連歌の花道『新月ノ歌会』

卯月の歌会

新月ノ歌会工事中

夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智

平成26年度 卯月の歌会『上弦の部』

今月は『  』を詠み込んだ上の句を提出ください


 詠み込み方は多少の変換があっても構いません

詠草リスト

[今回の投票式目]
特選(2点)×1票
並選(1点)×2票
次選(0点)×∞票
互選(2点)×1票

冠葉桜を見てマニキュアを取る決意

出詠名 黒夜行
首席 / 13点 ×3 ×5 ×2 ×1

互選名 伊太猫蘇芳ゆりぐもみなま迂回五月雨と憂鬱クニコ管理人温かい図鑑黒夜行

選評名 いい歌だと思います。
ですが、マニキュアを「手に取る」のか、マニキュアを「はがし取る」のかがちょっとわかりづらいです。
天野うずめ
★0
わたしは「マニキュアを落す」の方で読んでから、↑のコメントで「マニキュアの瓶を手に取る」とも読めるのか!となりました。
蕾だった桜が綻んで咲いて散って葉桜になるまでにドラマを予感させる句だと思います。
蘇芳
★0
桜が咲いて散って葉桜へと数日間単位で変わる景色と、マニキュアを塗って落とすまでの一週間くらいと、二つの時間軸から織り成すドラマが浮かんできれいです。きっと恋愛も何かあったんだなとか。上の方も述べてる「取る」が混乱を誘いやすくも思いますが、あえて両方の意味で取れるように書いたのかも。移ろいの季節を表現しようと。
管理人
★0
人気書評ブログ『黒夜行』http://blacknightgo.blog.fc2.com/
執筆でお馴染みの黒夜行さん優勝でーす! (o・∀・)o<・。:*゚;+.
管理人
★0
宣伝までしてくれて、ありがとうございます!
黒夜行
★0

春雨にドレス脱がされ葉桜と

出詠名 知己凛
2 / 11 ×3 ×3 ×5 ×1

互選名 糸憂蘇芳中森つんさとこ小早川五月雨と憂鬱クニコ卯鷺管理人温かい図鑑知己凛

選評名 今年はまさにそうでしたね。雨でいっきに花びらが落ちてしまって、週末の宴会が台無し…。そんな時事ネタとあいまって、気に入りました。
中森つん
★0
きれいな句ですね。ドレスが脱がされるという言い方で花が散った様子がうまく表現できてて好きです。
五月雨と憂鬱
★0
薄紅色の花をドレスとした発想が素敵です。「脱がされ」としたことで春雨の桜に対する強引さが表現されてますね。加えてドレスの場合は全身が脱げるので、ちょっとドキッとしました。
「春雨」と「葉桜」で季重なりなのが気になりましたが、俳句ではなく短歌の上の句なのでそこまで堅く考えなくていいのかな……と。

★0
雨に散る桜の比喩「ドレス脱がされ」は本当にステキですね。捻りすぎずに、ふっと連想できるのも好印象。季重なりの言及もありましたが、この場合は「春」を乗せない方が確かに尚良いように思います。
管理人
★0

葉桜になっちゃったじゃん!と平手打ち

出詠名 みなま
3 / 10 ×2 ×4 ×2 ×1

互選名 蘇芳ナイス害知己凛さとこクニコはだし管理人みなま

選評名 葉桜になる前にお花見に行きたかったんですね。でも、平手打ちは、可哀想です(笑)
黒夜行
★0
個人的に短歌での感嘆符は扱いに難しいと思ってるんですが、平手打ちの強さを表すにはあって良いと思いました
ナイス害
★0
平手打ちはかわいそうだけど、とても共感できる歌です。
知己凛
★0
仲がいいからこそできる平手打ち。友だちか恋人か家族か。読んでいて頬がゆるみます。
さとこ
★0
↑追加です。友だちでも恋人でも家族でもない人だったとしたら、それはそれで面白い展開になりそうでいいなと思いました。
さとこ
★0
気持ちはわかりますけど平手打ちは勘弁してやってください。。
クニコ
★0

酣が 過ぎて葉桜 蝉を待ち

出詠名 伊太猫
4 / 9 ×3 ×1 ×0 ×1

互選名 黒夜行天野うずめゆりぐも知己凛伊太猫

選評名 「酣」なんて漢字があるんですね。知らなかったなぁ。春は桜を人が囲み、そのざわめきが過ぎ去った頃に、今度は蝉が木々を囲む。それを「蝉を待ち」と、木視点で描いているのが面白いと思います。
黒夜行
★0
上の方と同様に、酣(たけなわ)という字があるのを知りませんでした。
騒がしい春が過ぎた頃、次の蝉の季節になる前の、シンとした葉桜が凛としている気がします。
知己凛
★0

さくら葉を今年も漬ける祖母の背は

出詠名 蘇芳
5 / 9 ×2 ×3 ×3 ×1

互選名 糸憂天野うずめ伊太猫知己凛みなま小早川卯鷺蘇芳

選評名 漬けるってやっぱりおばあちゃんですねぇ。浮ついていない淡々とした風景が好きです
伊太猫
★0
葉桜とさくら葉って同義語でしょうか?
歌としては好きです。
みなま
★0
ルール変更初回から変化球を投げに行く姿勢はとても好きです。
ただ歌の内容としては、わたしは正直平凡な印象を受けました。ありがち設定かなと。
管理人
★0

あついあつい氷河のなかで葉桜の

出詠名 はだし
6 / 7 ×2 ×1 ×1 ×1

互選名 迂回さとこ管理人はだし

選評名 氷河に葉桜が閉じこめられたとか、氷河に氷漬けにされたまま葉桜を見ているとか、なんにせよちょっと有り得ないシチュエーションが想像されました。それに従うか下句でうまく整合性をとるか、考えるのが楽しそうな上句だったと思います。
迂回
★0
題詠でどうしても似た印象の歌が揃って差別化が難しい中、思い切り飛ばしていておもしろかったです。氷河と葉桜、シュールで異色な組み合わせなのに不思議な世界観を成立できていると思います。
管理人
★0

葉桜になってしまった駅前で

出詠名 天野うずめ
6 / 7 ×2 ×1 ×1 ×1

互選名 迂回白石フランソワ管理人天野うずめ

選評名 今回『葉桜』に季節の移ろいを見て、素材を揃えて淋しさなど詠むのが多くの人が取る正攻法だったように思います。こちらはその延長線上に一歩進化したような、ありがちな演出はもう省略して葉桜が持つ変化の印象を生で使った感じ。初めて見る表現なのに突然白髪になるようなショックが伝わる慣用句として読めるのがおもしろいと思いました。状況説明が「駅前で」しかなく物足りなさも感じますが、この句はその余白もおもしろさかなと。
管理人
★0

追い立てる葉桜と雨の舞台裏

出詠名 クニコ
7 / 7 ×1 ×3 ×4 ×1

互選名 糸憂ゆりぐも知己凛中森つんさとこ小早川卯鷺はだしクニコ

選評名 葉桜と、雨が春を追い立ててしまったのかな?
どこか惹き込まれる歌です。
知己凛
★0
これ、下の句によっていかようにも化けますね。おもしろいです。
中森つん
★0
桜から葉桜への移ろいを舞台転換に喩えて描く、上手いと思います。
ただ今回、雨を詠み込んだ句やそれを連想させるものが他にもあって、「葉桜」「雨」は道具が整いすぎとも感じました。少し変化あるものを並べると、またおもしろそうです。
管理人
★0

驚いて葉桜ゆれる初遅刻

出詠名 温かい図鑑
8 / 7 ×0 ×5 ×2 ×1

互選名 糸憂黒夜行さとこ小早川五月雨と憂鬱はだし管理人温かい図鑑

選評名 【「驚いて葉桜ゆれる」「初遅刻」(葉桜が驚いている あの人が遅刻するなんて)】なのか、【「驚いて」「葉桜ゆれる初遅刻」(それまでずっと無遅刻だったのに、葉桜の頃に始めて遅刻してしまった自分に驚いている)】なのかがわかりにくいな、と思いますが、どちらであっても情景としてなかなか面白いと思います。
黒夜行
★0
新入生か新社会人か、いきなり駆け込んでくる初遅刻を思いました。そのドタバタで周りの葉桜までザワザワ揺らすような。新連載マンガの登場シーンになりそうな。
それなら桜の季節の方が合いそうにも思うけど、五月病と見たらありかな。
管理人
★0

葉桜の頃に見初めた町娘

出詠名 さとこ
9 / 6 ×1 ×2 ×2 ×1

互選名 黒夜行小早川五月雨と憂鬱管理人さとこ

選評名 こう言ってるってことは、今は葉桜の時期ではないんでしょうね。今まさに満開の花を前に、この桜が葉桜になったらあの町娘にまた会えるだろうかと想像する将軍様、みたいなイメージが浮かびました。
黒夜行
★0
葉桜とのバランスを取ってか「町娘」とシャレてますが、時代劇と見るよりは現代歌として読みました。お店の看板娘とか。時間軸を少し先に置いたことで、その間にストーリーが自然と生まれて上手いです。
管理人
★0

泣き濡れて引き止めたいと葉桜が

出詠名 小早川
10 / 5 ×1 ×1 ×4 ×1

互選名 糸憂みなま五月雨と憂鬱卯鷺温かい図鑑小早川

選評名 葉桜というのは花が散り始めてガクになり、出始めた葉と混じっている状態を指すのですよね。葉っぱばかりになってしまうと葉桜とはもういわない、と認識しています。なので、この歌のように盛りを過ぎた切なさを表していて欲しい、と。女性に例えると曲がり角にさしかかった位の微妙な年齢なので、初句二句が生きてくると思います。
みなま
★0
華やかさを失った微風でも散ってしまう葉桜、これも本当の自分なのだと涙ながらに訴えるそしてそれを受け入れられないでいる相手、ハッピーなのかハッピーじゃないのか、再集計が見てみたい一首でした
温かい図鑑
★0

指先に触れた葉桜しずく落ち

出詠名 五月雨と憂鬱
11 / 5 ×0 ×3 ×3 ×1

互選名 糸憂知己凛中森つん卯鷺管理人温かい図鑑五月雨と憂鬱

選評名 この上の句を読んだとき、なんだかすごく切なくなったんですよね。下の句しだいではとても明るい歌にもなりそうです。
中森つん
★0

風に鳴る葉桜 嗚咽を持ち寄って

出詠名 迂回
11 / 5 ×0 ×3 ×3 ×1

互選名 糸憂ナイス害知己凛みなま白石フランソワ迂回

選評名 鳴と嗚て字が似てて韻をふんでるみたい
白石フランソワ
★0
葉桜のざわめきを「嗚咽を持ち寄って」と表現した詩は印象的。泣いてるんですね。
前評さんから鳴と嗚が違う字だと知って驚きました。
管理人
★0

左手が二週間ほど葉桜だ

出詠名 管理人
12 / 4 ×1 ×0 ×5 ×1

互選名 糸憂ナイス害迂回さとこクニコ管理人

選評名 この句に下の句をつけるとしたら、何かしらつけられると思うんだけど、でも、どういう意味なのか考えると難しいなぁ。「葉桜」を喩えとして使ってる句はあんまりなかったと思うから、そういう意味で気になる句ではあるのだけど。
黒夜行
★0
マスターベーションと読みました
たまに利き手じゃない左手を使うんですが、使いすぎるとその有り難みがなくなるのでその様なのかなと思いました
切ないですね
ナイス害
★0

(葉)(葉)(葉)その(木)笑み(葉)(桜)(葉)にいくつも意味を含ませて (月)

出詠名 ナイス害
13 / 4 ×0 ×2 ×2 ×1

互選名 蘇芳迂回はだしナイス害

選評名 いろいろ考えてみたんだけど、これはわからないなぁ。最初の「(葉)(葉)(葉)」は「ハハハ」で笑い声だろうか?とか。あと、後で勘違いに気づいたけど、「(葉)(葉)(葉)(木)」=「箒木」で、源氏物語と関係するかなぁ、とか(「箒木」をしばらく、「はははぎ」と勘違いしてた)。ムムム…
黒夜行
★0
考えても考えても意味がわからないんですが、インパクトが強くて思わず!
蘇芳
★0
文字を背景として置いてるんでしょうかね。あるいはカメラがシーンを切り替えていくような。どっちにしろ映像的な効果を文字で置き換える狙いに思えます。葉桜と月に真意を隠すような笑み。まさに映像的なシーンが浮かんで魅力的です。けれども下句のことを考えるとちょっと点を入れづらいなあ。このコンセプトで連作になったりしたら読みます。
迂回
★0
とにかく目を引きました
並ぶ(葉)でなんとなく昼のイメージをもってたら(月)でひっくり返っておもしろいです。
下の句は難しそうですがやりたい気もします
はだし
★0

葉桜となりて思へば過去のこと

出詠名 ゆりぐも
14 / 4 ×0 ×2 ×1 ×1

互選名 天野うずめ伊太猫管理人ゆりぐも

選評名 葉桜の情感を素直に詠まれた、きれいな歌と思います。欠点も見当たりません。
ただ同じお題で多くの歌が並んで、投票者さんも同じお題で歌を練った方たちが中心になると、どうしても一捻りを求められるのかなと思います。会の難しい部分ですよね。
管理人
★0

葉桜にみまかる母の脛白く

出詠名 白石フランソワ
15 / 3 ×0 ×1 ×4 ×1

互選名 糸憂ナイス害ゆりぐも卯鷺管理人白石フランソワ

選評名 新緑にはまず命の息吹を感じますが、そこには散った桜の影も重なって、死の情景も驚くくらいスッとはまるなと思いました。緑と白のコントラストも相まって、哀しくも美しい歌。
管理人
★0

葉桜と変わり虚ろになりにけり

出詠名 中森つん
16 / 3 ×0 ×1 ×2 ×1

互選名 ゆりぐもさとこ中森つん

選評名 葉桜は祭りの後のさみしさのようなものをわたしも感じます。満開が美しければ美しいほどに。
ゆりぐも
★0

葉桜に生え変わったら堕天する

出詠名
17 / 3 ×0 ×1 ×0 ×1

互選名 白石フランソワ

選評名 堕天から連想するのは、おそらく散る桜の方を詠んでいるかなと思います。
雰囲気はありますが、「堕天」が持つ単語のかっこ良さに頼っちゃってる印象でした。真ん中の第二句を練ると、もう少し内容を増せるように思います。
管理人
★0


Tポイントカード月POINTについて sing-for.month.jp/classic/tpoint.html
三ヶ月Data卯月の歌会上弦の部H26.04.10 up
順位筆名首席投句選句特選偏差EX合計

EX内訳

最優+3黒夜行

最黄+2黒夜行温かい図鑑

最緑+2知己凛管理人

初回+1伊太猫

欠評-1小早川

六連+3はだし天野うずめさとこ

のの+1天野うずめ

月開催後記


黒夜行さんが初の上弦首席でした

この回は題詠で行われました

特選票が2点に変更されました


ありがとうございました 花

卯月の歌会上弦の部