連歌の花道『新月ノ歌会』

師走の歌会

新月ノ歌会工事中

こ、き、くる、くる、くれ、こいこい初恋の青さもぜんぶかき消せよ風 笠原楓奏(ふーか) × 小泉夜雨

平成27年度 師走の歌会『上弦の部』

今月は1月の季語を詠んだ上の句を提出ください


 季語リストに未掲載でも1月に関連する語であれば構いません

詠草リスト

[今回の投票式目]
特選(2点)×1票
並選(1点)×3票
次選(0点)×∞票
互選(2点)×1票

冠日の暮れておいてきぼりの雪だるま

出詠名 藤 かづえ
首席 / 19点 ×5 ×7 ×5 ×1

互選名 古志野光知己凛雀來豆いちかわあさひきつねnonたん太田青磁ロサ・ブラックティー村田一広フジタレイ404notF0816吉川みほももmiyafi管理人静ジャック宮嶋いつく藤 かづえ

選評名 描写の静けさがきいた、寂しく綺麗な上の句だと感じました。
下の句には、ぜひ温まる情景で対比させたいですね。
古志野光
★0
雪だるまを作るときの楽しいにぎわいのあとのとさみしさを感じます。かわいらしさと同時にじんわりとおかしみも…
吉川みほ
★0
主観ですが。真っ暗な中に雪だるまが残っていると、日中のほほえましさしか感じないのですが。作者はおいてきぼりの気持ちの方を強く感じるのかな、と・・・上評に以下同文。
ロサ・ブラックティー
★0
子供たちがみな家に帰っちゃったんですね。でも明日になればまた元気に戻って来ますよ。
村田一広
★0
おいてきぼりの雪だるまがどうなるのか下句への広がりを感じますね。日の暮れている様子も様々に想像できますし、お上手だなぁと思います。
もも
★0
いいですねー。
冬のあるあるを下敷きにして、「置いていく子供の目線(雪だるまをちょっと可哀想に思いつつ自分の帰りたさに気持ちが向いてる)」も「置いていかれる雪だるまの目線(帰るみんなの後ろ姿を見る淋しさ)」も「置いていかれた雪だるまを見かけた目線(昼間は楽しそうだったな置いていかれて淋しそうだな)」も、読者はひとつひとつ疑似体験する。ペーソスもユーモアもあって、情景が膨らんでくる一句。
管理人
★0

枯枝の先に灯った<kana>冬薔薇<:>ふゆそうび</kana>

出詠名 吉川みほ
2 / 15 ×4 ×5 ×7 ×1

互選名 笠和ささね雀來豆きつねnonたんロサ・ブラックティーフジタレイ404notF0816みちくさ彩華miyafiきい管理人静ジャック宮嶋いつく藤 かづえ吉川みほ

選評名 薔薇を冬空に灯るあかりと見立てたところが素敵です。
知己凛
★0
突然咲いた冬のバラを「灯った」と表現したところがとてもいいなと思います。綺麗な冬の一場面。下の句でどうなっていくんでしょう。
静ジャック
★0
私には、茎の枯れ果てたところに、開ききれずにかろうじて咲いた薔薇が思い浮かばれて、「灯った」という表現も、それはまるでその花の命のように感じられて、とても侘しく淋しい印象でした。
ロサ・ブラックティー
★0
枯れ枝の中に見つけた冬の薔薇。まだ残っていたんだねと両手で包み込んであげたくなるような。みなさん仰ってますが「灯った」というのがとてもいいと思いました。
みちくさ
★0
「灯った」と同じくらい「枯枝」が好きです!二つの対照的な言葉がよりお互いを輝かせていて、句に力を与えているように思います。あと、綺麗な言葉しかない
miyafi
★0
一輪だけ冬薔薇が枝先にさいている様子が浮かびました。寒々とした冬の情景の中で凛と咲いたその様子を「灯った」としたのがいいと思います。
藤 かづえ
★0

霜を着た電信柱が並ぶ街

出詠名 雀來豆
3 / 15 ×3 ×7 ×5 ×1

互選名 古志野光いちかわあさひnonたん太田青磁ロサ・ブラックティーフジタレイ404notF0816吉川みほももmiyafiきい静ジャック宮嶋いつく藤 かづえ雀來豆

選評名 電信柱が霜をまとうほどの寒い街並に、あったかい下の句をつけてみたくなりました。
知己凛
★0
電柱が霜を着た光景。見た事はありませんが、「着た」がよいです。なにか道路をきれいな氷柱が立ち並ぶつめたい美しいけしきのような気がします。
吉川みほ
★0
着雪でなく霜であるところにより冷たさを感じました。
ロサ・ブラックティー
★0
表現に工夫があり、なんとなく目を留まらせる力があるように感じました。無機質なものが整然と並んでいる様子だけでも寒々としたイメージがあるのに更に霜着てるって!読んでいるだけでもう一枚羽織りたくなりました
miyafi
★0

かじかんだ指を隠して初詣

出詠名 404notF0816
4 / 13 ×2 ×7 ×3 ×1

互選名 笠和ささね雀來豆nonたん太田青磁フジタレイみちくさももmiyafiきい管理人静ジャック404notF0816

選評名 率直な歌。率直な気持ちで、下句が詠めそうな気がします。
雀來豆
★0
わかりやすい情景で親しみが持てます。このあとに続く物語が楽しみです。
静ジャック
★0
なんとなくアイドルっぽくもあって、なんとなくいじらしい。はっきり書かれていなくても、複数いる登場人物やその雰囲気などが伝わってきて良いなと感じました。あと絵に動きがあってかつ想像しやすかったのも良かったです
miyafi
★0
寒さや情景が目に浮かびますね。下の句がいろいろ楽しめるような気がします!
きい
★0
ほんといじらしい。
主体の隠してるたくさんの思いと言葉が読者に伝わってくる。惹きつけられる一句。
管理人
★0

悴んだ心に触れた君の声

出詠名 きつね
5 / 11 ×3 ×3 ×4 ×1

互選名 古志野光知己凛雀來豆nonたんロサ・ブラックティーフジタレイみちくさ彩華もも静ジャックきつね

選評名 「悴んだ」のが「心」なのがおもしろいですね。
下の句の自由度が高い分、
皆さんがどんな下の句をあてるのか
みてみたい上の句だと感じました。
古志野光
★0
これだけでも主体の感情がわかりますが「君の声」がどんなものなのかを下の句でじっくり考えたくなりました。
知己凛
★0
その声はどんな声なのでしょう。ささやき声、歌声、それとも明るい笑い声。
いろんな想像ができて膨らんでゆけそうです。
みちくさ
★0

うたた寝の年をまたいで除夜の鐘

出詠名 古志野光
6 / 10 ×1 ×6 ×7 ×1

互選名 笠和ささね知己凛いちかわあさひnonたん太田青磁ロサ・ブラックティー村田一広フジタレイ彩華吉川みほももきい静ジャック藤 かづえ古志野光

選評名 ふと気が付いたときにはすでに年が明けていた・・・そんな情景が思い浮かびます。下の句にも何かドラマが待っていそうです。
知己凛
★0
除夜の鐘に術をかけられたようですね。目覚めた後に、を考えると広がりがありそうです。
吉川みほ
★0
年をまたぐのですから、除夜の鐘はうたた寝の夢うつつの中で聞いたのでしょうか。ほのぼのとした情景に心温まります。
ロサ・ブラックティー
★0

サイレンは遠くに冴えて急ぐ帰路

出詠名 miyafi
7 / 8 ×1 ×4 ×6 ×1

互選名 ロサ・ブラックティー村田一広フジタレイ404notF0816吉川みほきい管理人静ジャック宮嶋いつく藤 かづえmiyafi

選評名 サイレンの音が冴える、という所が好きです。冬の空気を感じます。
吉川みほ
★0
「鐘の音が冴える」というのはありますがサイレンは目新しく感じます。冬の冷たさばかりか、日暮れの早さも感じて、緊張感があって良いと思いました。下の句の事はまったく考えていないのですが(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0
詠まれているのは不穏なちょっと恐い内容の句ですが、薄暗さより、人の暮らしとその横顔を映した言いがたい美しさを感じる一句と思いました。
冬の道を行く物淋しさ、温かい家への帰りたさ、冬の冷たい空気、やたら透き通るサイレンの音、家族を想う気持ち、などなど情景と心情とがサーッと流れ込んできます。
管理人
★0
「夜声八町」というんでしたっけか、とりわけ冬の夜は声や音が遠くまで通るもの。遠いサイレンが妙に聞こえる情景と、不安な感じが合わさって冬の夜のさびしい寒さも感じさせます。
宮嶋いつく
★0

初空にそっと放った願いごと

出詠名 もも
8 / 8 ×0 ×6 ×6 ×1

互選名 笠和ささね古志野光知己凛雀來豆nonたん太田青磁ロサ・ブラックティーフジタレイみちくさきい静ジャックもも

選評名 「放った」というのが少女漫画的で
甘酸っぱい上の句だと感じました。
下の句も含めて、
がっつり物語の世界に浸りたいです。
古志野光
★0
「そっと」と「放った」の言葉の選択が心地よく、下の句へ続いていく道標になりそうです。素敵な物語が生まれそうですね。
知己凛
★0
控えめな女性らしさを感じました。大きなものを望まず、きっと、ささやかなお願いなのでしょうね。
ロサ・ブラックティー
★0
何をお願いしたのでしょう。凍てつく空へそっと、でも心を込めて。
その願いが叶いますように。
みちくさ
★0

卵黄のやうな色して福寿草

出詠名 塾カレー
9 / 7 ×2 ×3 ×6 ×0

互選名 雀來豆ロサ・ブラックティー村田一広フジタレイ吉川みほmiyafiきい管理人静ジャック藤 かづえ

選評名 卵黄の色、まるいかたちからうけるイメージ、「福」の字の新年らしい晴れがましさと温かさが連想されました。
吉川みほ
★0
確かに、福寿草のツヤツヤ感は卵黄のそれに匹敵しますね(^^)
ロサ・ブラックティー
★0
下の句への広がりを感じさせられて、つけるのが楽しみです。
フジタレイ
★0
福寿草って姿や色は可愛らしいけど、寒いところに根付く強さがあるし毒を持ってたりもするんですよね。その辺が下の句で広がるかもしれません。
きい
★0
卵黄と福寿草のいたってシンプルな比喩なのに、そこにむしろ意表を突かれるような、「わ、ほんと」と思わず。いい意味で「子供の言葉」みたいな力がある。
管理人
★0
福寿草のやさしい黄色をうまく表現しています。新しい春を感じます。
藤 かづえ
★0

とけてゆく雪見だいふく手にのせて

出詠名 彩華
10 / 7 ×0 ×5 ×5 ×1

互選名 知己凛いちかわあさひnonたんフジタレイ吉川みほもも静ジャック宮嶋いつく藤 かづえ彩華

選評名 下の句に物語を続けさせてくれそうな、そんな予感のする句です。「雪見だいふく」が効いてますね。
知己凛
★0
手の平の上の雪見大福の光景は平和的な印象、とけてゆく、を受けてどう下句をつけるか気になります。
吉川みほ
★0
雪見だいふくという商品名を真冬にぴったり合わせ、でもアイスだから溶けるものであることを上手く活かした上句だと思います。
もも
★0
べたつかないとはいえ、アイスを直接手に乗せているというのは斬新だと思いました。あと冷たいと思います。それでも、真っ白でふんわりとした印象の雪見だいふくが「ぽん」と乗っているのはどこか優しさを感じさせます。
動詞がひらがなであることも一因なのではと思いました。

★0
雪見という季語を楽しく上手く使っていると思います。
藤 かづえ
★0

羽子板の羽根が届いて空に底

出詠名 いちかわあさひ
11 / 6 ×1 ×2 ×3 ×1

互選名 笠和ささね村田一広吉川みほきい管理人静ジャックいちかわあさひ

選評名 羽子板の羽根は、ボールとは違う鋭角な放物線を描きますよね。しかも普通は多くても一年に一度、お正月しかやらないからみんなが下手っぴで当たり前。力任せに打たれた羽根の不規則な軌道を「空に底」と詠んだ詩的表現が面白いです。
管理人
★0

初空に「この1年も生きるぞ」と

出詠名
12 / 4 ×1 ×0 ×5 ×1

互選名 nonたんロサ・ブラックティー村田一広フジタレイ吉川みほ管理人

選評名 まず「生きるぞ」大事ですね。そこからどうなってゆくのか、下句に託してみたくなります。
吉川みほ
★0
すばらしい決意です!!
ロサ・ブラックティー
★0
言葉の強さに一票
管理人
★0

新しき月を戴く東京都

出詠名 管理人
13 / 4 ×0 ×2 ×7 ×1

互選名 雀來豆きつね村田一広フジタレイ404notF0816静ジャック宮嶋いつく藤 かづえ管理人

選評名 東京都にやられました
きつね
★0
東京都がかっこいいです。
404notF0816
★0
ビルの上に輝くシャープな形の月が想像されました。
藤 かづえ
★0

大吉が出るまではって引き直す

出詠名 みちくさ
14 / 4 ×0 ×2 ×5 ×1

互選名 笠和ささねnonたんフジタレイきい静ジャック藤 かづえみちくさ

選評名 新年に引くおみくじは縁起の良いものであって欲しいですよね。でも次は大凶だったりして……
きい
★0
初詣に行っておみくじを引いているのでしょう。小吉や中吉では満足できない、年のはじめの運だめしの気持ちがよく伝わってきます。
藤 かづえ
★0

ふうわりとよそ行き姿嫁が君

出詠名 笠和ささね
15 / 4 ×0 ×2 ×3 ×1

互選名 きつねロサ・ブラックティー村田一広フジタレイmiyafi笠和ささね

選評名 嫁が君はねずみのことですが、そのねずみも新年となって出掛ける用事があるのでしょうか、よそ行き姿というのがとてもおもしろいと思います。ただ「ふうわいと」がわたしにはぴんと来なかったです。
きつね
★0
「嫁が君」かぶりましたが、「ふうわり」というところは、野生のネズミじゃなくもしかしたら飼いネズミ?。可愛らしさが感じられる所は、作者の愛情が垣間見えているのでしょうか。
ロサ・ブラックティー
★0

新年に三日坊主は止めようと

出詠名 知己凛
16 / 4 ×0 ×2 ×2 ×1

互選名 笠和ささねフジタレイ彩華静ジャック知己凛

選評名 三日坊主、得意なのでこのあとどのように展開していくのか気になります。これだ!という下の句つけてほしいですね。
静ジャック
★0
真面目な決意にもコミカルにも持っていけそうで、下の句が楽しみです
彩華
★0

薔薇凍てて張りつめた二人の視線

出詠名 村田一広
17 / 4 ×0 ×2 ×1 ×1

互選名 雀來豆ロサ・ブラックティーフジタレイ村田一広

選評名 言葉としては「冬薔薇」のほうが好きなのですが、凍った薔薇だと、白より赤を連想して、艶っぽさや、ともすると二人の間にある愛憎も感じられて、味わい深く、個人的には魅力的でした。
ロサ・ブラックティー
★0

空間に蜜柑と炬燵を配置する

出詠名 フジタレイ
18 / 3 ×0 ×1 ×6 ×1

互選名 雀來豆nonたんロサ・ブラックティー村田一広もも静ジャックフジタレイ

選評名 まさに「冬」って感じですね。炬燵には蜜柑。当たり前の組み合わせだけど、やっぱりここに落ち着く気がします。
知己凛
★0
みかんとコタッツしかない空間。もうそれだけで暖かな幸せを感じます。うちにはありませんが(^^;)
ロサ・ブラックティー
★0

おろしたてのコートを見せに初詣

出詠名 きい
19 / 3 ×0 ×1 ×5 ×1

互選名 知己凛雀來豆nonたんフジタレイmiyafi藤 かづえきい

選評名 最初が字余りなのが惜しい。
知己凛
★0
字余りはあまり気になりませんでしたが、「おろしたてのコート」というと12月の印象が強くて、あれ?ってなっちゃいました。コートじゃなくて、例えばかんざしとかだったらよかったかなと思いました。
きつね
★0
初詣に行くときに新しい服を着て行くのは、自分が新たな気持ちになるというより、神様に新しい気持ちをお見せするためなんだ、という気持ちが表れていて好感が持てます。
藤 かづえ
★0

行列のできる元旦初売りに

出詠名 宮嶋いつく
20 / 3 ×0 ×1 ×3 ×1

互選名 笠和ささねnonたんフジタレイきい宮嶋いつく

選評名 初売り=行列は容易に想像もできますし、元旦と初売りのなんとなく季語が2つあるのももったいない気がします。
知己凛
★0
新年の楽しみですね。行列に並んでも買いたいものは何でしょうか。
きい
★0

押しかけも ヒマを出します嫁が君

出詠名 ロサ・ブラックティー
21 / 2 ×0 ×0 ×2 ×1

互選名 村田一広フジタレイロサ・ブラックティー

選評名

マスクしてコスプレ終える闘士かな

出詠名 えさい
22 / 1 ×0 ×1 ×3 ×0

互選名 雀來豆太田青磁フジタレイ管理人

選評名 ここで切れ字の「かな」が使われると、下の句をつけるが難しくなってしまうと思います。
きつね
★0


Tポイントカード月POINTについて sing-for.month.jp/classic/tpoint.html
三ヶ月Data師走の歌会上弦の部H27.12.10 up
順位筆名首席投句選句特選偏差EX合計

EX内訳

最優+3藤 かづえ

最黄+2藤 かづえ雀來豆404notF0816

最緑+2吉川みほ古志野光管理人

初回+1笠和ささね

欠票-1塾カレーえさい

欠評-1塾カレーいちかわあさひ笠和ささねえさい

のの+1

月開催後記


藤 かづえさんが初の上弦首席でした

この回から『新月ノ歌会』にリニューアルしました

通算20回出席: もも

連続20回出席: みちくさ


ありがとうございました 花

師走の歌会上弦の部