連歌の花道『新月ノ歌会』

皐月の歌会

新月ノ歌会工事中

夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智

平成32年度 皐月の歌会『下弦の部』

 上の句に付ける下の句を出詠ください

詠草リスト

[今回の投票式目]
特選(2点)×1票
並選(1点)×5票
次選(0点)×∞票
互選(2点)×1票

冠ときだけ聴こえる雨のソネット

出詠名 天田銀河
首席 / 25点 ×6 ×11 ×2 ×1

互選名 蟻男知己凛ロサ・ブラックティーきいさち寿々多実果藤 かづえ木炭甘酢あんかけNATURAミウラ宮嶋いつくしゃーらキールビリでえぇよ(^_^)ほのふわり天田銀河

選評名 このときだけ、という特別感がいいな、と思いました。
知己凛
★0
アジサイに当たる雨の音が、静けさを一層感じさせて、さらにそれがリズムを持った詩に聴こえるという所に、「君を待っている」心の高鳴りや喜びを思わせて、雰囲気があって素敵だと思いました。
ロサ・ブラックティー
★0
雨のソネット 心惹かれる言葉です 。”雨の”とされているので上の句に雨(曇り)の日を思われているのが分かります。”聴こえる”とされたことで”聞こえるようだった”のではなく”聴き入っている”ので、もしかしたソネットは暗唱している詩でもあるのかもしれません。評価が分かれるとすれば”ときだけ”という限定かなと個人的に思いました。上の句を受けての”ときだけ”なので、シチュエーションはかなり限定されたものになります。””紫陽花が咲く時期 青の間であるこの場所(上の句で描写されている景が美しいので、場所もそれなりの特別な待ち合わせ場所が想起される)
で君を雨に待っている時に””である。かなり限定を掛けてきてますが、そのことでソネットは特別なものとして響いてきます。私はこの挑戦的な限定を評価したい。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
「紫陽花の青の間にきみを待つ」から「ときだけ」と繋がる展開にハッとさせられました。ソネットという喩えも良いですね。
さち
★0
上の句と下の句が自然に接続した言葉になったことに感動しました。雨音を詩のリズムに喩える「ソネット」という言葉もお洒落かつ納得感がありました。言語センスに脱帽です。
木炭
★0
かなり主観ですが、オヂュッセアが英雄譚ならソネットは女性を讃える詩の様に感じてまして(^^)しっくり来てました。
ロサ・ブラックティー
★0
”雨のソネット”気になるよね!立ち止まってもらう為にも、こうした言葉選びって大切なんだろうなぁ。
ビリでえぇよ(^_^)
★0

雨やわらかに降る水曜日

出詠名 キール
2 / 19 ×3 ×11 ×6 ×1

互選名 りん2うをみ聴雨きいさち藤 かづえ青時木炭NATURA砂狐天田銀河ミウラ宮嶋いつくしゃーらかざなぎりんビリでえぇよ(^_^)ちまさかなキール

選評名 上句との繋がりが一番きれいだと感じました。「あ」のリフレイン、声に出したときの丸みを帯びた音が、淡く美しい紫陽花の花びらとやわらかな雨に調和していると思います。
りん2
★0
歌を受け取って読ませて頂いた時、読者として歌意に何か発見が欲しいのです。もっと欲を言いますとあなたが醸し出す詩的な表現が欲しいのです。そのような表現に触れることができたら、その感性に酔いつつ讃えたいです。他の方も詠んでしまいそうな歌ではなくあなたの歌が読みたい!あなたが想像力を掻き立てられ、”そこから私はこんな世界が生まれた”と思えるような作品や景色等にこれからも出逢って行かれることを祈って。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
「紫陽花」「青」から「雨」「水曜日」と、イメージが素直に入ってくる歌だと思いました。
木炭
★0
上句の雰囲気を損なわず、そのまま上手く下句につなげましたね。雨の「あ」音も、水曜日の「水」も小気味よく効いています。平易な言葉づかいながら、一首全体をしっとりと仕上げさせる下句だと思います。
NATURA
★0

愛の定義を決めかねたまま

出詠名 りん2
3 / 17 ×1 ×13 ×5 ×1

互選名 蟻男知己凛衣未(みみ)ロサ・ブラックティーうをみ寿々多実果藤 かづえ木炭甘酢あんかけNATURA砂狐天田銀河宮嶋いつくかざなぎりんキールちまさかなりん2

選評名 好きなストーリーです。絵面は一心に君を待っている景色なのですが、実は主体の内面は揺らいでいるのです。あまり幸せではない恋愛なのでしょうか。何か主体の中に引っかかるものがあるのかもしれません。その心情の揺らぎが紫陽花の花のイメージと重なって、しっとりとした艶やかさを感じます。この下の句で大人の色香が漂うお歌になりました。
砂狐
★0
上の句で"あ"の音が重ねられてきたのは「愛」と言いたかったのかなと想像しました。惑う心がひしひしと感じられる歌だと思いました。
木炭
★0
歌意めっちゃ好きです!迷ったのは心境(気持ち)をストレートに文字に綴られたものを、韻文・散文どちらで扱うかの一点でした。
ビリでえぇよ(^_^)
★0

ビニール傘に光ゆがめて

出詠名 さち
4 / 13 ×1 ×9 ×4 ×1

互選名 きい寿々多実果木炭甘酢あんかけNATURAミウラ宮嶋いつくかざなぎりんビリでえぇよ(^_^)静ジャックちまさかなほのふわりさち

選評名 ビニール傘って透かしてみると景色が歪んだり滲んだりしますね。待っている人のこころも今もやもやと複雑なのかなあと思ったりしました。希望の光がちゃんと注ぎますように。
きい
★0
投票の参考に致したく皆様に、結句に持って来たゆがめるという行為にどの様な思いが込められているのか知りたいです。できるだけ深く鑑賞してみたく興味を抱きながら他の読者の方々の評待っています。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
雨の中待って、いつしか雨が上がってもまだ来ない「君」を待ち疲れたような心が「光ゆがめて」の中にぎゅっと詰まっている様に感じました。
木炭
★0
上評の方へ
「光ゆがめて」に「待ちくたびれた心の投影」ではとお答え下さりありがとうございました。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
誰かを待ちながら傘越しに外の風景を見ている、ただ自分の見ているものだけを表現するなら「光がゆがむ」という感じかなと思うのですが、ここで「光をゆがめる」と表現されているところに、この主体の意志を感じました。
雨粒にゆがむ光をただ見ているのではなく、傘の向こうの光のある世界に対して、どこまでもゆがんでくれという思いが込められている気がしました。
それは素直になれない気持ちだったり、現実から逃げたいような気持だったり・・・待ち人に対して何かもやもやした思いがあるのかな、と思いました。

ああいは、涙が光をゆがめているとも取れますね。それにしても、やはり相手への何かしらのちょっと不穏な思いがあるような気がします。

相手への感情を詠んだ下の句として、私はちょっと複雑なこの表現が、主体の感情そのもののような気がして好きでした。
かざなぎりん
★0
ああいは➡️あるいは
でした。失礼しました。
かざなぎりん
★0
かざなぎりん様
評をきっかけにふと意識として欠落していたものに気付かされました。私は花の傍で待つことは花畑で待つのに似通っているものがあると思い、心中には何かしら期待感が秘められているように感じてしまうのです。この期待感からちょっとした待ち時間も長く感じてしまい、”ゆがめる”という行為に至ったのかなと今理解できたように思います。
 歌を個人の感性で読んでると、シチュエーションの想像に限りがあるため見えて来ないことがあり、こうして評を寄せてくれることで鑑賞を楽しむ事ができます。またいつでも遊びに来て下さい。お互いコロナにあと地震にも気を付けましょうね。失礼致します<(_ _)>。
ビリでえぇよ(^_^)
★0

わが移り気をもてあましつつ

出詠名 NATURA
5 / 13 ×1 ×9 ×4 ×1

互選名 蟻男知己凛ロサ・ブラックティー聴雨さち藤 かづえ木炭甘酢あんかけ砂狐天田銀河かざなぎりんキール静ジャックほのふわりNATURA

選評名 雨が降ると色の変わっていくアジサイの花言葉『移り気』にかけ、君を待っていながらも、君の事だけ思っていないで(^^)他の事にも気を取られてしまう軽さが、ユーモラスで、明るさを添えている気がします。もしかして、『君』以外の人にも目が行ってしまうのでしょうか(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
「わが移り気」である「紫陽花」が青い内は待っているけれど、待ち疲れ始めている様子を想像しました。個人的には思わず頷いてしまう歌でした。
木炭
★0
NATURAさま
前回の上弦の部では丁寧な評をありがとうございました。
ビリでえぇよ(^_^)
★0

曖昧なまま続く雨音

出詠名 ほのふわり
6 / 12 ×2 ×6 ×6 ×1

互選名 りん2蟻男衣未(みみ)きいさち寿々多実果藤 かづえ青時木炭甘酢あんかけ天田銀河宮嶋いつくキールほのふわり

選評名 しとしとと降り続く梅雨をうまく表現されていると思いました。雨音の結句に余韻を感じます。曖昧という語と紫陽花のグラデーションも似合いますね。
きい
★0
「紫陽花の青の間にきみを待つ」この上の句からの「あ」のリフレイン。実際に雨音が聞こえてくるようです。
さち
★0
「曖昧な」のは雨音であり、主体の感情でもあると感じました。
言いたい/言わない方がいい、知りたい/知らないほうがいい…など、何か背中合わせの感情を持ちながらの待ち合わせ
六月の、風景をふっと煙らせてしまうような細かな雨の雰囲気が感じられました。
天田銀河
★0
“君を待つ”という一節から、「好きな人を待つ」シチュエーションを描く歌が多い中、
この主体は、(現在も)好きかどうかが“曖昧なまま”恋人のルーティンとして其処にいるのではないでしょうか。
雨にかこつけて、うまく傘で隠せるといいのですが。
蟻男
★0
待ちぼうけの気分、梅雨の雨のけだるい感じが「曖昧な」の言葉の中に重なっているように感じました。そして「あ」を重ねた韻律の良さがありました。
宮嶋いつく
★0
きいさん、さちさん、天田銀河さん、蟻男さん、宮嶋いつくさん、素敵な評をありがとうございます!
音は珍しく結構考えて作りました。様々に読んでいただけて嬉しいです!
また、前々回の下の句に評をくださった、万間みいやさん、NATURAさん、ロサ・ブラックティーさん、聴雨さん、てつぞうさん、ビリでえぇよ(^_^)さん、はとサブレさん、うをみさん、知己凛さん、袴田朱夏さん、宮嶋いつくさん
そして前回の上の句に評をくださった、はとサブレさん、りん2さん、袴田朱夏さん、ビリでえぇよ(^_^)さん
全て読ませていただきました。大変励みになります。この場をお借りして改めてお礼を言わせていただきます。ありがとうございました!
ほのふわり
★0

夢よりさめて今日もまた雨

出詠名 かざなぎりん
7 / 12 ×2 ×6 ×2 ×1

互選名 衣未(みみ)うをみ聴雨青時NATURA砂狐ミウラ宮嶋いつくキールかざなぎりん

選評名 上の句の景を夢の中としたところに独創性があると思いました。その上で、上の句の美しい想像を掻き立てる印象から、「今日もまた雨」と単調な現実に着地させたところが良いと感じました。紫陽花の青の彩りから雨の灰色のモノトーンに変わっていく世界が素敵です。
砂狐
★0
上の句のどこかモネの絵のような淡い情景を夢と受けたとろが上手いと思いました。夢から覚めても雨が降っている下の句はまだ待ち続けている主体の切なさや悲しみを表現しているように感じます。
ミウラ
★0
主体は「きみ」に片想い中あるいは「きみ」とはなかなか会えない関係にあるのかなと思いました。どちらにしても夢にみるということから、きみへ会いたい想いの強さを感じます。夢からさめて、「夢だったんだ」と残念におもう主体の気持ちが、「雨」とリンクしているようで素敵だなと思いました。アンニュイな朝のため息が聞こえてきそうです。この下の句での展開は予想していませんでしたが、とても自然で美しい一首になっていると思います。
キール
★0

ひとつふたつと灯のともるまで

出詠名 藤 かづえ
8 / 10 ×2 ×4 ×6 ×1

互選名 ロサ・ブラックティーさち木炭甘酢あんかけ砂狐宮嶋いつくかざなぎりんキールビリでえぇよ(^_^)静ジャックちまさかなほのふわり藤 かづえ

選評名 「灯がともる」のを見ている気持ちを色々に想像できて、どこか切なくなりました。
木炭
★0
きみを待っている時の経過が切なく詠われていると思いました。紫陽花の淡い彩りが徐々に薄暮に包まれ、周りの家の灯りがぽつぽつとついてゆくのを眺めながらじっと待っている主体。美しくて切なくて素敵なお歌です。
砂狐
★0
下の句で詠われているのは景色の情報でありながら、このありのままの情景描写に上の句の人物の心境に広がりを持たせているように思いました。もちろん切なさも感じられたですが、一方で例えば”家族の異変等でこちらに向かえない事情が生じたのでは”と待ち合わせ相手の心配もしたりしているのではとの想像も許してくれそうな詠い方だと思いました。色んな心境を許してくれる懐の大きな詠い方だと思います。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
前の評にも書いておられるように、待っている間の時間経過が美しく表現されているように感じました。
自分はひとりで待ち続けている、一方で次々に灯りがともる街・・・
本当はそうじゃないかもしれないけれど、自分じゃない人たちの灯りって、なぜかにぎやかだったりあたたかだったり感じられることがあると思います。
同じ世界なはずなのに、自分のいる世界と他の人が暮らしている世界が切り離されるような感覚のある歌で、上下の対比がいいなと思いました。
かざなぎりん
★0

秘めた鼓動を時計にかえて

出詠名 ビリでえぇよ(^_^)
9 / 10 ×2 ×4 ×4 ×1

互選名 衣未(みみ)ロサ・ブラックティーきいさち藤 かづえ木炭甘酢あんかけかざなぎりん静ジャックちまさかなビリでえぇよ(^_^)

選評名 君を待つ間(あわい)に静かな時間が流れていることを感じました。秘めた鼓動も時計の小さな音のように心に響きます。
きい
★0
「かえて」が平仮名なので、「代えて(、今か今かと待っている)」「変えて(願望)」どちらかなと想像したりしました。
木炭
★0
鼓動が実感されるような感情を抱いていることをとても詩的に表していると思います。
静ジャック
★0
きい様
評ありがとうございます!”胸の時計”という言葉がよぎりそこから下の句作りが始まりました!
ビリでえぇよ(^_^)
★0
木炭様
私は「変えて」の方だったんですよ(^_^)。願望で時計を作りました。その生まれた空想の時計が主人の気持ちを感じ取り、時計本位で時間を楽しい時間として刻んでゆく。鼓動に合わせ秒針を刻むのが速くなったり遅くなったりするおかしな時計です。「代えて」もいいですね(^_^)。評ありがとうございました!
ビリでえぇよ(^_^)
★0
静ジャック様
鼓動と時計の共鳴が効いたみたいです(^_^;)これからも詩的表現頑張ります!評ありがとうございました(^_^)。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
票を投じて下さった皆様へ
お読み頂きまた票まで投じて頂きありがとうございました。

短歌は5w1hからの脱却

この認識そして読みに際し普段慣れ親しんでいる散文脳から韻文脳へのスイッチの切り替えを皆で共有しないと、そこは”歌会”ではなく”小説(散文)を詠む会”とのこと。
5w1hで説明が行き届いたものを”分かり易くて深く共感できた”と納得してもそれは(散文)を理解したことになるようで、普段から無自覚に5w1hで詠ってると(私もそうだが)散文なのに歌と思い込み、そうした文に魅かれる傾向が。
5w1hから少しでもwやhを外すことを考え解体し詩的表現へと昇華を目指せば、wやhといった説明的要素が多いことはやはり気になり出すようで。
少しづつでいい、まずは詩的表現を歌に詠み込んでいく所から始めていこうと思う。説明から離れ元ネタのない独自の感性が表現となってゆくのだから皆様に鑑賞して頂けるか不安もある。ですがビリでもいい詩を歌を詠って行こうと思う。そしてここで”歌”を勉強して行きたい。この話 叙景詩関係ありません。
ビリでえぇよ(^_^)
★0

背筋を凛と伸ばして夏へ

出詠名 衣未(みみ)
10 / 9 ×2 ×3 ×3 ×1

互選名 聴雨寿々多実果木炭ミウラビリでえぇよ(^_^)静ジャックほのふわり衣未(みみ)

選評名 上の句の切なさを下の句で切り替え一気に明るい雰囲気になりました。
この意外な展開がいいなぁ、と思いました。
聴雨
★0
少し不安げな上の句から前を向く下の句へ、夏へ向かう明るさがいいですね。
寿々多実果
★0
希望を持って待ち続けられる瑞々しい心を感じる歌だと思いました。力のある歌に驚き、感動しました。
木炭
★0
背筋を凛と伸ばして←この景の描写とても解ります。付き合い始めの頃ちょっとでも良く見せたいと背筋をピンと張って待つ感じ。外での待ち合わせは髪型が風で少し乱れてないか気になるようで、コンパクトで確認している娘よく見かけたなぁ~。”夏へ”も希望がつながるようでいい♡。
ビリでえぇよ(^_^)
★0

濡れているのを忘れるほどに

出詠名 知己凛
11 / 9 ×1 ×5 ×5 ×1

互選名 衣未(みみ)ロサ・ブラックティーうをみきいさち寿々多実果木炭NATURAミウラ宮嶋いつくかざなぎりん知己凛

選評名 細かい雨なのでしょうか。どれだけの時間を待っているのでしょうか。濡れているのを忘れるほどとは、アツい(^^)・・情熱を感じます。
ロサ・ブラックティー
★0
「紫陽花の青の間にきみを待つ」という上の句が最も生きていると思いました。
さち
★0
一途な気持ちを強く感じる歌だと思いました。
木炭
★0
上の句はさすが首席歌だけあって、想像力を掻き立てる映像のカット、リズミカルなあ音の響き、きみを”待ち”と流すのではなくきみを”待つ”と意志を思わせるような映像に負けない強い締め。
この上の句の豊かな表現故か、それなりに覚悟を持って表現力や発想力で下の句に挑みたくなる今回の歌会。下の句がシンプルに綴られ上の句に力負けしているしているように感じたのも気になりましたが、何より濡れて”いる”のを”忘れる”が混乱を招きます。”いる”と今知覚・認識していることを”忘れる”だと時間軸が瞬間(今その瞬間)になってしまうからです。例えば”雨の中濡れているのを忘れるほど抱き合った”なら分かります。ある程度の時間待っていたこと(”待つ”との兼ね合い)から考えると<濡れて”いた”のを”忘れる”ほどに>又は<濡れて”いる”のを”忘れていた”ほど>など時間経過が欲しかったように私感ですが思いました。濡れているのを忘れるほど”待った””待ち続けた”。”待つ”だと濡れているのも”気付かない”ほど かなと。間違っていましたらお許し下さい<(_ _)>。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
知己凛さま

申し訳ございませんでしたm(_ _)m。正直に申し上げます。首席争いをしていたキールさんの歌のつもりで書いていました。当方キール氏に対し忖度のない評が書けてしまうのです。反省してもまたやってしまうだろう悪い癖です。歌ですが う~ん 待ち合わせ場所に着いたら夏場持ち歩いてるハンカチ等で拭き、濡れた状態は完了してない?と思ってしまったのです(*_*)
次回以降私の歌だと分かるようなことがあれば是非忖度のない評でやり返してやって下さい。それで知己凛さんを嫌うことはまずないので(^_^)。コロナにはお互い注意しましょうね。失礼致します<(_ _)> 5/21。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
ビリでえぇよ(^_^)さまへ

評をありがとうございました。
今回は「忘れる」=「忘却」という意味ではなく、「気にも留めない」という意味で使いました。

そのまま「気にも留めずに」という形にしてもよかったのかもしれなかったですが、気にも留めていないのではなく、それすらも感じないほど待っているというニュアンスを残したかったからです。

おっしゃるとおり、文法的にはおかしいところがあるのかもしれませんが、そのあたりは詳しい方に御教授いただけるとうれしいです。

率直な評をいただくのはとてもありがたいことなので、書いていただいて構いませんよ。私は(*´ω`*)
知己凛
★0
知己凛さま

「気にも留めていないのではなく、それすらも感じないほど待っているというニュアンス」とのご説明にふと、「東京ラブストーリー」でリカのあの電池の名セリフにやられちゃう前の映像(雨の中ひたすら待ち続けるリカ )を思い出し今になって共感しております。お恥ずかしい話ですが濡れているのを忘れるほどに阪神タイガースを応援し風船を飛ばしてきたような男なので、そちらの方の感性を持ち合わせてませんでした。ドラマで”カンチ アカンやん”と視聴してた私も相当イタイですね(^_^;) 今回かざなぎりんさんのご参加 びっくりした~。ラジこたで「妄想系ビジュアル短歌あれっ?」ってルナクさんがバンド名でグダグダになったの聞いた瞬間ぐらいの驚きはありました(^_^) 温かいお返事ありがとうございました(^_^) 5/22。 
ビリでえぇよ(^_^)
★0

いつもの海の映画館前

出詠名 ロサ・ブラックティー
12 / 9 ×1 ×5 ×4 ×1

互選名 蟻男青時木炭甘酢あんかけしゃーらかざなぎりんキール静ジャックほのふわりロサ・ブラックティー

選評名 紫陽花の青っぽい色のイメージから海の透明な青さに一気に浸るような気分になりました。花に落ちた紫陽花色を映す露が広がるような…。「映画館前」というのもロマンチックな印象を受けますし、「いつもの」というのも飾らない親密さを現しているように感じました。
青時
★0
段々と青色が深くなっていく感覚がある綺麗な歌だと思いました。
木炭
★0
赤花を下さった青時様ありがとうございます。黄花を下さった皆様ありがとうございます。ちょっとした思い込みをしていたのが自分だけだったのが少し気恥しいです(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0

寿ぎの朝白無垢まぶし

出詠名 ちまさかな
13 / 9 ×1 ×5 ×2 ×1

互選名 ロサ・ブラックティーきい寿々多実果木炭甘酢あんかけミウラかざなぎりんキールちまさかな

選評名 ジューンブライト💎(^^)アジサイの間で待っているのは新郎さん?アジサイの「青」と白無垢の「白」の取り合わせが、とても清廉で美しいです。
ロサ・ブラックティー
★0
晴れている空を強くイメージできる素敵な歌だと思いました(ハレの日の歌であることも関係しているかも知れません)。私の中ではどうしても紫陽花と雨が繋がってしまったので、新鮮に感じました。
木炭
★0
梅雨の晴れ間に、こんなまぶしい白を見られたら、その日一日いい気分で過ごせそうですね!梅雨だからこそ、晴れが一層キラキラした存在になりますね。
甘酢あんかけ
★0
皆様、ありがとうございます。子どもの頃近所の優しかったお姉さんが、お嫁入りしたときの様子を、今も思い出します。実家の仏壇にお参りしてから式場に行くのが当時の慣わし。その後にあの、菓子投げが始まります。
ちまさかな
★0

ちさき祠にくゆる沈香

出詠名 砂狐
14 / 9 ×0 ×7 ×5 ×1

互選名 蟻男知己凛衣未(みみ)ロサ・ブラックティー寿々多実果青時木炭甘酢あんかけ天田銀河キール静ジャック砂狐

選評名 小さい祠に高級香木の沈香を使うのは、どれだけ由緒ある所なのでしょうと思いをはせました。京都のアジサイ寺あたりで待ち合わせなのでしょうか、それとも(^^)・・・厳かな風情を感じます。
ロサ・ブラックティー
★0
「ちさき祠」「沈香」に神秘的なイメージを持ったので、「君」も神様や聖霊なのかなと想像しました。美しい場面が思い浮かぶ歌だと思いました。
木炭
★0
また鑑賞してますが、香は日本的ですが、沈香はアジア的な気もします。寺は日本の寺でなくても、もっと広く、インドとかカンボジアあたりの寺でもいいかなぁと・・・(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

 やまない雨もあるのかしらね

出詠名 宮嶋いつく
15 / 9 ×0 ×7 ×3 ×1

互選名 りん2蟻男うをみ聴雨寿々多実果藤 かづえ砂狐キール宮嶋いつく

選評名 待っている君がなかなか現れないのでしょう。もしかすると、その人はもう来ない事を薄々分かっているのかもしれません。そんな主体の諦めに似た心情をそのまま表現した下の句だと思います。語尾を「かしらね」と疑問形にしたところに主体の捨てきれない希望を感じて切ないです。
砂狐
★0
上の句と下の句の間におかれた空白が効果的だと思いました。主体が待ち続けていた時間の経過を表していると思われる空白。その後にくる下の句に込められた主体の心情が一層強く響いてきたと感じました。

★0

葉を弾ませて転がる雫

出詠名
16 / 8 ×0 ×6 ×4 ×1

互選名 衣未(みみ)ロサ・ブラックティーきいさち寿々多実果木炭甘酢あんかけビリでえぇよ(^_^)

選評名 雨だれの雫が葉を弾ませたのだと思いました。
美しい水彩画のような上の句から、動きが出ましたね。
待つ人の気持ちも弾んでいるようです。
紫陽花の青さから葉の緑、そして小さな滴へと
視線が絞られて行くことにも工夫を感じました。
きい
★0
上評の方のように下の句に注目すると、動きを想像で追っていて何だか楽しくなる歌でした。その動きを上の句の人物の心境に重ねようとしたのですが、私には心弾んでる気持ちを汲むことくらいしか膨らませることができませんでした。上の句からカメラワークを別視点に変えた句として下の句を楽しませてもらいました。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
「雫」=涙かと考えたので、伝っていく水滴が葉先の方に溜まり、大きな「雫」となった結果「葉を弾ませて」地面に転がった情景かなと想像しました。下へ動いていく目線が見事だと思いました。
木炭
★0

君に似合いの空色のバス

出詠名 蟻男
17 / 7 ×1 ×3 ×5 ×1

互選名 ロサ・ブラックティーうをみ聴雨きいさち青時木炭静ジャック蟻男

選評名 バス停じゃないかなと言うイメージがあったので、「空色」のバスから降りてきたきみを迎える瞬間が爽やかでいいなと思いました。
うをみ
★0
自分では思いつかなかったのですが、バス停と紫陽花をイメージしたら見てきた様にしっくり来たので驚きました。
木炭
★0

黄色い合羽のにぎやかな声

出詠名 うをみ
18 / 7 ×1 ×3 ×4 ×1

互選名 ロサ・ブラックティーきい藤 かづえ木炭甘酢あんかけキール静ジャックちまさかなうをみ

選評名 「黄色い合羽」は幼稚園の子供たちを連想させますが(^^)アジサイの「青」に対比して、明るく、しかも大勢で待っている様は微笑ましいです(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
童謡「あめふり」でお迎えに来るお母さんを思い出しました。優しさを感じます。
木炭
★0
この時期は本来なら小学校に入学したばかりの子どもたちは、早目に下校します。今日は雨。作者が通りまで迎えに行っているのでしょうか。あ、黄色い合羽の列が見えて、賑やかな声も聞こえます。おかえりの笑顔が見えるような作品だと感じました。
ちまさかな
★0

雨粒ひとつ抱き締めてゐる

出詠名
19 / 7 ×0 ×5 ×6 ×1

互選名 りん2衣未(みみ)うをみ聴雨木炭しゃーらかざなぎりんキールビリでえぇよ(^_^)ほのふわり

選評名 一滴の涙を慈しんでいる様で優しい歌だと思いました。
木炭
★0
雨粒ひとつ・・・心臓と思いました。
ビリでえぇよ(^_^)
★0

淡い想いのつぼみを抱いて

出詠名 静ジャック
20 / 7 ×0 ×5 ×2 ×1

互選名 りん2ロサ・ブラックティー聴雨NATURAキールほのふわり静ジャック

選評名 まだ確かではない想いのつぼみは、色が移ろいゆく紫陽花や君が来るのか来ないのかという状況とあいまって不安げな感じを受け、そこが魅力的でした。

★0

猫が伸ばした白い前足

出詠名 きい
21 / 6 ×1 ×2 ×6 ×1

互選名 知己凛衣未(みみ)ロサ・ブラックティーさち寿々多実果木炭甘酢あんかけしゃーら静ジャックきい

選評名 対比する白がとても可愛らしいです。
衣未(みみ)
★0
視点がアジサイの足元に行っているのが斬新に思えました(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
「白い前足」が梅雨時の地面に映えて鮮やかに思えました。「君」は猫かなと想像して和みました。
木炭
★0
参加の皆さま、評もお花もありがとうございました!
上の句が非表示になってしまうというハプニングがありましたが
下弦の部、いつものように成立して良かった(*^^*)
きい
★0

朱い番傘時を留めたり

出詠名 青時
22 / 6 ×1 ×2 ×4 ×1

互選名 ロサ・ブラックティーうをみ木炭天田銀河ミウラキールほのふわり青時

選評名 「朱い番傘」のレトロさによって、紫陽花の茂みの中のひと時の幻の様に感じられる歌だと思いました。
木炭
★0
「朱い番傘」が効いています。あの上の句からこんなに古風な展開が出てくるなんて予想していなかったので、一読してかなり痺れました。「番傘」一語でうたの世界が鮮やかに浮かび上がってきます。「時を留める」という表現もとても素敵ですし、紫陽花の「青」と番傘の「朱」のコントラストも素晴らしいです。
ほのふわり
★0

この物語と傘を開いて

出詠名 甘酢あんかけ
23 / 6 ×0 ×4 ×2 ×1

互選名 青時木炭天田銀河ビリでえぇよ(^_^)ほのふわり甘酢あんかけ

選評名 「この物語」という部分が、待っている間に読んでいる本と、「君」とのこれからの双方に係っている気がしてキュンとしました。
木炭
★0
上評の「この物語」に「待っている間に読んでいる本」かもという想像に魅かれました。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
ありがとうございました(*´ω`*)評も票もうれしいです!
甘酢あんかけ
★0

(十年前の今日打ち明けた)

出詠名
24 / 5 ×0 ×3 ×6 ×1

互選名 ロサ・ブラックティーきい木炭甘酢あんかけミウラ宮嶋いつくキールビリでえぇよ(^_^)静ジャック

選評名 十年後の再会?()の中は、言葉にならない特別な心情でしょうが、はたして「君」は覚えているのか(^^)アジサイの前で打ち明けた事は何だったのか。ドラマ性を感じます。
ロサ・ブラックティー
★0
一気にドラマ性が深まりました。背景である紫陽花の青もなんだか際立つようです。
きい
★0
()を使った表現方法に関心が寄せられました。気になったは()の中の表現で、説明に響いてきます。説明は歌の嫌う所とされています。()を呟き・心の声にも考えてみたのですが、それでも自身に説明してるように響いて来てしまいます。「世界の中心で、愛をさけぶ」を思い出させる様なドラマ性を感じさせられるだけに、個人的には勿体なさを強く感じる歌です。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
「打ち明けた」秘密があることによって、時系列も関係性も色々に想像できるドキドキする歌だと思いました。
木炭
★0
すみません、上から3つ目の評を書いた者です。小説やノベライズ本とかだとこの表現は私的にはGoodなのですが、歌に限っての話でした。言葉運びに配慮がなかったのではと反省しております。失礼があればお許し下さい<(_ _)>。
ビリでえぇよ(^_^)
★0

にびの空よりこぬか雨降る

出詠名 聴雨
25 / 4 ×0 ×2 ×5 ×1

互選名 きいさち木炭甘酢あんかけ宮嶋いつくしゃーらビリでえぇよ(^_^)聴雨

選評名 下の句への展開に上の句の人物の心情に焦点を当てられた方や、上の句の景に下の句も景を重ね視点を拡げてゆく方もおられました。この歌は後者で詠み人の梅雨空に対するイメージを私なりに受け取りました。こぬか雨だからか紫陽花の青の映像がどこかやさしい色合いで脳裏に浮かんできます。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
「にび色」「こぬか雨」という語の優しさが、上の句の「間」(≒淡い?)とよく馴染んでいて美しい歌だと思いました。
木炭
★0
花と評をありがとうございました。
「待つ」と「こぬか(来ぬか)」の掛詞でしたが
上の句にそぐわぬ古臭い下の句となってしまいましたね〜。
聴雨
★0

凍えた爪先骨になりつつ

出詠名 木炭
26 / 4 ×0 ×2 ×4 ×1

互選名 りん2蟻男ロサ・ブラックティー甘酢あんかけミウラビリでえぇよ(^_^)木炭

選評名 冷えた指先の感覚がなくなってゆく様子を「骨にな」ると形容するのがユニークで惹かれました。
りん2
★0
梅雨寒の中 長時間立ち続けつま先の感覚が無くなってゆくことを”骨になりつつ”と表現されたことに、インパクトがあり新鮮な感覚に触れるようでもありました。この”骨になりつつ”というインパクトな表現、単に感覚的な情報を伝えるだけでなく、同時に待ち人の空虚な気持ち・感情が通ってない(気持ちに温度が感じられない)様子も伝わってくるようです。歌を鑑賞していく中で立ち止まった歌でした。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
初参加にも関わらず、投票と評が頂けて嬉しいです。
ありがとうございました。
木炭
★0

傘を持つ手が少し湿って

出詠名 寿々多実果
27 / 4 ×0 ×2 ×1 ×1

互選名 知己凛藤 かづえ寿々多実果

選評名 雨の中を待っているのですね。きっと長いこと立って待っているのでしょう、手まで湿り気を帯びてしまった、、。そんな様子を想像して読みました。時間の流れや周りの空気感が伝わってきます。
藤 かづえ
★0

あてなき旅の果て帰りくる

出詠名 ミウラ
28 / 2 ×0 ×0 ×2 ×1

互選名 ロサ・ブラックティー静ジャックミウラ

選評名 あてなき旅という言葉が、上の句から飛躍していて面白味があると思いました。抽象的で読み手に様々な旅を想像させる歌ですね。もうちょっとヒントがあると、読み手は旅の想像を膨らませやすいのかなとも、ちょっと思いました。
甘酢あんかけ
★0
お花ありがとうございました^_^
甘酢あんかけさま、評をありがとうございます!
ミウラ
★0
評を書いていなくてすみません(^^;)青という色はどこか精神性をあらわしている感じがしますので、旅の果てに帰ってくるのはやっぱり君の元、というのが素敵です(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

 前を行く通学生よがんばれと 追い越す僕は大人になった

出詠名 西村翼
29 / 1 ×0 ×1 ×4 ×0

互選名 寿々多実果甘酢あんかけ天田銀河かざなぎりん静ジャック

選評名 「紫陽花の青の間(あわい)に君を待つ」のキールさんの上の句を前座に(^^;)アジサイの前の通学路の情景が生き生きと見えました。学生を追い越して行く作者は意気揚々と輝いて見えます(^^)アジサイの間で君を待っていた姿は、かつての自分の幻だったのかも知れません。少年は大人になり、皆にエールを送って、明るい今を歩いているのですね(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

泣いてくれたか今朝の紫陽花

出詠名 百捌瓦
30 / 0 ×0 ×0 ×0 ×0

互選名  Don't Mind... 

選評名 泣いてくれたか、が印象的です。雨に濡れていることを表現しているのでしょうか。または、紫陽花と悲しみを分かち合ったことを表現しているのでしょうか。
甘酢あんかけ
★0


Tポイントカード月POINTについて sing-for.month.jp/classic/tpoint.html
三ヶ月Data皐月の歌会下弦の部H32.05.20 up
順位筆名首席投句選句特選偏差EX合計

EX内訳

最優+3天田銀河

最黄+2りん2

最緑+2キールほのふわり藤 かづえきい

初回+1かざなぎりん青時木炭西村翼百捌瓦

欠票-1西村翼百捌瓦

欠評-1西村翼百捌瓦

のの+1全員(管理人欠席のため)

月開催後記


天田銀河さんが通算2回目の下弦首席でした

通算10回出席: ビリでえぇよ(^_^)


ありがとうございました 花

皐月の歌会下弦の部