の句につけたくて詠ませていただきました。
甘酢あんかけ
★0
お返事ありがとうございます。どなたが詠まれたのか結果発表が楽しみな下の句でした(^_^) 9/22。 
榊 康
★0
榊さま おお、ありがとうございます!なかなか短歌で伝えたいことを伝えるのは難しいです…。手ごたえを得られないことが多いですがもう少しがんばろうと思います。
甘酢あんかけ
★0

言い訳ぜんぶ消し去るように

出詠名 藤 かづえ
11 / 9 ×1 ×5 ×5 ×1

互選名 袴田朱夏NATURA舟来里己芍薬遠野 かなみロサ・ブラックティー西鎮榊 康えさい静ジャック藤 かづえ

選評名 単純にかっこよくていいなと思って特選です。この言い訳は主体のものでもよいし、恋人のものでもよいし、自由に解釈できるところが好きです。良い香りで気に入らないものを消し去ってしまおうとする心意気、私も真似してみたいです。
芍薬
★0

我が身ひとつを確認している

出詠名 万間みいや
12 / 8 ×0 ×6 ×7 ×1

互選名 袴田朱夏NATURAさかなかな甘酢あんかけ芍薬ロサ・ブラックティー西鎮蟻男榊 康えさい静ジャック万間みいや

選評名 たしかに、上の句はこれは一人で絞っているとしか考えられませんね(少なくとも私にとっては)。それを改めて確認している。満ち足りないという上の句の要素を最大限に引き出した歌になっていると思いました。
袴田朱夏
★0
確認している、だと少しかたい印象がありました。『確かめている』くらいに抑えても良かったと思います。
遠野 かなみ
★0
私は「確認している」の固さは、かなり客観的で、そこに感情の入らない冷静さを感じますね(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

アジアのとある王国の色

出詠名 舟来里己
13 / 8 ×0 ×6 ×5 ×1

互選名 袴田朱夏りん2甘酢あんかけ衣未(みみ)遠野 かなみさちロサ・ブラックティー西鎮蟻男榊 康えさい舟来里己

選評名 30を越える下の句の中で、パッと目に飛び込んできました。他にも体言止めでまとめた下の句もありましたが、この句はそれほど気になりませんでした。
満ち足りぬ夜の虚しさや苦しさを希釈し、救いのある下の句へ展開しているのが良いですね。
遠野 かなみ
★0
青蜜柑とアジアの色の組み合わせが神秘的な風景を想起させます。落ちる果汁の一滴はこれから起こるどんな不思議への鍵になるのか……
水無月水有
★0

コークハイ程あまくない恋

出詠名 蟻男
14 / 7 ×1 ×3 ×5 ×1

互選名 袴田朱夏甘酢あんかけきい芍薬ロサ・ブラックティー西鎮榊 康えさい静ジャック蟻男

選評名 コークハイの暗い色が夜から引き出されたように読みました。青蜜柑ですから甘くないんですね。上の句のイメージ・アイテムを巧みに利用しただけでなく、コークハイという新たなアイテムを登場させ、さらに恋と対照させた点が秀逸だと思いました。上の句・下の句がともに体言止めで切れ切れな韻律になる点だけ惜しいように思います。好みの問題でしょうが。
袴田朱夏
★0
コークハイにレモンやライムを絞って爽やかな口当たりにするのは聞いたことがあります、青蜜柑も確かに良いかもしれません。甘いだけの恋では満ち足りない、ちょっとした変化、刺激を求めているのかなあと思いました。
きい
★0
青蜜柑ジュースの様に酸っぱい恋(^▽^)なんか思うようにいかない恋のようで微笑ましい。ノンアルコールの果汁なので、コークハイの様に酔う事もない(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

祖母との遠き秋へと帰り

出詠名 榊 康
15 / 7 ×1 ×3 ×3 ×1

互選名 甘酢あんかけほのふわり藤 かづえ衣未(みみ)遠野 かなみ西鎮静ジャック榊 康

選評名 「青蜜柑」に祖母との思い出がよみがえってくる。「帰り」のあとに続くものは何なのかな。余韻を感じる歌です。
静ジャック
★0
静ジャック様

評に票までありがとうございます<(_ _)>秋の夜長不意に亡くなった祖母と子供の頃のように話がしたくなる時があります。この歳になってする話に、どんな話が聞けるのだろうとふと思ったりしてしまいます。3~4歳頃の記憶ですがジュースにしてくれたことをはっきりと覚えているのは嬉しかったのだと思います。思い出でしか帰れない満ち足りた時間。余韻を感じて頂き嬉しかったです!ありがとうございました。首席おめでとうございます(^o^)/。
榊 康
★0
皆様へ
ライ麦畑で背負い投げされた後、青空の下ミュージカルを踊りたい。どうも榊です。歌を読んで下さりまた票を贈って下さった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました<(_ _)>。
榊 康
★0
おお!さらっと拙歌を引いてくださり(笑)ありがとうございます!見逃すところでした~!
祖母、秋、という言葉が、しっとりと歌を鎮めてくれて、秋らしい一首だと思いました。帰り、は、帰る、では、余韻が残らなくて意図しない方向になってしまったのでしょうかね!上の句がフレッシュなみずみずしさが強く、下の句では逆の秋の湿度の低い乾いた感じがありましました。対比が面白い一方、上の句で発せられたみずみずしさが、滞ってしまう印象もあったので、緑のお花にさせていただきました。祖母との素敵な思い出、美しいです。そのおばあさまがジュースを作ってくれた歌にされたら、もっと私はぐっときた気がしました!
甘酢あんかけ
★0
甘酢あんかけ様

 評ありがとうございました。勉強になります!上の句の瑞々しさを考えてなかったことに気付きヒヤッとしました(^_^;) あの~祖母がジュースを作ってくれたことを歌に織り込んだつもりでした。<絞った青蜜柑>に絞った行為を通して祖母との秋の想い出がよみがえる。幼少期に祖母が同じ様に青蜜柑を搾ってはジュースにしてくれたことを。自らを上の句の状況に置いてみた上で、絞ってる今とは違い満ち足りた時間だったなぁと過去に想いを馳せているものとして詠ってみました。詠み人へ向け声を掛けるように詠むのか。心境を疑似体験する為に上の句に自分を置き換え詠んでみるのか。後者で詠んでみましたが伝わりにくかったですね。すみません(^_^;) 
 芍薬さんが21日に紹介されていた藤かづえ様の歌は、滑らかに詠めてやさしい言葉遣いでいつまでも心に残る私が目標にしたい歌でした。このような歌を詠われる方とも歌会でご一緒できていることが嬉しいと思いました。榊ですが次回冬シーズンの3ヶ月を詠えるのか自身がありません。若い世代との歌会となるとどうしても感性の鮮度で負けても(その感性古いと言われても)発想力の方で勝負できたらと思ってしまうのです。ですがこの発想力自分には厳しく別の趣味に逃げたくなります。次回も詠えるか分かりませんが詠えたらまた甘酢さまと短歌の話がしたいです。では失礼致します<(_ _)> 9/23。
榊 康
★0
榊さま

私は読みの力が未熟なので、今そこを何とかしようとしております。まだまだ読む力が無く、私の力不足が大きな原因です。読み取れずすみません!

皆さん素敵な歌を詠まれますよね~!榊さんは、十分にスゴイです!結果もしっかり出して、しっかり評もかけるし、しかもしっかり人の歌を読むことができるところがすばらしいと思います!
甘酢あんかけ
★0
 千代の富士関・霧島関・琴風関・寺尾関をいつも応援していた どうも榊です。
 謝らないで下さい(*o*)榊は今までに的外れな評を甘酢さまに送ってきたことと思います。外れてましたら遠慮なく指摘して下さいね。それと甘酢さまの評 私は好きです(^_^)。
 会話も短歌も同じで話したいことがあれば続けられるのでしょうね。深く読んでもらえるのはそこまで引き付ける・心を動かす表現や切り取った世界に魅力があり、言葉の力も上手に利用されてます。榊はそこら辺が弱く、甘酢さま始め先生と呼ばれる方はお強いのです。投稿前に改めて読み直し、表現に心を動かせそうな力はあるのか、興味を持って頂けそうな場面なのか{今自分に言い聞かせてます(^_^)}少し謎かけをし(謎めかして)空想する楽しみはあるのか、注意し次回から出詠できたらと思いました。興味を持って頂けたら会話が続くのと一緒で評が頂けるのだと思いました。会話の最小形みたいな短歌での語りかけ、榊も上手くなりたいです。榊の評が皆様にお役立ちしてるかは謎ですが、どの言葉を足掛かりに歌を読み解こうとしたのか、辿った道筋も示すことで詠み人さまの創作に何かしらの参考になればと思って書いてます。評が書けてると言って下さる方が一人でもおられると今後の選評の励みになります!自分の歌に付き合ってもらいたい。その為にまず皆様の歌にじっくり向き合いたいと思ってます(^_^) 9/25。
榊 康
★0
千代の富士も最高にかっこよかったですね~!ふふふ
いろいろ興味深いです!ありがとうございます!短歌、本当におもしろいし、向上心も持っていたいと思いつつも、なんだか少々疲れるなあ~という思いも実は最近ありまして・・・(^^;休み休み、やってゆこうと思います。10/6
甘酢あんかけ
★0

 鼻をかすめる君のディオール

出詠名 キール
16 / 7 ×0 ×5 ×7 ×1

互選名 袴田朱夏NATURA舟来里己佐倉 唯甘酢あんかけ万間みいや芍薬ロサ・ブラックティー榊 康えさい静ジャックキール

選評名 青蜜柑は君を思い出す香りなんでしょうか。香水というのはつけすぎてもつけなさすぎてもいけませんから、難しいですよね。それを思い出すということは、君、が香水の扱いにも慣れた、品のある人物であることをうかがわせます。
袴田朱夏
★0
初キスをしようとして君に断られた日の夜に絞った青蜜柑から、君がつけていた香水の匂いを思い出している、といった切ない情景が浮かびました。香水の具体的な銘柄を挙げての体言止めや「鼻をかすめる」という表現が素敵です。
NATURA
★0
香りを詠む下の句の中で一番好きでした。個人的なことですが、村山由佳さんの『パーフェクト・ワールド』の世界観がふっと出てきて面白かったです。
万間みいや
★0

もとめてたのは酸っぱさじゃない

出詠名 さち
17 / 6 ×1 ×2 ×6 ×1

互選名 甘酢あんかけゆりこ藤 かづえ小澤ほのか万間みいやきいロサ・ブラックティー西鎮榊 康さち

選評名 青蜜柑はたしかに酸っぱいです。でも、絞った青蜜柑に敢えて酸っぱさを求めない。ならば何を求めているのか。私にはわかりません。そのわからなさが読み手に委ねられて想像させる巧みかなあ、と思います。
小澤ほのか
★0
柑橘系の中でも蜜柑にはたとえ青蜜柑でも少しは甘さを求めてしまうものです。果物は食べてみないと分かりませんね。私はシシトウは引きたくなくても未だにハズレを引いてしまいます。踏んだり蹴ったり感がとても伝わって来ます。
榊 康
★0

整えた指先から染みて

出詠名 りん2
18 / 6 ×1 ×2 ×2 ×1

互選名 万間みいやさち榊 康静ジャックりん2

選評名 大事な夜のためにきれいにマニキュアを塗ったのか、丁寧に磨いたのか。
せっかく整えた指先から青蜜柑の果汁が染みていくのですね。酸っぱい香りとひりひりする指先の感覚を感じました。
藤 かづえ
★0

 胸の容器を香らせて秋

出詠名 衣未(みみ)
19 / 5 ×1 ×1 ×3 ×1

互選名 佐倉 唯りん2甘酢あんかけ榊 康えさい衣未(みみ)

選評名 胃や肺が秋で満たされてゆく感じが伝わります。<胸の容器> 目を引きます。
榊 康
★0

滲みるよただのささくれなのに

出詠名 天田銀河
20 / 5 ×0 ×5 ×7 ×0

互選名 袴田朱夏NATURA舟来里己さかなかな甘酢あんかけ藤 かづえ小澤ほのかロサ・ブラックティー西鎮榊 康静ジャック

選評名 滲みるよ の「よ」の口調で一気に精神が子どもに戻ります。大人になってからじゃ少しささくれができたくらいじゃ誰も慰めてくれない。満ち足りない夜だから、そんなよくある不満なのに、風船に針を刺したように、青蜜柑を絞るように、甘えたい気持ちが溢れ出してしまった、という風景を読み取りました。
舟来里己
★0
実際に青蜜柑を絞った時、手のささくれがしみたとも取れますが、この「滲みる」は液体がしみ込んでいくときの言葉なので、満ち足りない心のささくれに滲みたともとれるように思いまして、しみじみと味わい深かったです。
ロサ・ブラックティー
★0

房の隙間に吐息が満ちる

出詠名 一音乃 遥
21 / 5 ×0 ×5 ×6 ×0

互選名 NATURA佐倉 唯ほのふわりゆりこ文月ロサ・ブラックティー西鎮榊 康静ジャック

選評名 果汁は詠み人の体内に、果汁が抜けた青蜜柑には今度詠み人の吐息が満たされてゆく。着眼点が好きです。
榊 康
★0

甘美な香りはまだ程遠く

出詠名 佐倉 唯
22 / 5 ×0 ×3 ×3 ×1

互選名 キールゆりこ藤 かづえ文月ロサ・ブラックティー榊 康佐倉 唯

選評名 香りにご自身の精神的成熟度も試しているように感じてしまいました。青蜜柑の香りに甘美を感じられるほど未だ至ってない。「香りは ”まだ” 程遠く」とされたからなのか私にはそのように響いて来ました。
榊 康
★0

ステアせぬまま かの国の酒

出詠名 ロサ・ブラックティー
23 / 5 ×0 ×3 ×2 ×1

互選名 さかなかな甘酢あんかけキール榊 康ロサ・ブラックティー

選評名 夜中に一人、起きてきて、何か一杯飲みたいなぁと思うとき、青蜜柑の季節だと、手間暇かかる事でもしたくなります。ふと思い出したかの国の酒。混ぜないで、口を付ける度に味が変わるのを楽しみながら、満ち足りてない部分に染みるのを悔しく思い返すのでしょうか。
さかなかな
★0
実は飲んで、飲んで、飲み足りない状況(^^;)上品にステアするのはカクテルをたしなむ時で、レモンやライムを絞り入れただけの乱暴な飲み方は、飲み比べの時の飲み方ハハ・・・です。
ロサ・ブラックティー
★0
コ~ラッ吞み助!ほどほどになっ(^_^)ところで第4句のあと何故空白スペース入れたの?良かったら返事頂戴。昼夜の寒暖差が大きくなってきました。体に気を付けて。ではでは(^_^)/~9/23。
榊 康
★0
いえまあ、ステアしないところまでは現実・・・でここで瞑想入りました(^^;)かの国は「異国」にして「彼(仮想・笑)の国」テヘッ・・寒暖差も許容範囲でずいぶん楽になりました。榊様こそお体大切に(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
お返事ありがとね。そっかぁ~そこで瞑想入りしちゃったのね(^_^) 最初読ませて頂いてた時<かの国>の国に例えば薩摩の国みたいな国を想像してたよぉ~。返事読ませて頂くと、久保田早紀さんの異邦人的なテイストがしてきました。次回からの歌会は冬シーズンに入りますね。ではでは(^_^)/~9/28。
榊 康
★0
追。かの国の酒は「ピンガポンタル」あたりで □(^▽^)b
ロサ・ブラックティー
★0

一滴ごとに凍みる舌先

出詠名 知己凛
24 / 4 ×1 ×2 ×3 ×0

互選名 藤 かづえ万間みいやロサ・ブラックティー榊 康静ジャック

選評名 イメージが間違っていたらスミマセン(^^;)瞬間、青蜜柑を直接口の中に絞っている情景を見ました。この乱暴さが、自身の句と方向性が同じでしたので、親近感をいだきました。舌が凍みるのもかまわず、という状況も、ちょっといろいろ想像が膨らみまして。
ロサ・ブラックティー
★0
今更ですが・・・、運動部だったので疲労回復にクエン酸とばかりに、妄想炸裂しちゃいまして、(^^;)ボクシングの人が、ワイルドに青蜜柑を握力で絞って、直接飲んでて、「今日の試合はさんざんだったな」などと言ってる場面などを見てました。(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0

蜜とは呼べぬ酸味ばかりで

出詠名 幸道ときは
25 / 4 ×0 ×4 ×4 ×0

互選名 佐倉 唯りん2甘酢あんかけさち文月ロサ・ブラックティー榊 康静ジャック

選評名 酸味ばかりで・・・詠み人が酸味の方を強く感じてしまう心理的状況であることが、上の句の<満ち足りぬ>と響き合います。<蜜とは呼べぬ>に詠み人のユーモラスさを感じさせてもらいました。
榊 康
★0

<kana>香<:>かぐ</kana>わしい背に紅き爪痕

出詠名 ゆりこ
26 / 4 ×0 ×2 ×4 ×1

互選名 袴田朱夏NATURA甘酢あんかけキール衣未(みみ)ロサ・ブラックティーゆりこ

選評名

 未知なる二人もしたたるようで

出詠名 西鎮
27 / 4 ×0 ×2 ×3 ×1

互選名 甘酢あんかけ万間みいやロサ・ブラックティー榊 康えさい西鎮

選評名 選評後失礼致しますm(_ _)m <”も”したたるようで>とされているので<未知なる二人>に青蜜柑を投影させたのですが、青蜜柑と二人との関わり方がどのように絡んでくるのか私には少し弱かったように思いました。瑞々しいだけじゃない何かを歌われているように感じたので。感想を書かせて頂きましたが失礼があればお許し下さい。失礼します<(_ _)>。
榊 康
★0

その抜け殻が愛おしすぎて

出詠名 小澤ほのか
28 / 3 ×0 ×1 ×4 ×1

互選名 衣未(みみ)きいロサ・ブラックティー榊 康静ジャック小澤ほのか

選評名 絞ったあとの青蜜柑を抜け殻と呼んでいるのでしょうか。絞り切られて歪なかたちで転がっているそれをいまの自分を重ねて、愛おしく感じているのかもしれません。
きい
★0

ほのかに香るまっ赤な殺意

出詠名 NATURA
29 / 3 ×0 ×1 ×1 ×1

互選名 さかなかなロサ・ブラックティーNATURA

選評名 青い皮、黄色い蜜柑、真っ赤な殺意。コントラストがパキッとしていてなんとなくモンドリアンの絵画を見ているような気持ちになります。
芍薬
★0

目にほとばしる冴えし月めく

出詠名 さかなかな
30 / 2 ×0 ×0 ×4 ×1

互選名 甘酢あんかけ遠野 かなみさち榊 康さかなかな

選評名 そういえば、ミカンの皮のプチプチから汁が飛ぶんでした。その皮で、飛ばしてかけ合いしたものです(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0

黄色にならぬレモンは無視し

出詠名 えさい
31 / 2 ×0 ×0 ×1 ×1

互選名 榊 康えさい

選評名 すみません、歌意が難しかったですm(_ _)m 私なりに思ったことを書かせて頂きますね。レモンは酸っぱいだけでは嗜好されないみたいで、黄色い色まで求められる。青蜜柑は酸っぱさの中にも甘さを期待できるので青くても選ばれた。人は出来れば味・色・香り等が複合的に絡み合っていれば満たされ癒される、またそうであって欲しいという希望を持ちたがる。満ち足りぬ夜でも単純なものは求めないことを歌われたのかなと思いました。
榊 康
★0
青蜜柑を、どこに絞った(絞り入れた?)のでしょうか?透明なグラス?それとも透明な飲み物に?蜜柑のしぼり汁は色がつくけれど、レモンの汁はほとんど無色に近いので、視覚的にも存在がわかりませんよね。この色を求めた気持ちがどこにあったのか、気になる所です。
ロサ・ブラックティー
★0
ロサ様の評興味深く拝読させて頂きました。そっかぁ~色を求めたい夜だから、透明な飲み物に混ぜると無色透明のままになってしまうレモンを避けたかったのかぁ。蜜柑色に気が向く・身につけたくなる時ってありますもんね。搾った蜜柑色を消さないような飲み物に詠み人は足したのでしょうね。その解釈も共感持てます!
榊 康
★0
あっいえいえ、歌意は詠み人のみぞ知る・・・です(^^;)えさいさんのは紐解きたくなる句が多いです(^^)
ロサ・ブラックティー
★0


Tポイントカード月POINTについて sing-for.month.jp/classic/tpoint.html
三ヶ月Data長月の歌会下弦の部H31.09.20 up
順位筆名首席投句選句特選偏差EX合計

EX内訳

最優+3静ジャック

最黄+2

最緑+2芍薬万間みいやキール天田銀河

上下+1ゆりこ天田銀河キール榊 康芍薬きいロサ・ブラックティー衣未(みみ)ほのふわり甘酢あんかけ知己凛万間みいや蟻男静ジャック遠野 かなみ袴田朱夏藤 かづえ小澤ほのか水無月水有りん2さかなかなさちNATURA文月一音乃 遥西鎮幸道ときは

初回+1舟来里己佐倉 唯幸道ときは

欠票-1水無月水有天田銀河一音乃 遥知己凛幸道ときは

欠評-1天田銀河一音乃 遥知己凛幸道ときはえさい

六連+3ほのふわり

のの+1全員(管理人欠席のため)

花Season Cup 『秋杯』表彰新月ノ歌会秋


新秋王 は 芍薬 さんと 榊 康 さんに決定しました

冠 秋の表彰会場へ 冠


月開催後記


静ジャックさんが初の下弦首席でした

通算110回出席: きい

通算70回出席: 蟻男

通算10回出席: 万間みいや ゆりこ


ありがとうございました 花

長月の歌会下弦の部