月の歌会


連歌の花道

hoshi6

なんたる問6

『連作三首』
自由詠短歌を三首連作として投稿してください。
三首の中でストーリーを持たせたり、ひとつのテーマで三首を共鳴させたり、作法は問いません。

※投稿例(タイトル等は入れないで短歌ごとに空白を一行空けて三首を同時に投稿してください)

短歌1

短歌2

短歌3


このステージは投票点が他のステージより3倍になります。



高速道路に突き刺さった星のただ進化形の朝――

by なんたる星

成績発表
各ページ一番下で表彰式を行います

  1. 詠草をクリックから選評を書き込めます

    各票の点数 3pt2pt1pt 

    各票の点数 9pt6pt3pt


  2.  

    レンタルで3を借りたと思ったら4だった日の2が僕ですね

    宅配にプレーンピザはないのですあなたが無垢でありえぬように

    晩秋を紋白蝶が横切ったクロスワードはだれにもやさしい

    中牧正太さんの一首

    首席 3193

    ヒヨワくん村田一広西村湯呑湊あかりちゃむきい月丘ナイル木曜何某加子大葉れいナイス害遊糸カオリナマンダイスコヲプ宮嶋いつく卯鷺箔紙

    過ぎ去った初恋を思う歌でしょうか。それぞれがそれぞれの暮らしをし、さまざまな経験をしていく中で、紋白蝶のような綺麗で無垢な思い出は過去へと追いやられていく。それでも、ふとした折にその日のあたたかい記憶が呼び起こされる。過去から現在への時間の流れを、レンタルビデオや宅配ピザ、クロスワードといった日常の中にあるもので表したところに現実味が感じられて、非常に心に響きました。
    スコヲプ

    三首目は、個々の歌を評価するのであれば全作品の中で一番イイ歌だと思いました!連作としては前半二首がちょっと説明的過ぎて、僕の好みに合わなかったようです。
    恋をしている

  3.  

    急行を待っても意味がなかったね下北沢も人の住むまち

    お魚の種類が多いスーパーで酒ともやしと焼きそばを買う

    君のさす日傘が眼にささりそうで軽く殴ったあれは炎天

    大葉れいさんの一首

    2 3090

    ヒヨワくん西村湯呑ちゃむきい木曜何某加子はだし迂回スコヲプ恋をしている宮嶋いつくガラケー太箔紙

    連作としての完成度の高い作品だと思いました。季節が気になったのですが思い出として歌われているなら、あえて冬に日傘も合うように思いました。無理なく淡々とした詠みがとても好感が持てる作品でした。
    ちゃむ

    連作としての完成度の高い作品だと思いました。季節が気になったのですが思い出として歌われているなら、あえて冬に日傘も合うように思いました。無理なく淡々とした詠みがとても好感が持てる作品でした。
    ちゃむ

    憎まれ口を叩き合いながらも仲のよいカップルが浮かぶ連作でした。回想風の三首目が、さみしい感じでありながらも、バッドエンドとも限らない余韻の残し方がすごく好きです。
    西村湯呑

    視点がすごくかっこいいなー。
    少しの違和感とあたりまえの光景。「ぽい」と言ってしまえばそれまでなんですけれど、一首ごとの歌としての完成度の高さが感じられました。
    迂回

    三首のバランスが非常に良くて、ふんわりとした雰囲気と少し寂しい感じがとてもよく出ていてレベルの高い作品と思いました。派手さはないけど、その素朴さが三首に通底するイメージと溶け合っているので、ベリーNICE特に、三首目の「軽く殴ったあれは炎天」のピリッとした部分なんか扱い方がうまいなあと思いました。
    恋をしている

  4.  

    月がもしヨゾラの目玉だったなら今にも寝落ちそうな三日月

    彼方から呼ぶ声がする ああそうか今夜わたしが流れる番か

    辿り着くまでに夜空でちりぢりに燃えて輝くわたしをみてて

    湊あかりさんの一首

    3 2266

    二藍和純毬井七月ルイド リツコ村田一広知己凛きい月丘ナイルはだし小早川中牧正太宮木水葉ルオ

  5.  

    いないいない、いないいないを貯金して公民館で使いきるばあ

    救急車の大きなドアを開けたとき新喜劇の音楽が聞こえた

    丁寧に折りたたまれて まあそれは馬のかぶりものだったのですが

    なんたる星さんの一首

    4 1957

    西村湯呑きい加子大葉れいきつね中森つん箔紙

    隅から隅まで好きです。ばあ。滑稽だけどどこかもの悲しく感じます。
    大葉れい

  6.  

    イソノ星とり行こうぜと言っていて窓をあけるとそういう世界

    毎々夜おちる欠片をあつめてはおじいちゃんが野原で光ってる

    はじめて手繋いだかたちで昇ったら恋人みたいな星座になった

    加子さんの一首

    5 1854

    ヒヨワくん湊あかり大葉れいナイス害はだし中森つん遊糸スコヲプ恋をしている

    最後まで極選にするか迷いました。個性豊かで好きです。一首目が「とりに行こうぜ」、三首目が「手を繋いだかたち」であったら、極選にしたかもしれません。好みの問題だと思いますが、省略しない方が歌に入り込みやすい気がします。
    湊あかり

    イソノ「ナカジマ、おまえ重力ないの?」
    ナイス害

    一首めで「そういう世界」観に引きこまれました。星を拾ったり星になったりする日常、いいなぁ。
    大葉れい

    一首目に惹かれました、そういう世界って抽象的なのにめっちゃ幻想的な感じがいめーじできていいですね。全体の世界観もすきです
    はだし

    ロマンチックサザエさん短歌!!!これは何となく未来のサザエさんのオープニングになるんじゃないかなというような気がしました。中島の声で呼ばれたカツオが窓を開けると星が一面に広がり、だれかれもが星を集めては瞬いてハッピー、最後はマスオとサザエが手をつないで星になり「今日も良い天気〜♪」という何を言ってんだか分からないようででも様になる面白さがあります。個々の歌のアベレージが全連作中で最も高いように思います。作者の力量を感じる作品でした。
    恋をしている

  7.  

    こんばんは 通算25回目の偶然ですね あ、いちばん星

    君のの中に星とかそういうの来来来世も言わなそうですね

    星の話しかできなくて雨降りでふたりで見てる明けの明星

    西村湯呑さんの一首

    6 1751

    和純湊あかりちゃむ月丘ナイルきつねスコヲプ小早川太田青磁宮嶋いつくひらたてる

  8.  

    敗因はきみの言葉に疑いが存在しないわたくしでした

    一人では知りえもしない孤独とは二人出会った証でしかない

    「同じ時空にいられてよかった」遠い衛星と宇宙ゴミとして

    彩華さんの一首

    7 1751

    ルイド リツコ吉田奈央きつねはだし木原ねこ遊糸中牧正太太田青磁終栗夢ひらたてるガラケー太

  9.  

    霧雨のように静かに透明にふつうの日々はふつうに過ぎる

    永遠に降り続くだろう 読点は白くて細い雲を選んだ

    夕焼けに溶ける微かな音がしてぼくらは風邪をひきかけていた

    さんの一首

    8 1648

    毬井七月吉田奈央大葉れい橋師はだし遊糸ガラケー太

    淡泊で静かな雰囲気が霧雨の日のニオイを感じさせて、とても好きな「ふつう」の雰囲気でした。
    毬井七月

  10.  

    何度でも挑むつもりでいるのです倒されてなお同じ青空

    足るを知り己を知りて彼を知り一人で生きる並んで生きる

    星たちは今も昔もそこにいて僕らと遊びそして輝く

    小早川さんの一首

    9 1648

    川庭多機構ルイド リツコ吉田奈央ちゃむ知己凛きつねルオ宮嶋いつく卯鷺

    誰か一人は「なんたる星」の折込がいるだろう!と思いながら読み進めて、ようやく見つけた歌でした。内容も月組と星組の比喩のようで素敵です。色々なものが対比され、そして甲乙を敢えてつけず並べている様が見事だと感じました。
    ルオ

  11.  

    小惑星帯入植プラン手始めに運んだ純なH2O

    重水素採掘現場地木間航路の運賃値上げにあえぐ

    喧嘩することもできない地球との通信ラグは四十五分

    宮嶋いつくさんの一首

    10 1648

    毬井七月ヒヨワくん村田一広月丘ナイル大葉れい中森つん迂回宮木水葉恋をしている

    SFの小説的で短歌では珍しくてとてもいい感じですね♪
    村田一広

    「地木間航路」に不思議なリアルさがあって好きです。宇宙時代には今よりもゆったりしたコミュニケーションが交わされるのでしょうか。
    大葉れい

    スペースオペラぽさあります。
    設定はある程度伝えなきゃなんだけど歌っぽさも入れなきゃいけないところで、程よい踏み込み具合で歌らしくなってました。「純なH2O」はうまい言い回し。
    迂回

    近未来の日常を詠んだ連作でしょうか。一見難しそうな連作に見えて、「運賃値上げにあえぐ」みたいなほどよい「抜き感」が楽しい作品でした。あと最後の一首のもっていきかたは上手いです。地球と小惑星の通信ラグで喧嘩もできなくなったら、かなりせつないおろろーん。よかったです。
    恋をしている

  12.  

    黒点を抜き差ししつつ揺らがずに「好き」を水面へ置くちんあなご

    食べるには値しないということが私と同じねえちんあなご

    駆け引きは得意なんでしょそんなにも瞬きながら泣くちんあなご

    中森つんさんの一首

    11 1545

    西村湯呑木曜何某大葉れいはだし木原ねこ迂回カオリナマンダイスコヲプ宮木水葉宮嶋いつく

  13.  

    夢に見た月の港へ会いにゆく 君は星へと渡ったばかり

    涙って月なら上に浮くのかな? せいたかのっぽの君まで届け

    うさぎはね淋しくなるととけちゃうの 残してゆくね南天ふたつ

    ちゃむさんの一首

    12 1545

    二藍ヒヨワくん村田一広知己凛野崎アン橋師木原ねこ終栗夢卯鷺

  14.  

    コーヒーを飲んで帰ろうそう言ってデートの余命を宣告される

    行きつけのカフェで「いつもの」手を上げてマスターきょとんとしてるの見てる

    左手の指輪の跡に気付かない振りをするから苦いカフェラテ

    遊糸さんの一首

    13 1442

    ルイド リツコ村田一広吉田奈央知己凛ルオ彩華ひらたてるガラケー太箔紙

  15.  

    NG WORD「君」コノ言葉ヲ使ワズニ愛ノ短歌ヲ三秒デ詠メ

    『三秒じゃ君のことを思い出してぽわっとしたら終わっちゃうじゃん』

    GAME OVER!!短歌デ愛ノ告白ヲスルニハ100万年早イデス!!

    レオさんの一首

    14 1339

    和純ちゃむ木曜何某ナイス害小早川恋をしているひらたてる卯鷺

    短歌ゲームを題材に(短歌ゲームって何だ?)詠んだ怪作に極選を投じました!二首目は短歌ゲームの指示に対して詠んだ一首であり、その人の本音でもありという非常に気が利いていてコミカルな短歌です。君って言っちゃってるし文句言ってるし、そんなこと言ってるあいだに三秒経っちゃうしかわいいですねこの人。他の連作と圧倒的に異なっているのは三首で構成された世界観をこちらに見せることだけにほとんどの力を費やしていることで、その純粋さにも打たれました。同時に短歌ゲームが繰り出したお題がそのまま「ありきたりな短歌へのカウンターパンチ」にもなっているといういろんな面白さが詰まった連作でした。これ僕に投票してもらう気満々な感じがするのでこの方きっと恋をしているファンですね。そのぐらいピタツとはまった作品でした。
    恋をしている

    恋をさんの評に突っ込まざるを得ないw 違いますよこれは僕に投票してもらおうとしている歌ですよ!!
    小早川

  16.  

    新聞のクロスワードに猫も寄り知恵を出し合う床暖の上

    口開けて部屋の片隅うずくまる猫が見つけた父の靴下

    床たたきしっぽの先から煙出すブラシ嫌いの猫は魔法使い

    きいさんの一首

    15 1339

    奈月遥吉田奈央きつね野崎アン木原ねこカオリナマンダイ中牧正太彩華

  17.  

    眠れないあなたのためのプレイリストつくる月のない夜を集めて

    メモリーが飛ぶわけじゃない少しずつチョークの文字が消えてくように

    テーブルに眼鏡は逆さで置かれてて夢のあなたはぼんやりしてた

    ヒヨワくんさんの一首

    16 1339

    二藍川庭多機構湊あかり木曜何某野崎アン迂回ルオ終栗夢

  18.  

    太陽系3丁目に住む君たちはLEDを星と呼んでる

    偵察に来たんでしょうと言ってみる瞬いたよね目の奥の星

    暗闇にそぼ降る星を見に行こう行くわあなたとなら何処までも

    月丘ナイルさんの一首

    17 1236

    毬井七月木曜何某中森つんカオリナマンダイ中牧正太悠佳里ルオ終栗夢

  19.  

    痺れゆく前頭葉の内側で組み合わされる言葉の不思議

    擦り切れた延髄を成す血の管に慈悲とエゴとの濁流溢れ

    海馬には子宮の記憶はもう無いが暗き深海故郷と知りて

    ガラケー太さんの一首

    18 1133

    ルイド リツコナイス害野崎アン宮木水葉太田青磁終栗夢

  20.  

    あんた誰お前こそ誰俺は誰かわたれ時もたそがれ時も

    ゲシュタルト崩壊母に起こしたりこれが母親か何者なのだ

    輪廻しても記憶が輪廻しないなら結局ただの人生である

    松木秀さんの一首

    19 1133

    ヒヨワくん宮木水葉恋をしている

    一首目、好きです
    和純

    ぐるぐるぐるぐるまわるようなぐにゃあっとした短歌で構成された連作です。特に二首目「ゲシュタルト崩壊母に起こしたり」の出だしが白眉ですね。個人が個人でなくなり、あなたが私で私は木で墓で宇宙で母で黄昏でというような世界を感じました。それでいて最後は「ただの人生である」というのもなんだか嬉しいじゃないですか、ねえ?
    恋をしている

  21.  

    裸木は宇宙茨が実を結び涙一粒飾つて帰ろ

    いま街は凍て空よりも煌らかに2015は未来の数字number of the future

    子供等のノエルノエルと繋ぐ手がころりとまるい熱の連星

    毬井七月さんの一首

    20 1030

    二藍湊あかり月丘ナイル加子中森つん

    ルビも含めて独特の世界観があって、すごく好きです。一首目が旧かなになっているのはわざとでしょうか?少し気になりました。
    湊あかり

  22.  

    赤ければ三倍速になるからと今日のルージュは血のような赤

    慣れてなどいないくせしてワイシャツにキスし悪女の真似事をする

    そのままの君でいいよと絆されて次のデートはヱヴァを見に行く

    箔紙さんの一首

    21 1030

    川庭多機構西村湯呑野崎アン小早川悠佳里ひらたてる

    かわいらしい
    和純

  23.  

    ペンギンのキッチンタイマー眺めつつ焼き上がりと君を待つ夜

    キッチンの外は宇宙に変わってて今日もここから出れないようだ

    母親の気配は実家のキッチンにあるみたいです 息を吸い込む

    篠宮さんの一首

    22 927

    迂回カオリナマンダイ太田青磁卯鷺ガラケー太箔紙


    リボン

  24. ★★★ なんたる偏差値50 ★★★
  25.  

    このくらい今までだってあったけどなんてことないなんてわけない

    引き止めて伝えたかったことなんてあれとそれとのふたつだけだよ

    またねって笑顔で言えた だからって次があるとは限らないので

    ひらたてるさんの一首

    23 927

    西村湯呑月丘ナイル橋師スコヲプルオ終栗夢

  26.  

    置き去りの車が歌う何度めか「上を向いて」をおんなじ声で

    自殺でもしているんじゃないかってお隣さんは輝いた目で

    町じゅうのお子さんたちは口笛で一人ぼっちの夜を覚える

    ののさんの一首

    24 824

    毬井七月きい加子卯鷺

    ちゃんと繋がって物語になってるとこがすごいです。しかも中心人物は出てこなくて歌の対象が少しずつずれて広がって行くんですね。何度も何度も読みました。素敵な連作!
    きい

  27.  

    そのむかし あなたのとなりひとりじめしてたとおもう おもうのだけど

    いまはただ しあわせばかりかんがえる あなたがわらうそんな日々だけ

    ゆくすえは誓いもほどけはぐれゆくはぐれた先でキミに逢いたい

    奈月遥さんの一首

    25 824

    吉田奈央知己凛彩華ガラケー太

  28.  

    うたた寝の君のうつつに届かんと思いを込めて唄う旋律

    目覚めると君が隣で唄ってる心の底から暖かくなる

    幸せはふとしたところにいつもあるたとえば君が笑っているとか

    知己凛さんの一首

    26 824

    ルイド リツコ奈月遥きつね橋師彩華ひらたてる

  29.  

    こんなにも手がつめたいのはなんでなの?大人がみんななくのはどうして?

    こんなにも小さかったか母の手は心配かけたねごめんな母さん

    こんなにも心静かなものなのか 次は俺だとそっと眠った

    悠佳里さんの一首

    27 721

    川庭多機構宮木水葉宮嶋いつく

  30.  

    すぐわかる机の上に四季が来た貴方が好きな季節の和菓子

    君似合う季節は四月ふんわりと桜の様な姿なびかせ

    秋来ると君の季節だ色気よりビール片手に読書の秋

    春山久美さんの一首

    28 721

    奈月遥木原ねこ悠佳里

  31.  

    「明日、飴、らしいよ。」「 飴? 」「そう、大粒の飴がたくさん降るんだってさ。」

    「神様の涙が飴になるんだよ。」「美味しいの?」「うん、感情の味!」

    「ほんとうだ!」「悲しい味だよ」「悲しいね」「嬉しい味だよ」「嬉しいね」「でしょ?」

    長月優さんの一首

    29 721

    中森つん迂回悠佳里

    会話短歌連作いつか挑戦したいんですよねー。
    短歌らしい内容なんですが、各首の結びつきがちょっと強すぎて歌の範囲が限定されてしまってる感じもあります。
    迂回

  32.  

    赤が似合わないと言われた唇でどうやって愛を囁けばいい?

    すき、なんて言ったことのない唇に丁寧に塗るリップクリーム

    言葉では伝えきれないようなので裸の唇のまま口づけ

    いさごさんの一首

    30 721

    和純奈月遥遊糸カオリナマンダイ太田青磁彩華

  33.  

    あのひとの小さな窓をたたいてよ眠れずにいる星の降る夜

    まばたきの間にも流れる星のためまぶたに言葉を教えておくよ

    流星に願いを込めて組んだ手は同じ形であなたとつながる

    木原ねこさんの一首

    31 721

    村田一広奈月遥湊あかり橋師悠佳里太田青磁

  34.  

    サラダバーまで遠すぎる何人の焼く肉の匂い嗅がねばならぬ

    サラダバーまで近すぎる何種類の野菜に健康責められねばならぬ

    サラダバーまで遠すぎず近すぎずだけども肉を喰わねばならぬ

    木曜何某さんの一首

    32 721

    和純ナイス害野崎アン木原ねこ遊糸小早川

    どんなに恵まれた状況でも文句を言いたがるのは人間の真理かもしれません。自戒を込めて選びました。
    遊糸

  35.  

    流れてく空の涙に紡ぐ夢叶えば焼かれても悔いません

    たくさんの願い抱えてこのままで消えてたまるか月下に吼える

    星々の光は母の目のようで導かれては進みゆく足

    ルオさんの一首

    33 412

    二藍中牧正太悠佳里

  36.  

    ラスボスが夏の有明やってきた逆三角の衣装造って

    猛暑日に七重の腰を八重に折り頒布の姿猛者嘆賞す

    AMのラジオで感想語る声本気で楽しむ情伝わりき

    宮木水葉さんの一首

    34 39

    川庭多機構ナイス害

  37.  

    12月1日 受信したメール:あいつが事故った。○○病院
     
    12月9日 日記:面会はまだダメ 早く起きてよはやく
     
    2月11日 レシート:メッセージカード(Type:D) リボン 青薔薇

    和純さんの一首

    35 39

    小早川箔紙

  38.  

    一斤のほかほかのパン踏んでゆく青いドレスの裾ひらめかせ
    一斤のパンごとここへ落ちてきたみんな自分だけが好きでしょ
    沼の底で私は時の終わりまであなたを思う 誰も悪くない

    秋山生糸さんの一首

    36 39

    恋をしている

    一斤のパンが二度も出てきて、しかもそれを踏んだり一緒に沼に落ちたり不思議な世界が非常に魅力的な連作でした。頭に浮かんだのは不思議の国のアリスですね。昔恋人だったほかほかパンと旅をしているのかな、ってそれだとアリス全然関係ないけどともかく「一斤のパン」という微妙に生活臭のする言葉とファンタジームードがごっちゃになっているのが良かったです。「自分だけが好きでしょ」「誰も悪くない」と気持ちがガラッと変わるところも注目です。ハッピーエンドばかりが物語じゃないよなあ、という。とてもとても素敵でした。
    恋をしている

  39.  

    あまいチョコかけられ君はチョコファッション知らない人に買われていった

    こぼれてる砂糖みたいな初恋を簡単に捨てた店員は君

    君働く街のミスドで食べられるポン・デ・リングももう最後だね

    カオリナマンダイさんの一首

    37 39

    二藍中牧正太彩華

    チョコファッションの歌面白くてすごく好きです!テーマもハッキリしてたので、後半の展開に意外性があるとより惹きつけられたかもしれません。何よりチョコファッションって!面白いねチョコファッション!
    恋をしている

  40.  

    意味もなくサンタの姿していても誰もつっこんでくれない職場

    音もなくツリーまたたきパーティーの人影うごく教会の窓

    プレゼントなくケーキもチキンも見てただけ幻のようにクリスマス過ぎた

    村田一広さんの一首

    38 26

    川庭多機構

  41.  

    あの歌を聴きたくなって外に出る ふくかぜよ今 伝えておくれ

    愛されて いる実感に包まれて 子供のようなものを産みたい

    ひとすじに目指す旗艦を待ち続け海にただよう英霊の歌

    卯鷺さんの一首

    39 26

    橋師

  42.  

    いつまでも桜を見てる君のこと考えながら桜を見てる

    あっという間の夏休み何度でも何度でもまた扉を開ける

    昨年と同じこたつに入りつついくつもいくつもみかんを食べた

    きつねさんの一首

    40 26

    和純知己凛

    季節の流れが良いです
    和純

  43.  

    くちびるをひらいたところ 言葉より先にゆらいでゆく存在が

    そうやっておいてゆかれたナキムシがピンクベージュの闇となりゆく

    だからもうぜんぶゆるしてあげますね どうせ残ってゆけない☆で

    笹谷香菜さんの一首

    41 26

    毬井七月ちゃむ

  44.  

    引き返してみた渚のカーブにてまた聴くだろうきみの海鳴り(リフレインが叫んでる/松任谷由実)

    無造作なシュシュがすべって落ちてゆく直線をまた見たくなる午後(ポニーテールとシュシュ/AKB48)

    月にある指定席にてはしゃぐ僕 好きなんだろうなこんなリビドー(traveling/宇多田ヒカル)

    たえなかすずさんの一首

    42 13

    きい

  45.  

    この星を木のてっぺんにかざるのはぼくだからねえパパだっこして

    駅前で花屋がくれた白薔薇が俺の聖夜をほのかに照らす

    仰ぐ君「メリーホワイトクリスマス!」その手をどうぞ共に歩もう

    さんの一首

    43 13

    奈月遥

  46.  

    衝動は海連れてきて手袋とフードの服は着てこなくって

    海鳥はごはんおくれと鳴くけれどハイチュウあげるわけにもいかず

    黒ずんだ空に雪散る 風はただ緩いビートを無視して荒ぶ

    みわさんの一首

    44 13

    加子

Stage 1

530pt

 vs 

0pt

Stage 2

580pt

 vs 

0pt

Stage 3

510pt

 vs 

0pt

Stage 4

480pt

 vs 

0pt

Stage 5

0pt

 vs 

560pt

Stage 6

1350pt

 vs 

0pt

Total

3450pt
← 勝ち  

 vs 

560pt

二藍

和純

毬井七月

川庭多機構

吹き出しお疲れさまでした。
連作三首はみんな力が入っていて、良い歌がたくさんありました。迷いました。
ヒヨワくん

ルイド リツコ

村田一広

吹き出しきらきらひかる、なんたる星さん
奈月遥

吹き出しなんたる星人様方、そしてののさん、お疲れ様でした!
めっちゃ楽しかった(≧∀≦)ぜひ恒例化を!
西村湯呑

吹き出し楽しい企画に参加することができ、嬉しく思います。
ののさん、なんたる星さんありがとうございます。
湊あかり

吉田奈央

吹き出しこれからも私たちの心に流れ星届けてくださいね!
ちゃむ

吹き出しすごく楽しい歌合戦でした。
運営は大変でしょうけれど、年末の恒例行事にしていただきたいです(というか、すでにその計画だとは思うけどww)。
気が早いですが、来年も楽しみにしています。
知己凛

きい

吹き出し最高に楽しいお祭りでしたー!なんたる星バンザイ!!これからもずっとずっと、応援しています。
月丘ナイル

木曜何某

吹き出しお疲れ様です。ものすごくすごくたのしかったです。投票後の演出でしみじみしていたらめちゃくちゃパンチのある画面が来て笑いました。ありがとうございました!
加子

吹き出しまひるまにまだ眠らない星を見るいつかわすれた歌がきこえる
楽しかったです ありがとうございました!
大葉れい

きつね

吹き出しなんたる星は、のの子の筆頭株主だよ
ナイス害

野崎アン

橋師

吹き出しなんたる星さんだ
はだし

吹き出し任意!
中森つん

木原ねこ

吹き出し全ステージには参加出来ませんでしたが、楽しませていただきました。ありがとうございます。

吹き出したくさんの素敵な歌がありました。
たくさんの思い出がありました。
管理人さんとなんたる星の愛に包まれて、とても素敵な気持ちです。
遊糸

吹き出しののさんおつおつおつでした〜〜〜。
花道でもなんたる星でもお世話になっております。
誰もトラウマにならない企画!という去年の反省を活かした見事な歌祭だったと思います。
中でうごうごやってる立場からだとなんたる星がどういう異物感発してるのかいまいちわからん部分もありますが、取り敢えず誰か売れたら花道の宣伝と専属プログラマを雇えばよいと思います。売れろ〜。
みなさまにおかれましては今後共なんたる星をよろしくお願い致します。短歌ってなんだかよくわかんないけどよくわかんなさを押していけばいいかなと思ってます。ゴリラと、あとしめじとか、詩情の塊。
迂回

吹き出し全ステージとてもおもしろかったです!
短歌を詠み始めて3年ですが、こんなにどきどきしたのは久しぶりでした。また、機会があればこういうイベントをしたいですね
ありがとうございました!
カオリナマンダイ

吹き出し(のの子が星のメンバーをひとりずつ紹介した後、「ボーカルアンドギター・ちゃんのの」って言われる感じのやつ)
スコヲプ

吹き出しDDITにもご用命を
小早川

吹き出し来年もみなさまに笑顔あふれる一年になりますように。
中牧正太

吹き出しなんたる星の出すお題はどれも難しかったけど、普段思いつかないようなお題ばかりで勉強になりました(*´ω`*)またやってみたいです!!
悠佳里

宮木水葉

吹き出しこんな楽しい企画があったのですね。投票だけですが楽しませていただきました。ありがとうございます。
太田青磁

吹き出し約束は伝わりましたか?

春は魚って決めて逃げてきました

脱獄囚、脱獄囚、脱獄囚が

play
恋をしている

吹き出し一つ一つの作品に物語を感じ取りました。連作だからこそ出来る仕込みを凝らした作品もちらほら見受けられ、じっくり読んでから選ばなければと思わせるステージでした。有難うございました。
ルオ

宮嶋いつく

彩華

吹き出しとても楽しかったです!
終栗夢

ひらたてる

卯鷺

吹き出し一緒に参加した皆さん、作品を読むだけでとても楽しかったです。ありがとうございます。
なんたる星のみなさん、年末にとても楽しい企画を本当にありがとうございます。しかし、みなさん、さすがです!!来年も一層のご活躍されるとことを祈念いたします。
ののさん、最後の最後での大トラブルの対応、お疲れ様&お見事でした。管理人という立場はあるも、みんな分かってくれますから、無茶だけはしないでくださいね!
短歌とネットを通じて、場所も時間も年齢も性別も越えて楽しめることを、より実感できた、素晴らしい時間でした。感謝の言葉しかありませんん。本当にありがとうございます。
ガラケー太

箔紙

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