睦月の歌会
夢で会う約束がある 傘立ての底にうまれた夜のみずうみ 久藤さえ × 西藤智
平成26年度 睦月の歌会『下弦の部』
上の句に付ける下の句を出詠ください
詠草リスト
特選(2点)×1票 |
並選(1点)×2票 |
次選(0点)×∞票 |
互選(2点)×1票 |
やっぱり髪を切りにいこうか
出詠名
彩華
首席 / 24点 特×7 並×8 次×5 自×1
互選名 のぅてんき知己凛迂回404notF0816村田一広きつねさとこきい宮木水葉悠宮嶋いつくあきもも太田青磁三次則秋雪みなすみ管理人ガラケー太自彩華
選評名
下の句で一気に長い髪の女性が思い浮かびました。上の句とのつながりで映像化が抜群に良いと思いました。風の強さまで伝わってきます。
知己凛
★0
海岸の強い風に髪がなびく様子を思い浮かべました。
「海」「やっぱり」「髪を切(る)」から背景にある物語をいろいろと想像させます。
きつね
★0
髪がさらさら流れる様子が浮かび、きれいな光景だなぁと思いました。切ったら2月の風で更にスースーしてしまいそうだけど、この人には何か理由がありそうです。
さとこ
★0
「やっぱり」がやっぱりとても効いている。そこから情景に奥行きがぐわっと生まれていると思う。難しい上句に対して、自然と違和感なく並べられたフレーズも巧い。
管理人
★0
たくさんの票と評をほんとうにありがとうございました!私にとって「海」はボーッと物思いにふける場所です。そう言えば2月に、首が露わになるくらい髪を切って恐ろしく寒かったことがあります(笑)
彩華
★0
彩華さん平成25年『師走の歌会』下弦の部以来13ヶ月ぶり
最高得点新記録を更新する首席でした!! (゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ
管理人
★0
渡すつもりのチョコを齧った
出詠名
きつね
2席 / 17点 特×3 並×9 次×7 自×1
互選名 のぅてんき五十嵐えみ知己凛404notF0816村田一広さとこきい南瑠夏彩華悠宮嶋いつく橋師もも太田青磁三次則秋雪はだし管理人ガラケー太自きつね
選評名
海に投げ・・・・ずに囓ったのが良いかと。噛みしめたいホロ苦さです(涙)。
のぅてんき
★0
チョコの甘さではなく苦さが伝わってきます。海風と、涙と入り混じったしょっぱささえも感じてしまいます。
知己凛
★0
私も海風のしょっぱさとなみだのしょっぱさが重なります。さわやかだけどとても悲しい。チョコを捨てずに食べるところが好きです。
南瑠夏
★0
潮風の、なんだかしょっぱい世界観が好きです。
五十嵐えみ
★0
ほんとうは渡すはずだったのに、なぜか海に来てしまったのですね。ほろ苦さを噛みしめるような切なさが好きです。
太田青磁
★0
あなたの街へも届けてマーチ
出詠名
知己凛
3席 / 13点 特×2 並×7 次×5 自×1
互選名 のぅてんき五十嵐えみ迂回404notF0816さとこきいちゃむ彩華宮嶋いつく三次則秋すみ毬井七月はだしガラケー太自知己凛
選評名
上句の遊びっぽい部分を受けて楽しさを強調した感じ。いい意味で短歌ぽくない読み味でおもしろいです。
迂回
★0
とてもリズムのいい句で、音読みすると楽しいです。
一ヶ月かかるなんて相当遠距離なんでしょうか。
マーチ→行進曲、も掛けてるのかな。
彩華
★0
先評の方の言うとおり3句と結句が呼応して短歌というよりわらべ歌のようにたのしい読み味になるとおもいます
そこから受ける印象もいい意味で歌を軽くして春へ近づくうきうき感を演出してくれます
すみ
★0
彩華さんがおっしゃってるように、3月のマーチと行進曲のマーチにかけてみました。
なんとなく寂しい感じの歌が多くなりそうだったので、楽しい雰囲気にしたかったので。
ツッタカターって感じです。
知己凛
★0
恋のバトルに 備えよ乙女
出詠名
404notF0816
4席 / 11点 特×3 並×3 次×2 自×1
互選名 知己凛きつねきいちゃむもも雪みなすみ自404notF0816
選評名
二月の荒い波音に戦闘意欲がかき立てられる感じ、いいですね!女子への応援歌、読んで嬉しくなります。
きい
★0
2月はバレンタインもあるので、乙女たちの熱いバトルが繰り広げられそうです。季節感もあり、リズムも小気味好く好感の持てる作品です。
ちゃむ
★0
波間のカモメ音符に変わる
出詠名
ちゃむ
5席 / 11点 特×2 並×5 次×6 自×1
互選名 きつねきい南瑠夏宮嶋いつくあき橋師もも太田青磁雪みなすみ中森つん管理人自ちゃむ
選評名
上句に出てくる「耳に感じて」に対して下句は視覚表現で音楽ができている、双方から総合して浮かんでくる場面が魅力的に思いました。
宮嶋いつく
★0
鴎よこぎる転生の夢
出詠名
毬井七月
6席 / 10点 特×3 並×2 次×1 自×1
互選名 迂回村田一広きつねきい宮木水葉橋師自毬井七月
選評名
風と同時に横切る鴎に、自分の生きてきた時間以外の時代が思い起こされる。ふっとした一瞬の想いを切り取っているようで綺麗です。
迂回
★0
はじけた波にユリカモメ舞う
出詠名
きい
7席 / 8点 特×2 並×2 次×4 自×1
互選名 のぅてんきやんや五十嵐えみ404notF0816あき橋師雪みな自きい
選評名
二月の海にはユリカモメ、美しい情景ですね。風の音にカモメの鳴き声もまざって聴こえてくる、ちょっと寂しく、ちょっと優しい感じが素敵です。
橋師
★0
先生の指 スカートの染み
出詠名
すみ
8席 / 8点 特×2 並×2 次×3 自×1
互選名 やんや迂回404notF0816彩華橋師はだし管理人自すみ
選評名
想像(妄想?)をかきたてられる下の句だと思います。いろいろな方向で呼んだのですが、どの意図で作者が読んだのか、という点で少し引っ掛かりました。そういう意味でもいい句だと思います。
やんや
★0
読者が歌意を「ストーリー」に組み立てるのは難しいけれど、一枚絵がいくつもフラッシュバックのように飛んでくる。湧き立つより巻き込まれるような詩情、個々の語選びも魅力的でした。
管理人
★0
僕はばらけてジョナサンになる
出詠名
南瑠夏
9席 / 8点 特×1 並×4 次×3 自×1
互選名 のぅてんき五十嵐えみさとこちゃむ悠毬井七月中森つん管理人自南瑠夏
選評名
カモメのジョナサンでしょうか。好きです。
中森つん
★0
かすかに響く行進ドラム
出詠名
宮嶋いつく
10席 / 6点 特×2 並×0 次×3 自×1
互選名 五十嵐えみ404notF0816きい三次則秋毬井七月自宮嶋いつく
選評名
行進して、何が遣ってくるンだろう。2月3月にある色々なイベントと、主体はそれを見送るのかな、行進に加わるのかな…と想像がひろがりました。
毬井七月
★0
貝殻からは夏の「好きだよ」
出詠名
中森つん
11席 / 6点 特×0 並×4 次×4 自×1
互選名 村田一広きい彩華宮嶋いつくあき橋師三次則秋雪自中森つん
選評名
冬の海はまず人気のないところ。夏のときの声が時の経過を経て聞こえているというのが素敵です。実際に夏にこの海に来ていて、「好きだよ」と囁かれたのでしょうか。そしてその時は二人で、だけど今は一人で…となるとなかなかに切ない情景です。
宮嶋いつく
★0
・メランコリーが溶けていくまで
出詠名
さとこ
12席 / 5点 特×1 並×1 次×6 自×1
互選名 やんや五十嵐えみ村田一広悠三次則秋毬井七月はだし管理人自さとこ
選評名
歌の中央で外来語が対称的にならんでてちょっと韻をふんでるかんじがおもしろかったです
フェブラリー-メランコリーで一語のようなかんじでしょうか すなおな3句切れのほうが歌全体として生きたとおもいます‥
すみ
★0
あぁ生牡蠣もあと二月か
出詠名
ガラケー太
13席 / 5点 特×0 並×3 次×4 自×1
互選名 さとこちゃむ宮木水葉南瑠夏彩華三次則秋中森つん自ガラケー太
選評名
生牡蠣大好きなんですね。食べ物で季節の移ろいを感じるのっていいですね。
さとこ
★0
泡を残してあの人は消え
出詠名
のぅてんき
14席 / 5点 特×0 並×3 次×1 自×1
互選名 知己凛村田一広宮木水葉すみ自のぅてんき
選評名
悲しい海を眺める姿が思い浮かびます。人魚姫っぽい感じもありますね。
知己凛
★0
君仲直りしたんだあいつと
出詠名
橋師
15席 / 3点 特×0 並×1 次×5 自×1
互選名 知己凛村田一広悠もも三次則秋管理人自橋師
選評名
いわゆる風の便りですね。2月の海風とセンチメンタルな報せは相性がいいですよね。
404notF0816
★0
海の風の便りということは、海の向こうに引っ越した人とか留学生とかの歌でしょうか。海を越えてやってきたと考えると、ちょっとした壮大さも感じます。
悠
★0
いつも泣くのはあなたの方だ
出詠名
やんや
16席 / 3点 特×0 並×1 次×3 自×1
互選名 五十嵐えみ南瑠夏悠三次則秋自やんや
選評名
たい焼き買って二人で食べよう
出詠名
村田一広
17席 / 3点 特×0 並×1 次×2 自×1
互選名 みな管理人ガラケー太自村田一広
選評名
気取った感もある上句に沿わせすぎず置かれた「たい焼き」という素朴なちょうど良い歌材の選び方が好き。
管理人
★0
砂に枝木でラブって書いた
出詠名
箔紙
18席 / 2点 特×1 並×0 次×3 自×0
互選名 ちゃむあき三次則秋ガラケー太
選評名
書いた場所は波打ち際じゃないかと思います。少し肌寒いけど、海の風を受けて書きたくなった可愛らしい情景ですね。
ガラケー太
★0
あなたも雪と共に消えて
出詠名
五十嵐えみ
19席 / 2点 特×0 並×0 次×3 自×1
互選名 村田一広三次則秋すみ自五十嵐えみ
選評名
冬の終わりとともに春の始まりを知るあたたかい句ですが、
同時に別離を歌う春特有の切ない句ですね。
404notF0816
★0
古いお皿を失くしたかった
出詠名
迂回
19席 / 2点 特×0 並×0 次×3 自×1
互選名 村田一広悠すみ自迂回
選評名
ナイトに踊れ6枚の羽
出詠名
悠
20席 / 2点 特×0 並×0 次×1 自×1
互選名 村田一広自悠
選評名
窓を開けばなびく黒髪
出詠名
朝月
21席 / 1点 特×0 並×1 次×8 自×0
互選名 のぅてんきやんや村田一広きいあき橋師三次則秋管理人ガラケー太
選評名
ダイバーたちの黒き饗宴
出詠名
えさい
22席 / 1点 特×0 並×1 次×2 自×0
互選名 村田一広さとこ雪
選評名
そういえばダイバースーツって真っ黒だよね。ダイバーたちがサザエなんか焼いて食べているのかもしれないし、或いはただ集まっているだけかもしれないけど、こう書かれると言葉の魔力でにわかに面白くなりますね♪
村田一広
★0
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