連歌の花道『新月ノ歌会』

水無月の歌会

新月ノ歌会工事中

夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智

平成32年度 水無月の歌会『上弦の部』

今月は7月の季語を詠んだ上の句を提出ください


 季語リストに未掲載でも7月に関連する語であれば構いません

詠草リスト

[今回の投票式目]
特選(2点)×1票
並選(1点)×4票
次選(0点)×∞票
互選(2点)×1票

冠消えそうな虹を眺めるうちに駅

出詠名 きい
首席 / 20点 ×5 ×8 ×4 ×1

互選名 ちまさかなおうい藤 かづえロサ・ブラックティー知己凛天田銀河甘酢あんかけ寿々多実果えさい青時ビリでえぇよ(^_^)さちほのふわり静ジャック宮嶋いつくきい

選評名 電車の中から見ている情景でしょうか。俳句として完結している気がしましたが、さりげない日常から、「消えそうな虹」に明暗どちらでもつくれそうな感じで、下の句にいろいろな展開が期待できそうな気がしまして(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
幻のような消えそうな虹と、現実の象徴としての目的の駅との対比がとても魅力的だと感じました。
おうい
★0
にわかに現れた虹。眺めながら歩いていたらもう駅についてしまった。映像がうつくしく、物語を作り出す風景として一番好きな句でした。
知己凛
★0
主体の親など誰かが駅まで運転する車の窓から眺めている情景が思い浮かびました。駅へ向かう目的や、虹を眺めながら何を思ったのかそれとも何も考えずぼんやりと眺めていたのか、など想像が膨らみます。
私は車と考えましたが、上の評で電車かと書かれている方や歩きと書かれている方もいて、主体の状況が様々に考えられる上の句だと思いました。

★0
滑らかな調べが駅に着くまでの家庭とマッチしていると思います。駅に着いた時、虹はどうなっているのか非常に気になりますね。
さち
★0
ロサ・ブラックティーさん、おういさん、知己凛さん、悠さん、さちさん
評を書いていただいてありがとうございました!
お花もたくさん頂戴して、皆さまに感謝しています。
これから皆さまの下の句がとても楽しみです。
どうぞよろしくお願いします。
きい
★0

終わりなど見ないふりして百日紅

出詠名 てつぞう
2 / 13 ×2 ×7 ×6 ×1

互選名 衣未(みみ)ちまさかなおうい藤 かづえロサ・ブラックティー天田銀河きい甘酢あんかけゆりこ寿々多実果えさいほのふわり静ジャック宮嶋いつくてつぞう

選評名 夏の間中どっさり咲き続ける百日紅のたくましいイメージが、強がっている人物の姿に重なり、印象に残りました。
おうい
★0
必ず夏にも終わりがあることを知りながら、見ないふりをして目の前の何か(誰か)を見続ける今。終わって欲しくない思いが伝わってきます。
ゆりこ
★0

空蝉の声なき声が響く夜

出詠名 おうい
3 / 12 ×2 ×6 ×6 ×1

互選名 衣未(みみ)てつぞう藤 かづえロサ・ブラックティー砂狐きい甘酢あんかけゆりこ寿々多実果ビリでえぇよ(^_^)ほのふわり静ジャック宮嶋いつくおうい

選評名 蝉の脱け殻が、毎年たくさんある場所があって、子どもの頃はそこが怖かったことを思い出しました。今も蝉の脱け殻はちょっと怖いです。
てつぞう
★0
不穏な感じが良いです。聞こえないものが聞こえる夜に、若しくは聞こえないものが聞こえる主体に、何が起きるのでしょう。
砂狐
★0
空蝉ですから声が無いのは当たり前なのですが、その声が響く夜という想像が独創的で面白いな、と思いました。
藤 かづえ
★0
「空蝉」と「声なき声」の取り合わせが目を引きます。どのような「声なき声」に詠み人の心の動きがあったのか追体験しようとした時、私としては辿るべき道が定まらず立ち止まってしまいました。どの方面に絞らせるか第三句で表現しようにも五音では厳しいように思います。この課題は下の句に託されても良いかもしれないと個人的に思いました。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
空蝉、つまりぬけがらですから超えはしない、それにぬけがらであって屍ではないから霊魂的なものでもないはず。けど、空蝉と声なき声には奇妙かつ不穏さを感じさせる調和があり、おもしろい雰囲気を持つ上の句だと思いました。
宮嶋いつく
★0

サルビアの燃える<kana>朱<:>あか</kana>から目をそらす

出詠名 寿々多実果
4 / 12 ×1 ×8 ×6 ×1

互選名 ちまさかなうをみてつぞうロサ・ブラックティー聴雨天田銀河きい甘酢あんかけNATURAえさいビリでえぇよ(^_^)ほのふわり静ジャック宮嶋いつく寿々多実果

選評名 真っ赤なサルビアから思わず目をそらしてしまう。そこになにか心情的な理由がありそうです。
きい
★0
自然と読み込んでしまいました。普通花は愛でてしまうもの。「目をそらす」と詠われた所に先ず関心を寄せました。何故目をそらしたのか?「燃える朱から」から読み解くことにしました。情景描写で「朱」とされたのだと思いますが、心理的には「赤」も同意と思い「赤」で読み進めていきました。「運命の赤い糸」「愛の証の赤」「情熱の赤」等言われてきましたが「赤色」が気になる所に心の投影を見るようです。
庭かプランター等に植えた本人は今この場には居ず、サルビアだけがその存在で責めるかのように咲いている。「運命」なら「死別」「愛」なら「失恋」または「情熱」なら「挫折」(競技大会等に出場叶わず校庭に植えられていたサルビアが目に入ったのかもしれない)等があったのではと想像しました。燃えようも燃えることができない詠み人にとって、燃えるようにこの夏を咲いているサルビアは直視できなかったのであろう。そのような経験は自身にもあります。このように歌を通して個人的に追体験させて頂きました。
ビリでえぇよ(^_^)
★0

夕暮れの空に混じって飛ぶ金魚

出詠名 宮嶋いつく
5 / 12 ×1 ×8 ×6 ×1

互選名 ちまさかなうをみおういロサ・ブラックティー知己凛きい甘酢あんかけゆりこ寿々多実果えさい青時ビリでえぇよ(^_^)さち静ジャック宮嶋いつく

選評名 空飛ぶ金魚を想いました。金魚のような何かなと、想像したら楽しくなりました。
ちまさかな
★0

百合ひらく少し冷たい指の先

出詠名 砂狐
6 / 11 ×1 ×7 ×7 ×1

互選名 おうい藤 かづえロサ・ブラックティー聴雨天田銀河きい甘酢あんかけゆりこ寿々多実果NATURA青時さちほのふわり静ジャック砂狐

選評名 冷たい指先で百合を押し開く主体でしょうか、妖艶さが微かにあって魅力的です。
甘酢あんかけ
★0
甘酢さまぁ~、こんな評を書かれると、・・・・(;'∀')下の句がどうなってしまうか(;^_^A・・(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0

お日さまとプールの青に飛び込めば

出詠名 藤 かづえ
7 / 10 ×2 ×4 ×4 ×1

互選名 うをみロサ・ブラックティー甘酢あんかけ寿々多実果えさいビリでえぇよ(^_^)さち静ジャック宮嶋いつく藤 かづえ

選評名 元気にジャンプしてプールに飛び込む「夏」を感じました。
うをみ
★0
これぞ夏!というような勢いのよさを感じました。頭の中に「ばちゃん!」と音が響きます。

★0
プールの水面に浮かぶお日さまは、まるで詠み人が飛び込むのを待っている様な描写が素敵でした。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
「太陽」ではなく「お日さま」であるところがいいですね。溌剌としたすがすがしさを感じます。
静ジャック
★0

午後二時の光をシャワーで飛び散らす

出詠名
8 / 10 ×2 ×4 ×4 ×1

互選名 藤 かづえロサ・ブラックティー天田銀河きい甘酢あんかけえさい青時ビリでえぇよ(^_^)ほのふわり静ジャック

選評名 今回いろいろな景があって選ぶのに苦労しました(^^)一日のうちで、1番暑い時を爽快に吹き飛ばした d(^^)/ この句が好きです。
ロサ・ブラックティー
★0
夏本番の暑さのなか、飛び散る水、そしてひかり。爽快感がありますね。
きい
★0
七月の「午後二時の光」はなかなかに強そうですが、それを「飛び散らす」「シャワー」を持ってくることで、途端に柔らかな雰囲気を帯びていきます。美しい情景が浮かんできました。下の句次第で明るい方向にも暗い方向にも持っていけるのも面白いです。
ほのふわり
★0
「(午後二時の光をシャワーで飛び散らす)誘い揺らめくミナモ待ってろ!」・・・最近いきなり暑いからかなぁ(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0

幸せを確かめたくてハンカチに

出詠名 静ジャック
9 / 10 ×2 ×4 ×2 ×1

互選名 ちまさかなロサ・ブラックティー知己凛砂狐きいNATURAほのふわり静ジャック

選評名 続きがとても気になる上の句です。ハンカチからは割と明るい展開を想像しがちなのですが、真逆の展開もありですよね。色んなストーリーが読みたくなります。
砂狐
★0
余白の大きいところが魅力的です。
きい
★0

宵待ちの神社に灯るラムネ屋の

出詠名 NATURA
10 / 10 ×0 ×8 ×4 ×1

互選名 衣未(みみ)うをみロサ・ブラックティー聴雨天田銀河甘酢あんかけゆりこ寿々多実果えさい青時静ジャックNATURA

選評名 だんだん暗くなるほどに灯っている明かりが浮かび上がって、気分も上がってくるみたいです。今年ほとんどのお祭りが中止になってしまいましたし、「ラムネ屋」という呼び方にも、しみじみとした郷愁を感じます。
ロサ・ブラックティー
★0

ヤドカリとかもめの貸し切る海開き

出詠名 知己凛
11 / 10 ×0 ×8 ×2 ×1

互選名 衣未(みみ)うをみてつぞうおういきい甘酢あんかけえさいビリでえぇよ(^_^)さち宮嶋いつく知己凛

選評名 ひとのいない、夏の海辺に立ってみたい、そんな気持ちになりました。
うをみ
★0
今年はコロナウィルス警戒のためか、海開きしない海水浴場もあるそうですね。まさにタイムリーな上の句。
きい
★0
今年は新型コロナウィルス感染症の影響で海開きをしない海水浴場もあるというニュースがありましたので、それを踏まえたものでしょう。誰もいない海、ヤドカリとかもめという取り合わせ。景を広げられそうに思いました。
宮嶋いつく
★0

「そうなの」と輝く百合に手をかざす

出詠名 ロサ・ブラックティー
12 / 9 ×1 ×5 ×7 ×1

互選名 うをみてつぞうおうい藤 かづえ砂狐きいゆりこビリでえぇよ(^_^)さちほのふわり静ジャックロサ・ブラックティー

選評名 擬人化が気に入りました。「そうなの」という肯定感に愛らしさを感じこの百合好きです!私事ですが学生(大学)時代、「スキー上手そうですね」「料理得意そうですね」「お綺麗ですね」等々話しかけると、いつも「ソウナノ」と明るく返す留学生がいまして(^_^)ならばと「ボク達お似合いですね」と言ってみたくなりノリで言ってみると「ソ・レ・チ・ガ・ウ」と外人らしく否定するとこしっかりと否定されました。少しそれましたがこの肯定感が個人的にはラテンぽくって好感を持ち、もし「」の中が「そうですか?」だったら魅かれなかったと思います。どなたなんだろう?詠み人に興味を持ちます。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
「そうなの」に惹かれました。主体が百合に話しかけている言葉なのか、百合がそう言っているように感じているのか、どちらにも受け取ることが出来ます。どちらにしても百合と主体に通い合うものがあり、それが何か下の句でどんな風に展開されるのかとても楽しみになります。
砂狐
★0
赤花いただいた砂狐様ありがとうございます(^^)黄花を下さった皆様もありがとうございます。「そうなの」は肯定でも疑問でも使えるように、また百合が話したようにでも、手をかざした人の言葉でもいいようにと思っていました(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

渡された手持ち花火の火が消えて

出詠名 甘酢あんかけ
13 / 8 ×2 ×2 ×4 ×1

互選名 てつぞうロサ・ブラックティー聴雨知己凛天田銀河NATURAさち甘酢あんかけ

選評名 渡してくれた人との関係とか、その後の展開とか、ものすごく気になります。
てつぞう
★0
ありがとうございました!!
甘酢あんかけ
★0
評が大変参考になりました!嬉しかったです!
甘酢あんかけ
★0

文月にふと思ひ出す人がゐて

出詠名 聴雨
14 / 8 ×0 ×6 ×4 ×1

互選名 うをみてつぞう砂狐甘酢あんかけNATURAえさい静ジャック宮嶋いつく聴雨

選評名 さりげない歌なのですが、「文月」にかけて、昔もらった手紙を見つけて、誰かを思い出すような、そんな情景を連想しました(^^)
ロサ・ブラックティー
★0

百日紅の<kana>篝火<:>かがりび</kana>揺れてこの街は

出詠名 ほのふわり
15 / 7 ×1 ×3 ×9 ×1

互選名 衣未(みみ)てつぞうロサ・ブラックティー聴雨天田銀河甘酢あんかけNATURA青時ビリでえぇよ(^_^)静ジャック宮嶋いつくほのふわり

選評名 百日紅はその名の通り3ヶ月ほど次から次へと咲き、街を灯し続けますね。
その夏は、その街は…どんな展開が待つのか楽しみです。
聴雨
★0
「百日紅の篝火」という表現がいい!と思いました。篝火と街を「揺れて」と繋がれているので、夜(篝火なので)になっても景がぐらつくほど昼間の熱をためた街を想像しました。「揺れて」の所を例えば「の浮く」としてみたら不夜城のような眠らない街みたいに、持ってくる動詞で色んな顔を持つ歌のようにも思いました。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
比喩表現がとても印象的で美しいと思いました。
天田銀河
★0
聴雨さん、ビリでえぇよ(^_^)さん、天田銀河さん、素敵な評をありがとうございました!
すごく参考になります…!燃えるようなに咲く花っていいですよね。
ほのふわり
★0
考えたら、サルスベリは頭状花序なので篝火みたいですね(^^)私はランナーの聖火に見えたりもします。最近の品種の、濃い赤に白覆輪はまさしく燃えている感じ(^^)/思い出しました。
ロサ・ブラックティー
★0

折りたたみ傘選びたる七夕の

出詠名 ちまさかな
16 / 7 ×0 ×5 ×6 ×1

互選名 衣未(みみ)うをみ藤 かづえロサ・ブラックティー砂狐甘酢あんかけ寿々多実果青時さち静ジャックちまさかな

選評名 七夕は雨が降りそうな予感ですか(^^;)忍ばせる折りたたみ傘にこだわる所は・・・相合傘とか狙っているのでしょうか(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
七夕の夜、雨が降ると星は見えなくなってしまう。だけど降ったらふたりでひとつの傘に入れるかもしれない。というような、いったりきたりする気持ちを想像しました。
寿々多実果
★0

灯りたる月下美人は夢の中

出詠名 青時
17 / 6 ×1 ×2 ×6 ×1

互選名 衣未(みみ)ちまさかなうをみロサ・ブラックティーゆりこえさいほのふわり静ジャック青時

選評名 月下美人の花は一夜だけの花なので、はかなく幻想的ですよね(^^)白く大輪のところを、灯明のようだと歌っているところも共感します。
ロサ・ブラックティー
★0
票と選評を頂き有り難うございました!
青時
★0

すててこをユニフォームだと言う人に

出詠名 衣未(みみ)
18 / 5 ×1 ×1 ×7 ×1

互選名 藤 かづえロサ・ブラックティー甘酢あんかけ寿々多実果NATURAえさいビリでえぇよ(^_^)さち衣未(みみ)

選評名 たぶんおうちの中でのユニフォームなのでしょうね。親しいあいだにだけ漂う空気感、くすりと笑ってしまいました。
藤 かづえ
★0
おそらく、すててこが季語なのでしょうね。この季語からよくこんな展開にできたなあと感心しました。
NATURA
★0

君の手が線香花火を包む込む

出詠名 ゆりこ
19 / 4 ×0 ×2 ×7 ×1

互選名 うをみてつぞうロサ・ブラックティー聴雨知己凛甘酢あんかけほのふわり静ジャックゆりこ

選評名 情景が見えてきます。少しの夏の夜風と、君のさりげない優しさも感じられますね!
甘酢あんかけ
★0

風鈴や 初恋の手を重ね合う

出詠名 万間みいや
20 / 3 ×1 ×1 ×7 ×0

互選名 衣未(みみ)うをみてつぞう藤 かづえロサ・ブラックティー天田銀河ビリでえぇよ(^_^)ほのふわり

選評名 シンプルですが、優しく甘ずっぱい気持ちになりました。
衣未(みみ)
★0

灼けたねと水着の肩紐をずらし

出詠名 天田銀河
21 / 3 ×0 ×1 ×1 ×1

互選名 ロサ・ブラックティー寿々多実果天田銀河

選評名 若い女性の友達どうしとして読んでみました。お互いに鼻の頭とかも赤かったりするでしょう。可愛らしい光景です。日焼け対策などに気をつかわずに太陽の下ではしゃぎ回れるところに若々しさを感じます。
寿々多実果
★0

夏夕べ短冊ふたつ紅を注し

出詠名 ビリでえぇよ(^_^)
22 / 2 ×0 ×0 ×3 ×1

互選名 ロサ・ブラックティー聴雨静ジャックビリでえぇよ(^_^)

選評名 赤い七夕の短冊が二枚、さし色のようにあざやかに景色を引き立てているのでしょうか。二人はどんな願い事を書いたのでしょう。助詞をもうちょっと入れられたら、流れができてより読みやすくなる気がちょっとしました。夏の夕べに短冊を…みたいな感じです。でも、短歌は切れも大切と言いますから、原作の良さもまたあるなぁ!とも思いました。
甘酢あんかけ
★0
甘酢あんかけ様

 チョコボールで金のエンゼルを当てたこともある、どうも榊です。甘酢さ~ん評ありがとう(^o^)/「夏夕べ」子季語だったんですよ。「夏の夕(季語)」としても良かったですね。夕日に短冊が色を注して行く景を写実的に詠ってみました。紅色には恋愛でも情熱(例えば野球のバッテリーやテニスのダブルスのペア等が大会で成績が残せるように等)でも、読者の感性で感じてもらって委ねました。
 普段散文世界にどっぷり浸かっているので短歌の時間ぐらいは韻文世界を堪能したいと思うようになりました。多分 短歌って何?と聞かれたときに<自分の考える短歌はこうだ>と言えるものを見つけたいのだと思います(^_^)韻文世界に近づけるよう頑張ってみようと思います。
ビリでえぇよ(^_^)
★0
お読み頂きまた次選を贈って頂き有難うございました(^_^)/。
ビリでえぇよ(^_^)
★0

雨の日がちょっといいかも夏の宵

出詠名 うをみ
22 / 2 ×0 ×0 ×3 ×1

互選名 甘酢あんかけ静ジャックうをみ

選評名 ちょっといいかも、という軽めのいい方が、何気ない日常の雰囲気が出ていて親しみを感じました。いい言い回しだなと感じました!
甘酢あんかけ
★0
うをみさんへ
 
 短歌ライフの参考にして頂ければ幸いと筆を執りました。これから話すことは短歌のほんの一面で全てでないことご理解下さい。一例ですが短歌は日々の生活で感動したり何かに共鳴した時等、その心の動きや生きてるっていう実感みたいなものを、まるで写真を撮るかのように言葉で切り取り、もし宜しかったら皆さんで楽しみません?みたいな所があったりします。また言葉で残すにしても、長々と説明を尽くすよりもコンパクトな方が記憶や心に於いては残り易いようで、そこが短歌の強みなのかなと考えたりします。
 どうコンパクトにしてゆくかという話ですが、感動や心情・心境に於いてその「ありか」は読者に委ねる所があるようで、そこに辿り着くのに「あなたの言葉」で補完しながら「想像を楽しんで辿り着いてみて」という所があり、詠み人は読者が辿れるよう・追体験できるよう表現を尽くさなければならないようです。またサービス精神で説明し過ぎると余白が狭まり想像の楽しみが薄れてゆくので、説明を削って他にできることはないか模索することも必要なようです。
 感情をありのままに書きたい気持ちを解って下さる方も大勢おられます。一方で「散文でもできるのでそこで存分に」「自分(詠み人)は気持を述べられて気持ち良かったでしょうね」等厳しくはありますが韻文と向き合ってる方々もまたおられます。私も詠う時はなるべく気持ちの押し付けにならないよう気を付けてるつもりですが、それでもよくやってしまい選評後も気持ちを書きまくってしまいます。今自分らしさを発揮できる短歌の歌い方を探してる最中なんですよ(^_^)。
 ここまで読んで頂き、うをみさんがこの歌で何か感じられたことが私の評価の分かれ目になったと思います。もし気分を害されましたらお許し下さい。お付き合い頂き有難うございました。長々と失礼しましたm(_ _)m。
ビリでえぇよ(^_^)
★0

玫瑰のような恋でしたと君が

出詠名
22 / 2 ×0 ×0 ×3 ×1

互選名 藤 かづえロサ・ブラックティー甘酢あんかけ

選評名 マイカイ・・・ハマナスをわざとこの文字にした歌意を知りたいなぁと思いますが。もしかしたら、花のハマナスではなく、お茶にする実のほうのローズヒップだったのでしょうか?そうなら、かすかな甘酸っぱさと潤いのイメージを感じます。視覚的な漢字の硬さがあって、自身の読みも分かれるところ(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
はまなす、好きな花です。俳句で季語として用いる場合この難しい漢字を使うということを俳句講座を受講するようになってから知りました。はまなすの鮮やかな色のような恋だったのかな、と思いました。
藤 かづえ
★0
私は考えすぎだったのですね(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
自分だったら、柔らかさや優しさが欲しければ、ひらがなにしましたし、トゲトゲしたところとか強さが欲しければ、図鑑表記のカタカナにすると思いまして(^^;)・・・以前の『菊を戴く鳥』のくだりが、結構好きですので(^^)b
ロサ・ブラックティー
★0


Tポイントカード月POINTについて sing-for.month.jp/classic/tpoint.html
三ヶ月Data水無月の歌会上弦の部H32.06.10 up
順位筆名首席投句選句特選偏差EX合計

EX内訳

最優+3きい

最黄+2きい寿々多実果宮嶋いつくNATURA知己凛

最緑+2ほのふわり

初回+1てつぞう

欠票-1万間みいや

欠評-1万間みいや

のの+1全員(管理人欠席のため)

月開催後記


きいさんが通算トップ6回目の上弦首席でした

通算70回出席: 衣未(みみ)

通算60回出席: 甘酢あんかけ

通算30回出席: 天田銀河

通算20回出席: ほのふわり


ありがとうございました 花

水無月の歌会上弦の部