連歌の花道『新月ノ歌会』

如月の歌会

新月ノ歌会工事中

夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智

平成31年度 如月の歌会『下弦の部』

 上の句に付ける下の句を出詠ください

詠草リスト

[今回の投票式目]
特選(2点)×1票
並選(1点)×4票
次選(0点)×∞票
互選(2点)×1票

冠百まで数える風呂からの声

出詠名 ちまさかな
首席 / 22点 ×6 ×8 ×6 ×1

互選名 キール聴雨さちミウラうをみ衣未(みみ)404notF0816NATURA天田銀河ロサ・ブラックティー藤 かづえ甘酢あんかけ袴田朱夏蟻男ビリでえぇよ(^_^)きいほのふわり静ジャックちまさかな

選評名 春雷から物理的に逃げる事を想像しがちな中にあって異彩を放ちますが、言われてみれば納得のいく光景。上の句を活かす発想に、それこそ雷に打たれたような気分です。
さち
★0
春雷に無防備なお風呂で焦る子供さん。その様子を感じているおうちの方の愛情を感じます。
衣未(みみ)
★0
私も上評の方同様、お風呂で百数える子供さんと、雷が恐いのかだんだん数え方が早くなるその声を、聞いている家族の、和気あいあいとした団らんが見えました。
ロサ・ブラックティー
★0
おへそが取られる!早く服を着なくちゃ!とあわてつつも、律儀に100まで数える子どもの姿が浮かびます。
袴田朱夏
★0
春雷から季節感も出て、暮らしの一コマを巧みに掬い上げたいいお歌に仕上がりましたね。
NATURA
★0
歌意について語りたかったことは上評の皆さんに語って頂いたので別のコメントを(^_^) 上の句の詠者はこの下の句の発想とは別の世界観・発想で上の句を詠まれたように個人的に推察します。同様にこの句の詠者もまた下の句を先に創作されたとして、上の句の表現に行き着いたかというと可能性として決して高くなかったように思います。私にとってこの歌は素敵な出逢いで生まれたとても印象に残る微笑ましい一首であり、同時に連歌の醍醐味・面白さを実感させて頂いた一首でした。やっぱり連歌って魅惑的!!なのでこの場をお借りし失礼して「ゆりた~ん いつでもいいので戻ってこーーい!!」知己凛様も遠山様もやめてないよね(^_^) 失礼しましたm(_ _)m。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
遠野様でした。大変失礼しましたm(_ _)m 恥かしい。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
上の句の情景からかけ離れた情景を詠んでいながら見事に繋がっている。情景そのものも微笑ましい。言うことなしです。
静ジャック
★0
皆様、ありがとうざいました。身に余る光栄に気が動転しており、高血圧が重なり指が震えております。実際は遠い昔(20年近くなりますかなぁ)隣家から聞こえた声でして。自分の帰宅時間とお風呂の時間が一緒だったんでしょう。小窓からもれる声に、ニンマリすることがよくありました。ともあれ、多くの方の目に止まりとても嬉しいです。これからも精進致します。<(_ _)
ちまさかな
★0
すみません!書きもらしました!上の句の寿々多実果さま、ありがとうございました!感謝!
ちまさかな
★0

私とパステルピンクの自転車

出詠名
2 / 14 ×2 ×8 ×4 ×1

互選名 聴雨さちミウラうをみ404notF0816ゆりこロサ・ブラックティー袴田朱夏みな蟻男ビリでえぇよ(^_^)静ジャック宮嶋いつく

選評名 パステルピンクという色で鮮やかな春が連想されました。桜でしょうか。
「私」も、自転車と一緒にパステルピンク色の風になって速度を上げていくような爽やかさを感じました。
うをみ
★0
パステルピンクという色使いが鮮やかで、いっそう春らしい明るさを帯びたように思います。色を強調しているところを見ると、これは色のくすんでいない新車、新しい生活の始まりを暗示しているようにも感じました。
宮嶋いつく
★0

僕らの白き靴ひもの蝶

出詠名 NATURA
3 / 13 ×3 ×5 ×5 ×1

互選名 ミウラうをみ404notF0816ロサ・ブラックティー甘酢あんかけ寿々多実果ビリでえぇよ(^_^)きいほのふわり水無月水有静ジャック宮嶋いつくNATURA

選評名 靴ひもが蝶になって羽ばたいて、なんだか僕らどこまでもいけそう。そんな風に思いました。上の句と下の句のコントラストが印象的で好きです。

★0
歩いているのか、走っているのかわかりませんが、並んでいるという状況で、意識しているつもりはないけれど、心の底では意識している様な、顕在化していないものを、靴ひもの動きという視点で表現されているように思いました。白い靴ひもは学生の運動靴を連想させられて、若さや純粋さも感じられます。何といいますか、季節も相まって『青春』というイメージで清々しいです。
ロサ・ブラックティー
★0
上の句とのつながりもなめらかで、薄暗い春雷が襲い来る景色に、白い靴の蝶結びが浮かび上がり、イメージが美しく、緊張感や若さも相まって、いいお歌だと思いました。
甘酢あんかけ
★0

砂時計にも風の追憶

出詠名 ほのふわり
4 / 13 ×1 ×9 ×2 ×1

互選名 聴雨あるとゆりこ天田銀河ロサ・ブラックティー甘酢あんかけみな水無月水有静ジャック宮嶋いつくほのふわり

選評名 閉じ込められる前の記憶に思いを馳せ、今はもうガラスから出ることはできない悲しさ。見えるけれど触れないもどかしさを感じました。
ゆりこ
★0
この句を鑑賞すると、いろんな事に思いをはせてしまう。
速度を上げてゆくのは、主体の砂時計への思い「考察」なのだろうか。
「風の追憶」とは、砂が思う『風化』の長い記憶?
『一劫』という途方もない時間の単位がある。岩が砂になる、その長い長い時間を想ってしまう。
ロサ・ブラックティー
★0
ゆりこさん、ロサ・ブラックティーさん、素敵な評をありがとうございます。
少し分かりにくいかなぁと思っていたのですが、深く読んでくださって嬉しいです。励みになります!
ほのふわり
★0

おしゃべり 恋に傘はいらない

出詠名 袴田朱夏
5 / 12 ×2 ×6 ×4 ×1

互選名 キール聴雨ちまさかな404notF0816NATURAゆりこ天田銀河ロサ・ブラックティーみなビリでえぇよ(^_^)静ジャック袴田朱夏

選評名 春の雷が明るい雨を呼んで…
そんな事は全く気にしないふたりの弾むような声が聞こえてくるようです。
傘はいらない、の言い切りが上の句にきっちり呼応している気がします。
聴雨
★0
票、お読みくださりありがとうございました。聴雨様、評をありがとうございます!
袴田朱夏
★0

鼓動 君へはもう帰らない

出詠名 天田銀河
6 / 11 ×2 ×5 ×6 ×1

互選名 聴雨りん2404notF0816NATURAロサ・ブラックティー甘酢あんかけビリでえぇよ(^_^)きいほのふわり水無月水有静ジャック天田銀河

選評名 鼓動が速度を上げていくところにドラマを感じました。
一字空けからの「君へはもう帰らない」と言い切ったところも、強い意志が感じられて好きです。
404notF0816
★0
一文字空けて「君へはもう帰らない」とういう強いひと言が効いていると思いました。春雷と響き合って印象的です。
きい
★0
「もう帰らない」が春雷と相まって強い覚悟を感じさせます。
水無月水有
★0

交響曲のタクトの叫び

出詠名 甘酢あんかけ
7 / 11 ×2 ×5 ×1 ×1

互選名 うをみあると天田銀河ロサ・ブラックティー藤 かづえきいほのふわり静ジャック甘酢あんかけ

選評名 演奏されているオーケストラの音、指揮者の様子、どんな交響曲なのか、など想像の広がる下の句です。
藤 かづえ
★0
春雷の激しくも軽やかな印象を、交響曲に例えられたところがとても素敵だなと思いました。なかなか思いつかないイメージとイメージの結びつきが新鮮で、とても印象に残りました。
天田銀河
★0
お花、素敵な評を、ありがとうございました。
甘酢あんかけ
★0

 きみの乗るはずだった終電

出詠名 キール
8 / 11 ×1 ×7 ×6 ×1

互選名 聴雨りん2さち衣未(みみ)404notF0816ゆりこ天田銀河ロサ・ブラックティー藤 かづえ甘酢あんかけ袴田朱夏みな宮嶋いつくキール

選評名 「きみ」と主体との間に何があって終電に乗らなかったのか、想像するのがおもしろい下の句だと思いました。
読み手によっていろいろな解釈ができそうですね。
404notF0816
★0
映画かドラマのラストシーンの様で、美しいです(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
きみは終電が出たあとどうするのでしょう。真夜中のきみが宙ぶらりんです。
みな
★0

観光バスは寝息に満ちて

出詠名 きい
9 / 10 ×0 ×8 ×6 ×1

互選名 さち404notF0816NATURAロサ・ブラックティー藤 かづえ甘酢あんかけ袴田朱夏寿々多実果蟻男ビリでえぇよ(^_^)ほのふわり水無月水有静ジャックきい

選評名 緊張の高まる上の句に対し、ほっと緩ませる下の句。寝息に満ちるバスは、とても穏やかな空間ですね。この高低差が面白いと思いました。
甘酢あんかけ
★0
甘酢あんかけさん、評をありがとうございました!
きい
★0

フォルティッシモをなぞらえるゆび

出詠名 404notF0816
10 / 10 ×0 ×8 ×5 ×1

互選名 キールりん2ミウラうをみNATURAロサ・ブラックティー藤 かづえ甘酢あんかけ袴田朱夏寿々多実果ビリでえぇよ(^_^)ほのふわり静ジャック404notF0816

選評名 春雷に追われるような速度で、それに負けない様にだんだん強くなってゆく(多分ピアノを弾いているだろう)指に、クライマックスに向かって行くような、盛り上がりを感じました。
ロサ・ブラックティー
★0
なんだか、恩田陸「蜜蜂と遠雷」を思い出しました。緊張感のある、魅力的なうたに仕上がっています。
ほのふわり
★0

ペダルはぼくの身体になって

出詠名 藤 かづえ
11 / 9 ×1 ×5 ×4 ×1

互選名 りん2さちミウラうをみ衣未(みみ)ロサ・ブラックティー甘酢あんかけみな寿々多実果ビリでえぇよ(^_^)藤 かづえ

選評名 ペダルが足の一部になる感覚は、速度を上げ、集中の極みに達した瞬間に味わえるものだと思います。下の句にかけてどんどん緊張感も速度も高まってゆき、下の句が終わっても、まだまだ高まりそうな勢いが、とてもよかったと思いました。
甘酢あんかけ
★0

飛び雁金は北を見据えて

出詠名 宮嶋いつく
12 / 8 ×2 ×2 ×3 ×1

互選名 聴雨ミウラちまさかなゆりこ天田銀河甘酢あんかけビリでえぇよ(^_^)宮嶋いつく

選評名 あたたかくなり北へ帰る雁が、雷を聞いて必死に飛んでいくさまがまざまざと目に浮かぶようでした。わたしは人間しか思い浮かばなかったので、この上の句から渡り鳥を詠まれたことが、とても新鮮でした。
ミウラ
★0

このままゆけば飛べる海原

出詠名 りん2
13 / 8 ×1 ×4 ×1 ×1

互選名 うをみ藤 かづえ袴田朱夏ほのふわりりん2

選評名 飛行機が滑走路で加速していくようなイメージで読みました。主体は、走っているのか、自転車を漕いでいるのか、春雷に追いつかれないよう速度を上げているうちに思いもかけぬような力が湧いて海原も飛べそうな気がする、そんな想像をしました。
藤 かづえ
★0
シンプルであるが故に、爽やかな景が一気に頭の中に広がりました。なんだかわくわくしてくるような、エネルギッシュなうたになっています。
ほのふわり
★0

メーヴェは孤独振り切るように

出詠名 水無月水有
14 / 7 ×1 ×3 ×9 ×1

互選名 りん2NATURA天田銀河ロサ・ブラックティー甘酢あんかけ袴田朱夏みな蟻男ビリでえぇよ(^_^)きい静ジャック宮嶋いつく水無月水有

選評名 第一印象がもうかっこいいなあと思いました。春雷に追われ、鼠色の雲間を飛び去ってゆく一台のメーヴェが、作中主体には孤独を振り切って一羽、生きるため温かい地へ羽ばたいてゆく燕に重なったのかな、なんて読みました。
りん2
★0

君を連れ去る上りの電車

出詠名 蟻男
15 / 6 ×0 ×4 ×8 ×1

互選名 キール聴雨さちちまさかなうをみNATURAロサ・ブラックティー甘酢あんかけみな静ジャック宮嶋いつく蟻男

選評名 下りではなく、上りの電車。忙しい日々に戻ってゆく君は、春雷にせかされるように帰ってゆくように見えたのかもしれませんね。
甘酢あんかけ
★0
上りの電車という特定に、地方在住のあたくしは意味を感じます。「君」は都会に出て行くのでしょう。別れの季節のしての春を描いているように思いました。
宮嶋いつく
★0

君がもうすぐこの街にくる

出詠名 ミウラ
16 / 5 ×1 ×1 ×5 ×1

互選名 聴雨あると404notF0816ロサ・ブラックティー甘酢あんかけみなミウラ

選評名 逃げていくのではなく、向かってきてくれる、この明るさが魅力のお歌だと思いました。高揚感、嬉しさ、が感じられる一首だと思いました。
甘酢あんかけ
★0
お花をありがとうございました。
甘酢あんかけさま、丁寧な評価をありがとうございます!明るさが魅力との言葉がうれしいです。
ミウラ
★0

やがて光の速度を超える

出詠名 みな
17 / 5 ×1 ×1 ×3 ×1

互選名 さちあるとロサ・ブラックティー藤 かづえビリでえぇよ(^_^)みな

選評名 物理現象に焦点を絞って描く世界に、新しさを感じました。ダイレクトに、感情とか、自然とかを詠むことが多い中、シャープさがある、キリッとしたお歌だと感じました。しかも、光速を超えるという抽象世界、歌の中だからできる、新しい世界ですね。この、光速を超えるものは一体何なのか、主体なのか?感情なのか?まったく別のものなのか?何が超えてゆくのかをぜひ知りたいです。
甘酢あんかけ
★0
アメリカあたりの大平原を性能のいい車で突っ走るイメージですね。春雷に追われて速度を上げるうちにありえないことですが光の速度を超えてしまって異界のような景色に突入した感じです。
みな
★0
歌意は伝わりにくいですが、発想が個人的に興味がありました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のエンディングを見るようです(^_^)。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
みな様 イメージを教えていただきありがとうございます!疾走感が爽快で、雄大なイメージだったのですね!いいですね!
甘酢あんかけ
★0

無防備になるきみとの恋は

出詠名 衣未(みみ)
17 / 5 ×1 ×1 ×3 ×1

互選名 キールロサ・ブラックティー藤 かづえみな寿々多実果衣未(みみ)

選評名 無防備になるという表現がいいですね。警戒心があったのに、それがなくなってゆく瞬間、恋の予感が高まります。
甘酢あんかけ
★0

旅の会話も散策の歩も

出詠名 ロサ・ブラックティー
18 / 5 ×1 ×1 ×2 ×1

互選名 キール衣未(みみ)ビリでえぇよ(^_^)静ジャックロサ・ブラックティー

選評名 会話も、足取りも、どんどん速くなってゆく、人との交わりを感じさせるお歌ですね。仲間がいれば、春雷も怖くなくて、ひとつのいい思い出となるのかなと思いました。
甘酢あんかけ
★0
情景が目に浮かびました。上の句から下の句への自然な流れが読んでいて心地よかったです。
キール
★0
キール様🌸赤花ありがとうございますm(_ _)m アウトドアな者で、雷に追われる事はほんとによくある事なのです(><)そのうえ引率立場になる事が多くて、内心の不安が出せない(^^;)ヤセ我慢で乗り切ってしまう・・・・ですn
衣未様❀黄花ありがとうございます。雨が降りそうでも、観光の元をとらないと・・・みたいな状況もあったり(^^;)etc..
ロサ・ブラックティー
★0

揺れて東を向く風見鶏

出詠名 ゆりこ
19 / 5 ×0 ×3 ×4 ×1

互選名 ミウラ天田銀河ロサ・ブラックティー袴田朱夏みなビリでえぇよ(^_^)静ジャックゆりこ

選評名 雷の音のする方に見上げた時、目に入ったのが風見鶏だったのでしょうか。「風」という言葉を使わずに、春の「東風」の強さ、激しさを表現されている所が巧みですし(^^)風見鶏には詩情があって、個人的にも好きです。
ロサ・ブラックティー
★0

のぞみ8号ぼくの高鳴り

出詠名 さち
20 / 5 ×0 ×3 ×4 ×1

互選名 NATURAロサ・ブラックティー袴田朱夏みなビリでえぇよ(^_^)きい静ジャックさち

選評名 お子さんが、「雷が来るから、のぞみ急いで!」と、高まる胸の鼓動をおさえながら、新幹線の窓側の座席で外をじっと眺めているのでしょうか。新幹線も、新幹線から見る雷も、子供にとってはとても迫力のある、刺激の大きいものだと思います。ドキドキだけでなく、ワクワクも伝わってきます!
甘酢あんかけ
★0
調べてみたらのぞみ8号は朝博多を出発して昼に東京に着くN700系でした。「高鳴り」というのにぴったりの新幹線ですね。
寿々多実果
★0

君の鼓動と僕の「鼓動」と

出詠名 静ジャック
21 / 5 ×0 ×3 ×2 ×1

互選名 キールちまさかなロサ・ブラックティー寿々多実果ビリでえぇよ(^_^)静ジャック

選評名 君の鼓動は、雷が恐いせい?僕の「鼓動」は、君への思いの様で、使い分けがいいなと思います。
ロサ・ブラックティー
★0

チャンスの女神逃さぬように

出詠名 寿々多実果
22 / 5 ×0 ×3 ×2 ×1

互選名 聴雨衣未(みみ)ロサ・ブラックティー藤 かづえ袴田朱夏寿々多実果

選評名 自身の心情を吐露するなかで、意気込みというか、勢いがあって好きです(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

ふられ涙の君をさらって

出詠名 聴雨
23 / 5 ×0 ×3 ×1 ×1

互選名 あると天田銀河ロサ・ブラックティー水無月水有聴雨

選評名 誰かに振られてしまった君を、主体がさらって、春雷に追われながら夢中で走り抜けてゆく、そんな素敵な愛情が描かれているのかなと読みました。愛ゆえさらわれるって、あこがれます!!
甘酢あんかけ
★0
ポチッとしてくださった方、
評をくださった甘酢あんかけ様、
読んでくださった方々に感謝します。
連歌という詠みに初挑戦しました!
何度も推敲しましたが、皆さんのような世界観にはとても及ばず、
楽しかったです。勉強になりました。
聴雨
★0
甘酢あんかけ様の評を読んでますと、雷神様が春雨姫をお姫様抱っこで雲に乗っていくという妄想が・・・・見えましたよ(^▽^;)
ロサ・ブラックティー
★0
いや・・風神様が春雨姫をさらい、雷神様が追っかけていく・・・・のカモ。
ロサ・ブラックティー
★0

電車で隠れて繋いだ手と手

出詠名
24 / 4 ×0 ×2 ×5 ×1

互選名 ちまさかな404notF0816天田銀河ロサ・ブラックティーみなビリでえぇよ(^_^)きい

選評名 段々と加速していく電車は、春雷に追われるよう。前のめりになる車内で、支えるように繋いだ手は柔らかだろうと感じました。春の嵐が近づく中で、繋いだ手を離したくない気持ちを感じました。
ちまさかな
★0

東の空に陽の光るまで

出詠名 うをみ
24 / 4 ×0 ×2 ×5 ×1

互選名 さちゆりこロサ・ブラックティー甘酢あんかけみなほのふわり宮嶋いつくうをみ

選評名 東の空に太陽が昇るまでということは、真夜中に春雷に追われているとよめます。早朝に近い深夜の春雷が、真っ暗で、ひと気のない街に響きわたる。迫力のある、自然詠だと感じました。
甘酢あんかけ
★0
飛行機で水平線目指しているような、美しい映像を想像しました(^^9
ロサ・ブラックティー
★0

快速電車に許可制生物

出詠名 えさい
25 / 2 ×0 ×2 ×3 ×0

互選名 さちロサ・ブラックティー蟻男宮嶋いつく

選評名 許可制生物とは、何を表現しているのか、考えてみました。さまざまなシーンで許可を得ながら働いているサラリーマン、OL、厳しい家の学生、などなど、社会でちょっと息苦しさを感じている人間たちでしょうか。違うのかもしれないな、とも思います。歌意をしりたいです!
甘酢あんかけ
★0
最初 (盲導犬や介助犬かな?)とも思いましたが、
「いつもの出勤時間なら『女性専用車両』だけど
他の時間は そうじゃないらしい。
ちょっと遅い時間な事、天気が怪しくなってきた事、
そして この空間での“僕”の異物感が相まって
なんか落ち着かないや… 」と変な顔をする主体を想像しました(笑)
蟻男
★0
許可制生物を人間だと思わなかった自分(^^;)その視点がなかった・・専用ゲージに入れなくてはいけないペットだと・・・。
ロサ・ブラックティー
★0

誰もが世界記録所有者だ

出詠名 舟来里己
26 / 0 ×0 ×0 ×1 ×0

互選名 ロサ・ブラックティー

選評名 みんな急いで春雷追われているからこその、下の句でしょうか?みんな急いだ!みんな世界記録並みに速かったね、ということを言いたいのかなと想像しましたが、違うような気もしております。何を伝えようとしておられたのか、知りたいです。記録所有者を、記録保持者にすると韻律はととのうのかなともちょっとだけ思いました。
甘酢あんかけ
★0
誰もが何らかの、自分自身の記録をもっているのかなと(^^)それは、自分という「個」は、世界に一つだけ、という意味だと思ってました。何となく、一人一人の遺伝子が違う様に・・・などと。
ロサ・ブラックティー
★0


Tポイントカード月POINTについて sing-for.month.jp/classic/tpoint.html
三ヶ月Data如月の歌会下弦の部H32.02.20 up
順位筆名首席投句選句特選偏差EX合計

EX内訳

最優+3ちまさかな

最黄+2ほのふわり

最緑+2水無月水有

上下+1寿々多実果キール静ジャックビリでえぇよ(^_^)蟻男きいNATURAりん2藤 かづえほのふわり甘酢あんかけ宮嶋いつくロサ・ブラックティー袴田朱夏ミウラ水無月水有衣未(みみ)ちまさかなさち聴雨舟来里己えさい

初回+1みな聴雨うをみ

欠票-1えさい舟来里己

欠評-1えさい舟来里己

のの+1全員(管理人欠席のため)

月開催後記


ちまさかなさんが初の下弦首席でした

通算40回出席: さち

通算20回出席: りん2

通算10回出席: 舟来里己


ありがとうございました 花

如月の歌会下弦の部