弥生の歌会
夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智
平成31年度 弥生の歌会『上弦の部』
詠草リスト
特選(2点)×1票 |
並選(1点)×4票 |
次選(0点)×∞票 |
互選(2点)×1票 |
雨粒をはじくチューリップのように
出詠名
甘酢あんかけ
首席 / 18点 特×5 並×6 次×5 自×1
互選名 ちまさかな衣未(みみ)さち悠ロサ・ブラックティー舟来里己西鎮藤 かづえきい砂狐袴田朱夏寿々多実果キール静ジャック鮎ビリでえぇよ(^_^)自甘酢あんかけ
選評名
雨にも負けず鮮やかな色で咲いているチューリップ。この凛とした姿を比喩にした下の句をたくさん見てみたいです。
きい
★0
力強い自然に力をもらう気持ちになりました。
衣未(みみ)
★0
チューリップは色鮮やかで、表面もつやつやと肉厚で、水をはじいて立っている様子が、逞しくて美しいです(^^)b
ロサ・ブラックティー
★0
チューリップには、光や明るさのイメージがあるように思います。
そこに「雨粒」を持ってくる裏切りに惹かれました。
舟来里己
★0
景もさることながら句跨りの織りなすリズムの美しさが歌の勢いをさらに増しているように感じました。下の句が楽しみです。
静ジャック
★0
雨粒をはじく植物に視線を注がれた所に好感を持ちます!私が雨の日に見てきたチューリップとはまた一味違って(^_^)。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
甘酢あんかけ様、チューリップお好きですねぇ(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
皆さまお読みいただきありがとうございました。お花、評、とても嬉しいです!チューリップの葉の弾きっぷりが好きです^^
甘酢あんかけ
★0
おぼろ月ならば素顔もゆるされて
出詠名
寿々多実果
2席 / 15点 特×2 並×9 次×8 自×1
互選名 聴雨ちまさかなNATURAミウラりん2さち水無月水有悠ロサ・ブラックティー西鎮藤 かづえ蟻男袴田朱夏甘酢あんかけ宮嶋いつくほのふわり静ジャック鮎えさい自寿々多実果
選評名
月も霞んであかりの少ない夜ならば化粧をしていない素顔でもゆるされる。それはたぶん本心をさらけだしても大丈夫だということも示唆しているのだと思います。全てをさらけ出した後の下の句がとても気になります。
ミウラ
★0
よく月に顔を描く絵などを見ますが、おぼろ月を素顔と見立てたところが面白いな、と思いました。
藤 かづえ
★0
何もかも薊は知っていますから
出詠名
袴田朱夏
3席 / 14点 特×3 並×6 次×5 自×1
互選名 聴雨ミウラさち悠ロサ・ブラックティー西鎮藤 かづえ砂狐甘酢あんかけ宮嶋いつくほのふわり静ジャック鮎えさい自袴田朱夏
選評名
突き放したような知っていますからがなぜか気持ちよく感じます。薊は何を見たのだろう。何を知っているのだろう。下の句が楽しみになる上の句だと思います。
ミウラ
★0
アザミには詩情を感じますが、最近あまり見かけられなくなった気がします。棘があるけれど、赤い色と、花である事から、何かツンデレな可愛さも感じてしまう(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
つんつんとしたイメージが個人的にある「薊」が「何もかも」を「知って」いる、という取り合わせ。なかなか無いような気がして、下句がどう続くか気になります。
悠
★0
決して派手ではなく、棘のある野草の薊を引き出してきたことにまずおもしろみを感じました。ここからどんな詩情で続けられるか楽しみです。
宮嶋いつく
★0
票&評、うれしいです。お読みくださりありがとうございました。つんつんした感じを読み取ってもらえて悦に入っております。
袴田朱夏
★0
「(何もかも薊は知っていますから) 遠い野原で交わした約束」・・何か憧憬を感じました(^・^)
ロサ・ブラックティー
★0
ロサ・ブラックティー様、下の句をつけてくださりありがとうございます。薊は約束の瞬間を見ていたんでしょうかね。(薊のつんつんは、何となくまつ毛のイメージもあって、見ていた、という感じがします。)
袴田朱夏
★0
風光る街へとつづく階段で
出詠名
水無月水有
4席 / 14点 特×2 並×8 次×4 自×1
互選名 ゆりこ聴雨衣未(みみ)ミウラりん2うをみ悠ロサ・ブラックティー西鎮藤 かづえ甘酢あんかけほのふわり静ジャックビリでえぇよ(^_^)自水無月水有
選評名
風光る街への思い、ステップアップしてゆく人、
たくさんの歌に繋がってゆきそうな予感がします。
聴雨
★0
小高い場所から街へ駆け降りてゆく光景も、階段を昇りきったところに広がる街の光景も、どちらも描けて、空間に広がりがあって爽快だなと思いました。
甘酢あんかけ
★0
月のない夜は桜が灯をともす
出詠名
宮嶋いつく
5席 / 13点 特×1 並×9 次×6 自×1
互選名 ゆりこ聴雨ちまさかなNATURAさちロサ・ブラックティー舟来里己西鎮藤 かづえきい袴田朱夏寿々多実果甘酢あんかけほのふわりビリでえぇよ(^_^)えさい自宮嶋いつく
選評名
文字通りの桜色が夜の空間に、浮かび上がる様子は、そのままが灯りのように感じられ、その灯りの中を詠みたいと感じました
ちまさかな
★0
街灯をうけて輪郭が曖昧になる桜の情景が目に浮かびます。
春の夜の雰囲気はどこか儚げで大好きです。
ゆりこ
★0
朧月のない夜は代わりに桜がぼんやりと灯すのかぁ~。情感溢れる歌です(^_^)。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
走り出す君の踵に光る風
出詠名
砂狐
6席 / 12点 特×2 並×6 次×7 自×1
互選名 ゆりこミウラさちうをみ水無月水有悠ロサ・ブラックティー舟来里己西鎮きい寿々多実果甘酢あんかけほのふわり静ジャックえさい自砂狐
選評名
君の走り出す情景や理由を、いろいろ想像できる上の句だと思いました。
きい
★0
踵と光る風の取り合わせが真っ白なシューズを思わせて面白いです。まさに青春の一ページ!
水無月水有
★0
踵が見える位の高さに上がっているという事は、結構飛び跳ねているように思いまして、明るい風景に相まって、無邪気さを感じました。
ロサ・ブラックティー
★0
蜂からも素通りされる俺となり
出詠名
舟来里己
7席 / 11点 特×2 並×5 次×4 自×1
互選名 NATURAミウラさちロサ・ブラックティー蟻男きい砂狐宮嶋いつくキール静ジャックビリでえぇよ(^_^)自舟来里己
選評名
小さな蜂が自分を無視したようにすぐ近くを素通りした。ただそれだけのことなのですが、作者の落ち込んだ気持ちがより深まってしまったのでしょう。分かります。
NATURA
★0
ちょっと拗ねたような詠み手の気分がよく出ていて、今までにあまり見なかったタイプの上の句。後に付けるのはむずかしそうですが惹かれます。
きい
★0
余談ですみません。ある意味達人の域ですよ(^^)蜂は毛嫌いする人程刺されるという事実を、私は見てきました。
ロサ・ブラックティー
★0
どこかちょっとすねてる(私も上評の方のように感じました)心の有り様を、蜂の登場とそれがとった行動から感じさせる表現にオリジナリティがあり読者として新鮮でした。蜂を選ばれたこと、または蜂からこのよう詠い上げた所に詠み人のセンスの良さを感じる上の句でした。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
ありがとうございました!
舟来里己
★0
校庭にひとりぽっちのふらここは
出詠名
藤 かづえ
8席 / 10点 特×2 並×4 次×4 自×1
互選名 聴雨ちまさかなNATURAりん2さち水無月水有ロサ・ブラックティー蟻男甘酢あんかけ静ジャック自藤 かづえ
選評名
ふらここ=ぶらんこ は、大概ふたつ 対の物。
だからこそ、独りを感じてしまうのです。
下の句で救ってあげたいような、背景を描きたいような、
様々な展開が思い浮かびました。
蟻男
★0
それぞれの目指す場所へと別れ霜
出詠名
悠
9席 / 9点 特×1 並×5 次×6 自×1
互選名 聴雨NATURAうをみロサ・ブラックティー藤 かづえ蟻男砂狐袴田朱夏甘酢あんかけキール静ジャックえさい自悠
選評名
これを最後にもう会えない関係になるのか、再開の時がやってくるのか、下の句で展開されるドラマを見てみたいです。
砂狐
★0
突然の事象であっても、季節外れゆえに、すぐに消えてしまう事が前提・・・そこに、上評の方の様にドラマ性を感じます(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
ライラックの手紙こぼれてしまうから
出詠名
鮎
10席 / 9点 特×0 並×7 次×6 自×1
互選名 ゆりこ聴雨衣未(みみ)ミウラりん2水無月水有悠ロサ・ブラックティー西鎮藤 かづえ袴田朱夏甘酢あんかけ静ジャック自鮎
選評名
ライラックの花を便箋に詰めて、春を届ける様子を想像しました。明るく微笑ましい情景ですが、手紙は溢れてしまうのですね。下の句が気になりました。
りん2
★0
評っていいですね(^^)私は手紙に付けられたリラ(ライラック)の香りが、相手のもとに届いた頃には、香りが飛んでしまって、それと共に、送り主の心のいくらかもこぼれてしまう・・・みたいに感じました。
ロサ・ブラックティー
★0
花冷にくしゃみの音が三つして
出詠名
ミウラ
11席 / 8点 特×2 並×2 次×8 自×1
互選名 ゆりこ聴雨さちうをみロサ・ブラックティー蟻男きい袴田朱夏寿々多実果静ジャックビリでえぇよ(^_^)えさい自ミウラ
選評名
具体的な数を出したところが面白いです。くしゃみの拘ることなくこの後に起こる出来事を考えたくなりました。
きい
★0
地域によって言い伝えは違うかもしれませんが、自分が知っているのは、「一に褒められ、二に噂、三に惚れられ」というもので、三つという所が微笑ましい(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
くしゃみって単発で終わることってあまりないですよね(調べたわけではありませんが、私のくしゃみはだいたい二回以上です)。二つだと、風邪を引いていなくてもよくある。三つというので、気温が下がったことから出たくしゃみなのだという説得力があります。四つ以上は花粉症かその他アレルギー。(私見です)
というわけで数を詠うと必然性が問われますが、三、は、花冷えに絶妙に合っていると思いました。下の句の自由度が高いところもいいと思います。
袴田朱夏
★0
上評を読ませて頂きこの句に関心を持ちました。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
票と評をありがとうございました^_^
くしゃみの数はこだわったところだったので言及していただき嬉しかったです!
ミウラ
★0
よく見たら、このくしゃみは誰かのなんですよね、私はアレルギーで、部屋移動すると、空気の違いに出たりするんですが、いつも単発で、その度に母に茶化されるんですが(^^;)・・・思い出しました。
ロサ・ブラックティー
★0
一時的な温度変化(部屋の移動など)の場合はたしかにくしゃみは1回で終わるかもしれませんね。いずれにしても、かわいさもある上の句です。
袴田朱夏
★0
今日だけは嘘をついてもいいんだよ
出詠名
静ジャック
12席 / 8点 特×1 並×4 次×5 自×1
互選名 聴雨ちまさかな衣未(みみ)うをみロサ・ブラックティー西鎮蟻男砂狐甘酢あんかけキール自静ジャック
選評名
今日だけついていいウソとは、、と次への展開が気になります。
うをみ
★0
エイプリルフールですね。やさしい上の句だなぁと思いました。
キール
★0
評を書きそびれましたが、なんだか、相手は、嘘をつけないようなタイプの子に感じまして(^^)そこに、作者のやさしさが垣間見られる様で、ほっこりしました(^ー^)
ロサ・ブラックティー
★0
春色のポスター駅にコンビニに
出詠名
きい
13席 / 8点 特×0 並×6 次×7 自×1
互選名 聴雨NATURAミウラさちロサ・ブラックティー舟来里己袴田朱夏寿々多実果甘酢あんかけほのふわり鮎ビリでえぇよ(^_^)えさい自きい
選評名
駅やコンビニに貼られたポスターで季節を感じる、そんな都会の季節感も、時にいいかなと思いました。
ロサ・ブラックティー
★0
ポスターで駅や売店が春めく感じよく分かります!ポスターは連なってることが多いので春は特に華やいでる感じがありますよね(^_^)。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
評もお花も嬉しいです。ありがとうございました。
きい
★0
ビリでええよ(^^)様、評読んでましていろいろ思い出しました。何も無ければ「殺風景な壁」がミソですね(^^)駅の渡り階段に旅行先の宣伝の絶景。コンビニの白い壁に所せましのスイーツの宣伝。良いですねぇ。
ロサ・ブラックティー
★0
散り急ぐ桜にそっと手をのばし
出詠名
キール
14席 / 8点 特×0 並×6 次×5 自×1
互選名 ゆりこ聴雨NATURAさちうをみロサ・ブラックティー西鎮藤 かづえ甘酢あんかけ宮嶋いつく鮎自キール
選評名
咲いたと聞けば心躍り、満開になればしみじみと見上げ、散らないでと願う桜。「散り急ぐ」姿を見たときの気持ちがよく表れているな、と感じました。
藤 かづえ
★0
桜は華やかで、そしてはかなく散っていく。生き急ぐかのように散る桜に手を伸ばして、何を語りかけましょうか。何を思いましょうか。美しく仕上がりそうな気配。
宮嶋いつく
★0
花びらの浮いたベンチに映る日々
出詠名
ビリでえぇよ(^_^)
15席 / 7点 特×2 並×1 次×5 自×1
互選名 聴雨ミウラさちロサ・ブラックティー西鎮甘酢あんかけほのふわり静ジャック自ビリでえぇよ(^_^)
選評名
「映る日々」が良いですね。どんな日々がどのように映るのか、下の句で色々考えられる楽しみがあります。
さち
★0
花びらが浮いている・・という事は、今落ちたばかりか、もしくはまだ誰も座っていないという事かと、思われまして。そのベンチにどういう思い出があるのか、気になる所です。
ロサ・ブラックティー
★0
私は、ベンチを通して、主体が自身の過ぎていった日々を見ているのかなぁと思って読みました。春の美しい景色から、一気に「日々」に視点が飛ばされる感じがドラマチックで、下の句が気になる上の句でした。
ほのふわり
★0
さち様
さちさんの特選とても嬉しいです!
四月のベンチ 駅のベンチなんですが桜の花びらに気付いたりした時、ふと
電車待ちの時間よく話に付き合ってくれた先輩や、親友と電車で遠出した時のことなどを思い出し、卒業されたり転校したりしてもう行っちゃたんだよなぁ~なんて寂しくなり、でも桜の色からその方たちの前途に春色を重ね暫く眺めていたりしてました。もう30年以上も前の話(笑) 評ありがとうございました(^0^)/。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
ロサさま
いつも評ありがとね(^_^) 浮いているは・・・例えば ♪砂の浮いた道路は夏に続いてる♪(渚のバルコニーより)なんて歌われたりしています。思い出は色々思うことがあるのですが上評読んでみて(^_^) 票もありがとうございました。またお邪魔しに行きます(^_^)/。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
ほのふわり様
評に票までありがとうございます(^_^) この喜びを活力に次回いい歌が歌えるよう繋げていきたいと思います。うたの日のご活躍応援してます(^_^)。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
票を贈って頂いた皆様へ
お目に留めて頂き票までありがとうございました(^_^)。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
恋文を乗せてどこ行く花筏
出詠名
ゆりこ
16席 / 7点 特×1 並×3 次×4 自×1
互選名 聴雨NATURAりん2ロサ・ブラックティー藤 かづえきいビリでえぇよ(^_^)えさい自ゆりこ
選評名
花筏に運ばれる恋文とは。。。川に捨てられてしまったのでしょうか。とても気になる上の句です。
きい
★0
花筏自体が、行くあてのない季節の恋文の様に感じまして・・・。四月の景は美しく、桜の風情は美しい。
ロサ・ブラックティー
★0
新聞の上の土筆と庭の風
出詠名
えさい
17席 / 7点 特×0 並×5 次×8 自×1
互選名 ミウラさちロサ・ブラックティー西鎮きい寿々多実果甘酢あんかけ宮嶋いつくほのふわりキール静ジャック鮎ビリでえぇよ(^_^)自えさい
選評名
取って来た土筆を新聞の上に広げているのでしょう。春風と共にゆったりとした時間の流れる心地よさを感じます。
きい
★0
縁側に広げた新聞に、土筆が乗っている情景を連想しまして、この庭には和の風情を感じます。新聞も土筆も身近な物、素朴なイメージがしみじみとして、心が落ち着く句でした。今回、様々な句が多くて迷いました。それぞれの春があって、楽しかったです。
ロサ・ブラックティー
★0
新聞の登場はこの句の描写力をとても引き上げているように個人的に思いました。庭に視点をやる所もいいなぁ!風に着地した所は唐突なような・・・個人的に思ってしまいました。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
風に着地するところは・・・風は冷たいのに、もう土筆がが出てて、こんなに取れたよ・・でしょか(^^9
ロサ・ブラックティー
★0
花は葉に変わり二人は等速に
出詠名
りん2
18席 / 6点 特×0 並×4 次×4 自×1
互選名 衣未(みみ)うをみロサ・ブラックティー西鎮袴田朱夏宮嶋いつくほのふわり静ジャック自りん2
選評名
時間の移り変わりがあっても、この二人は同じ速度で、肩を並べているかの様(^^)ほほえましいです。
ロサ・ブラックティー
★0
乗り込んだ朝の電車に風光る
出詠名
衣未(みみ)
19席 / 5点 特×1 並×1 次×9 自×1
互選名 聴雨りん2悠ロサ・ブラックティー西鎮甘酢あんかけほのふわりキール静ジャック鮎えさい自衣未(みみ)
選評名
ルーチン的な日常に垣間見える春の輝きに注目した点に惹かれました。当たり前の電車通学・通勤も、風の光を感じられた瞬間、素敵な日に変わりそうです。
甘酢あんかけ
★0
日常に埋もれてしまいそうな瞬間に季節を感じて掬い取る視点がとても素敵だと思いました。
鮎
★0
遠くへと旅立つ空にアネモネの
出詠名
西鎮
20席 / 5点 特×1 並×1 次×6 自×1
互選名 ゆりこ聴雨ロサ・ブラックティー寿々多実果甘酢あんかけほのふわり静ジャック鮎自西鎮
選評名
遠い大学に行く人、新しく社会人になって赴任する人、四月は旅立つ人が多い月。アネモネは、種が風に運ばれてゆく花で、そんな「旅立ち」の風情にぴったりきました(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
「(遠くへと旅立つ空にアネモネの)芽吹く希望(のぞみ)が蒼に漂ふ」・・・などと
ロサ・ブラックティー
★0
気持ちはまだ着地していないけど、成功して花開くんだという心が、ひしひしと感じられてしまって、好きです(~・~)
ロサ・ブラックティー
★0
風光る丘やわらかに君を待ち
出詠名
ほのふわり
21席 / 5点 特×0 並×3 次×7 自×1
互選名 聴雨うをみロサ・ブラックティー舟来里己西鎮袴田朱夏甘酢あんかけ静ジャック鮎えさい自ほのふわり
選評名
やわらかに待つ、という表現が新鮮で、春の軽やかさやふんわりした雰囲気をまとったお歌だと思いました。君への気持ちも、春のようなのだろうと思いました。
甘酢あんかけ
★0
「丘がやわらか」でも、「やわらかに待つ」でも、5月ではなく4月なので、日差しの穏やかさを思い、ぬくもりを感じました。
ロサ・ブラックティー
★0
甘酢あんかけさん、ロサ・ブラックティーさん、素敵な評をありがとうございます!
「やわらかに」はどちらでも読めるようにしてみました。春らしさがうまく伝わったようで嬉しいです。
ほのふわり
★0
去年まで<kana>賑わっていた<:>にぎ </kana>夜桜を
出詠名
蟻男
22席 / 5点 特×0 並×3 次×4 自×1
互選名 聴雨水無月水有ロサ・ブラックティー寿々多実果甘酢あんかけ宮嶋いつく静ジャック自蟻男
選評名
人がいないと寂しいですが、静かな場で楽しむ夜桜も風情があると思います。
水無月水有
★0
今年のお花見は自粛する人も多いのでしょうか。例年なら夜桜見物の宴会で賑わっていた場所も少し寂しいかもしれませんね。下の句ではどうなっていくでしょう。
寿々多実果
★0
疫病のニュース小さく入学日
出詠名
さち
23席 / 4点 特×0 並×2 次×7 自×1
互選名 聴雨ちまさかなロサ・ブラックティー甘酢あんかけ宮嶋いつくキール静ジャックビリでえぇよ(^_^)えさい自さち
選評名
コロナウイルスが4月に収束してゆくという未来、ぜひそうあってほしいですね。短歌は、祈りにもなるのだなぁと思いました。たくさんの新入生が、前向きな気持ちで4月を迎えてほしいですね。
甘酢あんかけ
★0
一生の思い出になる卒業式を自粛という形で終えられなかった子たちに心がとても痛みます。せめて入学式は迎えられますようにとの祈りにも似た歌に共感します。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
さらさらと桜の花の散る音は
出詠名
うをみ
24席 / 4点 特×0 並×2 次×5 自×1
互選名 聴雨ロサ・ブラックティー西鎮袴田朱夏甘酢あんかけ鮎ビリでえぇよ(^_^)自うをみ
選評名
桜の花の散る音は、普段通りに過ごしていると、本当にささやかなささやかな音でほとんど聞こえないものになってしまっていたのですが、このお歌で、心の中で音を想像し聞くことができたように思います。
甘酢あんかけ
★0
秋風の南半球四月より
出詠名
ちまさかな
25席 / 4点 特×0 並×2 次×3 自×1
互選名 砂狐袴田朱夏甘酢あんかけ静ジャックビリでえぇよ(^_^)自ちまさかな
選評名
当然のことなのですが新鮮な発見のように感じました。この国の春の反対側から何がもたらされるのか気になります。
砂狐
★0
挑戦的と申しますか、また随分攻めてきましたね(^_^) 赤道を挟んで恋人同士、手紙のやり取りをしてるのでしょうか。春の北半球から送られて来た手紙に出す返事の一番最後に綴られてそうなフレーズです(^_^)。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
ありがとうございました。先日、卒業して留学した少年を詠いたいです
さかなかな
★0
古巣めく居酒屋に我ひとり居て
出詠名
NATURA
26席 / 3点 特×0 並×1 次×7 自×1
互選名 ロサ・ブラックティー舟来里己西鎮甘酢あんかけキール静ジャック鮎えさい自NATURA
選評名
春の夜、しっとりと落ち着いた気持ちで、行きつけの店で一杯召し上がってるのでしょうか。居酒屋の窓から空を見上げれば、朧月がぼんやり光っているのかもしれませんね。店主が、桜の花びらなんて浮かべてくれたらいいなぁなんて、楽しい想像をさせていただきました。
甘酢あんかけ
★0
春うらら風にひとひら舞ひきたる
出詠名
聴雨
27席 / 3点 特×0 並×1 次×5 自×1
互選名 NATURA西鎮甘酢あんかけキール鮎ビリでえぇよ(^_^)自聴雨
選評名
ハ行の音とラ行の音の繰り返しで、春風の軽やかさが生み出されていると思いました。気持ちの良い空気を感じますね。
甘酢あんかけ
★0
ひとひら舞ひきたる景を掬われた所がいいです!”舞ひ”と<ひ>にされたこと、”ひとひら”も漢字にされなかったことで見た目にも柔らかさがあり、風にやさしさを感じられてきます。またハ行音がより心地よく響いて来ました。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
「(春うらら風にひとひら舞ひきたる)うすくれなゐの小さき愛惜」・・それは桜の花びらかも知れないし、手に取れない何かカモ(^^ )
ロサ・ブラックティー
★0
甘酢あんかけさん、ビリでえぇよ(^_^)さん、ロサ・ブラックティーさん
お花をくださった方々、歌に目を通してくださった皆さんに感謝致します。
すべての方のお歌、評、コメントもとても勉強になります。時々覗きに来ていましたが、まさかまさか私の上の句に下の句を頂いていたなんて!と嬉しく読ませて頂きました。
ふわふわ感で春を醸し出しましたが、結句でキュッと締まりました。
うたの日のこんな広がりある楽しさにぷかぷか浮かんで心地良い日々です。
ありがとうございました。
聴雨
★0
うつし世に五風十雨を愛でたくも
出詠名
ロサ・ブラックティー
28席 / 2点 特×0 並×0 次×3 自×1
互選名 袴田朱夏甘酢あんかけビリでえぇよ(^_^)自ロサ・ブラックティー
選評名
五風十雨とは、天気が順調で農作のために都合がよいこと、または、 世の中が安泰であることをさす言葉だと、調べて知ることができました。大自然の命があふれ出す4月は、まさにこのような天候がもたらすもので、大きく春を掴んだおおらかな上の句だと思いました。
甘酢あんかけ
★0
五風十雨という言葉と上評の方の意味の説明は勉強になりました!
ビリでえぇよ(^_^)
★0
甘酢あんかけ様、解説ありがとうございます(^・^)
「うつし世に五風十雨を愛でたくも 君は多忙の渦の中」
もう看護師の友人も居れば、手芸店の友人も居て、どっちも大変な事になってる様なんです。なんか自分も慌ただしい気がしてきて(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
五日に一度風が吹き(~~)十日に一度雨が降る(-▽-)祖父母は農家だったので、自分もやっぱり土のない暮らしはできそうにない(^^)でも、友達は忙しく、頑張ってるらしい。
ロサ・ブラックティー
★0
トンコレラもとい豚熱の次はコロナで世の中いつ落ち着くのやら。今年の一字は『疫』かなぁ
ロサ・ブラックティー
★0
遊びに来ました(^_^) 選評時間にロサちゃんや甘酢さん きいさんを始め皆様の評を読むのが今はとても楽しい。選評時間に余裕が出て来たんだと思います。以前は評を書く所までで燃え尽き、読んで味わう所まで中々いけませんでした(;*_*;) 前から思ってたことがあるんだけど聞くね。ロサちゃんや甘酢さんは例えば榊が二人への投票で次選をも外した場合、何故次選も外したのか・外したら外したで何を感じたのかみたいな評って欲しかったりするのかなぁ?個人的には分析好きなんで<逆選の評>ってゆうの?僕は貰うと勉強になるのですが。勿論評を送るのもお二方双方からそれぞれリクエストがある時だけですけどね。えっ!もう決まってる?好きなように歌わせてーー!だったりして(^_^) 季節の変わり目なんで健康には気を付けてね。ではでは(^_^)/~ 3/11。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
大体、第一印象で投票は済ませてしまうんですが、投票以外にも、気になるものは多いので、鑑賞することが止められない(^^;)評を読むと、さらに鑑賞が深まったり、何を思ってこの句ができたのかという事が気になって、歌意が知りた~いぃ・・とか思ったり。
ロサ・ブラックティー
★0
どんな時も明るく楽しそうにされているロサちゃんを見ていて、ここで歌って行こうと思えてるのかもしれない(^_^) もし私に自詠の歌をどう思ったか聞きたくなったら遠慮なく来て下さいね。ではでは下の句で(^_^)/~。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
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月POINT
順位 | 筆名 | 首席 | 投句 | 選句 | 特選 | 偏差 | EX | 合計 |
---|
EX内訳
最優+3:甘酢あんかけ
最黄+2:寿々多実果宮嶋いつく
最緑+2:衣未(みみ)
初回+1:砂狐
欠評-1:えさい西鎮
のの+1:全員(管理人欠席のため)
開催後記
甘酢あんかけさんが通算3回目の上弦首席でした
ロサ・ブラックティーさんから(多分)全句評をいただきました
通算80回出席: 蟻男
通算60回出席: 鮎
通算10回出席: ミウラ
通算回出席: さかなかな
ありがとうございました