月の歌会



連歌の花道

  • 今回の投句総数:20
  • 今回の投票人数:26
  • ご参加ありがとうございました
平成27年度

霜月の歌会 上弦の部

今月は*12月の季語を入れた上の句を提出してください
優勝句を来月1ヶ月間サイト内に飾ります
*12月の季語(Wikipedia) 他にも12月っぽければありです

開催後記

+ 彩華さん半年ぶりの上弦首席でした!
+ 悠さん六段昇格おめでとうございます!
+ きつねさん四段昇格おめでとうございます!
+ 藤 かづえさん初段昇格おめでとうございます!
+ きつねさん去年長月上弦から30回連続皆勤です!
+ 文字とココアさん初参加ありがとうございます
+ この回のTポイントを確認する
成績発表
  1. 詠草をクリックから選評を書き込めます

    各票の点数 2pt1ptlike2pt


  2.  

    つま先がふれてひらいた薄氷

    彩華さん

    首席 22 OK

    吉川みほきつねもも太田青磁nonたんロサ・ブラックティーきい知己凛みちくさmiyafi静ジャック藤 かづえ

    「ふれてひらいた」と表現されたところが氷を薄さをおもわせてとてもうつくしく、下の句にも広がりが持たせられそうです。
    吉川みほ

    「ふれてひらいた」は、下の句で薄氷が何かの比喩となりそうな表現でとてもいいと思いました。
    きつね

    氷のヒビを花が開くのにたとえた所が視覚的に美しく最後はビジュアルで選ばせていただきました(^^)
    ロサ・ブラックティー

    「ひらいた」という表現に氷の脆さ、儚さなどの雰囲気がギュッと濃縮されていると思いました。詩情があって下の句もつけやすそうです
    miyafi

    まだ厚い氷が張るほど寒くない朝、靴の先でふっと触れた途端にひびわれた頼りないような氷。繊細な感覚がうかがわれる一句です。
    藤 かづえ

  3.  

    着膨れて月夜に蟹を配る人

    雀來豆さん

    2 17 OK

    吉川みほえさい村田一広きつねももロサ・ブラックティーきい知己凛404notF0816宮嶋いつく成瀬山水miyafi

    着膨れて、が季語なんですね。月と蟹はよく似合うと思います。なんだかとても惹かれます。
    吉川みほ

    なんだか童話をイメージさせる不思議な光景です。
    きつね

    月夜の蟹は身があまり入らないと言われていますから、売り物にならずに配っているのでしょうか。蟹漁の苦労や、寒さで厚着した様子とか、深い背景を感じさせて素晴らしいと思いました。
    ロサ・ブラックティー

    月夜に蟹を配る。この行為が何を示しているか、明白には分かりにくいのが余白があっていい。着膨れて、ということは長期戦になりそうなんでしょうね。
    成瀬山水

    蟹! 詩的飛躍の見事な一句。
    管理人

  4.  

    丸まった背筋を伸ばす霜柱

    成瀬山水さん

    3 16 OK

    雀來豆もも太田青磁nonたんロサ・ブラックティーきい知己凛404notF0816みちくさ宮嶋いつくJunemiyafi管理人静ジャック藤 かづえ

    簡潔で、且つ、いちばん余韻が残る歌だと感じました。
    雀來豆

    どんな下の句が合うか悩みます(もちろん褒めています)
    404notF0816

    冬の朝は自然と背筋が伸びる気がします。そして白い霜柱もまっすぐ立っているのでとてもうまい取り合わせだと思います。
    藤 かづえ

    霜柱の伸びるところをテレビで見た事があるんですが、まさに人が立ち上がるような感じでした。よっこいしょーってスローな声が聞こえそうです(^^)。
    海山セルフィ

  5.  

    あどけない朝がまとった冬霞

    miyafiさん

    4 15 OK

    いちかわあさひ雀來豆村田一広きつね太田青磁nonたんロサ・ブラックティーきいみちくさ彩華宮嶋いつく成瀬山水管理人静ジャック藤 かづえ

    あどけない、という表現にひかれた。
    冬霞に広がっている光景に柔らかな光が差し込んでいるのではないだろうか。

    いちかわあさひ

    はじめて冬霞がたった日なのでしょうか、「あどけない朝」という表現が目ざめた季節、始まりを感じさせて新鮮な気持ちになりました。
    ロサ・ブラックティー

    あどけないというのがキーワードですね。今はまだ静かに眠っているような冬霞のかかる町が、やがてゆっくりと陽が差して活発に動き始めるだろうと感じらせて素敵です。
    きい

    あどけない朝、無垢でまだこれから何でも始まりそうな予感。朝の霞も始まりのイメージで、ゆるっとしているけどとてもポジティブな印象です。
    彩華

    幼く、柔らかさを感じさせる朝の光に合わせたのが、冬霞。

    無邪気な煌めきながら、霞はいづれは消えてしまう、そんな移ろい、儚さを同時に感じさせる句であると思いました。
    成瀬山水

    「あどけない朝」がとてもステキ。枕草子に「冬はつとめて」と詠まれたように、そんな冬早朝の純粋な美しさが感じられます。
    管理人

  6.  

    柚子ジャムがふつふつ煮える昼下がり

    藤 かづえさん

    5 12 OK

    いちかわあさひ吉川みほ雀來豆村田一広ロサ・ブラックティーきい知己凛彩華宮嶋いつく成瀬山水Junemiyafi

    喉痛めた時、柚子のジャムあると助かるよなってふと思った。
    声ががさがさな誰かのために作っている様子とも思った。

    いちかわあさひ

    イチゴのジャムは真っ赤な色がほとんどなくなって、色彩的にさびしい気がしますが。これは色よりも、柚子のその立ち込めた香りや、暖かさが想像できるような句でした。
    ロサ・ブラックティー

  7.  

    電飾が人波揺らすクリスマス

    きいさん

    6 8 OK

    いちかわあさひ太田青磁nonたんロサ・ブラックティー404notF0816彩華管理人静ジャック藤 かづえ

    クリスマスの電気の美しさったらない。
    電飾の広がっていく街の様子がいい。

    いちかわあさひ

    冷たい空気と人の熱気と眩んだ電飾とで非日常的な蜃気楼みたいに流れる師走の雑踏は、まさに現代の詩的な風景だと思う。
    管理人

    イルミネーションの名所と言われるようなところに大勢の見物客が訪れている光景が浮かびました。明滅するたびに人波が揺れているように見えるのでしょうね。
    藤 かづえ

    美しさと人の賑わいで、寒さが吹っ飛びそう。華やかな句ですね。
    海山セルフィ

  8.  

    ストーブの炎うれしい教室で

    吉川みほさん

    7 8 OK

    村田一広ロサ・ブラックティー知己凛404notF0816宮嶋いつく成瀬山水静ジャック藤 かづえ

    ストーブの炎に対して「うれしい」という形容が新鮮で面白いですね。教室にいるのは小学生くらいの子供たちかな。「うれしい」からみんな笑顔ですね。
    村田一広

    教室のストーブっていうのは、火が入っていなくても、あったかい様な気がして、みんな集まっていましたね。火が入ったらさらに「うれしい」ってわかる様な気がします。
    ロサ・ブラックティー

    小学生のころ、先生がストーブに日を入れて下さるのがとても嬉しかったのを覚えています。そんな思い出がよみがえりました。
    知己凛

    自分が学齢期の頃は、気温が8度ないし10度以下になったらストーブをつけることになっていたのを思い出しました。教室はけっこう冷えるのに。ストーブの周りに集まってくるこどもたちの姿が浮かびます。
    宮嶋いつく

    人間15度になったらストーブ入れたくなるって気象台が言っていましたが、全館暖房になってるから、この頃は風情ないですよね。現代、贅沢かな。
    海山セルフィ

  9.  

    明るめの表紙を選んで買う日記

    きつねさん

    8 7 OK

    吉川みほ雀來豆村田一広死んでる死刑囚もも太田青磁きい知己凛みちくさJune静ジャック藤 かづえ

    来年の為に「明るめの表紙」を選ぶ行為にまだ見えない未来の思いが感じられます。俳句のような完成した感も。
    吉川みほ

    体言止め(^^)ですか。まだまだ後半いろいろできそうですよ。
    ロサ・ブラックティー

  10.  

    宅配を取りにゆく間に湯冷めして

    気球さん

    9 7 Sorry

    いちかわあさひ吉川みほ村田一広死んでる死刑囚ももnonたんきい404notF0816彩華宮嶋いつくmiyafi静ジャック

    宅配便のピンポンが鳴ったので玄関に行ったのだろう。
    風呂上がりだったので、急いで体を拭いて、向かったのだが、
    やはり湯冷めしている。季節を感じる何気に日常からどのような世界が広がるのだろう。楽しみ。

    いちかわあさひ

    「湯冷め」はあまり喜ばしいことではないけど「宅配」が届くのは喜ばしいことで。解釈次第でどうにでも化けそうな句だと思いました。誰もが経験のありそうな日常の1シーンですが、句としては決してありきたりではない、良いラインをついているとも思います
    miyafi

  11.  

    初恋と気づいて息が冷たくて

    いちかわあさひさん

    10 7 OK

    太田青磁nonたんきい管理人

    ひとめ姿を見たくて制服で寒いところで待っている様子が目に浮かびました。いいなぁ、初恋。
    きい

    初恋・・・なのになぜ温度が下がるのか、が読みきれないです。
    海山セルフィ

  12.  

    ぽんわりとタオルのくらげが浮く柚子湯

    404notF0816さん

    11 7 OK

    吉川みほえさい雀來豆太田青磁ロサ・ブラックティー彩華成瀬山水miyafi静ジャック藤 かづえ

    「ぽんわり」の擬音がほんとにあったかそうで、情景が目に浮かんで、あったかい気持ちになりました。
    ロサ・ブラックティー

    「浮く柚子湯」、全部u音で音読してしまった。
    彩華

    タオルのくらげが揺蕩う様子と体の芯が温まってくる様子の両方に「ぽんわり」がかかっていて、どことなく気分もふわふわとしてきます。入りたい、今すぐ柚子湯に
    miyafi

  13.  

    波騒ぐテトラポットに眠る石花(カキ)

    ロサ・ブラックティーさん

    12 7 OK

    雀來豆村田一広404notF0816成瀬山水管理人

    表現が詩的でとても好きです。美しい世界観ですね。
    404notF0816

    冬の荒々しい海と物静かな貝のコントラストが利いている。「テトラポット」と「石花」の組み合わせも絵画のようできれい。歌の中でも食材としてばかり扱われやすい牡蠣を、その生体として詩に昇華された視点もステキでした。
    管理人

  14.  

    七色に猫の目またたいた聖夜

    村田一広さん

    13 6 OK

    えさい雀來豆きつねロサ・ブラックティー404notF0816

    クリスマスの電飾が猫の目に映っている様子でしょうか。いろいろな下の句がでてきそうでいいなと思いました。
    きつね

    一見サイコ?に。そういう後半、得意な方が居られる気が(^^)
    海山セルフィ

  15.  

    蜜柑の木 年が終わらず火に変わる

    死んでる死刑囚さん

    14 6 OK

    雀來豆村田一広ロサ・ブラックティー成瀬山水June

    蜜柑の木はダメになってしまったのでしょうか。実がなっていれば、正月飾りになったものを。年を越してお飾りとして燃やす事ができなかったと読みましたが、どうでしょうか。蜜柑でなく木の方を題材にされたのが目新しく、蜜柑の木への深い愛着と愛情が感じられました。
    ロサ・ブラックティー

  16.  

    風呂吹きの大根みたく沁みていく

    知己凛さん

    15 5 OK

    雀來豆みちくさmiyafi

    ふろふきだいこん 好きなんです。じんわりしみたのいいですね。地味だけど味わいがあって。暖かさもしみてゆく下の句を付けたいです。
    みちくさ

    風呂吹き大根ってほとんど調味料入っていませんよね。と言うことは・・・風呂吹き大根で人生を語っているみたい。
    海山セルフィ

  17.  

    むかしむかし 絵本の中の狸汁

    宮嶋いつくさん

    16 5 OK

    吉川みほ雀來豆村田一広死んでる死刑囚ロサ・ブラックティー管理人

    絵本でしか見る事の出来ない狸汁は
    そんなに美味しくなさそうですね
    死んでる死刑囚

    シカとクマとイノシシは今でも食べられていますが、タヌキはさすがにあまり聞いた事がないので、むしろ、腹いせに食べられた気がして、本当に絵本の中の話のようですよね。
    ロサ・ブラックティー

    昔話のごはんって(イラストでもそうじゃない想像の中でも)やたらと食欲をそそられますよね。架空世界の中に他者と共感できるほっこりした情緒を見つけたのがすごく面白い。圧倒的な余白があるのに、もうこれで全てが言い尽くされているような短詩の妙がある一句だと思いました。
    管理人

  18.  

    日記買う 赤と黄色の背表紙で

    さん

    17 4 OK

    えさい雀來豆村田一広太田青磁宮嶋いつく管理人静ジャック

    来る年の日記帳や手帳が売り出される季節になりました。暖色系の二色を、ここの詠み手がどのように捉えるかで広がりが出そうです。
    宮嶋いつく

  19.  

    シャンソンが似合う夕暮れポケットに

    みちくささん

    18 4 OK

    吉川みほ村田一広ロサ・ブラックティー宮嶋いつくJune静ジャック

    冬らしさはない気はしますが、むしろ後半でそれを出せる上の句かもしれませんね。
    ロサ・ブラックティー

    もっと上に行く気がしたんですが、惜しい!
    「シャンソンが −− 入れた小銭をジャカジャカ鳴らす」
    海山セルフィ

    追・・小銭と一緒にあったかい缶コーヒーもポケットに入ってます。そういう事よくやります。wwww
    海山セルフィ

  20.  

    日向ぼこごきぶり出て来るトイレかな

    えさいさん

    19 2 OK

    残念ですが、これで完結している俳句のようだと思ってしまいました。
    みちくさ

    季語は「日向ぼこ」で消化されていますが、「ごきぶり」は夏の季語で割れてしまうのが難か。ただ、これは敢えて冬に現れた夏の虫からそのギャップを詠んだものと思います。普通なら歌材に嫌われそうな対象に愛嬌と風情を見つけたのが面白いです。
    管理人

    なるほど〜 さすが読みが深いです。
    みちくさ

    愛嬌でしょうが生理的にムリですぅ
    海山セルフィ

  21.  

    130円で甘い温もり買い

    文字とココアさん

    20 1 Sorry

    死んでる死刑囚藤 かづえ

    自販機のおしるこでしょうか。冬が近づくと売られてますよね。甘い温もりというと、恋人や奥さん(もしくは旦那さん)と一緒にいる時の形容にも使われそうです。130円で買える甘い温もり、買った人のその後の光景や感想や如何に。


今回の審査員さん
いちかわあさひ吉川みほえさい雀來豆村田一広きつね死んでる死刑囚もも太田青磁nonたんロサ・ブラックティーきい知己凛404notF0816みちくさ彩華宮嶋いつく成瀬山水Junemiyafi管理人静ジャック藤 かづえ
以上26
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